5回
2025/09 訪問
鮨処一石三鳥願います
カウンター席と職人さんの近さが居心地の良さをブーストさせる劇場直下型お鮨屋さん、鮨処一石三鳥!
目の前で職人さんの仕事を愉しむことができるのが最大の特徴だと思っております。
コースの進んでいく中で、常に次の一手を並行して準備している姿が勇ましくて好き。
たまに耳馴染みのない深海魚などが登場するのでおったまげますが、ベースはオーソドックスなネタが中心です。
中トロ→大トロ→漬けのマグロ3連単は度肝を抜かまれました!
うぉーっと唸りながらいただきましたね。
職人の技術と魚の新鮮さをモロに感じることができ、口溶けや香りなど、思わず語りたくなってしまうわかりやすさも魅力的。
時間帯によってはインバウンドのお客様が多くいらっしゃり、職人さんと楽しそうにお話をされていたり、お店の前で写真を撮られていたり、とても和やかな雰囲気が漂ってました。
もっともっとたくさんの方に訪れて欲しいなと思っております。
ご馳走様でした。
2025/10/08 更新
2025/08 訪問
鮨処一石三鳥願います
カウンターと職人さんの距離が近いからこそ感じることのできる、独特のライブ感と適度な賑わいが心地の良いお鮨屋さん、鮨処一石三鳥!
前菜から握りのラッシュへ突入し、煮付けと弾ける金柑まぐろを合間でいただくようなコース構成。
スタイリッシュに無駄な動作なく握っている姿がとてもカッコよかった。
握りのクオリティーはどれも平均的に高く、かっぱ巻きは作っている過程からアート作品の様で思わず見入ってしまいました。
職人さんとの会話を楽しみながら過ごすことで、より美味しくいただけるのも魅力的。
そして、たまたますべてのお客様が見えるお席へ案内いただきました。
海外の方の来店が70〜80%程度かな?
ご友人同士での会話や職人さんへ話しかけるなど、各々の楽しみ方で過ごされていたのが印象的でした。
そして、英語対応できるスタッフさんもいらっしゃり、そのおもてなしに海外からのお客様が非常に喜ばれていた姿が印象に残っています。
帰りにはお店の前で写真を撮って欲しいと頼まれ、看板と一緒に撮らせていただきました。
反対に僕らが海外へ行った時、こんな風におもてなしを受けたら嬉しいだろうなと、そんな要素がたくさん詰まっているお鮨屋さんです。
海外のお客様がたくさん来られている理由がよくわかりました。
みんなが笑顔になれるお鮨屋さん、一石三鳥。
是非またお伺いしたいと思っております。
ご馳走様でした。
【秋の味覚一石三鳥コース/¥16,800】
※摘み→◆/握り→◇
◆ 枝豆の擦り流し
◆ 前菜盛り合わせ
・焼きなすのお浸し
・とうもろこし豆腐
・アメーラトマト/蜜煮
・そうめんかぼちゃ/土佐酢和え
・シャイマスカットとマスカルポーネチーズの白和え
◇ ケンサキイカ
◇ 金目鯛幽暗漬け
◇ ヒラメの昆布締め
◇ 煮帆立
◇ 鰯
◆ メヌケの煮付け
◇ 真魚鰹
◇ いくら/半生と普通のミックス
◇ 小肌
◇ 赤身漬け
◆ まぐろユッケ/金柑
◇ 中トロ
◇ 穴子
◆ しじみの味噌汁
◇ かっぱ巻き
◇ 玉
2025/09/13 更新
2025/07 訪問
鮨処一石三鳥願います
一貫一貫、異なるストーリーを感じさせてくれる、雰囲気よき本格的江戸前鮨屋さん!
