酒と飯さんが投稿した正月屋吉兆 新宿伊勢丹(東京/新宿三丁目)の口コミ詳細

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正月屋吉兆 新宿伊勢丹新宿三丁目、新宿、新宿西口/日本料理、日本酒バー、海鮮

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥40,000~¥49,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.5
      • |酒・ドリンク 4.5
1回目

2025/10 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.5
    • | 酒・ドリンク4.5
    ¥40,000~¥49,999
    / 1人

流石は吉兆が繰り出す日本料理

新宿伊勢丹本館の中に佇む「正月屋 吉兆」。
この日は、懐石「祇園」(15,400円)を岩手県産松茸仕様に変更した
特別コース(+16,500円)、計31,900円の秋の贅沢を堪能した。
これは11/6までなので、是非行ってみて欲しい。
吉兆らしい静けさと所作の美が、食の流れを丁寧に形づくる。

冒頭から主役は岩手県産松茸の焼き。
小さな炭入りの焼き台が卓上に置かれ、自分の前で香りが立ち上る。
じっくりと温められた松茸を、酢橘とほんの少しの醤油でいただくと、
香ばしさと旨味が一気に開く。
余計な味付けを排し、松茸の食感と香りを際立たせる。
まさにこの日の白眉だった。

続く鱧と松茸の土瓶蒸しは、蓋を開けた瞬間に松茸の芳香が立ちのぼる。
澄み切った出汁に鱧の旨味が溶け込み、飲むほどに滋味が深まる。
香りと温度、そして器の佇まいまでもが一体となり、秋の気配を感じさせる。

お造り三種(鮪・鯛・カンパチ)は、いずれも新鮮そのもの。
綺麗な赤みの鮪、上品で締まりのある鯛、弾力と香りを持つカンパチ。
素材の良さが際立つ潔い盛り付けで、包丁の冴えが光る。

焼物の子持ち鮎は骨まで柔らかく食べられる。
卵のぷちぷちとした食感と山椒みぞれの香りが見事に調和し、
奥行きのある旨味を残す。

焚合せは蕪、モロッコインゲン、南京、赤パプリカ。
彩り豊かで、出汁を含ませた穏やかな味わい。
素材本来の甘みを引き立てている。

そして締めは、香り高い岩手県産松茸の釜炊き御飯。
炊き立ての湯気の中に広がる香りに包まれ、
ふっくらと立った米粒に松茸の旨味がしっかりと染みている。
赤出汁と香の物が控えめに寄り添い、完成された一膳。

水菓子は栗のパンナコッタ。
なめらかな口当たりに、ほんのり秋の香り。
和の食後としても、洋のデザートとしても秀逸なバランスだった。

日本酒は「東洋美人」の吉兆オリジナルを。
上品な香りと透明感があり、料理との相性が抜群。
その他にも八海山や、限定の酔鯨も美味かった。

接客は凛とした丁寧さの中に温かみがあり、
以前担当してくださった方との再会も心地よい。

一皿ごとに季節が宿り、香りが流れる。
静かな空間の中で、五感すべてが満たされる。
まさに“秋そのものを味わう”夜だった。

2025/10/22 更新

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