5回
2025/05 訪問
代官山鉄板ゆうり願います
足を運ぶ度に料理のクオリティが〝真化〟されていく代官山鉄板ゆうり!
準備と発想が飛び抜けている料理人、蓮子雄理氏。
今回もスタートから度肝を抜かれ、抜かれたまま終わりました。笑
一品目…
いや、逸品目のガランティーヌに合わせるビーツの柴漬け、赤キャベツのマリネのインパクトのある味わいが、ガランティーヌに非常にマッチしていてはしゃぎました。
胃がかっぴらくような、幕開けに相応しいスタートダッシュ。
続く自家製の生ハムに登場したとうもろこしのムースに驚愕。
これはムースというよりも、これがもう一つの料理ですね。
ふわっとしているのにイメージよりも遥かに濃厚で、かつとうもろこしの甘さが活きてて凄まじかった。
どうやって作るんだろう、これ。笑
三品目は和牛のシャンパン煮込み。
酸を立てることでスーパーホロホロに仕上がっておられました。
添えられているハーブがあるかないかで、大きく変わるんだろうなと察します。
味が濃いわけではないのに、ここまでガツンとブーストさせるのはさすが!
そして、名物と化してる大人のチーズバーガー。
ゴルゴンゾーラ感MAXで、喰らい付いて唸る時間ですよ!
鉄板ゆうりの独創的なメニューの中でも、こいつは存在感がズバ抜けているような気がします。
赤ワインとの相性がソーマッチ!
メインのお肉ちゃんは、付け合わせのバリエーションの豊富さにいつも愉しませていただいております。
醤油をはじめとする液体状のものは絡みやすいようにとろみを持たせているとのこと。
ごぼうを使ったバーニャカウダーソースがヘルシーながら、何度付けても旨かったです。
あと、鹿児島の醤油も飲めるぐらい好き。笑
地元の食材を活かすマインドがやっぱりリスペクト。
素晴らしき焼き加減、ありがとうございます。
〆のどら焼きで今回もフィニッシュ!
雄理さんの作り出す空気感と余裕、そして情熱が人を惹きつけるんだろうなと、今回も思わされました。
ご馳走様でした。
※本当の〆はリモンチェッロだったかもしれません。笑
〜〜〜〜〜〜〜頂いたメシ〜〜〜〜〜〜〜
【蓮子牛コース/HATSUSHI GYU 日本一に輝く鹿児島黒毛和牛/¥14,000】
◆ガランティーヌ/和牛のレバー
・赤キャベツのマリネ
・ビーツの柴漬け
◆自家製和牛の生ハム/プラザオラ
・とうもろこしの甘いムース
・バルサミコ
◆和牛のシャンパン煮込み
※酸を立たせてる
・ハーブ
◆大人のチーズバーガー
※炭を練り込んでる
・ゴルゴンゾーラ
◆クリ身のお肉
※臭みが全くない/モーツァルト聴かせてるから
赤身の旨さ、強さが強烈
・緑のソースは菜の花とカシューナッツ
・ごぼうを使ったバーニャカウダー
・鹿児島の甘口醤油
・塩はイギリスマルドン海峡
◆ガーリックライス
※ミンチマシーンで余りの肉をカリカリになるまで炒めてふりかけにしてる
・柴漬けのソースをかけてさっぱり
◆大人のどらやき
・白あんとアメリカンチェリー
・赤ワインのコンポート
2025/06/04 更新
2025/03 訪問
代官山鉄板ゆうり願います
店名に鉄板と付いているだけで鉄板焼き屋さんではない(?)、代官山鉄板ゆうり!
確かに鉄板はあるんですけど、席によっては遠くてサイズも小さいのが面白い。笑
店主の雄理さんによるお肉 × 創作料理を愉しむことができるお店です。
お肉は雄理さんのお父様の飼育されている蓮子牛を使用。
蓮子牛を世に出すために頑張っている姿はとてもかっこいい。
毎度、たくさんお話しを聴かせてくださり、その軸のブレないマインドが素敵なお方。
代官山という立地ながら、肩肘張らずに過ごすことができる空気感を作り出すことができるのも彼のお人柄あってこそ。
さて、今回も素晴らしきコース料理でした!
