居間人さんが投稿した炉ばた ちどり(北海道/礼文町その他)の口コミ詳細

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炉ばた ちどり礼文町その他/海鮮、ろばた焼き、居酒屋

2

  • 夜の点数:4.5

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
  • 昼の点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 5.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2023/09 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

香深の夜はゆっくりと時間が流れる

礼文最終日。やはりここに来ました。昨日は宿がスコトン岬だったので、飲めなかった(礼文では代行はありません)のですが、この日は歩いて3分の三井観光ホテルなので飲みました。
 焼肉カルビ、つぶ貝、鳥ブツ、生ビール。リーテラトバリタウルス、アリアロスバル生ビール。聞き流してください。
 途中から日本酒に切り替えて、ホッケのちゃんちゃん焼き、つぶ貝再度、ブタ正肉も追加しました。日本酒、私はうるさいのですが、このコップ酒、合格です。3コップのみました。(大関ワン⚪︎ップだと、吐き気でワンカップ飲めません。)
ホテルに帰って部屋から窓の外を見ると、朧月夜の礼文島香深港。利尻山があやしく浮かび上がっています。最高の時間を過ごすことが出来ました。

  • あやしうこそものぐるほしけれ。

  • ホッケちゃんちゃん焼きアップ 見よ。この色艶。これを旨いと言うのだ。

  • 焼き鳥もうまい

  • つぶ貝うますぎ。絶対頼むべき。

  • 最重要事項。この角度。全体の真ん中あたりに刺して貝の螺旋に合わせて回転させる。深いところ刺さないと、途中でちぎれる。ちぎれると、回収は絶対に不可能。旨さは半減します

  • 日本酒、銘柄がない。だけど、いいヤツだった。

  • 最後、味噌ラーメン食べたくなって。やはり麺が弱い。ゴワゴワ系、短く啜れない。しかしながら、このスープは凄い。野菜炒め部もメイラード反応しっかり出してて。

2025/04/09 更新

1回目

2023/09 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.0
    • | CP5.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

ホッケのちゃんちゃん焼き

ウニ丼は8月中旬までと言う。ならばホッケのちゃんちゃん焼きです。皆さんのコメントから事前に予習していたので予想通りに事が進行してゆきます。炉端で炭火で網の上に直にホッケが置かれる…味噌は一塊に頭側に置かれている…シッポの方から色が白く変わってくる…皮から簡単に身が剥がれるのが、食べて良いという合図…『食べごろ』ではない部分を皮から引き剥がそうとしても剥がれない…。ここまでは予想通り。
 予想通りでなかったのは、まず炭火のパワー。一見、大した火ではないとたかをくくっていたら、予想以上に輻射熱が強く、顔を近づけると顔が痛いくらい。それから予想以上に旨かった。旨いという言葉で表現したくない、片付けたくない。
 言葉で表現しづらいことを頑張ってできるだけ正確に表現しようとすることを美学aestheticsというのだそうです。エステティックですね。頑張った分だけ表現力がつく。表現できた分だけ味わえる。味わう感じるチカラ自体も向上する。
 なので食べログは食事の美学、なんとか表現してみます。
まず、普通のホッケと違う。鮮度が違う。ホッケは傷むのが速く北海道内なら生で(お刺身で)売られているそうですが、北海道以外で食べるホッケはどうしても干物という形になる。なのでわずかだけど独特のイヤな臭がする。生ホッケ、それもとびきり鮮度だからイヤな匂いは全くない、全く。
 ちゃんちゃん焼きという食べ方も料理の理に適っているのでしょう。味噌とネギ、これをレアで焼けた魚の身と混ぜて食べる。生臭さを消す目的で味噌とネギ、というのではないです。マンガ『美味しんぼ』でも指摘されている『薬味が素材の眠っていた真の力を呼び覚ます』ということです。豆腐にワサビが一例。別に豆腐は臭みは全くない、臭みを消す目的でワサビを使うのではない。ワサビの辛味によって、曖昧になっていた豆腐の良さが分かりやすくなる。これだけ新鮮なホッケなら、シンプルに塩で良いところ、敢えて味噌とネギ。塩ではたぶん分からなかったであろう、ホッケのワイルドな魅力が安心して楽しめる。
 ちゃんちゃん焼きの味噌もネギもドンピシャ。味噌がこれよりちょっとでも甘くても辛くてもダメだろう。ネギも青いところ苦味が強いところが良いのでしょう。
 強火の遠火、炭火焼き、皮の上直焼き、シッポの方から焼けてくる、常にミディアムレアの熱々…これはもう、完成度の極めて高い料理なのだ。そしてこれがコメと絶望的に合う!ご飯ご飯をぐいぐい飲み込む快感…ご飯のおかわりしてしまいました。

  • 提供されてまもなくの段階。店員さんが『しばらくこのままにしてください』と言って去ってしまった。

  • だいぶシッポの方が白くなってきた。私はレアで頂きたいんだけどな、と思ったけど、まずはこの店の流儀に従おうと、待つ。店員さんは来ない。

  • 煙が上がってきました。シッポの方は脂が浮いてきて、ふつふつしています。店員さんは一回覗きに来て、また奥へ戻ってしまいました。えー?まだなのー?

  • この段階で店員さんが来て、シッポの方を皮から身を剥がし、味噌とネギを少量混ぜて『お好みで味噌を調整してください』食べるぞ!

  • 動かしてたら皮が破けてしまった。99%食べられる。

  • メニュー 2023.09.26時点

2023/09/27 更新

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