3回
2025/03 訪問
「食という字は、人を良くする。人が良くなる。と読み書きする。@ 北野坂 木下」
"今や予約・最長3年待ち……。2年ぶりの北野坂木下へ"
激務でとことんスケジュールが合わず、ようやく再訪できました。。。
メチャクチャ楽しみにしていました(^^)
前回は食べログSILVER、その後にGOLDとなり、鬼才天才肌の多い神戸のグルメシーン、恐るべしまでを思わせます。
【お店の雰囲気など】
「植むら」ビルの1Fでインターホンを押して、入店するシステムです。
カウンターのみ9席の店内。久しぶりに見る木下シェフは変わらず逞しい上腕そのままに、泰然自若そのもので実にスマートな佇まいです(^^)
【北野坂 木下*今回のお任せコース内容】
◉大蛤(千葉・九十九里浜)。◎
スナップえんどうの入ったスープ。蛤特有の臭みやクセが全くない手当、処理の見事さは一味瞭然。掴みOK❗️(^^)
◉キャビア。◎
玉ねぎを練り込んだフィンガーフード。1口で食べると、燻したキャビアから渾然一体かのように旨味が広がります。
◉タイラギ貝。◎
30cmくらいの特大サイズのタイラギ貝を3個、塊のまま薪火と炭火で燻して、カルパッチョにし、山菜のうるいを合わせて味付けした物。これも爽やかな味わいで序盤にピッタリ。
◉ホタルイカ。◎
前菜に仕立てた2種類の調理法で、薪と藁と炭を全て使って燻した香りを付けてジューシーにしあげている。下にはホタルイカのワタをしんしょうワタを合わせた冷感で山椒の香りも纏っている。鮨屋のツマミとは違う風味からが個性的な味わい。
◉バイ貝。トマト。◎
ゲストの入店直前に階下の水槽から上げてきて、生きたまま捌いて薪焼きにして仕上げた物。数種類のフルーツトマトのソースたっぷりで。これまたメリハリある良き出来色で印象に残ります。
◉松葉蟹。◎
ビル内に水槽まで完備している木下シェフ。生きたまま保存した蟹を今日も昼前にボイルしてバラしている。3段式で、一番上は足と爪をシンプルにオイルで合えた物。
二段目は濃厚な味付けで味噌をたっぷり使った物わ。一番下は米サラで。
9人予約分で3枚くらいの個体を使っているとの事。途中にレモンを絞り爽やかに味変。
◉ビスク。◎
蟹と海老を使った長時間煮込んだ物で、苦味らが出ないように塩は一切使わないのが木下流。丁寧にしっかりアクも取り除いた極上の味わいで、キャラメルと錯覚するような風味が鼻を抜け、鮮烈な濃厚さに驚く。。。
◉マナガツオ。◎
明石浦漁港の匠の方による生け締めで、刺身で食べれる状態ですが、皮は備長炭でカリッと香ばしく焼き上げ、身は凄くふっくら柔らかい。。。
下にはビネガーで合えた"わけぎ"が。
◉鮑 ホワイトアスパラガス。◎
佐賀産の鮑に、炭と薪で焼いた鮑を合わせている。ソースは、肝の磯の香りをかなり和らげて抑えてクセない仕上がりで唸るばかり。。。
途中、酢橘を使い雰囲気を変えて味変で。
◉雲丹・かわすみ・菜の花のパスタ。◎
駿河湾のアオサ海苔で合えた麺はほのかに緑がかっており、ただならぬ雰囲気を纏っている。
量は、1、2、3(少・中・大)から選べます。
◉愛知和牛のシャトーブリアン(山ワサビと新玉ねぎ)。◎
5.5kgのフェレを1本、朝一に捌いて、真ん中のシャトーブリアンだけを薪と炭で1時間くらいじっくり丁寧に焼き上げた物。赤身でさっぱりたべやすく進みます。
あらゆる角度から薄くカットした肉を木下シェフが何度も口にし、味をこまめに確かめています。
◉松葉蟹と渡り蟹のリゾット。◎
1時間炊いて取った出汁に松葉蟹、渡り蟹、香住ガニのエキスまで使って、実に濃厚な味わいながら、途中にレモンを絞るとサッパリしてパエリアのようなイメージをして作ったリゾットとの事。濃厚かつコクがありながら、後味と余韻まで素晴らしい。
◉木下チーズケーキ。◎
グルデンフリーで。トロミのある滑らかな食感から優しく美味。
私も色んなお店(カンテサンス、長谷川稔、acaなど)のチーズケーキを食べてきましたが、それぞれ違うテイストの個性や違いがあって面白いですね(^^)
