sei0104さんが投稿したパン工房 ブランジェリーケン（東京/下赤塚）の口コミ詳細

かぼちゃとキャラメルナッツチョコとコーヒーあんのデコベーグル(580円)
・モチモチしっとりでほんのり甘いかぼちゃ味がするベーグル生地
・ほんのり苦く甘みが十分にある風味豊かなキャラメルコーヒークリーム
・ミルクチョコレートのように甘くて、カリカリ食感のキューブチョコレート
・濃厚ミルキーでたっぷり楽しめるクリチ
コーヒーの苦味とキャラメルの苦味も混じった甘みがいい感じに調和してチーズやチョコのアクセントも楽しめる、蒸しパンのようなふわふわ食感の絶品かぼちゃスイーツパンでした！

キャラメルカスタードモンブラン(540円)
・バターや麦の甘みをほんのり感じるくるみパンのようなベーグル生地
・マロンの風味しっかり口どけなめらかで甘いマロンクリーム
・たっぷりもったり濃厚な甘さが癖になるキャラメルカスタード
ベーグル生地やザマンド生地でバターの効いた甘みを感じながら、本格的なマロンコーティングと甘い栗そして中にたっぷり入った濃厚もったりキャラメルクリームがもはやケーキのように絶品なボリューム満点モンブランでした！

アップルシナモンクリームチーズベーグル(420円)
・モチモチで生地がぎゅっと詰まったベーグル生地
・たっぷり入って甘く、風味も感じるシナモンクリーム
・コクのあるバターにかじりついてるようなたっぷり濃厚クリームチーズ
・シャキシャキみずみずし酸味にも感じる甘いりんご
シナモンクリームの大人の甘さに、クリームチーズの塩気そしてりんごの酸味加わった大人のスイーツベーグルでした！

味噌ナッツクリームチーズベーグル(350円)
・モチモチ食感で生地がぎゅっと詰まっていて、ほんのり甘いベーグル生地
・しっかり甘みのついたコクも感じる味噌
・濃厚クリーミーでこれでもかと言う位たっぷり入ったクリームチーズ
味噌なのに、スイーツ系のような濃厚で甘い味噌クリームと中のまろやかなクリームチーズのコラボがお見事な大満足ボリュームベーグルでした！

北海道かぼちゃクリームとカラメル入りキャラメルザマンドベーグル(420円)
・モチモチでカスタードが練り込まれているかのような甘さのかぼちゃベーグル生地
・こんがり焼けた砂糖とバターの香ばしさが絶品なザマンド
・もったり濃厚で甘いかぼちゃ風味のクリーム
・ほろ苦くてプリンのような甘みも絶品なキャラメルクリーム
甘苦カラメルソースと濃厚かぼちゃカスタードの高級感ある組み合わせがかぼちゃプリンのように秋の風味を醸し出し、甘いザマンドとかぼちゃベーグル生地がスイーツの最上級を行く、カスタードケーキのような絶品かぼちゃケーキでした！

ビーフシチューのカスクルート(490円)…パリパリだけど中しっとり高加水系のみずみずしいリュスティック生地、洋食屋さんレベルで煮込まれたお肉の風味が美味しく柔らかいビーフ、バターやチーズやタルタルのクリーミーさがとにかくとろける美味しさを演出してくれる、口の中が幸せなお食事系パンでした！

3種チーズのエッグカレーベーグル(440円)…甘くていろんな野菜が煮込まれた甘いカレー、カボチャが埋まっていて野菜味のほんのり甘いベーグル生地、クリーミーでコクのあるとろっとチーズでクセのないクリーミーでボリュームたっぷりカレーパンでした！

明太なすトマトピザ(440円)…フォカッチャのふわふわもちもち生地、明太マヨのコッテリ濃厚背徳クリーミー感でとろけるような乳系のこってりさを存分に味わえる明太バターピザでした！

リュスティックマルゲリータ(440円)…バジルの香ばしい香り、もちもちリュスティック生地、ケチャップ頼りじゃないドライトマトの本格的な甘みや酸味でふわっと軽い感じを残しつつ濃厚な新感覚のマルゲリータでした！

