5回
2024/07 訪問
珀也願います
実に2年ぶりの訪店。
片岡晋也大将が年齢を重ね、それと同時に料理も洗練されたものへと、更にブラッシュアップされていた。
2年前に食べた時と比べ、良くも悪くも若さが抜けた印象。
一つ一つの食材の使い方、活かし方、理解の仕方。
調理における所作や手際の良さ、スピード感。
一皿一皿の中の足し算や掛け算、そしてストーリー。
どこをとっても見事であり、非の打ちどころがなかった。
食べた後に脳裏にそのストーリーが浮かび、一気に押し寄せてくるインパクト、そして映画のエンドロールのような余韻。
その余韻の中で味わう日本酒がとても素晴らしかった。
ここにおいては、味わった人間にしか感じることのできない世界線なのかもしれない。
同時に、自分の食に関するレベルも上げていかないと、大将に対して失礼なんじゃないかと思わされた。
でも、食べいてとても楽しく、興奮した。
こんな食事は久々であった。
是非また足を運びたいお店である。
ご馳走様でした。
2024/07/20 更新
2022/08 訪問
若き片岡大将が織りなす日本料理に酔い痴れた夜♪
【店名「珀也」は「白夜」からきており、ご来店頂いたお客様に明るい気持ちになって頂きたいという想いが込められております。】
《「文化」を継承し「進化」し続ける、新時代の日本料理。》
・当店のコンセプトは「文化」と「進化」。古くから続く、素晴らしい日本文化そのままを継承するのではなく、その「心意気」を継承し、進化していく考えです。
コース全体を一つの料理と捉え、全体の"バランス"と一皿一皿の"目的"を大切に、味だけでなく「お客様にどのように感じていただけるか」という点にこだわり、そのストーリーを表現しております。
〜頂いたメシ〜
【おまかせディナーコース ¥19,800】
◆ 毛蟹のジュレがけ
◆ 鱧の葛打ち
◆ 長崎県産真幡と北海道産雲丹のお刺身
◆ 新銀杏
◆ 松茸のフライ
◆ 太刀魚の蒸し焼き
◆ 真鴨と冬瓜の炊き合わせ
◆ 地焼き関西風鰻丼
◆ ごまだれのお蕎麦
◆ 鮎の土鍋ご飯(お椀とお新香)
◆ シャインマスカット大福
〜総評〜
飯田橋駅から徒歩4分の場所にあります #日本料理珀也 へ行って参りました!
今回もお店のこだわりの通り五感の全てでお料理を堪能させて頂きました。
一品目の蓮の葉に包まれた毛蟹のジュレがけから、美しい料理が続きます。
大ぶりの鱧のお椀に日本の心を感じ、大事に噛み締めました。
真幡のお刺身に添えられた真幡の肝を初めて食べましたが、これがたまりませんでした!
丼のご飯にかけて食べたくなるほど味のインパクトがありましたが、少量しか取れないとのことで大事に頂きました。
添えられたわさびもいつも美味しく、残さず頂きました!
新銀杏もベストなお酒の肴です。
ムシャッとした食感と突き抜けていく香りがたまりません。
少し早めの松茸のフライはとってもジューシーでした!
噛み締めた時に口の中に広がる香りが忘れられません。
まるで、一夏の恋のようです。
太刀魚の蒸し焼きは脂がしっかり乗っていて、一口の中に幸せがたくさん詰まってました!
続いて珀也では初めて食べた真鴨に続きます。
見た目の通りプリップリで、和食の合間に食べたことがなかったので、出てくるタイミングといいとてもいいアクセントになりました。
続く鰻丼はとにかく3150でした!
珀也と言えば鰻の使い方が上手で有名ですが、シンプルながらお米とマッチした鰻丼に心躍りました。
欲を言えば3杯ぐらい食べたい勢いです。
タレと山椒の使い方も、焼き加減もお見事です!
ゴマだれのお蕎麦はゴマだれの重みも相まって、蕎麦にしっかり乗っかっており、かつ蕎麦のコシも強めなので一気に食べてしまいました。
柚子を入れたら合うんじゃないかな?と、個人的には感じました。
鮎の土鍋ご飯が〆で登場です!
