ざるそばススルさんが投稿した一東菴(東京/東十条)の口コミ詳細

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ざるそばススルのおそば探訪

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一東菴東十条、王子神谷、十条/そば、日本酒バー

1

  • 夜の点数:5.0

    • ¥3,000~¥3,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/06 訪問

  • 夜の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥3,000~¥3,999
    / 1人

情緒という仮面の下にある、屈強なストロングスタイル

ミシュラン、duncyu、はたまたアド街ック天国など、さまざまなメディアで紹介される東京の名店・一東庵。お昼に電話予約したところ、「大テーブルでの相席でなら」とのことでしたので、ぜひにと予約。本日はこちらにお邪魔しました。

このお店は蕎麦前が非常に充実していて、蕎麦前を楽しんだ後に締めとして蕎麦を嗜む、というスタイルを求められる形。そこに倣っていくつか注文しましたが、あくまでレビューは肝心の蕎麦についていたします。

・三種せいろ 天ぷら付き

1枚目は千葉成田秋そば。
細身で締まったボディから放たれる強い蕎麦の香りと甘みに、早くもノックアウト寸前。つゆも出汁のコクがしっかりと出ていて、非常に美味です。

2枚目は埼玉三芳秋そば。
香りは強いが、味はほどよくスマート。ただ噛めば噛むほど甘みがグッと出てきます。蕎麦の旨みに瞳孔は開きっぱなしです。

3枚目は佐賀唐津佐賀在来。
1〜2枚目に比べて食感に変化あり。ざらざらとした舌触りがいい塩梅に引っかかりながら、蕎麦の香りと甘みを口いっぱいに広げてくれます。

ここで三種の食べ比べというスタイルについて考えてみます。普通の店であれば、三種の食べ比べともなると二八・十割・田舎といった種類や、辛汁・塩といった食べ方など、なにか変化をつけてくるのが通常だと思います。しかし、このお店では産地とそれに対する挽き方・打ち方の違いだけで、分かりやすい変化をつけるわけではない。まさに真っ向勝負の姿勢。情緒豊かな店の雰囲気の根底には、小細工を必要としない、蕎麦に対する造詣の深さと信念、その上でのストロングスタイルを感じざるを得ません。

蕎麦湯はとろみのあるもので、蕎麦湯も一つの料理といえるほどの完成度。最後の一滴まで楽しめました。「いつ何時、だれの挑戦も受ける」そんなアントニオ猪木の名言が聞こえてくるようでした。何も文句がありません。

味 : 4.0 / 4.0
値段CP : 0.5 / 0.5
雰囲気・接客 : 0.5 / 0.5

  • 佐賀唐津佐賀在来

  • 埼玉三芳秋そば

  • 千葉成田秋そば

  • 三種せいろ 天ぷら付き

  • 天ぷら

  • そば味噌

  • 蕎麦湯

2024/07/06 更新

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