6回
2024/09 訪問
落ち着いた側の裏原に佇む上級者向けペルーレストラン
百名店に入るイタリアンのオーナーシェフと人気居酒屋2店以上を経営する方々等を連れて、男4人でコースになってから2度目の訪問してきました。通算何度目だろうか?11年以上前のプリ・オープンから通う間違いないペルー料理店。
ひとつひとつの料理に一工夫とこだわりの高品質材料を使用したコース料理に舌鼓。特に和牛ハツのアンティクチョと和牛A5ランクのセコ・デ・レス(コリャンダーソース煮込みの)は昔からあるメニューで安定の味でした。脇役のペルー風ガーリックライス(アロス・ブランコ)がセコの最高の友に。セビチェは高級魚の金目鯛を引き続き使用で嬉しい(以前はもうひとつの大好物のヒラメが多かった)。酸味がかなり際立ってたのが敢えての最近の拘りかな。
なんと1540年創業の南米最古のワイナリーである、タカマ社が製造する赤ワインで、国際コンクールで確かに受賞歴のあるドン・マヌエルをいつも通り頂きました。コース後半の肉料理にパーフェクトなフルボディ。ソムリエでもあるカクテル担当の方が作るペルー名物のピスコ・サワーもライムの酸味と卵白フォームのバランスがピスコを良く引き立てて美味い。
以下はオーダーしました料理コースです。4人で行って、料金は1人当たりとなります。
[料理コースMenú Degustación: 11,000円/1人当たり]
-アミューズ-
(温): mini pan con chicharrón (豚肉のチチャロン)
-冷たい料理-
▪️Ceviche del día: 金目鯛のセヴィチェ
▪️Causa con beterraga: (ズワイガニとビーツにカウサ)
▪️Pulpo al olivo (蛸カルパッチョ、ペルーオリーブ使用)
-温かい料理-(肉料理)
▪️Anticucho de corazón (Aランク和牛ハツの串焼き)
▪️ペルー産豆と親鶏のスープ
▪️Ají de gallina (鶏のイエローホットペッパーソース煮)
▪️Seco de res (A5ランク和牛のコリャンダー煮込み)
-デザート/〆-
▪️Crema volteada (ペルー風プリン)
▪️カモミールティー(かコーヒー)
[飲み物オーダー:6000円超/1人当たり]
▪️ペルー産ビール(クリスタルとクスケーニャ)
▪️ペルー産スパークリングワイン、ボトルで
▪️ドン・マヌエル(赤ワイン)ボトルで
▪️ペルー産ピスコ使用のピスコサワー等
金目鯛のセヴィチェ(キャッサバ揚げ乗せ)
相変わらず目印である素敵な外観
ズワイガニとビーツのカウサ
アミューズのパン・コン・チチャロン
Crema volteada y sorbete de aguaymanto (ペルー風固めのプリンとホオズキのソルベ)
Anticucho de res (和牛ハツのペルー風BBQソースでマリネし焼いたもの)
アヒ・デ・ガジーナ(鶏肉のペルー産黄色唐辛子とエバミルクで煮込んだシチュー的な)*決して辛くない
豆のポタージュ?