この日は土鍋が2発で、鮎の旨味と新鮮さがしっかり染み込んだ土鍋ご飯を頂きました。
もちろんおかわりをさせて頂き、日本の心を感じさせて頂きました。
デザートは珀也名物の大福で、この日はシャインマスカットでした。
薄皮ながらしっかりと味の乗った大福に毎度唸らされます。
片岡大将、この日も3150なお食事をありがとうございました!
片岡大将の織りなす、細部までこだわったお料理に酔い痴れました。
2022/08/22 更新
2022/04 訪問
若き大将の日本料理を神楽坂で愉しむ夜♪
【神楽坂の隠れ家で、進化する『"新"日本料理』を体感。】
:当店は"文化"と"進化"をテーマに掲げ、コースを一つの料理と捉え、日本の豊かさを分解と再構築で表現します。
古くから続く日本の文化はとても素晴らしいものです。
ですが、そのままを継承するのではなく、私たちはその心意気を継承し、進化していく考えです。
店名「珀也」は「白夜」からきており、ご来店頂いたお客様に明るい気持ちになって頂きたいという想いが込められております。
是非とも、ごゆっくりお寛ぎくださいませ。
《「文化」を継承し「進化」し続ける、新時代の日本料理。》
・当店のコンセプトは「文化」と「進化」。古くから続く、素晴らしい日本文化そのままを継承するのではなく、その「心意気」を継承し、進化していく考えです。コース全体を一つの料理と捉え、全体の"バランス"と一皿一皿の"目的"を大切に、味だけでなく「お客様にどのように感じていただけるか」という点にこだわり、そのストーリーを表現しております。
〜頂いたメシ〜
【おまかせディナーコース 19,800円】
◆ 先付
・白えび
・うるい
・こごみ
・朧昆布
◆ 湯鯛
◆ 鰆の棒鮨
◆ 三種のお造り
・淡路島産墨烏賊
・長崎県産真羽太
・沖縄県産鮪
◆ ホタルイカ
◆ コノコの茶碗蒸し
◆ そら豆
・からすみ塩
◆ 鰻の白焼き
◆ A5山形牛とセリと筍の鍋
◆ 駿河湾桜海老の土鍋ご飯
◆ 手打ち蕎麦
◆ 生八つ橋
・あまおう〜
〜総評〜
2ヶ月ぶりに3度目の神楽坂にありまふ珀也さんへ行って参りました!
神楽坂と言っても駅は飯田橋駅の方が近いです。
前回伺わせて頂いた時と比較してもコース内容が一新されており、違った食材を用いて造られたお料理の数々に心躍りました。
一品一品、素材の長所を最大限に引き出された逸品です。
余計な味付けはしないストレートで新鮮な味。
片岡大将のオープンキッチンで造られる姿に酔い痴れました。
フランクに会話を交えてくださったり、質問にわかりやすく答えてくださる姿にも温かさを感じます。
毎度違ったチャレンジをされており、
どんどん進化されていく料理のラインナップが楽しみで堪りません!
噛み締めて唸るほど美味しいお料理をいつもありがとうございます!
珀也3150!
2022/05/03 更新
2022/01 訪問
神楽坂で臨場感のある新日本料理を体感できるお店♪
【店名「珀也」は「白夜」からきており、ご来店頂いたお客様に明るい気持ちになって頂きたいという想いが込められております。】
:コンセプトは「文化」と「進化」
古くから続く、素晴らしい日本文化そのままを継承するのではなく、その「心意気」を継承し、進化していく考えです。
コース全体を一つの料理と捉え、全体のバランスと一皿一皿の目的を大切に、味だけでなく「お客様にどのように感じていただけるか」という点にこだわり、そのストーリーを表現しております。
〜頂いたメシ〜
【おまかせコース ¥19,800】
◆ 岩手県産真牡蠣のマリネ
◆ 蟹真薯のお椀
◆ 海老たく巻き
◆ 寒鰤の刺身
◆ スミイカの刺身
◆ 蕪蒸しとカラスミ
◆ 鰻のフライ
◆ 鰤しゃぶ
◆ 金目鯛
◆ 蟹とトリュフの茶碗蒸し
◆ A5山形牛外腿の土鍋ご飯
◆ 自家製いちご大福
◆ 自家製プリン
〜総評〜
神楽坂にあります日本料理の珀也さんへ行って参りました
専門学校時代からの友人と独立されて約2年が経過するとのことです。
余計な味付けをせずに素材の良い部分だけを抽出したストレートなお料理に感動しました
一品一品拘り抜いており、サッと作っていながらとても美味しかったです✨
カウンターから調理場までの距離が他のお店と比べて近いのも特徴です
まさに臨場感のある新日本料理を体感することが出来ました
炊いた蕪は3時間も炊いて戻してを繰り返した至高の一品でした
カラスミはムニュッとしていて切れちゃいます
固いカラスミや削ったカラスミは食べたことがありますが、この形状は初めてでした✨
鰻のフライも初めてでした
穴子はよくありますよね
片岡大将が何でもまずほやってみることが大事だと仰ってました
山椒との相性がやはり3150でした
前半の寒鰤が再び登場です!!
