28回
2023/05 訪問
通っても全く飽きのこないトンカツ店
オープン半年で大阪を代表するトンカツ店の1つになったとんかつふじ井さん
ふじ井さんは元フレンチシェフの方がオープンしたトンカツ店で
銘柄豚の良さにフレンチならではの工夫を合わせたトンカツはまさに絶品です
ランチも人気ですがオススメは夜のとんかつコース
コース内容はヒレ・ロース・サイド2品で3500円とコスパもかなり良さげ
ちなみに豚の種類をグレードアップすることも出来て
オススメは絶対ロースを"南ぬ豚"にすること
南ぬ豚(ぱいぬぶた)はパイナップルの搾りかすを餌に育った豚で年間500頭しか出荷されない希少な豚で
トロける脂身と弾力のあるジューシーな赤身は1度食べると絶対ハマる豚肉です
ソースは赤ワインを煮詰めたトンカツソースやあーぼんさん直伝のカラシソースなどがありますが
この南ぬ豚のリブロースは衣の味だけでペロリと全部食べ切れる美味しさです
今まではヒレとサイド推しだったのですがこのリブロースは間違いなく必食です
サイドの2トップはミンチカツとササミカツ
初めての人は絶対頼んでほしい2品で肉汁溢れすぎのミンチカツとしっとり柔らかすぎるササミカツは食べて驚く絶品メニュー
今回はミンチカツに2種の野菜を頂きました
特に新玉ねぎの揚げは玉ねぎの甘みがしっかりと出ていて口直しにも最適でした
ヒレ・ロース・サイドメニュー、どれを頼んでも満足すること間違いなしのとんかつ屋、とんかつふじ井さん
ごちそうさまでした
2023/05/06 更新
2023/04 訪問
3300円で食べられる最強のとんかつコース
オープン半年で人気店となったフレンチ出身の店主が営むとんかつ屋のふじ井さん
ここでは豚の素材の良さに加えてフレンチ出身ならではの手間暇を加えたトンカツが食べられます
【頼んだメニュー】とんかつコース ¥3300〜
ヒレ・ロース・サイドメニュー×2品と余すことなくふじ井さんの良さを味わえるコース
さらに豚のグレードアップも可能、コースは前日までの予約必須なので要注意
(この日はヒレを芳寿豚に)
【ヒレ】芳醇豚
マグロの刺身の10分の1の菌という生でも食べれると言われるほど新鮮な芳寿豚はフレッシュな旨みを味わえる
【ロース】岩中豚
定番の岩中豚を低温の真空調理からの高温でカラッと揚げた一品
クリーミーな脂身としっとりとした赤身は絶品
【サイドメニュー】
・ミンチカツ
マツコデラックスさんからキングオブ肉汁と呼ばれたりお取り寄せハンバーグNo.1になったりしたふじ井さんが考案したハンバーグのレシピを使った断面から肉汁があふれ出る最強のミンチカツ
・ササミカツ
今まで食べてきたササミかつとは全く違う異次元の柔らかさとジューシーさを兼ね備えた一品
このササミかつを目当てにお店に来る人がいるほどハマる美味しさ
【薬味】
■ フレンチシェフならではの赤ワインを煮詰めたソース
■日本一予約の取れない串カツ屋 あーぼんさん直伝のからしソース
■ヒマラヤやボリビア、フランスの3種のブレンド塩
この他にも大阪ではここでしか食べれない沖縄の南ぬ豚が食べられたり
不定期でメニューに登場するヘレの柔らかさにロースの脂のおいしさを足し合わせた串カツなど面白いメニューもあるトンカツ屋、ふじ井さん
ごちそうさまでした。
2023/04/09 更新
2023/01 訪問
フレンチ出身ならではの品々
【頼んだmenu】
▪️おまかせコース ¥3000〜
ヒレ・ロース・サイドメニュー×2品が出てくるコース
銘柄豚をTOKYO Xなどにグレードアップすることも可能で今回は南ぬ豚に変更
【感想】