Pulpo a la oliva (タコのペルー産ボティハ・オリーブとマヨのソース和えカルパッチョ的な)
セコ・デ・レス(和牛のコリャンダーソース煮込み)
ピスコ・サワー
ドン・マヌエルで乾杯
ドン・マヌエル
2024/09/28 更新
2024/06 訪問
百名店とミシュラン掲載のペルー・レストラン
ここは特にペルー料理をあまり知らない人の先入観や固定観念を覆す、都内で1番のペルー・レストランと広く認知されている百名店。既に12年目に突入したペポカは、日本そして恐らくアジアでペルー料理の最高峰レストランと言っても過言ではない。ペルーのガストロノミーブームをいち早く、既存店と一線を画して、日本に浸透させたレストランでもあります。
使用食材は品質の高いものを最大限に活かすスタイルで、海鮮、牛肉、豚肉、鶏肉、野菜、豆、穀類等々を堪能出来ます。調理法もプレーティングも進化し続けていて、特にジュレを乗せたカウサ(ペルー風マッシュポテト)は圧巻でした。セヴィチェ(金目鯛)も相変わらず絶品。
-Menú Degustación- 11,000円
▪️amuse: mini pan con chicharrón (豚肉のチチャロン)
▪️金目鯛のceviche
▪️Causa con beterraga (ペルー風マッシュポテト)
▪️Pulpo al olivo (蛸カルパッチョ、ペルーオリーブ使用)
▪️Anticucho de corazón (Aランク和牛ハツの串焼き)
▪️ペルー産豆と親鶏のスープ
▪️Ají de gallina (鶏のイエローホットペッパーソース煮)
▪️Seco de res (A5ランク和牛のコリャンダー煮込み)
▪️Crema volteada (ペルー風プリン)
▪️カモミールティー(かコーヒー)
その他(コース外追加オーダー)
▪️名古屋産キヌア使用クラフトビール(在日ペルー製)
▪️ペルー、タカマ・ワイナリーのスパークリングワイン
▪️ペルー産ピスコとパッションフルーツのカクテル
▪️ペルー産ミディアムボディーのグラスワイン(赤)
▪️ピスコサワー等
言うまでもなく、ペルー料理を試されたいならここは避けて通れない、コスパ良くハイレベルな超オススメレストランです。
Causa con beterraga
パンコンチチャロン
ペルーの固めのプリン(クレーマ・ボルテアーダ)
Pulpo al olivo
Ceviche de besugo rojo
アンティクーチョ・デ・コラソン(和牛ハツの串焼き)
セコ・デ・レス(和牛A5ランクのコリャンダーソース煮込み)
アヒ・デ・ガジーナ(鶏のイエローホットペッパー煮込み)
ペルー産豆と親鶏のスープ
セコ・デ・レス(和牛A5ランクのコリャンダーソース煮込み)
ペルー風ガーリックライス
カモミールティー
カウサとビーツ
タコのペルー産ボティハオリーブソース
金目鯛のセヴィチェ
ペルー産タカマ・ワイナリーのスパークリングワイン
2024/06/04 更新
2023/04 訪問
日本/アジアでペルー料理の最高峰とその進化系の軌跡
これは今年春に行った時の写真になります。近年は年に1〜2回しか行けてませんが、恐らくもうオープンから30数回以上お邪魔させて頂いているかと思います。
訪れる度に進化していくレストランであり、料理好きでも再現が出来ない、オーナーシェフの唯一無二の旨みの何十層も凝縮されたテイストを味えます。
Lomo Saltado(ペルー風ロース肉野菜炒め)、Anticucho de Corazón (和牛ハツのスパイス串焼き)、そしてペルー料理と言えば、いやっベポカと言えば鮮魚のセヴィチェ(Ceviche)でしょう。グラスの白濁のカクテルはペルー名物のPisco Sourです。
2023/12/15 更新
2013/03 訪問
都内No.1のペルーレストランのオープン当初
オープンして既に11年目に入った都内というより、日本どころかアジアで間違いなくNo.1のペルーレストランの10年以上前のオープン当初/オープニングデーとその1年以内前後の写真の過去投稿させて頂きます。評価は今では自分の中では限りなく5.0に近付いた名店中の名店かと思います。
オーナーシェフやビジネスパートナー、スタッフ全体の絶え間ない努力が、今では7年連続以上のミシュランのビブグルマンとして掲載されるほどまでに。テレビや雑誌にも頻繁に取り上げらる名店とオーナーシェフであり、ペルー本場の世界で1番有名なペルー料理シェフからもお墨付き。
