5回
2025/07 訪問
*✴︎*お昼のセットB「天丼とせいろ蕎麦」。オーセンティックな町のお蕎麦屋/大宮駅の西口*✴︎*
7月初旬に伺いました。
この日は4回目の訪問。
店舗駐車場に停めた車内で開店を待ちます。
そうはいっても人気店。
開店20分前には車を降り、玄関の縁台へ腰掛けて先頭ポジション。
車で徒歩で、続々とお客様がおみえです。
暖簾をあげに出られた女将さんから待機中のお客様へ親切なお声がけ、そしてグラスのお水をお盆で差し入れ。
午前から厳しい暑さの中、嬉しいご配慮。
注文は縁台で受けてもらえました。
11:30に呼ばれまして、グラスとお盆を持って入店し、店内奥のテーブル席へ案内いただきます。
■注文
◇セットメニュー
・Aセット(かつ丼とせいろ蕎麦/うどん)
…蕎麦:夫 ¥1.450
・Bセット(天丼とせいろ蕎麦/うどん)
…蕎麦:私 ¥1.450
前回は初めて、蕎麦の種別を変えずにいただいた「せいろ」。
今回は更に、通常の蕎麦量を初注文です。
暑さの抜けない体にありがたいお水を飲んで待つこと少し。
両セットは同時提供。
真四角のせいろに盛られた姿と私は初対面。
整った蕎麦は目にも涼やか。輪郭からして頼りなげではない気配。
箸に取って伝わる、やや確かな感覚。
疎い私には分かりませんが、仕入れの時期によって、やはり調整しているのかと思われました。
3月に食べた時よりも仄かに(硬い意味ではなく)逞しさを感じるので、水分量は低めかと。
山葵を塗すきりは最初の一口にして、速やかに、つゆへ移行。
目立たない甘みと、角の立ち過ぎない丁度良いかえし、風味豊かな出汁。毎日でも飽きない好バランスのつゆで啜ると、心地良い喉越しです。
夏特有のモッチリさは、むしろ噛み始めにそろっと表れて、後味は軽やか。
天丼に乗る天婦羅へタレがかかりきっていないのをみとめ、カボチャ天とナス天を蕎麦の供にします。
薬味のネギを私は蕎麦に用いませんから、半分はお味噌汁に足し、半分をネギ担当へ進呈。
山葵を塗した蕎麦をつゆで進めて、野菜天。つゆに浸す野菜天。とても良いリズム。
蕎麦を2/3ほど食べて、タレ微小なため、ほぼ白米な天丼、お味噌汁と大根のお漬け物によって、おおらかなリズム。
この日の天丼はタレも少なく白米へは疎ら。天婦羅の揚がり具合も、衣も少々物寂し気。
そもそも私自身がバテ気味のこともあるし、日頃から麺類にはご飯ものをそれほど求めないところ、今日も同行者につられてしまいセットメニュー、そして同行者から一口もらったかつ丼は、いつもの良い仕上り。ゆえ、私の気持ちのコンディションもあったでしょう。
天婦羅専門店のカウンターで食べているのでなし全く問題はありません。ですが、物寂し気さでお腹がいっぱいになると、せっかくの蕎麦が(あくまで私基準において)薄らいでしまうから、しばらくは別の頼み方を試みます。
風味において秋と比べられがちな夏蕎麦。こちらの提供する夏蕎麦そのものは、蕎麦に愛情をお持ちの、私的に信頼の高いこちらで、再び食べた折に比較してみたいと思います。
また、この先、他店で私が夏蕎麦を食べる際の新たな参考基準にもなるだろうという手応え。
(たった一盛で、こちらの夏蕎麦が、べらぼうに絶品日本一だと判定する意はありません)。
さらりと蕎麦湯でしめ、若々しい夏蕎麦を楽しむ昼餉となりました。
とてもとても美味しくいただきました。
夏蕎麦への印象が更新されたことが、この日の私の、何よりの収穫です。
そして、盛況な中でも心のこもるサービス。
たくさん食べたい人、蕎麦と向き合いたい人、日常使いする人。様々な用途に応えようとなさる懐の広さ。
ずっとこの町に有ってほしいお店です✨
次回こそ、念願の天せいろを二八でいただきたい。