後半は鰤しゃぶになりましたが、脂が絶妙に美味しかったです
千葉県産の金目鯛で和を感じます
蟹とトリュフの茶碗蒸しはトリュフの香りを愉しみながら食べる茶碗蒸しは染み渡ります
メインのA5山形牛外腿の土鍋ご飯です
肉の旨味がストレートに飛び込んできます
こちらはお土産まで用意してくださり3150でした✨
自家製の苺大福はとちあいかという品種を使用しており形が綺麗でした
自家製プリンは最後に重たくならないようにと、キャラメル不使用でした
見ての通りずっと美味しい料理のオンパレード、ありがとうございました
寒鰤がめちゃめちゃ美味しかったです
3150な新年会をありがとうございました✨
2022/01/27 更新
コースが進むに連れてクレッシェンドのように、次第に強くなっていく味わいに毎度興奮して唸ってしまう珀也!
コースが進むに連れて興奮する。
こんな日本料理のコースが体験できるお店も珍しい。
胃がかっぴろげられるような先付けからスタートし、更にかっぴろげられるお椀へと続く。
鱧のサイズが大ぶりで、最初ご飯の固まりかと思ってました。笑
鱧+松茸という贅沢かつ上品、そしてインパクトのあるお椀。
大事に大事に味わわせていただきました。
毎度、片岡大将のお造りには唸らされます。
恐らく包丁の入れ方やカットの仕方なんだろうけど、少量ながら吠えたくなるレベルでガツンとくる。
すごい!
薬味との相性も抜群で醤油+塩がこんだけ旨いのかと驚愕。
歯切れの良さ、跳ね返すような生命力を感じる弾力もこれまた好み。
そして、三切れというバランスもグッド。
お次は再度松茸の登場。
松茸を春巻きに、そこへアクセントで唐墨を放り込むというこれまた匠の所業。
唐墨がメインではなく、あくまで余韻の段階で感じることができる。
この組み合わせによって産まれる、咀嚼した時の贅沢さがたまりませんでした。
そして、珀也と言えば鰻。
この一切れの鰻に幾千ものストーリーを感じる。
食感、インパクト、味、風味、感動。
どれを取ってもやっぱりパーフェクト。
銀杏が添えられていますが、一緒に食べるのではなくあくまで別で。
この銀杏の使い方もありがたい。
そして、初めて食べました熊肉のすき焼き。
『嗚呼!』って感じの味わいで、噛む回数が多かったので旨みを存分にいただきました、ありがとうございます。
珀也の手打ちそばはもうトゥルトゥルです。
余計な成分が全くなく、シュッとしていて麺のいいところだけが口の中に飛び込んでくるイメージ。
旨い!お見事!
そして、このタイミングの鰯の酢の物は、続く土鍋ご飯へのトスのような役割なのかな、贅沢。
〆の土鍋ご飯は松茸でした。
しっかり味の染み込んだご飯が〆に相応しかったです。
油っこいわけでなく、スマートに松茸の旨みがコーティングされているようなご飯が素晴らしかったです。
いくらや玉子との相性も良かった。
今回も総じて大満足なコース内容でした!
日本酒との相性もとてもよく、吠えまくりでとても楽しかったです。
ご馳走様でした。
〜〜〜〜〜〜〜頂いたメシ〜〜〜〜〜〜〜
【おまかせコース¥19,800】
◆ 毛蟹、鴨茄子、ほうれん草の先付け
◆ 鯖棒鮨
◆ 鱧、松茸のお吸い物
◆ 雲丹とアオリイカのお造り
◆ 松茸、唐墨の春巻き
◆ 鰻と新銀杏
◆ 熊肉のすき焼き
◆ 手打ちそば
◆ 鰯の酢の物
◆ 松茸の土鍋ご飯
◆ ジェラート