◉桜。◎
桜の花びらと葉の香りをミルクに移して、ジェラートにした物。そこに桜の花パウダーを添えていて、一緒にスプーンで食べると桜餅のようなニュアンスを意識しているとの事。
春の名残り的な風情まで感じさせるスウィーツ。
◉cafe(ハーブティー)。◎
良きお口直しで。
【料理の感想など】
とにもかくにもこれだけ魚を使いながらも、見事なまでに臭みやクセなど皆無な、どれもこれも一流鮨屋並のクリアな味わいで素晴らしい。手当、処理の賜物ですね。
火入れの熱源である備長炭1つにしても以前からは変えたりと常にベストを追求していたりします。
3万円ちょいの内容、満足度も文句なし。
【サービスなど】
表は、木下シェフ以外に変わらぬソムリエの方、サブの方の計3名のオペレーションです。裏に皿洗いの方もいらっしゃるのかな?
【他】
北野坂 木下の予約待ちの状況。
予約に関して色んな説がありまして、実際のところを木下シェフに聞きましたら……
❶今は店頭では次回予約は受けていない。
❷月1回、新規向け?にOMAKASEで僅かな枠を出す(1年以内で)。
❸今現在、最長の予約待ちの方は3年以上になっている。
という感じでした。フムフムなるほどですね。
北野坂 木下、最高の時間でした‼️
またぜひ行きたいと思います。
ご馳走様でした‼️(^^)
【(改訂)2025年からの私的評価ポイント】
(1)近年の食べログの傾向により?本音で書きづらくなっていますので、2025年度から料理や全体を"良し悪し"ではなく、料理別に"好み"で、やや曖昧にw、3段階評価で表記させていただきます。
◎ かなり好み
○ 好みor好みに近い
△ 価格相応or好みではない
(2)総合点に関しましては2025年から以下のように改訂させていただきます。
3.0ー3.4は、私の好みからは逸脱気味。
3.5ー3.9は、良店につきリピート可能性あり。
4.0ー4.4は、満足度高くてリピート確実。
4.5ー5.0は、年4回以上リピート訪問したい。
※評価ポイントらは今後変わる可能性があります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
いいね!、フォローとお店の保存を頂けましたら幸いです。よろしくお願いいたします。
2025/04/03 更新
2023/02 訪問
「食という字は、人を良くする。人が良くなる。と読み書きする。@ 北野坂 木下」
"食べログAWARD'2023 SILVER @ 北野坂木下"
近年、神戸のグルメ躍進がめざましいですが(^^)……
東京進出を果たした「紀茂登」や「かさ原」、今の神戸で言えば…「城助」「植むら」「串かつ あーぼん」「うえ田」「あら皮」「bb9」「カセント」「雄三郎」「焼肉ぜん」他に、ご当地・神戸ビーフの名店焼肉も。
そんな中、今回行ったのが、イタリアン「北野坂 木下」であります。ゴエミヨらでも高い評価を得て、今年、食べログAWARDでいきなりSILVERを受賞しました。更に予約困難に拍車がかかっています。来店した方に限り?、受け付ける次回予約を入れようとすると、今や2025年7月以降(2年半待ち)という〜予約困難イタリアンであります。
9席のみのカウンターは、今日たまたま〜ズラリと並んだ関西人の方のテンションでボルテージが上がっています(^^)
【北野坂木下*本日のお任せコース内容】
◉北海道の和田牛蒡。
◉トリュフとバケット(香りから、消えるような口溶けまで、まろやかで素晴らしい)。
◉キャビアパンとマスカルポーネチーズ(何回も燻して中心まで香り付けしている。口の中で広がりが凄いです)。
◉松葉蟹リゾット(浜坂漁港の物。すぐ締めており、3匹から9名分を取っている。濃厚な旨味充分です)。
◉フカヒ海老松葉蟹(生ハムと水で6時間煮込んでる。フカヒレをカリカリ焼きで海老も効果的に効いてます)