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◎蕎麦の札より。
・手挽き:埼玉県三芳町産
令和七年/夏 みのり
*新そばです
・二八:埼玉県三芳町産
令和七年/夏 みのり
*新そばです
・十割:京都拓朗亭製粉
三芳町産石臼挽/まほろば
・そばがき:埼玉県三芳町産
令和七年/夏 みのり
*新そばです
(7月初旬)
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◆MEMO◆
◎お品書きより一部引用。
•せいろ
大型の石臼で細かく挽き込んだ粉を農家さん
より真空パックで直送。
小麦粉を一~二割加え、つるっとした食感で
毎日食べたくなるような蕎麦を目指します。
通常メニューはこちらの蕎麦でご用意します。
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[久霧]
店頭に並ぶことだけは躊躇われますから、車で一番乗りできる日に私の伺う夏と冬。
また駅から散歩できる気候が待ち望まれます。
本文を最後までお読みいただいている皆様へ。
5月の連休明けから秋めくあたりまで「毎年恒例!曜日と昼夜の絶賛シャッフル期間」の私。
そろそろ更新したいプロフィール欄。書き換えは秋頃の予定です。
豆燕。
オーセンティックと言わせていただく。
・Aセット(かつ丼とせいろ蕎麦/うどん)…蕎麦:夫
・Bセット(天丼とせいろ蕎麦/うどん)…蕎麦:私
•二八せいろ。通常メニューの蕎麦として、飽きずに美味しくいただける。勿論、料金プラスした蕎麦も好み。その時々で楽しみたい。
•蕎麦猪口。
二人前の蕎麦湯。この日は蕎麦の配膳から10分を過ぎてから湯桶の到着。温度高めで好ましいタイミングです。お忙しい中の、目配りが嬉しい。
小品盆栽と添配。私は、自称盆栽派だから、短時間なりに細部までしっかり拝見しているよ。
•蕎麦の札。
高い評価をつけているのは、トータルバランスであって、蕎麦一盛りの仕上がりのみ、価格のお得感だけ、ではありません。
•店頭。
•開店待ち。
•玄関先。
[久霧]
2025/08/18 更新
2025/03 訪問
*✴︎*大宮駅の西口/「せいろ蕎麦」お昼のセットとびきり蕎麦*✴︎*
3月初旬の平日に2名で伺いました。
午後から雪の予報。
この日は3回目の訪問。
店舗駐車場に停めた車の中で開店を待ちます。
11:30、店内奥のテーブル席へ案内いただきました。
■注文
◇セットメニュー
・Aセット
(かつ丼とせいろ蕎麦) ¥1.350
※追加汁なし半量…せいろ蕎麦 ¥300
前々回はBセット(天丼とせいろ蕎麦)。蕎麦を「十割蕎麦」へ変更。
夫は、Aセット(かつ丼とせいろ蕎麦)。蕎麦を変更して「手挽き蕎麦」。
前回は、「味くらべ」。そばがき、十割、手挽。
今回は、初めての「せいろ蕎麦」へ、自分好みだと知った「かつ丼」。
追加半量で実質、大盛り蕎麦とする。
冷えた体に嬉しい、温かい蕎麦茶。
お見事なAセットが配膳されます。
追加半量の蕎麦も同時に、せいろへ盛られた布陣。
普通に注文した際のお蕎麦は、つまり二八でしょうか。
極仄かに星が散り、目にも瑞々しく、端正。
箸で摘まむと、穏やかな弾み。
そのまま食べて、香りを楽しみます。
山葵を塗して更に広がる穀物の甘み。
つゆで啜ると、爽やかな旨味と心地良い喉越し。何口でも進みます。
角立ちを感じさせない、キリッとした、かえし。透明度すらすぐ頭に思い浮かぶような豊かな出汁。
他店でつゆを余らせがちの私には、追加汁なしで丁度良い。
定番「せいろ蕎麦」のあまりのバランスの優秀さ!
