わらわーるどさんが投稿したやきとりshira(東京/梅ヶ丘)の口コミ詳細

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わらわーるど (20代後半・男性・東京都) Tabelog Reviewer Award受賞者Tabelog Reviewer Award受賞者 認証済

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やきとりshira梅ケ丘、豪徳寺、山下/焼き鳥、居酒屋、ワインバー

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.1
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2024/01 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.1
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

⭐︎さりげないお気遣い

養殖所から直送で届く鮮度の高い地鶏を提供する梅ヶ丘の焼き鳥屋。2016年創業。鶏肉は正肉も内臓系も滋賀県「淡海地鶏」と静岡県「天城軍鶏」を使用。淡海地鶏は脂乗りが良く旨味が濃厚、一方で天城軍鶏は歯応えが力強いのが特徴。店主は有名焼き鳥店で修行していたのかと思いきや、等々力のほうにある居酒屋で働いていた際に独学で技術を身につけたというから驚きだ。ミシェランビブグルマンに選出。

◆場所
梅ヶ丘駅から徒歩1分

◆営業時間
17:00~24:00(L.O.23:00)

◆定休日
日曜日
※Facebookを要確認

◆混雑状況
平日の夜に足を運びました。
トレタかんたんウェブで予約して来店。

◆Shiraは梅ヶ丘駅からほど近い建物の地下1階に所在。階段を下りてドアを開けると男性店員が迎え入れてくれた。「どちらに座っても良いですよ」と言っていただけたので、焼き台の前に座った。煙を取り込む設備がしっかりしているのでどんな服を着て行っても大丈夫だ。

まずは8品4500円のお任せ、その後に追加でオーダーする形式。

焦げ目を挟みで切って整形したり、トントンとトンカチで備長炭を叩きながら焼き上げていく姿は見ているだけで楽しい。火の入りが弱いところ、強いところを知り尽くしているのが見ているだけで伝わった。

一品目は『淡海地鶏の胸肉』。
大ぶりに焼き上げられた後、手際よく包丁で切られテーブルに運ばれる。鼻腔まで通るような芳ばしい香りと、鮮やかなピンクが引き立つレアなテイスト。食べてみるとパリッとした皮に舌に馴染むようにしっとりとした赤身が喉を幸せにする。岩塩で味が深まるのはもちろん、山葵があまりにも甘くて驚きを隠せなかった。

続いて『ねぎま』。一般的な“ねぎま”とは異なり、葱は鶏肉の間に挟まれていて、本来ネギがある位置にはししとうが挟まれている。ぷりっとした鶏肉の脂と葱の甘さが渾然一体となりえもいえぬ味わい。ししとうの野菜本来の甘さに潜むきりっとした辛さがアクセントになった。

レビューも絶賛ばかりの「やきとりShira」。このお店の凄みは焼き鳥を食べている間だけでなく焼いている間の方が大きいように感じる。つくねを焼き始めたなと思ったら接客の店員さんが『レバーのパテ』を自然な成り行きでテーブルに運ぶ。サクッと芳ばしい耳にふわりとしたクラム。そこに重厚感のあるパテが重なる。

『つくね』はこんがり焼き上がったビジュアルはもちろん、よく見るとオレンジ色の粒々が沢山入っており柑橘系の風味を存分に感じられる。

他のお客さんが頼んでいるのに釣られ『クレソンサラダ』を。クレソンの大人な苦味にバルサミコとナッツが加わることでフレンチのような味わいに。バルサミコの酸味があまりにも絶妙。

大根自体が非常に甘い『おにおろし』を経て『淡海地鶏の手羽先』。かぶりつくと芳ばしくジューシーな鶏肉に骨が何本か入っている。写真を撮っている間にも旬が過ぎてしまいそうで急いで食べた。

ここで「メニューにはないんですが刺身も用意できます」と店員さんが話されたので「食べます」とコクっと頷く。

『刺身』ははつ、砂肝、白子、丸肝、四種類のの鳥刺し。新鮮だからこそ提供できるレアなホルモン。白子のぷちっとした、砂肝のコリコリとした、それぞれの食感が初めてで新鮮だった。ちなみに鶏の白子は精巣らしい。

先ほどとは違う部位の『もも肉』は見た目から美味しい。パリッとした皮目にぷりぷりの肉質。その後、鶏肉、春菊、青唐辛子を使用した『なめろう』をいただいた。こちらは細かく切られることで春菊の苦味やレアな鶏肉、青唐辛子の甘さがいろんな方角からミックスされる。

ぎゅっと脂が敷き詰められた『はらみ』を経てお任せのラストは『レバー』。アンコール前ラストですと言わんばかりのポーションの大きさとぷちっととろけるように流れ込むレバーの味わいに満身創痍な気持ちになった。

追加注文は『ふりそで』、『ゴルゴンゾーラ入り油あげ』、『ジャンボマッシュルーム』、『焼きおにぎり』、『鳥そば』の四品を注文。

まずは『ふりそで』から。噛めば噛むほど肉の旨みが溢れる上質な肉質に柚子胡椒が合わさる。『ゴルゴンゾーラ入り油揚げ』はパンのように焼けた油揚げからマイルドな塩っけを放つゴルゴンゾーラチーズが雪崩れ落ちる。ゴルゴンゾーラチーズの味わいを十分すぎるくらい堪能できた。

続いて『ジャンボマッシュルーム』は、焼いているのを見ている段階で「大きいな!」と思ったが何も言わなくても2人で食べれるように切り分けて提供してくれる“さりげない気づかい”が嬉しかった。口に入れた瞬間マッシュルームの旨み成分がぶわっと口元を覆うように広がる。

『焼きおにぎり』はつくねのようにお米を串に巻いているので、きりたんぽに近い。備長炭によって表面がカリカリになったおこげ。醤油味のついたおにぎりをパリッとした海苔と一緒に食べる至福たるや。

鶏ガラと野菜から取ったコラーゲンたっぷりの『鳥そば』は〆にぴったり。すっきりとした味わいで最後の一滴まで美味しい。鳥そばで〆かと思いきや、お口直しに『生キャラメル』も用意されていた。

お酒も日本酒や、クラフトビールのような『じゃばらビール』など何杯か注文したがお会計は1人、10500円でその驚愕のコスパに驚いた。

首尾一貫して気遣いの行き届いた素晴らしい接客だった。

  • 淡海地鶏の手羽先

  • もも肉

  • つくね

  • 淡海地鶏の胸肉

  • ねぎま

  • レバーのパテ

  • クレソンサラダ

  • おにおろし

  • 刺身

  • 春菊と青唐辛子のなめろう

  • はらみ

  • レバー

  • ふりそで

  • ゴルゴンゾーラ入り油あげ

  • ジャンボマッシュルーム

  • 焼きおにぎり

  • 鳥そば

  • 生キャラメル

  • ゴルゴンゾーラ入り油あげ

  • ふりそで

  • はらみ

  • 春菊と青唐辛子のなめろう

  • 日本酒

  • レバーのパテ

  • ねぎま

  • 淡海地鶏の胸肉

  • じゃばらビール

  • 外観

  • つくね

  • クレソンサラダ

  • 淡海地鶏の手羽先

  • 刺身

  • ゴルゴンゾーラ入り油あげ

  • 焼きおにぎり

  • 鳥そば

  • 淡海地鶏の胸肉

2024/02/07 更新

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