1回
2024/01 訪問
香りや音、五感全てが喜ぶ臨場感あふれるフレンチ✖️鉄板
2024/01/25 更新
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3年連続ミシュランを獲得しているフレンチ「麻布十番 スブリム」監修、2024年1月15日にオープンしたばかりの恵比寿のSublimeへ行ってきました。
開放感のあるカウンターに座るとコースで使用する活きの良い食材を紹介してくれます。
今回鮑やA5黒毛和牛が堪能できる《Abalone course》をいただきました！
コース内容▼
◆乾杯シャンパーニュ
こちらはオープン記念でノンアルにも変更可能！
すっきりとしていてクセがなく飲みやすいです。
◆アミューズ
黒毛和牛
烏賊、茄子フレッシュキャヴィア
可愛い箱で提供され、開けるとボタニカルな世界観が広がります。
イカと茄子の組み合わせは初めてでしたが、イカのしっとり感とナスのみずみずしい食感が面白く、キャビアの塩分と合わさって相性抜群でした
◆前菜
氷温熟成魚とクロロフィル
鰤を生姜の泡と特製ソースで一口食べると引き締まったぷりぷりな身がとろけます。
一見、相反する話ですがまさに溶けていく感覚が近いです。
いつの間にか鰤がなくなっているのに、旨味がしっかり残っている不思議笑
添えてある芽キャベツは、一足早い春を感じました。
ここで、珍しい白ワイン「ボーヌ ショーム・ゴーフリオ ブラン2019」をいただきましたが、飲みやすすぎて何杯もリピートしてしまいました。
次行った際に出会えたら、確実に飲みたいとおもいます
◆スペシャリテ
A5黒毛和牛SUKIYAKI
お店のコンセプトにぴったりな和とフレンチの至高の逸品です。
鉄板の上であたためられたすき焼き風のタレが入ったソースパンに黒毛和牛を2.3度潜らせ、その上から熱熱トロトロのチーズをかけるという食の暴力。
しかも、トリュフもチーズと同じ生産地のものを使っているという徹底ぶり
濃厚なチーズとすき焼きダレが絶妙に絡まり、歯で噛み切れるくらいの柔らかいお肉の甘みを感じつつ最後トリュフの香りで締め、口の中でコロコロ変化する味わいに感動でした。
◆魚介鉄板料理
活け鮑の鉄板焼き
目の前で動く活きの良い鮑を鉄板で焼き、肝とバター醤油で味付け。
バター醤油の焦がしソースを作っている音と匂いだけでワインが空きそうです。
コリッとした鮑はあっという間に完食。
◆お口直し
stick ice
宮崎県のへべすという柑橘を使ったスティックアイス。
かぼすより、丸みがある風味でお口の中がさっぱりしました。
◆鉄板料理
季節野菜の鉄板焼き
シルクスイートと見た目が可愛らしいペコロスを鉄板で焼いていただきました。
シルクスイートは、しっとりなめらかで甘味が思ったよりあって美味しかったです
◆肉鉄板料理
A5黒毛和牛赤身ステーキの鉄板焼き
お肉は赤ワインとという計らいでシャトー・グランピュイ・デュカスと合わせてくださいました。
こちらは、目の前でフランベをしてもらいました。まさにカウンター冥利。
フランベ後のお肉をカットする時間が本当に好きで、カットした後のお肉の断面がキレイで思わず一言も話さず見つめちゃいました
岩塩、ニンニクの醤油漬け、出汁ポン酢、わさび、特製ダレが用意されていますがまずはそのまま一口。
何もつけなくても、口中に甘みが広がります。まさに幸せとはこのこと。
順番に薬味などをつけて楽しみ、最終的に行き着いたのは特製ダレにお肉をつけ、その上にわさび、ニンニクの醤油漬けを乗せる食べ方。
ぜひお試しください！
◆食事
白飯 赤出汁 香の物
最後はご飯もの。
プラス800円で、洋風ガーリック茶漬け にできるということでもちろんそちらに変更しました。
なんと、こちらの洋風ガーリックライスは、シンプルに具材なし。
仕上げにお出しをかけてどうぞと出されます。
一口食べると、納得。
シンプルなのに他の食材がいらないくらい完璧
今まで食べた中で確実にいちばんの締めでした...
最後一緒に伺った友人と頷きながら食べました。
◆デザート
季節のパフェ(苺のパフェ)
最高の締めをいただいたのに最後デザートとカフェドリンクまでいただきました。
季節のパフェは苺
上部からバラっぽい華やかなシロップにエスプーマがいちごにかかっており、真ん中はアイスとガトーショコラ、下部はおそらく苺のコンフィチュール。
苺の甘酸っぱさがくどくなくすっきりとしていてとっても美味しかったです！
普段甘いもの食べないですがぺろりといけました！
一通りコースをいただき、コーヒーを飲んでフィニッシュ。
本当に大満足なコースで、会食などでも使えますし、特別な日に利用したいと思うお店でした。
昼は2つのコース、夜は7つのコースがありご予算に合わせて利用できます。
また伺います。
ご馳走様でした！