ふじ井さんは元々フレンチ出身でトンカツ屋をオープンしてから半年も経たずに食べログで大阪のとんかつTOP3にはいった超人気店
銘柄豚の取り扱いは勿論、ふじ井さんがとんかつを揚げるのに使っている油やソースは芦屋の日本一電話の繋がらない
超予約困難店、あーぼんさん直伝のものをとんかつ用に改良したもの
そんなふじ井さんはそのままでも間違いない美味しさの銘柄豚に更にフレンチシェフだからこそ出来る一手間を加えていて、
提供されるトンカツはまさにここでしか食べれない逸品
そしてその技が十二分に生かされたサイドメニューの数々は注文必須の美味しさです。
ということで今回はそんなふじ井さんを満喫できるおまかせコースで頂きました
このコース、3000円で食べれるのにヒレ、ロース、サイドメニュー×2品とかなりお得感もあってオススメ
(事前にDMか電話で予約していくのが良さそうです)
コースはまずは岩中豚のヘレからスタート
実は初めて食べた時からこのヘレの柔らかさに一目惚れしていたのですがどうやらこの柔らかさ、めちゃくちゃ丁寧に筋取りをする事で食べた瞬間に口の中で崩れていくほどの柔らかさを実現しているとのこと
そしてサイドメニューはササミかつとミンチカツの2品
ミンチカツはふじ井さんが昔考案したハンバーグレシピをミンチカツ用に改良した物でマツコデラックスさんから「キングオブ肉汁」とまで言われたりお取り寄せハンバーグNo.1にもなった物なんです
そんなレシピが元となったミンチカツはまさに圧倒的な美味しさ、肉の旨みをこれでもかと言うほど味わうことができます、
このミンチカツ、そのままでも肉の旨みが感じられて
最高なのですがオススメはフレンチシェフならではの赤ワインを煮詰めて作ったオリジナルソースをたっぷり漬けること
ご飯をおかわりすること間違いなしです
逆にササミカツはあっさりジューシーな柔らかさ、初めてこのササミかつを食べた時、「ササミってこんなに美味しかったんだ」と今までに食べてきたササミかつの概念が吹き飛んだ驚愕の美味しさです
...とんかつ屋さんなのにこのササミを目当てに来るお客さんもいるのはここだけの話
最後に出てきたのは南ぬ豚(ぱいぬぶた)
殆ど取り扱いのない銘柄の南ぬ豚は生産頭数は約300頭とかなり希少なブランド豚
このトンカツはまだ試作中という事でアグー豚ならではの脂身は抜群の美味しさ、その分赤身を脂身と同じレベルのクオリティにするのに苦戦中とのこと、
もう少ししたら南ぬ豚を食べれる大阪唯一のトンカツ屋になるかも知れません
訪れる度に美味しさに磨きがかかっている、フレンチ出身のトンカツ屋、とんかつふじ井さん
ごちそうさまでした。
2023/02/15 更新
2022/12 訪問
2023年注目のとんかつ店
【ここがPoint】
✔フレンチシェフの作るトンカツ店
✔️トンカツだけじゃない絶品サイドメニュー達
【感想】
1度食べてからふじ井さんのトンカツの虜になってしまいこの日は滑り込みで2022年の〆トンをふじ井さんで食べたいと思いやってきました
今回頼んだのはTOKYO Xのヒレ定食にミンチカツ、そして串カツのサイドメニュー2つのチョイス
ふじ井さんはロースももちろん美味しいのですが個人的にはヒレとサイドメニューの美味しさは大阪でも随一だと思っています
塩を軽くふって食べるヒレはまさに絶品
一口食べると肉汁が口の中に溢れ出てきます
そしてとんかつふじ井さんに来たら食べて欲しいのがサイドメニューの数々
どれも美味しいのですが今回はご飯のすすむミンチカツと新しくメニューに加わった串カツをチョイス
ふわっふわのミンチカツは凝縮された肉に旨みを存分に楽しめる最高の一品
ふじ井さんオリジナルの赤ワインを使ったオリジナルソースをたっぷりかけると無限にご飯がたべれちゃいます
