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ずっと気になっていた東麻布の名店「鮨 天本」へ。 入口から店内の空気感まで、いい意味で“張り詰めた静けさ”があり、 ここで食べる鮨は特別だと自然に気持ちが整う。 お任せは最初の一貫から圧巻。 握りの温度、シャリのほどけ方、ネタの厚みと香りの立ち方—— どれも“ピタッと決まっていて”、雑味が一切ない。 特に中トロはまるで溶けるというより 香りが広がりながら消えていくような感覚。 ウニと穴子は天本らしい安定の完成度で、口に入れた瞬間の香りがとにかく上品。 つまみも非常にレベルが高く、 昆布締め・軽い火入れの魚・貝の仕事、それぞれが主張しすぎず、 ネタの素材を一段階引き上げるような“控えめな美学”がしっかりある。 大将の所作は無駄がなく、淡々としているが柔らかさもあり、 料理と空気に集中できる絶妙の距離感。 スタッフのサービスもプロフェッショナルで、 混雑していても視線を送ればすぐ察して動いてくれる。 値段は確かに高い。しかし、高いことに理由がある店。 「一度体験すると他の店との差を強烈に感じるタイプ」の鮨。
2025/11訪問
1回
久しぶりに“鮨の概念が少し変わる”ような体験。 鮨なんば特有の 火入れ・温度・香りのコントロール が一貫目から別次元で、 口に入った瞬間にふわっと香りが立ち、ネタが一番おいしい瞬間を的確に当ててくる。 シャリは温度と酸のバランスが見事で、 ネタとの一体感が強く、食べたあとに余韻が長く続くタイプ。 赤身・白身・貝どれも印象深かったが、 特にマグロとイカは なんばの技術を最も感じる二貫 で、 噛むごとに旨味が増していく。 つまみも丁寧で、 軽い火入れや蒸しの仕事が繊細で、鮨に向かう流れが自然に整う。 全体を通して“味の濃さではなく、香りと質感で魅せる鮨”という印象。 サービスは程よい距離感で、 緊張しすぎないが、特別感のある時間をしっかり作ってくれる。 鮨の技術を真正面から楽しめる、東京でも屈指の一軒。 また必ず伺いたいと思える店でした。
2023/06訪問
1回
福岡の名店 天寿し 東京から行きましたが最高です。江戸の寿司とは違いシンプルではない寿司が九州の寿司との事