◉河豚バスク唐辛子(骨付き、丸一日スパイスらに漬け込んだ物で、コース中盤のアクセント的メリハリにドンズバ(^^))。
◉タラ白子わけぎカラスミ(白子は牛乳に漬け込んで雑味をしっかり抜いていて仕上がり感も上々)。
◉パスタ白魚松波キャベツ究極トマト島レモン(事前にパスタ麺の量を選ばせてから各人用に調理に入る。ミネラルウォーターを使って麺から煮込んでいます。各食材の旨味が実に活きている感じが伝わってくる)。
◉北海道和牛のフィレ(月光百合根)(赤身だけなので長時間の火入れ、あの特注の塩だけで)。生の黒胡椒は辛さが後を引かないもポイント。
◉松葉蟹下仁田葱サフラン(リゾット)。
◉ソーテルヌ。
◉木下チーズケーキ(ジェラートはアーモンド、ボルドーワインのアルコール飛ばしたソースと)。
◉ハーブティー。
全12品(約2時間40分)。
やかりやすく言えば、旬な一級食材を産地から選び抜いてきて、素材のポテンシャルを最大限に活かした技巧が冴える旨味が感じられるアクティブな料理群です。
他、注視した1つは"火入れ"であります。
薪と炭を二刀流で自在に使いこなす術は、卓越した技術に裏打ちされた賜物であります。
シェフは火入れについては、薪と炭の長所を当たり前に食材によって使い分け、強火と弱火も自在に駆使しています。
何と言っても、営業オープン前からじっくり火入れする"赤身ステーキ(フィレ)"は、2時間をかけ、何度となく火入れと保温庫を行き来し、提供されます。口にした時、経産に思えないほどの旨味が肉汁から感じられます。
その肉に、カリスマ塩職人へ別注の塩が実に映えます。
※因みにシェフは牛肉に関しては、今は敢えて神戸ビーフを使わず、他方の経産牛にフォーカスして使っているそうです。
人気スターシェフらしかぬ、気さくな人柄も素晴らしく、コスパも文句なし。
評価に違わぬ〜名店であります。
もう東京や海外からもゲストが押し寄せてきてるようです。
次、キャンセル枠狙って、また行かせていただきますよ-
ご馳走様でした。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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2023/02/11 更新
"今年も食べログGOLDおめでとうございます"
今年の食べログアワードにて、ペレグリーノがSILVERに降格した今、イタリアンでは日本で唯一、ただ1店のみのGOLD店となった北野坂 木下。
私的に、神戸グルメと言えばやはり……北野坂 木下を真っ先に思い浮かべるほど、お気に入りの定期訪問であります(^^)
【お店の雰囲気など】
1Fのインターホンを押し、案内される店内は相変わらず、立派な直線の1枚カウンター(9席のみ)の店内です。
1席1名づつ、実にキレイに並べられたカテラリーを前にし、宴の始まりを待ちます(^^)
【北野坂 木下*今回のお任せコース注文内容】
◉キャビア。
お馴染みな、薫香を纏った〜香味野菜を練り込んだフィンガーフード。これも進化し続ける自信作にしてアイコン。まだパクパク食べたくなります。笑
◉百合根。
ミルキークゥイーン(米)を土鍋で炊いて、サラダ仕立てにした物。寒い冬に心底から温まるようなホッコリする味わい。優しく繊細(^^)
◉聖護院蕪(スープ)。
キャラメルと錯覚する位の衝撃的な味わいは悶絶するほどの強烈なインパクトで、、、煮詰めてピューレにしてポタージュにし甘みが強烈すぎる。緑のカプチーノ仕立てにした物はカブの葉を自家製コンソメスープで炊いてミキサーにかけた物。この時点で次の再訪が待ち遠しくなってきた、、、笑
◉河豚 ペドロヒメネス
毎年作り方を変えるという河豚は今年、色んなハーブとスパイスをメインにブイヨンを取って、そのブイヨンに河豚を丸1日漬け込んで、パン粉を使わずにフリットにしている。下に敷いた物は春菊とペドロヒメネス(スペイン)を煮詰めてサラダ仕立てにしていで、これも長く培われた実践と経験値が織りなす完成度なる物。