ホワイトチョコクリームガナッシュイチゴダイスチョコザマンドベーグル(480円)…ビター目でほのかに甘いココアがよく練り込まれたむぎゅっと系生地、フィナンシェのように甘くてしっとりバター味のザマンド、生クリームのような風味の甘くてミルキー濃厚なホワイトチョコクリーム、とろけるひんやりミルクチョコレートの甘味のダイスチョコ、高級菓子店の濃厚イチゴ生チョコのようなガナッシュと丸ごとイチゴで、ただでさえ美味しいイチゴ生チョコがフィナンシェと生クリーム入りのチョコケーキに包まれているような美味しさの異次元スイーツベーグルでした！

ベリーのチーズケーキ風ベーグル(480円)…ベーグル生地はぎゅっと詰まっててしっとり優しい小麦の甘さ。中にはミルキーなストロベリークリームとチーズクリームがたっぷり入っていて濃厚すぎるし、イチゴの実までゴロゴロ入ってて美味しい！！ザマンド生地はもちろんしっとりバターたっぷりで、レアチーズフィナンシェって感じで絶品！ケーキ以上の満足度、ボリュームのベリー風味焼きレアチーズケーキでした！

ソーセージチェダーメープルザマンドベーグル(420円)…ベーグル生地はむぎゅっと系バターロールみたいな風味で、リベイクするとバター染み染みパリパリになって美味しい！メープルザマンド生地はこれまたバターとメープル風味としっかり甘味があってホットケーキみたい！中にはジューシーなパリパリソーセージ、チーズたっぷりでピザみたいな感じ。バターロールの素朴な味をベースにザマンドとチーズのコク甘じょっぱコラボが楽しめて、お食事系パンケーキの最終形態でした…

バターチキンカレー(290円)…カレーはとても甘くこってり濃厚で、確かにバターが溶け込んでいるかと思うほどクリーミー！パン生地はとてもふわふわもちもちで大福のよう。中には挽肉もたくさん入っていてしっかりチキンの食感と味を感じる。上の七味はピリッと辛く、パンチを加えてくれてまたいい！それこそインド料理のバターチキンカレーとナンのようにマッチしていて、甘くふわふわボリューミーなパン屋ならではのパンでした！

ダブルチョコミントとレモンのチーズケーキ(490円)…クリームチーズ部分はとろけるように滑らかだけど、見た目以上にしっかりミントを感じてスースーする！笑+中のチョコチップはパリパリ食感で甘めなのでスイーツ感が増してる！クリームチーズ自体のチーズ風味もしっかり感じて、確かにチーズケーキだけど不思議な感じ。レモンピールもゴロゴロ入っていて、やっぱりチーズと相性抜群！タルト生地はマルセイバターサンドのサンド生地部分に味がそっくりで、人気お土産も感じながらこれでしか味わえない不思議な組み合わせを感じられる、ぜひ一度食べてみてほしいケーキでした！

メロンソーダベーグル(480円)…嗅いだだけで、アイスのようなメロンソーダの香りが漂ってくる！生地はむぎゅっとしていて自然な小麦の甘みがするプレーンだが、ほんのりとメロンパンのような味も感じる！食べ進めると中にはたっぷりと、クリーム入りメロンパンにも入っていそうな濃厚メロンピューレクリーム、さらにソーダ風味なあんこクリームが入っていて美味しい！パチパチキャンディも入っているみたいで駄菓子を思い出す。ベーグルの上のザマンドはバターが香るのでメロンパンのビスケット生地部分のよう！上の水色クリームも中身同様、あんこのような食感にソーダキャンディーの風味で不思議な感じ(笑)対して緑色の方は水飴のような食感で風味はメロンガムって感じでこれまた面白い。メロンパンの美味しさをそのまま、ソーダを混ぜることで夏にぴったりなスイーツに仕上げた天才的発想&美味しさなベーグルでした…

