1回
2023/11 訪問
入谷鬼子母神門前のだや
2023/11/23
dce8ef 様
この度は、ご来店賜りまして、心より御礼申し上げます。
『兼光うなぎ』と『共水うなぎ』の食べ比べ重を、お召し上がり頂いたと拝察致します。
重ねて御礼申し上げます。
また、『各種一品料理』も詳細に解説頂きまして、誠にありがとうございます。
うなぎの調理工程は「割き」「串打ち」「素焼き」「蒸し」「本焼き」と、全工程に於いて完璧な仕事が必須です。
全ての工程が正しく行われないと、当店のクオリティを表現出来ないと自認していますので❝真剣勝負❞の世界です。
『兼光うなぎ』『和匠うなぎ』は「単年飼育の若いうなぎ」です。
ですから、一年の間、四季折々、月齢と共に味を変化させていきます。
『共水うなぎ』は❝疑似四季飼育❞と云われる二年間飼育で育てた「大人のうなぎ」です。
その特徴の一つと致しまして、一年中、安定した味を実現していると存じます。
味のお好みはお客様各々でございますが、様々な美味しさを知って頂けるようにと願っております。
ゆえに、❝ブランドうなぎ❞の❝食べ比べ❞等も、当店ではお客様にお奨めしております。
dce8ef 様に措かれましては 是非ともご贔屓賜りまして、末永くご愛顧頂ければ幸いです。
2023/11/22 更新
うなぎの酢〆が最高!
仕事が上手く行ったので、取引先と祝杯をあげに訪問。
折角だからとコースをお願いしたところ、
奥の個室に通して頂きました。
うなぎ包丁の並ぶ調理場付きの部屋で待ってると、
「こちらのお部屋はコースの方を優先にお通しさせて頂いております」
と聞き、へーって思っていたら、
お二人なので、3種類のうなぎから2種類選んで頂くと、
最後のお重に2種類の蒲焼を盛り付けられますよ。
と聞き、静岡産と愛知産を選びました。
後でよくよくメニューを見ると、静岡産が1番高いうなぎでした。
仕事も飯もついています。
お通しの五目煮がまず美味しい。
細かい具材の筑前煮にうなぎも入っています。
お酒のアテにもバッチリで美味しい。
続いて出てきた、うなぎの酢〆。
これは美味しいです!
次回来た時にも絶対頼みます。
また、梅のソースで書かれたうなぎも目を楽しませてくれます。
皆さんも、是非お試し下さい。
次は何かな〜と思っていたら、
板さんが桶に入ったうなぎを持って登場。
眼の前でうなぎを捌いてくれました。
コースで頼んで良かった!
奥の個室に入れて良かった!
初めて見ましたが、職人さんの技術は凄いですね。
骨をシューって削いで行く時の鮮やかな事。
オーダーメイドの銅製の指サックを嵌めて串打ちが始まりました。
出来上がったうなぎが、凄く綺麗。
「では、こちらを焼いてまいります」と、
うなぎと伴に板さん退出。
続いて蒲焼の天ぷら。
衣がサクッとしていて美味しい。
次が、う巻き。
「味がついておりますので、そのままお召し上がり頂き、
足りなければ卓上の山椒とうなぎのタレをかけてお召し上がり下さい」
なんと、醤油とばかり思っていたらうなぎのタレが醤油差しに入っていました。
まずはそのまま頂きました。
ホッとする味で美味しい。
うなぎのタレもかけてみたら、
グッとくる味わいに変化して、こちらも美味しい。
途中で「焼き場も見ますか?」と声を掛けて頂き、
一旦お店の外から、うなぎを焼く工程を見せて頂きました。
バス停の真ん前なので、皆さん食べたいだろうな。
毎日、このバス停を使う方には、堪らないだろうな。
と思いながら見学。
お酒を頂きながらの数分待つ事、
うな重、肝吸い、香の物が登場。
ちゃんとした関東焼きを食べるのは初めてだったのですが、
ふんわりして美味しい!
2種類のうなぎのの違いもよく分かる。
途中で山椒をかける事なく、
美味しく気持ちよく頂きました。
食後のデザートがフルーツ盛り合わせ。
キウイ、りんご、柿、
そしてグレープフルーツと思っていたら、
器にしている果皮が緑色。
聞いたところ、メローゴールドとの事。
口がさっぱりして美味しい。
そして、忘れてはいけないのが香の物。
浅漬、大根などと一緒に奈良漬。
昔から、うなぎの食べ合わせには奈良漬なのです。
最近は奈良漬離れが多く、
うなぎ屋さんの跡継ぎが知らない場合もある昨今ですが、
王道を外さないのが嬉しいですね。
仕事のご褒美で伺いましたが、
期待を上回る味と演出で最高の一夜となりました。
ごちそうさまです。
また伺います。