ここで評価をプラス1としました。
前回は一切れを味わった、かつ丼。
一人前をオーダーした、この日の印象はどうだろう。
濃いめの出汁をベースに、ふるふる溶き卵でとじられた、とんカツ。
ぴたっとした衣に程良い厚みの肉。
甘辛いタレも十分な量。
丼ものに合う炊き加減のご飯。
はりはりとした大根のお漬物と、薄す揚げたっぷりのお味噌汁。
とんカツ定食を求めて来店される方々の気持ちが良く分かる。
この満足感で、評価はプラス2としました。
とてもとても美味しくいただきました。
昼食時のセットメニューとしての「せいろ蕎麦」を、手放しで絶賛させていただきたいです✨
[久霧]
月イチで訪問したかったのですけれども、思いのほかこの冬の寒さが身に染みて、店頭に並ぶ元気を出せませんでした。
もう温かくなりました。
次は念願の、天付きでせいろ蕎麦をいただきたい。
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◎蕎麦の札より
・手挽き…埼玉県三芳町産
令和六年 秋 大地
・二八……埼玉県三芳町産
令和六年 秋 大地
・十割……京都拓朗亭製粉
三芳町産石臼挽 まほろば
そばがき…埼玉県三芳町産
令和六年 秋 大地
(3月初旬)
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(⭐︎❇︎総合評価をあげさせていただきます❇︎⭐︎)
豆燕。
・Aセット (かつ丼とせいろ蕎麦) ※追加汁なし半量…せいろ蕎麦
・Aセット (かつ丼とせいろ蕎麦) ※追加汁なし半量…せいろ蕎麦
・Aセット (かつ丼とせいろ蕎麦) 卓上の七味を振りつつ食べた。
たぶん、三つ葉やグリーンピースという緑色の配色は、乗せないおつもりかも知れません。良いと思います!味で勝負できる美味しい丼だと思います。
・蕎麦湯
二人前の蕎麦湯。たっぷり。
昼の混雑時の席割りの様子は、私は未確認。いつも一巡目になりたくて早くに到着してます。
・「蕎麦の札」 埼玉県のお蕎麦屋だから県内三芳町の蕎麦を用いる店主さんの方針を私は、いの一番に共感しました。
尊い蕎麦。綺麗な字。
[久霧]を出てからの話①/お蕎麦を食べてから、雪の降る中、初めて訪問した農園で「あまりん」購入。
[久霧]を出てからの話②/「あまりん」。2パックあっという間に食べました!来年のシーズンには、あまりんをレビューできたら良いな。
2025/04/10 更新
2024/11 訪問
そばがき、二八そば、手挽きそばの「味くらべ」
11月下旬。平日の昼に伺いました。
大宮駅は西口から徒歩7分、(私の足なら12分ほど)と思ったよりも近かった。
■注文
・「そばの味くらべ」
そばがき 十割蕎麦 手挽き
天付き(海老・イカ・野菜三品)
¥2.650
◎蕎麦の札より
・二八…埼玉県三芳町産
令和六年 夏 のっぽ
・手挽き…埼玉県三芳町産
令和六年 夏 みのり
・十割…京都拓朗亭製粉
三芳町産石臼挽 まほろば
・そばがき…埼玉県三芳町産
令和六年 秋 大地
前回からもう、こちらと決めてあった「味くらべ」。初めて昼から、蕎麦がきと蕎麦を組み合わせていただく。
前回の天丼で私の好みに思えた海老天が本当にそうかも確かめたいため天付きとする。
蕎麦がきとは夜にお酒を飲みながら、店の混雑していない間合いで注文するものだと認識していたのだけれど、ランチで提供してくださるとは。
ならばまず日本酒と蕎麦がき次いで冷たい蕎麦を、とも思うが、私は「やはりお酒を飲もうかな」といった粋な方向転換はしない。決めてかかる昼酒。