ほうれん草のコーングラタンベーグル(400円)…ベーグル生地はとろけるように柔らかくもちもち食感でカボチャパンみたいな自然な甘さ。しかもほうれん草がバジルみたいに風味を加えてくれてピザ生地みたいに美味しい！コーングラタン部分はコーンの甘味食感はもちろん、ホワイトソースが濃厚でクリーミーの頂点で本当にピザみたい！中にはたっぷりとコーングラタンが入っていて、生地の甘さとひたすらとろけるホワイトソースを感じて幸せ！リベイクするとサクサク生地になりもはやグラタンパイの域。ボリュームも味も満足感もピザ一枚分は優に超える、アメリカ人も大満足な欧米ベーグルでした！

モラセスノアマロン(ハーフ)(320円)…ゴロゴロ入った栗は、塩気もありながらもサツマイモのように甘くホクホクで、ハード系ザクザク生地と合わさるとまるでさつまいもパイみたいに美味しい！くるみもところどころに入っていて、ナッツの香ばしい風味や食感が合わさってピーカンナッツみたい！パンの半分以上がカリカリの栗でパンはハード系ザクザク食感、そして甘い白あんのような栗ペーストが合わさり、まるで秋の味覚の巨大な白あんナッツパイでした！ままどおるが好きな人は絶対ハマるはず…

金曜朝8時頃訪問。この時間は品揃えがかなり良い。

桃とマスカルポーネベーグル(540円)…桃レアチーズケーキ。まるで桃ジュースのようにしっかりと桃の味がする、中しっとりなベーグル生地は、ロールパンのような風味でほんのり小麦の甘さが漂う。中には桃ピューレのような果汁入りのピンク色のマスカルポーネ入りもったり甘い、口溶け滑らかなカスタードのようなクリームが惜しみなく入っており、喫茶店のレアチーズケーキのような美味しさ。トッピングの桃はシャキシャキかつほどよく甘く、チーズのミルキーな塩味と合わさってフルーツヨーグルトのような味わい。そして上のザマンド生地はバターが香る甘く香ばしい味わいでフィナンシェのよう。フルーティかつ濃厚なクリーム、フルーツそのものの食感や酸味を楽しめるケーキベーグルだった。

チョコバナナスコーン(240円)…ふわふわチョコバナナケーキ。中が思いの外しっとりなスコーン生地はバナナ風味がとても強く、バナナミルクのようにクリーミー。一口食べるたびにパリパリのチョコチップの甘すぎない香ばしいチョコの香り、バナナケーキのような優しいバナナ風味、そしてほんのりスコーンっぽい小麦とバターの風味が広がる。甘すぎず硬すぎず、どちらかというとしっとりふわふわ目なスコーンだった。

みそナッツかぼちゃ(320円)…コクとボリュームがレベチなあんバターという感じ。むぎゅっと詰まった、かぼちゃパンの風味の甘味が優しく漂う生地の中にはカボチャの実も入っていて、かつ甘しょっぱい味噌との相性が味噌カツのように抜群。食感的にも中のカボチャの実、ナッツがカリカリ食感を足してくれて一層楽しい。また生地の中にはこれまた甘しょっぱいみそナッツクリームが多すぎない程度に詰まっていて、2種類の甘しょっぱコンビをちょうどいいハーモニーで感じることができて幸。さらに中にはかぼちゃクリームもふんだんに詰まっていて、甘いカボチャをクリームベースで感じられる。小麦やバターの風味を感じながらも、味噌やナッツクリームのコクのある2種類の甘じょっぱコンビとカボチャクリームを楽しむことができる、新時代のあんバター。ケンの中でも美味しさの面でかなり上位に来るのではないかと思うベーグルだった。

のり塩バターベーグル(300円)…クロワッサン生地のようにバターがたっぷり染み込んだベーグル生地はサクサク食感を感じるもので、バターたっぷりバタートーストのような幸せ感。青のりも生地にたっぷり含まれていて、磯の香りもしっかりしつつ全体をのり塩味のように風味やパンチを加えてくれている。上にかかっているソルトもこのベーグルの味を存分に追加してくれて、もはやこれをおかずにご飯を食べられるレベル。のり塩のポテチのような風味のあるジャンキーさもありながら、バターたっぷり染み染みな背徳感もある、大満足ボリュームのおやつに最適すぎるベーグルであった。

