2回
2024/09 訪問
もう通い初めてから15年以上は経ってますが、今更の投稿です。
いつもは竹なんですが、今日は久々に松をいただきました。
竹はロースで約240g、松はリブロースで約300gの違い。
リブロースはロースに比べて霜降り肉な感じです。
価格はロース松4,000円、ロース竹3,000円、ロース梅2,300円で、ヒレもロースと同じ金額です。
かなり厚い豚肉を2度揚げしないで、しっかりと余熱で良い塩梅で揚げる大将の職人技が凄い!
しかも、揚げて少し経ってから切った豚肉が、出されたタイミングでくっついているのも、余熱で揚げているからこそ。
こんな神技を話しをしながらやってしまう大将には本当に驚愕です!
一般的にとんかつは、からしと濃厚で味も濃いソースで食べることが多いと思いますが、幸楽ではこの豚肉を堪能するために岩塩とウースターソースでいただきます。
豚肉の臭みが無いから、からしは不用なんですね。
付け合わせはポテトサラダと皮剥きトマト、キャベツ。
別皿に漬け物となめこの味噌汁とご飯がつきます。
ご飯はおかわり無料。
まず、肉をしっかり堪能するために岩塩から。
口に入れると、脂は人肌温度で溶けて、口の中に肉汁とその甘さが広がります。
噛むごとに肉の弾力と肉汁が口いっぱいに広がり、ご飯が進みます。
竹のロースには無い肉全体にジューシーさがあって、ほんの少し脂が多くて甘い感じです。
貴重な素材を時間をかけて丁寧に処理しているから、食べた時の違いもよく分かります。
機械や道具を使用した下処理とは全く違う、きれい過ぎない手仕事の食感。
仕入れた豚肉にもよるそうですが、処理すると約7割ほどになってしまうほど少なくなるそうで、値段以上の価値を感じます。
ウースターソースは塩味と酸味があり、さっぱりした感じで、これも美味。
この肉の味が濃い豚肉には、一般のソースは合わないのがよく分かります。
このウースターソースと岩塩の組み合わせは、この豚肉を堪能するには最高の調味料だと思います。
ご飯もおかわりして、大変美味しくいただきました。
2024/09/17 更新
浜松で諸用があり、お世話になってる方と一緒にランチに伺いました。
14時過ぎでも絶え間なく来客されるのは人気店である証拠ですね。
今日はロースの竹(3,000円)とヒレの竹(3,000円)をいただきました。
ポテトサラダのマヨネーズなども自家製で、市販されている調味料を使用しないのも拘りの一つ。
まずはロースから。
竹のロースは約250gほどで、食べやすい赤身と脂身のバランスが良い部分を使用しているそうです。
オリジナルに近い黒豚肉を使用しているので、肉の味が非常に濃い!
少し野生味を感じる感覚です。
お次はヒレをいただきました。
上記の通り、手間暇を考えても、ちょっと少ないかなと言う印象ですが、他店と比べて柔らかさを売りにした肉とは違い、素材そのものの良さを引き出したヒレ肉なので、肉本来の味と質感を味わえます。
ロースとは違ったサッパリとしつつも、肉の味が凝縮したようなヒレも絶品です。
もし、初めて行かれる方は、梅(2,000円)でも良いので、ロースとヒレの両方を食べるのがオススメです。
因みに、ロースの松の部位はリブロースを使っているので、梅や竹のロースより脂身が多く、グラム数も300gほどと竹よりも多いです。
よりロースの醍醐味が味わえると思います。
食べる時は、ウースターソースと岩塩があり、まずは岩塩で食べてから、ウースターソースで食べると味変になって良いと思います。
因みに、テイクアウトして家にあるソースで食べると合わないと感じると思います。
やはりシンプルに、岩塩や塩コショウ、ウースターソースなどで食べるのがオススメです。
仕入れた肉ブロックから不要な部分や筋などを取除くと約7〜8割になってしまうそうで、高く感じる価格も手間暇を考えると納得すると思います。
相変わらず唯一無二で、本当に絶品なとんかつでした。
またお伺いします!
ご馳走様でした!