来たる日に備えて日本酒のページをじっくり読む。昼のラストオーダーの1時間前だいたい13:50目掛けて入店し肴は一品にお酒そして蕎麦なるべく速やかに退店なら、お昼ご飯どきに大盛況の店に迷惑は及ばないだろうか。
も少し他のお客様の様子を伺いたいような余裕のある二度目の訪問だけれど、私は日よけのため窓側から真向いの椅子に移動している。案内いただいた窓際のテーブル席は日差しが良すぎて、従業員のかたから何度かブラインド(全部)下ろしましょうか~と声掛けがある。大丈夫です~と答える自分が自分を怪しむ。席移動までして何が大丈夫か。店内に背中を向けているのにブラインドは半分きり下げて。せっかくの新蕎麦、相変わらず写真の腕前が心配だった次第でした。
蕎麦がきと共に一式が配膳されます。塩、出汁、山葵。そして蕎麦用のお猪口と葱に山葵と徳利に出汁。綺麗な配置です。
ためた湯に置かない形で供される蕎麦がき。箸からも伝わるモチモチをそのまま。塩ひと振り。穀物の元々の体に良さそうな灰汁味を求めて再び、そのまま。続いて山葵これはこれは。そのまま。塩。山葵、これぞ。そして出汁ほっと一息。搗き立て餅のようなヤマトイモのような形状この蕎麦がきは、麺状のお蕎麦の原始ですものね。
天婦羅は蕎麦がきを食べ始めると到着しました。大根おろしが添えられて、天婦羅用の出汁が付いてきます。色の配分が完璧で、揚げたてをすぐいただきたいのに蕎麦がきを噛みつつ(噛みますとも)眺めてしまった。目に欲しい色味がちゃんとそこにある贅です。団扇としても使用可能な大きさのエノキとかナス等の天婦羅もムシャムシャするのは良いものです。こちらの天婦羅の大きさや厚みは、蕎麦、蕎麦がきとの調和が図られているのだと思います。乱されないリズムで進められます。
フロア担当さんが厨房へ合図されたのでしょうか、蕎麦がきの器が空く丁度の頃合いに次の品が届きます。
十割蕎麦そしてややあって手挽き蕎麦。箸で手繰り寄せてそのまま。塩で、山葵で。出汁と。喉越し良く風味良い十割。食感の爽やかさに香り高い手挽。
おしまいに蕎麦湯。
この日も美味しくいただきました。
蕎麦という植物の力が年の瀬の体に沁みとおりました。
[久霧]公式HPには店主さんの蕎麦収穫の様子なども拝見でき、蕎麦の景色へも私の興味は尽きません。
私が投稿する際には漢字表記としてますが、店主さんにならうなら「そば」なのですね♫
器どれをとっても美しいところも素晴らしく。
海老天やはり好みでした。次回は天付きの、せいろ蕎麦をいただきたい。月イチ通う勢いです。宮ねこ。
温かいお茶。
そばがき…埼玉県三芳町産 令和六年 秋 大地
一式の配膳。
塩 蕎麦がきの出汁 蕎麦がきの山葵
天付き(海老・イカ・野菜三品) 天麩羅に付いている出汁。
十割…京都拓朗亭製粉 三芳町産石臼挽 まほろば 日のもとで見る色。
十割 日をよけた手元で見る色。
手挽き…埼玉県三芳町産 令和六年 夏 みのり 日のもとで見る色。
手挽き 日をよけた手元で見る色。
蕎麦湯
そばの札。
「新そばです」
そばの味くらべのメニュー頁。セットはいちどきにではなく、順番に提供されます。この日食べ進むタイミングきちんと見ていてくださり、嬉しく思いました。
2024/12/07 更新
2024/10 訪問
10月下旬。平日の昼に2名で伺いました。
渋滞対策で早く出発、思いのほか早く到着。店先で開店準備をされていた女性従業員さんへ挨拶し駐車場をお借りする。
11:30、店内奥のテーブル席へ案内いただく。厨房からも明るく気持ちの良い挨拶がフロアに届く。
▪️注文
・Aセット
(かつ丼とせいろ蕎麦)+大盛り
…手挽き蕎麦に変更
・Bセット
(天丼とせいろ蕎麦)+大盛り