ナチュレ・マロン(400円)…分厚くぎっしり詰まった、ちょっぴり酸味も感じるハードパン系生地はさつまいも蒸しパンのような自然な甘みがあり、中にゴロゴロ入った栗は栗の味がしっかりしつつ、胡桃のナッツのような塩気がほんのり効いたオシャレ味。カリカリ系もザクザク系もいろんな種類のナッツが混在する中、たっぷりの甘い栗餡が実はぎっしり詰まっていて、クルミの実の風味と塩気と合わさって、2種類だけとは思えないほど色々な味を感じて美味しい。ハード系の生地は小麦の味もしっかりする程よい塩気の生地でかつパリパリ食感で、気分はまるで巨大な栗パイ。栗とクルミのコンビネーションだけで、塩も甘もカリカリもサクサクも表現してくれ、場所によってご飯系にもスイーツ系にもなる多彩なパンであった。

ベリークリームチーズ(320円)…むぎゅっと詰まった生地はロールパンのような食感かつ少し甘めで、埋まっているベリーが甘味や酸味、ポリっと食感を足してくれてベリーパンのような味わい。ベリーは苺だけでなくブルーベリーもあり、違った風味、酸味を感じられる。さらに中にはクリームチーズもたっぷり詰まっていて、ピザチーズのようにクリーミーかつミルキーな塩気あるコクのクリームチーズがたっぷり埋まっているベリーと、チーズxワインのように好相性。塩気も甘味も優しい、それでいて相性も抜群な、夜に相応しいオシャレベーグルだった。

ヴィクトリアケーキ(420円)…ケーキ生地は非常にしっとりかつぎっしりしていて、カステラのような甘い風味が香る。そして中のアールグレイオレンジバターは六花亭のバターケーキのような滑らかで甘いかつミルキーなクリームで、フィナンシェに近い美味しさ。カシスジャムは程よい酸味や甘味でケーキにプチプチ食感を足してくれ、非常に見た目も綺麗で味も喫茶店レベルの美味しいケーキであった。

土曜夜20時頃訪問。遅い時間にも関わらず、まだお客さんがたくさんいてベーグルも豊富にあったことに驚き。

枝豆つなわさびクリームチーズベーグル(400円)…ピリ辛ツナマヨずんだベーグル。もちもちむぎゅなベーグルは、お米のように少し甘めで、枝豆が散らされていることもありずんだ餅のような美味しさ。中はクリーミーなツナとクリームチーズの組み合わせがツナマヨのようであり、ツナマヨおにぎりよりも甘みや濃厚なチーズを強く感じる出来栄えで一層美味しく感じる。クリームチーズはたっぷり入っていて、ツーンと辛いわさびと風味が強いツナの組み合わせは、マスタードとフランクフルトパンの組み合わせでもあるような相性の良さで、不思議な組み合わせにも関わらずベーグルと合ってクセになる。シーチキンピザのようなクリーミーxツナが好きな人、マスタードなどのアクセントが好きな方には是非お勧めしたい新感覚のベーグルだった。

はちみつレモンケーキベーグル(420円)…レモンヨーグルトフィナンシェ。生地はケーキ生地のようにバターを感じる甘さで、非常にしっとりかつ小麦も感じる味で、レモンジャムがかかっているので甘味と酸味も一緒に感じて爽快感ある美味しさ。そして中には待っていました、甘くてミルキーで濃厚かつレモンの酸味、風味がガツンと来る、クリームパンのクリームのようなもったりクリームがこれでもかと注入されていて幸せ。中にはクリームチーズも入っており、レモンクリームと合わせてレモンヨーグルトのよう。さらに生地の上に載っているケーキ生地はバターフィナンシェのように甘さと焼きの香ばしさ、バター風味が感じられるものでまるで固くないクイニーアマン。上に載っているレモンはちょっと焼きの香ばしさも感じるドライフルーツの食感、甘さそしてレモン独特の苦味も感じる。甘み苦味酸味と色々変化は楽しめながらも、最初から最後までずっとレモン満載なベーグルだった。