◉牡蠣 トリュフ
全国的に牡蠣がダメな現状でも冷たくキレイな水で育って、毎週検査した生食でも大丈夫な安全な牡蠣を薪焼きで加熱して火を入れてる。黒トリュフを使った冷たいカルボナーラソースで。バッグボーンの違う食材を高い次元で完全に一体化させる木下イタリアンの凄さをここでも知る。
◉松葉蟹
漁港から直送した今朝にボイルした物。三段式に味いを変えている。まさに三食の層のグラデーションが広がる、、、絶品。
◉ズッパ・ディ・ペッシュ
蟹、玉ねぎ、人参、セロリや、色んな魚介を7時間くらい付きっきりで炊いていて、具材は潰してエキスだけで抽出した物で、塩を使わずに仕上げている。凄い濃厚だがクドさなどは皆無で旨味が凄過ぎる。。。
◉白子
ミルクに数時間漬け込んで、余計な雑味をしっかり取り除いてバターは使わずに香ばしくムニエルにした物。ソースはスパークリングワインをたっぷり使って煮詰めて、数種類ハーブとフルーツトマトで酸味の残るソースに仕立てている。白子とイタリアンの美しき融合と迎合なる逸品。
◉鮑
長時間蒸し上げた柔らかい鮑に、直前に香味オイルを通し、磯臭さを落とした肝ソースでリゾット仕立
てにした物。巣立ちを途中でふると爽やかに変化を楽しめる。木下シェフのセンスと技巧がここでもキラリと光る。
◉河豚 カラスミ 柚子
生クリームを使わずに白子をミキサーにかけて液体にしたソースにしたナチュラルな白子クリームソース。それに柚子とからすみで纏めて完成させた渾然一体感。
◉三田和牛シャトーブリアン(ヘレ) セルフィーユ
これも神戸の某 有名ステーキ店を凌駕する出来色。今朝に捌いて、ヘレの真ん中なシャトーブリアンだけを贅沢にじっくり1時間火入れした素晴らしき完成度と味わい。
添えられたセルフィーユの根っこが安納芋のようにたまらなく上品でねっとりした甘さを感じさせ、ステーキの迫力的味わいの脇役にバッチリ。
◉龍の瞳 松葉蟹 香住蟹のリゾット
クリームやチーズは使わずに、蟹の持つ本来のポテンシャル(エキス)をしっかり吸わせて仕上げいる。途中でレモンを絞り爽やかな味変も良ろし(^^)
◉木下チーズケーキ。
焼きナイフで音とスモークが上がりながらカットされたブルーチーズの風味を漂わせるトロける絶品さは筆舌しがたい。。。
◉スペアミントのジェラートと焼きみかんのソース
リキュールやソースを使わずにフレッシュなスペアミントをたっぷり使った物で、みかんは真っ黒になるまで丸ごと焼いて、身は焼かずにスモーキーな香りをつけて、スモーキーな焼きみかんのソースを敷き、ほろ苦さと清涼感が凄く相性が良い物に仕上げた完成度に最後まで平伏す。。。
◉ハーブティー。
この1杯で穏やかに終わりに告げてくれます。
【料理の感想など】
とにかく、1品づつのインパクトと余韻までが文句なしに素晴らしい。。。
さすがな日本最高峰イタリアンに偽りなしを改めて感じた、木下イタリアンであります(^^)
【サービスなど】
サービス陣はソムリエの方も変わらず、新たにお弟子さん?2名を配する盤石の布陣です。
【他】
木下シェフが、"食べログGOLDおめでとうございます"とゲストから言われますと、"たまたまですよ(^^)"と謙遜しながら微笑まれていました。
また必ず再訪します(^^)
ご馳走様でした。
【(改訂)2025年(8月)からの私的評価ポイント】
総合点に関しましては、投稿処理が追いつかない為w、2025年の8月から以下の評価点のみに簡略化させていただきますw
3.0ー3.4は、私の好みからは逸脱気味。
3.5ー3.9は、良店につきリピート可能性あり。
4.0ー4.4は、満足度高くてリピート確実。
4.5ー5.0は、年4回以上リピート訪問したい。
※評価ポイントらは今後変わる可能性があります。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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