…十割蕎麦に変更 / 私
☆長い間レビュアーの皆様の記事を参考にさせていただき、ようやく念願の初訪問です☆
開店待ちの車内でメニュー写真からしっかり組み立てた。どちらかと言うと私は、蕎麦をいただきますにご飯ものはなくても構わないことが多い。まして、蕎麦の生産地にもこだわるこちらのお店。
しかし。多くのレビューでは丼ものもお勧めされている。特集によって購読する月刊誌に、以前「町蕎麦」特集で記事掲載されたお店。
更に。埼玉県三芳町を産地とするお蕎麦は是が非にいただきたい。そうしたことから、満足まんぷく路線を承知で意気揚々と注文した。
(お蕎麦の変更と大盛りは追加価格となります)
[久霧]とてもとても美味しくいただきました。
ここ20年来、大宮駅周辺エリアで私が訪問した中で今日これまでのところ総合的に1番好きなお蕎麦屋に会えた。
どうしてもっと早く来なかったか。大丈夫、またすぐ行くとも。
既にレビュアーの皆様が記事にされていますように、お蕎麦はとびきり上級でいらっしゃると私も思います。
せいろ蕎麦だけでも相当に素晴らしい。そこへセットもののメニューときたら、おなかいっぱいの幸せに次いで、かつ丼と天丼がまた美味しい。
雑に言えば、「まあ蕎麦につけてるセットだから、なんとなくよくありそうなお手頃カツ丼でしょ」という、あくまであくまで私の概念が覆ってしまった。カツ丼を普段は食べない(この日も天丼の)私がだ。大人気のカツ丼に納得した!夫の注文分から一切れいただいた感想なので私一人で食べきるには少々ボリュームがある。ごはん少な目を頼めるようなら、一人でも挑みたい。
そして天丼かくなるは海老。
雑に言えば「ランチセットだから、まあとりあえずエビとか乗せといたふうな味だけど、この海老ならいっそ無くても良くて。野菜のかき揚げで良くて」という他店パターンが少なくなかった私の粗末な経験値にしても、困るくらいに嬉しい海老の天ぷらがきた。
何もカウンター天ぷら屋と比較しようてんじゃない。
お昼のセットで、せいろ蕎麦とびきりに加えての丼までも抜かりなく美味しくて幸せ。
つかりの良い加減のお漬物と、新鮮な具材のお味噌汁もついている。
速やかに我々へ配膳された頃にはもうすぐにお客様でいっぱいになる。お忙しいであろうに従業員さん達は丁寧、動きも軽やかなため、大盛況な店内でも落ち着いて食事をすすめることができた。
次は味くらべセットと海老天を楽しんでみたい。その次あたりにはたぶん定番のせいろ蕎麦。
ノシノシ歩いて駅まで私は戻るのだろうから、ノンアルコール訪問で予定を組みたい。
「蕎麦と私」を綴るまがない。
お蕎麦は時期のものでもあるから素早く投稿する次第。
あまりに早く駐車場に着いたものだから、店頭には並びができました。初回訪問でもあるし、ここは慌てず、様子を見て我々は後から続いて並ぶ。待合ベンチ前の可愛い金魚や細やかな植栽を眺めたりなどし。
開店時、先ほど挨拶した女性従業員さんが、
「先にお待ちだったお車の2名様からご案内いたしますね」と説明なさって。
御常連の方々とお見受けする。親切にこやかに、我々へ先頭をすすめてくださり、新参者は嬉しかった。御常連の方々、女性従業員さん、気を遣ってくださり、ありがとうございました。
店主さんへのエールになるか感謝になるかは(はたまたご迷惑か)定かではないが、前述した月刊誌の写真を(発行からの経年を考慮いたしまして)一部トリミングした上で付けさせていただきます。
長年、行きたいなあと思い、BMもしていた[久霧]が愛読誌に掲載され、読んだ私が、お店側の様々な経緯や思いなどを知ったその日、更に。の記し。宮ねこ。