なんというか、これぞコースといったコース。
雄理オンパレード願います。
和牛の生ハムとストラッチャテッラのチーズは、優しさの中に力強さのある逸品。
コースの幕開けに相応しく、胃がよろこんじゃいましたね。
次は和牛のミートソースを目玉焼きで包んだ究極のモーニング。(勝手に言ってます、モーニングで食べたい。笑)
メインを飾れるホワイトアスパラガスの瑞々しい食感をサブに持ってく粋な計らい。
彩り天佑卵との相性も素晴らしく、うぉーって言いながらいただきました。
お次は鉄板焼き屋っぽい鮑の登場です。
菜の花とにんにくのバターソースが非常に素晴らしく、ふきのとうのフリットも添えられていることから、一皿の中で愉しんで廻った思い出があります。
続くは鉄板ゆうりの名物、大人のチーズバーガー。
ビジュアルも珍しく、個人的にはゴルゴンゾーラチーズに負けないパティの肉肉しさが大好き。
とにかくガツンとインパクトが何層にも飛び込んでくる、噛めば噛むほど旨味が溢れ出る。
ウーマイゴッド!
さて、ここでメインのスーパーお肉プレートの登場だ。
毎度、このお皿に感銘を受けてひと盛り上がりしてしまいます。
(湯島の食器屋さんで買われてるとのこと。)
もうね、蓮子牛の赤身の旨さと柔らかさを感じるコーナーなのよ。
そのまま食べたって旨い。
何より、雄理さんの地元の鹿児島の甘口醤油が添えられているのがグッとくる。
ビーツの柴漬けと西洋わさびが個人的には好みでした!
足して10になるためにお互いが共存している感じがかっこいい。
〆のカレー風ビーフシチューはもう旨いとだけ言って喰わせてくださいな。
繊細でスラーっとしていて素晴らしかったです。
どら焼きアイスちゃんも雄理さんならではの逸品。
今回もスーパー雄理タイムでした。
最近、リモンチェッロが置いてあるそう、超飲みやすくてこちらも最強でした!
総じて、大満足。
ご馳走様でした。
〜〜〜〜〜〜〜頂いたメシ〜〜〜〜〜〜〜
【蓮子牛コース〜HATSUSHI GYU 日本一に輝く鹿児島黒毛和牛〜/¥14,000】
◆ �自家製の和牛の生ハム
・イタリアのブレザオラをイメージ
・赤ワインに漬け込んでスライス
・チーズはストラッチャテッラ
◆ 究極のモーニング
・国産ホワイトアスパラのソテー
・和牛のミートソース
・島根県彩り天佑卵
◆ 鮑
・ふきのとうのフリット
・菜の花とにんにくのバターソース
◆ 大人のチーズバーガー
・炭を練り込んだパン
・和牛100%のパティ
・ゴルゴンゾーラチーズ
◆ メインのお肉プレート
・もも肉
・全国の品評会で日本一2連続
・モーツァルトが流して育てた健康な牛
※音域が高いから自然界の音楽と近しい(科学的に)
◆ 抹茶と西洋わさび
・ビーツの柴漬け
・鹿児島の甘口醤油
・イギリスのマルドン塩
◆ すねのお肉の赤ワイン煮込み
・ビーフシチューとカレーの中間
◆ どら焼きアイス
・自家製の白あんとイチゴ
・赤ワインでコンポートにして甘くしあげてる
2025/03/20 更新
2024/11 訪問
代官山鉄板ゆうり願います
前回とても満足させていただいたので、すぐに再訪いたしました!
前回、鉄板と店名についていながらあまり鉄板を使わなかったのですが、今回はバチバチに鉄板を使われてました!笑
しれっとお料理を仕上げてくださいますが、一品一品の完成度がとても高く、唸るを通り越して吠えてしまいました。笑
食材の仕入れや特徴にこだわり、そんな食材たちを蓮子店主の技術によって究極の一皿が完成されます。
それはまるで、魂が吹き込まれたかのような逸品。
今回も大満足でした!