オレオとチョコとバニラのチーズケーキ(480円)…クッキーアンドクリームの最上位バタークッキー生地タルト。タルト生地はとてもこんがり焼けていてブリュレ風味のようでありながら、バタークッキーのように程よくしょっぱくて甘い。ケーキ部分はクッキーアンドクリームのような、冷たいバニラアイス風味とオレオの風味を感じられて非常に美味しい。さらにチーズはレアチーズケーキのようなしっかりしたチーズ風味かつひんやりしていて絶品。タルト生地に比べてチーズ部分がたっぷりで、バニラアイスとチーズクリームの海に溺れながらしたのしっとりサクサククッキーを楽しめ、かつ七変化する風味を楽しめる、贅沢かつケンらしい一品だった。

アールグレイオレンジバター(300円)…オレンジ風味背徳バターサンド。ハード系のフランスパンはそれだけでほんのりバターの香りがする、心地いい小麦と塩味のものでフランス感がある。そして中のクリームは非常にクリーミーでバター風味が強いバタークリームで、ほんのりアールグレイや柑橘の味がする、オレンジ香料のバタークリームといったところ。バタークリームはこれでもかと入っており、バターの食感を感じるほどなのでかなり背徳感があるがやはり非常に美味しく、バターは口の中で体温でとろけてくれる。一見小ぶりだが一個だけでも大満足できる、至高のスイーツフランスパンであった。

エルビスのカスクルート(390円)…ベーコンは醤油の味が染み付いていて程よい塩味で、カスクルート生地の胚芽系サンドイッチ生地と合う。バナナは完璧に熟していてとろけるような柔らかさかつ甘みが強い、もはやこれだけでスイーツのような完成度。ハチミツもふんだんにかかっていて、風味を感じつつもバナナの風味を損なわないちょうど良さ。さらにピーナツクリームは実がゴロゴロ入っていて、カリカリ食感や塩気も楽しめながら甘く濃厚な味。全体として自然が奏でる甘じょっぱ幸せコンビで、醤油味ベーコンと甘々クリーム達の意外な組み合わせは想像を超えた美味しさだった。それこそベーグルで再現したら大化けしそうな組み合わせであった。

塩キャラメルナッツベーグル(420円)…一言で言うならキャラメルポップコーンプリンベーグル。ミレービスケットのような少し甘い香ばしさのベーグルの中にはキャラメルがゴロゴロ入っていて塩気とプリンカラメル風味を出してくれていて、かつキャラメルの甘さとかなり強めなバター味がスナック菓子のようにクセになる美味しさ。中は生地をほとんど感じさせないほどぎっしりとキャラメルクリームとナッツが敷き詰められていて、どちらの風味もふんだんに感じられるかつピーナツバタークリームをそのまま食べている感じで非常に背徳感満載。キャラメルがあるからか、ロータスとバターを合わせたような風味。また上のザマンド生地がさらに香ばしい甘さを醸し出してくれ、中心部分は塩がよく効いてて変化も楽しめて飽きのこないベーグルだった。

明太もちマヨネーズ(400円)…塩味が効いていて、しっとりもちもちで柔らかふっくらピザのような生地は明太の塩味、マヨネーズの油脂成分が合わさり、こってり濃厚明太ピザのような味わい。明太は全体的にマヨネーズによるクリーミーな生地も相まって、もはや明太バターのような、背徳感のある味かつよりチーズにも近いコクのある味わいであり、かつこれでもかとふんだんに盛り込まれている。中に何も入っていない部分もふんだんに使われた油脂が染み込んでおり、クリーミーかつほんのり塩味で塩パンのような美味しさで満足度は高め。真ん中含め所々餅部分があり、米本来の甘味が足され、味がしっかり着いている明太マヨと磯部焼きのような味わいを演出してくれる、和洋折衷なベーグルだった。

かぼちゃあんと栗・さつまいもダイスのベーグル(420円)…一言で言うならカボチャパンままどおるデニッシュ。ザマンド生地のおかげでクロワッサンのようにバターが効いていて、おまけにデニッシュのような、ほんのりかぼちゃも感じる甘い生地はぎっしり系で、中には自然な甘さのかぼちゃ味感じるかぼちゃクリーム、さつまいもの実がたっぷり入っていて、秋の味覚をふんだんに楽しめる。栗も大きくさらにとっても甘く、食感も相まって粒あんのようであり、どこかクリーミーさも醸し出しながらあんバタークロワッサンのような風味を醸し出してくれている。基本は給食などに出てくる昔懐かしカボチャパンの生地をベースに、ままどおるのように甘い生地と白餡に近い栗の甘味を楽しむことができる、和菓子詰め合わせのようなベーグルだった。