お茶。七味入れ。お蕎麦の配膳の際に、小さな塩の容器も供されました。
[店内入り口の棚に本日使用しているソバの札]とお店HPにありました。11月からは、「手挽き」と「そばがき」は、R5大地からR6夏みのり になっている、ともありました☆
Aセット (かつ丼とせいろ蕎麦)+大盛り…手挽き蕎麦に変更。
せいろ蕎麦、手挽き。 埼玉県三芳町産 令和五年 秋 大地。
Bセット (天丼とせいろ蕎麦)+大盛り…十割蕎麦に変更
せいろ蕎麦、十割。 京都拓朗亭製粉 三芳町産 石臼挽き まほろば。
[ソバの札]の棚に置かれた素敵な木彫りの彫刻。
秋が来ました。
季節感があります。
◾️2022年12月号 dancyu 自宅にて表紙を撮影しました。
◾️2022年12月号 dancyu 自宅にてページを撮影しま した。
◾️2022年12月号 dancyu 自宅にて撮影しました。鳥獣戯画の兎が微笑んでいる☆ (発行当時の価格帯の箇所をトリミングしました)。
2024/11/16 更新
10月初旬の週末に2名で伺いました。
店舗駐車場へ車を停め、玄関の縁台に腰掛けて順番待ち。
13:00を過ぎていても、車で徒歩で、続々とお客様がおみえです。
下記、私の注文です。
■注文
・小えびの天せいろ
(小えび2、魚介1、野菜2)
¥1.500
・十割蕎麦/汁なし半量
¥450 /シェア
提供は速やか。
令和七年の夏蕎麦は二八、普通盛り。
天婦羅の五種へ大根おろし。別器に天つゆ。
小皿へ山葵と白葱。
この日、私は、ご飯とのセットにせず蕎麦一択とし、十割を汁なし半量で追加し夫と分けます。
8月と比べて蕎麦の水分量は高めな印象。
軽めの衣、油切り良い天婦羅。
海老天とっても好みの風合い。
大きさだけ威張ってる海老は認めたくありませんが、こちらの小えび天は私好みです。
器も素敵な皿盛りの十割。
香りも立ち、清々しくも豊か。山葵を追加したくなりました。
飽きの来ないバランス良好なつゆ。
蕎麦湯でさらっとしめます。
とてもとても美味しくいただきました✨
前回訪問時に、きっと頼みたいと願った天せいろ二八。
加えての十割。
自分なりに辿った最適解に大満足です。
此方のお店で、しばらくは、蕎麦と天婦羅の組み合わせを続けてみたい。
日頃こちらのサイトで親しくしてくださっているMyレビュアーのお二人方も、仲良く揃って訪問された様子♬
行動エリアも広い方々でらっしゃるところ、こうして大宮エリアにて美味しい共有ができ、やっと投稿一年越える私も喜びもひとしお♬
私も年内に再訪したいところです。
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◎蕎麦の札より。
・手挽き:埼玉県三芳町産
令和六年/秋 大地
・二八:埼玉県三芳町産
令和七年/夏 みのり
・十割:京都拓朗亭製粉
三芳町産石臼挽/まほろば
・そばがき:埼玉県三芳町産
令和六年/秋 大地
(訪問時:10月初旬)
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◆MEMO◆
◎お品書きより一部引用
・十割
微粉の粉を使用。つなぎを使わずソバ粉だけで打ちます。
みよしそばの里製粉の他、京都「拓朗亭」製粉の「まほろば」なども使用。
本日の使用粉は店頭棚の札にてご案内しております。
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[久霧]
心のこもる温かなサービス。お一人でも、どなたと行かれてもきっと、様々な用途の叶う懐の深い店。
ずっとこの町にあってほしいお蕎麦屋です✨
豆燕。