どうやら最近連日満席の日々のようなので、また来年伺えればと思っております。
ご馳走様でした。
【蓮子牛コース/¥14,000】
食器はMスタイル@湯島
◆ 肉寿司見立て
・ポテトサラダ/甘海老のタルタル/花穂紫蘇
・バルサミコ添え
◆ 根セロリのサラダ
※根セロリは酸化しやすい。
・和牛の生ハム
◆ 茶美豚(チャーミートン)
※お茶を食べさせた豚。カテキンを与えて元気にさせる。上質な脂。
鹿児島のブランド豚
味噌を塗って仕上げている。
・ズッキーニのピクルス
◆ 信州サーモン(長野県の研究所が10年かけて開発)
ニジマスとブラウントラウトを掛け合わせた。
・ミキュイ
・スープドポワソン/魚介のポワソン/濃厚な味わい
◆ 大人のチーズバーガー
※炭を練り込んだバンズ/見た目は黒毛和牛をイメージ
・和牛100%のお肉とゴルゴンゾーラ
◆ 赤身のモモ肉とサーロインの食べ比べ
・すき焼き風のイメージ
彩り天佑卵とすき焼きの甘いタレ
・春菊のソース
・ピンクは柴漬けのソース
・イギリスマルドン海峡の塩
◆ 鰻牛丼
・お父さん牛、お母さん鰻のセッション
◆ どら焼きアイス
・アイスはマロン
2024/11/26 更新
2024/09 訪問
代官山鉄板ゆうり願います
最も鉄板が遠くて、最も鉄板を使わなくて、そして、最も話をしてくださる鉄板焼き屋さん、代官山鉄板ゆうり!
(座る席によるのと僕が勝手に言ってます。笑)
鉄板をあまり使わずに、創作料理がコースの中に多く取り入れられているのも面白い。
鉄板はフライパンの代わりに使用している感覚だと仰っていたのが印象的でした。
代官山鉄板ゆうりでは鹿児島黒牛を味わうことができます。
鹿児島黒牛は一言で言えば最高級の和牛。
鹿児島黒牛の説明は下記に記しておきます。
店主の雄理さんからこの鹿児島黒牛の流通を増やすことを目標にお店を運営されているという、熱いお話を聴かせていただきました。
食べればわかるこの上質さ、旨さ、お肉の甘さ。
ステーキはお肉をそのまま食べても美味しかったのですが、西洋わさびのソースやマルドン塩、鹿児島の甘口醤油との相性も見事でした。
うな牛丼はAKAYANEという山椒を使用したジンとの相性が抜群です!
初めて飲みました、素晴らしい。
一品料理たちもそれぞれ味が濃いわけではなく優しく、それでいてインパクトがあるので食べていてハッピーでした。
大人のチーズバーガー、炭が練り込んであり旨かったな。
ただ旨いとだけ言って食べていたい一品。
雄理さんとお話ししていたらあっという間に2時間半が経過していました!笑
人のお家にホームパーティで訪れたかのような居心地の良さもグッド。
ご馳走様でした。
〜鹿児島黒牛〜
日本一大きな品評会(5年に1度の和牛オリンピック)で2連覇を果たす鹿児島黒牛。その中でもこだわりを持って作られる蓮子牛“ハツシギュウ”。餌に乳酸菌を与えることで健康状態をしっかりと管理し、牛舎では常にモーツァルトが流れストレスに弱い牛の最大限のフォローをおこなっております。そんな蓮子牛の味わいはまさに唯一無二。
【蓮子牛コース/¥14,000】
◆ 自家製和牛 生ハムとメロン
◆ 和牛のユッケとポテトサラダ
◆ 和牛と赤ワインを贅沢に使ったボロネーゼソースと彩り天佑卵の温泉卵
◆ オマールエビの鉄板焼き
◆ 大人のチーズバーガー
◆ ステーキ
◆ うな牛丼
◆ バナナとブルーベリーアイスのどら焼き
2024/10/07 更新
何度食べてもただひたすらに旨い、雄理さんが作る最高の晩餐!
語彙力失って申し訳ありませんが、本当にただひたすらに『旨い』の連続なんです。
その『旨い』の一言を表現するために、仕入れや仕込みはもちろんのこと、調理過程の随所に雄理さんのテクニックやこだわりがちらばめられております。
ここでこうすることでこうなって、だから『旨い』んだと毎回感心させられます。
お料理のセンスやクオリティはもちろんのこと、食器やお店の空気感に至るまで、いつ訪れても特別な夜へと変貌いたします。
This is 雄理 show time magic hour!
コースの内容はいつも異なっており、この日は和テイストを感じるものからインパクトのあるもの、そして焼きそばまで…。
感無量でございました。
お料理本体のみならず、薬味やちょっとしたアクセントに使用しているアイテムまで、やはり雄理さんの作る一皿だなと、そんなことを考えながら過ごさせていただきました。
そして、白ワインと赤ワインの両刀使いのワイン、Adulationがこの日も炸裂しておりました!
非常に優秀な味わいのワインで、雄理さんのメシを喰うと欲してしまいます。
本当に素晴らしいお店だと心から思っております。
ご馳走様でした。
いつもありがとうございます。