予約必須の裏原宿の問答無用でおすすめのペルー料理通も唸る味、クオリティー、革新的なタッチと継続的な進化を遂げるお店。
日本人に馴染みのある食材から、ペルー原産のスーパーフードまで、様々な選りすぐりの高品質な材料が提供されます。オーナーシェフも毎朝豊洲に通い、厳選してきた食材を提供してくれます。奥様もソムリエであり、オリジナルカクテルから南米産のワイン、ジンまで丁寧に教えてくれます。ここでしか味えない日本で1番の100本以上のピスコを提供してくれます。
都内でペルー料理のスタートも、着地点もここで始まりここに戻ってくると言っても過言ではない。
2023/11/28 更新
[個人的な総括• review]
ここ近年にレストランの方向性として伝統的なペルー料理を提供しつつ、新たな挑戦・進化としてコンテンポラリーな手法も取り入れる試みを施している。他の都内のペルーレストランの追従を許さないレベルに常にある百名店。ミシュランガイドにも8年連続で掲載される名店でもあります。
まだペルー料理を味わった事のない方向けに先に結論を申し上げますと、今回は正しくペルー料理初心者2名と訪問しましたが、両名とも非常に気に入ってもらい、また食べたいと言っておりました。特にペルー産ホットペッパー/とうがらし数種類を全ての料理に使用されておりますが、(Ají Amarillo, Ají Limo, Ají Panca等)辛くもなく、コリャンダー(パクチー)をふんだんに使われている訳でもないので、入っていき易いと思います。
昨年からコース2種類のみに絞ってサービスを展開しておりますが、一番バラエティーのある上のコースにしました。感想としては安定している味と確か進化をオープン当初の12年前と比してから感じつつ、過去2回の小生の投稿をご覧頂ければわかりますが、大きなメニュー内容の変化は無かった。少し季節的な食材を反映しているものがあるとすれば、アミューズ、魚料理(前菜)のティラディート(時折セビーチェも出る)、デザートのアイスとフルーツでした。総じて言えば、お腹いっぱいで大満足のクオリティーと内容でした。
追記: 昨年2回行って感じたセビーチェやティラディートの際立っていたキーライムの酸味が、今回は抑えられていた点は大きな進展に見えました。柑橘の酸味ありつつマイルドに整えられていて、本鮪中トロや帆立の旨みを堪能出来ました。
[オーダーメニューと価格]
デグスタシオン・コース | Tasting Course 8品 11,000円
内容を順に:
▪️アミューズ
▪️本鮪中トロと帆立のティラディート(Tiradito)
▪️ずわい蟹とビーツのカウサ(Causa) ポテトにほうれん草練り込み
▪️ Pulpo al olivo (ペルー産ボティーハ・オリーブと自家製マヨネーズのソースをタコと)
▪️ Anticucho de corazón (de res) 和牛ハツのペルー風BBQ、ペルー産薬草ワカタイのソースと
▪️ Sopa de frijol canario (カナリア豆のスープ)
▪️ Ají de Gallina アヒ・デ・ガジーナ 親鳥の黄色とうがらしとエバミルクの煮込み
▪️ Seco de res (Wagyu A5) セコ・デ・レス A5ランク和牛のコリャンダー煮込み
[提供スピード/サービス/接客]
▪️3人で訪れましたが、全員揃ってから約12分でコース開始。飲み物は5分前後で来ました。
▪️料理を一つ一つ丁寧にホールスタッフが教えて下さいます。ほぼ全員が日本語以外に英語、スペイン語、フランス語も話せます。
[雰囲気/客層/BGM]
▪️ペルーのコロニアル風な飾りや店構えを出しております。お洒落だが、肩肘張らずに楽しく活気あるお店でもあります。
▪️今回の印象は2階席ですが、比較的大人な30代後半からそれ以上のイメージでした。恐らく日本在住に外国人客もいました。
▪️ペルーの音楽やラテンがかかってます。
[コスパ&決済方法]
ペルーから輸入した食材、その他の高品質の食材、農家さんと提携等々を考慮すればお値打ちか、ご時世的にややお手頃な価格にも思えます。
[ドリンク]
▪️1階のカウンターで作られるソムリエさんのペルーカクテル等、日本一品揃えの良い100種類以上ピスコ・コレクション、南米のワイン等のストックが最高です。
[アクセス]
▪️東京メトロ明治神宮前駅より徒歩9分ほど
▪️JR山手線原宿駅より徒歩11分ほど(但し竹下通り経由に)