PW0610さんが投稿した鮨利﨑 青山(東京/乃木坂)の口コミ詳細

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鮨利﨑 青山乃木坂、外苑前、表参道/寿司、海鮮

1

  • 夜の点数:3.7

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/10 訪問

  • 夜の点数:3.7

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

15,000円で端正にまとまる青山の夜。若い大将のまっすぐな握り

平日20時30分の二巡目で入店。カウンターは八割ほどの入りで、静けさの中に適度な緊張感が漂う。白木の台に一貫ずつ置かれるたび、店内の空気がすっと澄むのが心地よい。室温はやや低めに感じられ、寒いという声に私も部分的に同意した。

おまかせコースは15,000円。つまみ数品から始まり、握りへ滑らかに移行する構成。写真のとおり、いかは舌に吸い付くように柔らかく、塩の当たりがきれい。こはだは締めの酸が穏やかで、シャリと海苔の香りが後半を引き締める。いくらは粒立ちがよく、海苔の香ばしさで輪郭が出る。赤貝は歯ざわりが鮮明で、旨みの余韻が長い。赤身から中とろへと続くまぐろの流れは温度管理がよく、鉄分の香りが立ちすぎない。小鉢の海藻と貝の一品は口直しとして効き、次の握りを受け止める。

シャリはややしっかりめの炊き上がりで小ぶりに結ばれ、握りのテンポがいいという評はそのとおり。酢の利かせ方は控えめで、ねたの個性を前に出す設計だと思う。若い大将の所作は丁寧で、置き方や間合いに迷いがなく、将来性を感じる。全体の完成度に対してこの価格は青山という立地でも十分に“良心的”。この点は多くの評価と歩調が合う。

日本酒は揃いがよく、合わせる楽しさがある一方で、選び方次第で会計が伸びるのは事実。最初に予算の枠を伝えると安心だろう。サービスは控えめで的確、説明も簡潔。過度に演出しない分、握りそのものに意識が集中する。

総じて、若い感性で組み立てた端正なおまかせ。落ち着いた空間で、丁寧に温度と食感をそろえた一貫を積み上げていく楽しさがある。値ごろ感と満足度のバランスが良く、友人にも勧めたい。次は昼の一万円コースで、握りの構成違いを確かめてみたい。

2025/11/23 更新

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