ほうれん草と4種チーズのベーグル(380円)…野菜スティックパンx濃厚ベルキューブチーズ。まるでカボチャベーグルにも近い、野菜の甘さが引き立つベーグル生地は比較的フワフワで、甘い風味をふんだんに感じる。中のチーズはたっぷりで、食感を感じる硬さにも関わらず口の中でとろける固形チーズ、とろとろのとろけるチーズ、kiriのように少し酸味も感じるしっかり塩味のクリームチーズ、そしてカマンベールのような濃厚チーズが入っており、甘い生地との相性はベイクドチーズケーキのように良い。特に乳を強く感じるベルキューブのような味の固形チーズはゴロゴロ大きく、口の中で濃厚な風味が広がる背徳的な幸せを感じれる。

ココアチョコクリーム・3種の柑橘マーマレード・クリームチーズ・ザマンドベーグル(450円)…ココアがよく練り込んであるむぎゅっと詰まった生地はチョコ生地パンのように甘く、やはりブラウニーのようで少しアールグレイのような香りも漂う。上のザマンド生地はとてもオレンジがよく香るマーマレードで、オレンジピールチョコケーキにも近い。オレンジだけでなくあんず？の風味も感じてフルーツ尽くし。おまけに中のクリームチーズはほんのり乳酸菌味で甘く、その周りにはマーマレードがかかっていて、フルーツチーズのような、カフェのフードで出てきそうなおしゃれ味。そして中のチョコクリームはカカオ濃いめだが甘く、マーマレードと合わせて甘々になってしまうところをチーズの塩気が調和してくれ、ホールケーキを丸ごと食べるような満足感は健在だった。

せとかクリーム・マンゴークリーム・クリームチーズ・オレンジピール・ザマンドブリオッシュ(590円)…生地全体がフッカフカのシュークリーム生地のようであり、サンドのクロワッサンのようにバターも香る。中には爽快な味でかつしっかりした味のマンゴークリーム、酸味がある伊予柑のようなみかん味のクリームとマーマレードのようなオレンジピールを感じて楽しい。そして豪快にかぶりつくのがまさに大きさも相まってホールケーキに豪快に齧り付くような幸せ。ブリオッシュなので生地にもデニッシュのような甘味や風味があり、クリームの甘すぎない彩りどりの風味とベストマッチ。そして真ん中にはクリームチーズが塊で入っており、口いっぱいに乳の味が広がりマンゴーラッシーのよう。ザマンドも入っていて、フルーツクリームの酸味をバター味の甘味で包んでくれ、フルーツケーキのようなパンだった。

ナスのペンネアラビアータとバジルチキン・モッツァレラのカボチャベーグル(420円)…少しイングリッシュマフィンにも近いザラザラしっとり生地はかぼちゃパンの風味や甘味、そしてカボチャの実も楽しめる。中には少しピリ辛だがちゃんとイタリア料理で出てきそうなバジルチキン風味のペンネアラビアータがたっぷり入っており、辛さが生地の甘みと合わさりインドカレーとナンだったり、ピザまんのような合うコンビ。ペンネ同様、バジルチキンはゴロゴロ入っていて、真ん中には丸ごと入ってて皮もジューシー肉質もプリプリでカオマンガイに近い美味しさ。チーズもピザのような香ばしモッツァレラでまろやかクリーミーでピザ感を足してくれ、全体としてイタリア満喫ベーグルといった感じだった。

3種ベリー・いちごクリーム・練乳クリームチーズ・ザマンドブリオッシュ(390円)…ブリオッシュ生地は流石のクオリティでクロワッサンのようにバターがガツンと香りつつホロホロ口溶けの良い食感。いちごクリームはダッツの苺味のようないちごがガツンと来つつ酸味と甘味が完璧に調和した持ったり濃厚クリームで、種が入っているのも嬉しい。ブルーベリークリームもブルーベリージャムのようなしっかり味で、実もゴロゴロで口いっぱいに酸味甘味が広がる感じはベリー好きにはたまらない。チーズも混ざっているおかげで喫茶店のレアチーズケーキのような高級な味わいになっている。ザマンド生地はケーキのような甘さとバター風味で、フィナンシェもレアチーズケーキもいちごスイーツも楽しめる、とにかくベリー好きには超オススメの最高パンだった。