すぐ目の前で握ってくださるので、お鮨のすべでを愉しむことができるライブ感も魅力的。
握りの優しい味わい、口の中で何層にも拡がっていく香り。
食べながら語らずにはいられなくなってしまう、そんな瞬間の連続でした。
珍しい魚を使っているので、人生で初めて食べるレア珍魚も多数。
それぞれの魚が最も引き立つよう計算して準備されていて、かつ丁寧な握り方でその期待値を向上させる。
店内の雰囲気も変に豪華ではないので、肩肘張らずにカジュアルな気持ちで過ごすことができました。
写真を見返すとお鮨のビジュアルがなんだかとてもキュート。
品数も多くお摘みのバリエーションも凄まじいので、相当コスパの良いコースだと感じました。
日本酒もこの空間でいただくからこそ味わいがグッド。
ご馳走様でした。
【夏の味覚一石三鳥コース/¥16,800】
※握り→◇/摘み→◆
◆ 新玉ねぎの擦り流し
◆ 酒肴5点盛
・シャインマスカットの白味噌和えとマスカルポーネ
・とうもろこし豆腐
・京都の宮津の絹モズク/三杯酢
・茄子の揚げ浸し
・アメーラトマト
◇ 金目鯛
◇ 石垣貝
◇ ビワマス
◇ 白エビ
◆ アブラボツズの煮付け
◇ しんこ
※小肌の稚魚
◇ 煮帆立
※帆立の煮汁
◇ ケンサキイカ
◇ 鰯
・ペーストのねぎ
◆ 金柑
・マグロのユッケ
◇ 中トロ
◇ 大トロ
◇ サゴシ
※さわらの稚魚
◇ 河童巻き
2025/08/02 更新
2024/04 訪問
3月20日にOPENされた鮨処一石三鳥、この短期間で2回行って参りました!
というのも、山幸の鮪を始めとする新鮮なネタを使用したコースが¥8,800でいただけるという驚きの価格設定だからです。
ただクオリティを下げて安売りしているのではなく、仕入れのルートを精査し価格帯を抑えているとのこと。
コースの内容は高級カウンター鮨に引けを取らないから驚きです。
摘みと握りの完成度がこの価格帯では信じられない。
いや、まじで。
そして、大将を始めとする皆様の愛らしさと力強さが食に表れていて、一気に虜になりました。
鮨バブルに立ち向かうというわかりやすいコンセプトと共に、お客さんに楽しんでもらいたいという心意気が大好きです。
また行きます!(予約が取れたら)
ご馳走様でした。
2024/04/14 更新
板場に立つ職人さんの一挙手一投足が、まるで舞台上のパフォーマンス。
握る動作一つで空気が変わり、包丁の音が響くたび、物語が一段階進んでいく。
一貫一貫にストーリーがあり、握りが運ばれるたびに心が動く。
目の前で仕上げられる鮨は、味わう前からすでに作品で、シャリの温度、ネタの艶、湯気の揺れさえも演出の一部のよう。
珍しい深海魚やレアな魚も登場し、人生で初めて食べる味覚の連続。
見慣れない魚なのに、食べてみると驚くほど自然で、まるでこの瞬間のために生まれたかのように、シャリの上に収まっている。
それぞれの魚が最も引き立つように仕立てられていて、その計算と手仕事の丁寧さに、ただただ惚れ惚れ。
カウンターと客席の距離が絶妙で、職人さんの息づかいやリズムがリアルに伝わる。
無駄のない動作、流れるような手さばき。
握られるたびに空気が少し張りつめ、置かれた瞬間にふっと解ける。
この緊張と緩和が心地よくて、つい時間を忘れてしまう。
気取った高級感ではなく、あくまで自然体。
空間には温度があり、笑い声があり、会話がほどよく混じるちょうどいい賑わい。
職人さんとのやり取りもまた味の一部で、ついこちらも肩の力を抜いて、素のまま楽しめる。
この日は海外からのお客様も多く、英語でオーダーを交わしながら笑顔で食べている姿が印象的でした。
職人さんのホスピタリティと、英語対応スタッフの存在がこの空間を世界共通の鮨劇場にしている。
帰り際、店の前で写真を撮っている外国人旅行者の姿を見て、
「もし自分が海外でこんな体験をしたら、きっと忘れられないだろうな」と思った。
そんな心を動かす時間が、ここには確かにある。
コース構成も緩急が見事で、前菜からお摘み、そして怒涛の握りラッシュ。
煮付けや金柑まぐろなど、アクセントの一皿がしっかり効いていて、全体を通して飽きが一切ない。
お摘みの種類も多く、日本酒との相性も抜群。
この空間で飲むからこそ、酒の香りも深くなる。
写真を見返すと、どの鮨も表情豊かで、ひとつひとつがなんだかキュートで芸術的。
味だけじゃなく、見た目からも伝わる丁寧な仕事ぶり。
コスパの面でも非常に優秀で、内容を考えると「これでこの価格!?」と思わず声が出ました。
食べるというより、体験する鮨屋。
劇場直下型のライブ感と、職人の矜持。
そして、人の温度がしっかり残る空気。
それが鮨処一石三鳥という場所の魅力だと思う。
ここには、言葉では語り尽くせない余韻がある。
また一貫目から、物語の続きを味わいに行きたい。
ご馳走様でした。