ざるそばススルさんが投稿したにのまえ(茨城/水戸)の口コミ詳細

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ざるそばススルのおそば探訪

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にのまえ常陸津田、常陸青柳、水戸/そば、中南米料理

1

  • 昼の点数:4.9

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/08 訪問

  • 昼の点数:4.9

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

KING OF 常陸秋そば

蕎麦のブランド品種として有名な常陸秋そばですが、蕎麦屋を巡っているとこれに出会う頻度は少なくありません。しかし重要なのは、産地。同じ品種でも、産地が異なると、味に大きな違いが出るようです。

そんな常陸秋そばの中でも、まさにKINGと呼べるものが味わえるのがこちらのお店。

にのまえ @常陸津田

水戸駅からタクシーで10分程度。休日の開店直後11:30にお邪魔しました。一番乗りの入店でしたが、30分後には5組ほどのお客さんがおりました。

さて注文したのは、赤土町(あかつちちょう)の常陸秋そば すけもり。

蕎麦が運ばれてくると、まずその香りに驚きます。顔少し近づけるだけで蕎麦のいい香りが鼻を抜けてきます。味わいも十分過ぎるほどで、それでいて上品さもあります。

味と香りはもちろんのこと、特筆すべきはそばつゆ。「すけもり」はかつお節がメインのつゆで、一般的な辛汁とは味と思想とかなり異なっています。そもそも、つけ汁は味が濃過ぎると蕎麦の味を殺してしまう嫌いがあり、質が高くない蕎麦や二八であればいいですが、上質な蕎麦の場合はつゆではなく塩で十分だと思っていました。このすけもりもそうした考えから生まれたらしく、常陸秋そばの旨みを邪魔せずに、かつ出汁の旨みを楽しめるものになっています。

常陸秋そばの品質にあぐらをかかず、そのポテンシャルをいかに引き出すか、という観点でも素晴らしい工夫だと思いました。随所に蕎麦と農家さんへのリスペクトが感じられる点が素晴らしい。まさにKINGの所業でした。

味 : 3.9 / 4.0
値段CP : 0.5 / 0.5
雰囲気・接客 : 0.5 / 0.5

2024/08/11 更新

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