キャラメルスコーン(240円)…胚芽系の生地の味がしながら、クッキーのように甘くてザクザク美味しい、粗めの粒感のスコーンの中ではクルミ、ナッツの食感や風味を感じられる。さらに所々キャラメルの粒が埋まっており、甘くて風味豊かなだけでなく、塩味もかなり強めに感じて、塩キャラメルやバタークッキーのような美味しさ。時々クラッカーのような風味を感じる、ケンらしい美味しさ七変化のスコーンだった。

チェリートマトベリー(400円)…生地はフランスパンのように内側はもちもちしつつもハードな外側食感で、小麦味が美味しい。中のベリーはしっかり酸味のついているブドウ味で、酸っぱ甘い美味しさ。そしてチェリーはどちらかと言うと甘みが強く、食感はベリーといった感じ。こういったハード系のベリーパンは生地の二、三割がベリーというのがよくあるパターンだが、こちらは七、八割といったところで、驚くほどあちこちがベリーになっている。杏のようなトマト？のようなものはトマトの風味はありつつも非常に甘く、ゼリーのような食感で程よい軽い酸味でベリーと違和感ない。甘味酸味が違うベリーが次々現れるので全く飽きがこない。自分のようなベリーパンが好きな人には量味共にその最上級を味わうことができる、夢のようなパンであった。

えびアボカドカボチャラップ(390円)…とってもメキシカンで、どこかチヂミにも似ているナチョスのようなパン。まずカシューナッツがゴロゴロ入っており、その周りにはクリーミーなアボカドがたっぷり。エビのおかげで海鮮の香りも強く、パンのアクセントになってくれる。ナンのようなしっかりとした生地はかみごたえがあり、味はかぼちゃパンのようなしっかりかぼちゃ味。食べ進めるとクリームチーズがあり、ナチョスのディップを演出してくれるし、アボカドと合わさり全体がとてもクリーミーに。

チョコチップ、練乳クリームチーズ、ココアザマンド、ダイスチョコベーグル(440円)…生地はチョコケーキかと思うほどしっかりとチョコの味がするぎっしり生地で、ガツンとココアを感じる。ココアザマンド生地はチョコが練り込んであるクロワッサンのように甘く、やはりココアが香る。中の練乳クリームチーズはチーズの風味、塩味はもちろん、カルピスのような乳系の風味としっかりした甘みがあり、バタークリームに近い。さらにパリパリ甘さ控えめカカオ強めなパリパリチョコチップも合わさることで、甘さ控えめココアとチーズ濃厚な大人のオレオチーズケーキに。極め付けはダイスチョコで、パリパリかつ甘く、ジャイアントコーンのパリパリのような美味しさ。チョコ好きには最高の一品だった。

ピスタチオガナッシュ・ブランボワーズ・クリームチーズ・ザマンドベーグル(540円)…モッチモチで生地がぎゅーっと詰まった、ほのかなバター味のベーグルの中にはピスタチオの実がごろごろ入っているだけで無く、カカオしっかり目の甘いチョコレート、塩気の効いたクリームチーズそして酸味が強めで心地いいフランボワーズがたーっぷり入っていて、もはやピエールエルメ。ザマンド生地は洋菓子店のように甘くバターが効いていてフィナンシェのよう。上に乗ったピスタチオクリームも惜しみなく載っているのにしっかり風味がついているもので満足度はピカイチ。中にもごろごろピスタチオ、外にもなめらか美味しいピスタチオクリームでピスタチオ好きにはたまらない一品。

マンゴーとキャラメルカスタード・マンゴークリーム・クレームサワー・オレンジベーグル(480円)…むぎゅ系のぎっしり生地はほんのりバターを感じつつ、マンゴーの風味がしっかりする。中には濃厚なキャラメル風味のクリームがやはりたくさん詰まっており、涼味のマンゴー生地にケーキのような贅沢風味を足してくれる。上にはしっかりマンゴー味のジャムが惜しみなくつけられていて果実を感じつつ、たっぷりのマンゴークリームそしてクリームチーズに溺れる。フルーティな甘みとコクを感じるチーズのコンビはレアチーズケーキのように見事で甘さとしょっぱさの絶妙なバランスが良い。チーズもあるからかピザのような風味も感じ、中心部分にはマーマレードジャムもあり、マンゴーパフェのような気分も味わえ、まさに美味しさ七変化。

桃とアールグレイカスタード桃クリームクレームサワーベーグル(480円)…ぎゅっと詰まったベーグル生地はしっかり桃とバターの味が心地よく、ほんのり桃風味のバターロールに近い。上のフィリングはリンゴに近く酸味も甘みも十分。そして中はすっきり紅茶味で甘くもったりクリームがたくさん入っていて、その下には白くて甘い、おそらくカルピス味のクリームチーズ？があり、全体として季節限定フルーツ紅茶パフェを食べているよう。端の端までずっと桃風味たっぷりなのも嬉しいポイント。

まっちゃ白玉黒胡麻あん味噌ベーグル(380円)…すごい組み合わせであるように感じるが、実は味噌の甘辛さがまるでみたらし団子のような味わいで驚くほど白玉と合う。それだけでなく、生地は程よい甘さのこれまた密度が高い抹茶風味のもので、中には黒胡麻の団子にも合う甘い風味を纏ったあんこがぎっしりで、気分はまるで京都の嵐山の食べ歩きスイーツ詰め合わせ。実は中にも白玉が入っていて驚き。風味レベルでなくそれぞれの味がしっかりしている、和スイーツの頂点のようなベーグルだった。

日曜11時頃訪問。店内には5、6人ほど。
このパン屋さんに出会ったことを神に感謝するレベルで、とにかく史上最高の一言。何を食べても最高に美味しいし、ボリュームもあるし、「ぶっ刺さった」という表現が正しいかもしれない。どのパンも食べた時の満足度が群を抜いている。

ココアオレオバナナガナッシュザマンドベーグル(580円)…ずっしりココア生地はココアがしっかり香り、おまけにバナナも香りぎゅっとしていてボリューム満点。ダマンド生地はケーキ生地のようにオシャレ甘く、絶品スイーツにしている。上のオレオクリームはバターのように滑らか、オレオの大人香ばしい風味、サクサク食感も健在。そして極め付けは中に入ってるチョコバナナクリームで非常に濃厚。全体として大満足でもはや芸術品とも呼べる出来栄えベーグルだった。

マロンクリームサンド(300円)…食感しっかりバターが香るバゲット生地の中には甘くて栗の香り香ばしく、バターのようにクリーミーでまろやかなマロンクリームと栗のみがたっぷり入っていて、モンブランとクロワッサンを同時に食べているような幸せ。和と洋が混ざった見事なコンビネーション。

味噌クリームチーズベーグル(350円)…ピザのような香ばしくチーズのクリーミーな風味が漂うぎっしり生地のベーグルの上には甘めでしょっぱさもある味噌が塗られていて、照り焼きピザを食べているかのような幸福感。おまけに中にはたくさんのクリームチーズ、甘めの味噌ペースト、クルミが入っていて、食感、あまじょっぱい味共に全く飽きない組み合わせになっている。ボリュームは満点で、一個だけでもピザ1枚分くらい食べたような、非常に満足度の高い一品であった。

チョコマカダミアナッツ(400円)…チョコの味がとても濃厚かつビター目でカカオが香り、さらにマカダミアナッツもごろごろで贅沢な味わいなのに、生地もぎっしり詰まっていてココア味でチョコ好きにはたまらない一品。チョコチップがこれでもかと入っているおかげで何口食べても最後までチョコたっぷり。かなりボリュームもあり、400円とは思えないほどの満足感高いスイーツパンであった。

正直、ここのパンを知ってしまったら他のパンじゃ物足りなくなってしまう、まさに劇薬。今までのパンは過去のものになってしまったな、と思うほど。どこに住んでいたとしてもこのパン屋さんがあり続ける限りは行き続けたい、と感じた。