もう一つのサイドメニューの串カツは実はレアキャラ
ヘレカツとして出すサイズに満たなかったヘレ肉にロースの脂身を貼り付けて揚げた串カツは
まさにロースとヒレのコラボした串カツ
ヒレの柔らかな肉質にロースのコクのある脂身を合わせて食べる食べ方は今までありそうでなかった一品です
この斬新な発想には流石フレンチシェフ、、となります
ヒレ肉を堪能、と思っていたらロースの旨みがやってくるのでかなり食べていて面白いメニューであること間違いなしですね
サイズ的にもコスパが良いのに手間はかなりかかっているまさに見つけたら注文必須のサイドメニューです
メインだけじゃなくサイドまで美味しいトンカツのお店、とんかつふじ井さん
ごちそうさまでした。
2022/12/30 更新
2022/12 訪問
進化し続けるトンカツ店
【ここがPoint】
✔フレンチシェフの作るトンカツ店
✔️トンカツだけじゃない絶品サイドメニュー達
✔️予約時にお願いすると好きなサイドメニューなどを組み合わせてオリジナルのコースも出来ちゃう
【頼んだmenu】
▪️おまかせコース ¥4150
基本3000円のコースだが気になるサイドメニューの追加や予算に応じて豚の銘柄を変更するなどもOK
今回はサイドメニュー1品増やしてロースをTOKYO Xにするプチ豪華版
【感想】
とんかつふじ井さんはフレンチシェフが独立して開いた
トンカツ店
厳選された銘柄豚にフレンチシェフならではの手を加えたトンカツはまさにここでしか食べられない絶品ばかりです
しかも使っている油はあの日本一電話の繋がらない日本トップの串カツのお店、あーぼんさんから受け継いだ油をトンカツ用に改良した油とのこと...
今回いただいたのは3000円のトンカツコースをちょっぴり豪華にした4000円のコース
ロースとヒレ、そしてサイドメニューにメンチカツなどが付いたコースは
まさにふじ井さんを満喫できるフルセット
今回のように予約時にお願いすると予算に応じてサイドメニューやトンカツも変えれるのも嬉しいですね
コースはヒレから始まるのですが中でもヒレは絶品
どこにこれだけの肉汁が隠れていたのかと思うほどの肉汁が
噛んだ瞬間に口の中に溢れ出してきます
このふじ井さんのヒレは大阪でもトップクラスなのでは...と内心ずっと思っています
そんなトンカツの衣は粗めのパン粉が使われているためか食べた時の食感はかなりサクサク
クリスピーのような歯切れのいい食感です
ソースも定番のお塩の他に
・あーぼん直伝のからし
・フレンチならではの赤ワインを煮詰めたソース
この2種類があり
衣の味もしっかりしていてそのままでも十分過ぎるほど美味しいので
どうやって食べるか迷うこと間違いなしです
何の調味料をつけるかを贅沢に悩んでいるとやってきたロースは何とグレードアップされてTOKYO X
今1番有名とも言える銘柄豚のTOKYO X...この予算で食べれるのはかなりの嬉しさ
脂身の旨みと柔らかなジューシーさを兼ね備えたトンカツはさすがとしか言えない食感です
ヒレとロースを満喫したらやってくるのはサイドメニューの揚げ物たち
実はふじ井さんのサイドメニューはトンカツを食べに来たのにサイドメニューの虜になる人が続出するほどの美味しさ
今回はコロッケ・カキフライ・ササミかつサンドの3種類を頂きました
コロッケは半分に割ると中から肉汁がこぼれ出すコロッケ...
もはや半分メンチカツなのでは?と思うほどの肉感溢れる中身はホクホクの芋感とあいまって
まさに"トンカツ屋さんのコロッケ"に相応しい味です
2番目のカキフライはこの時期ならではのサイドメニュー
レンコンが使われた抜群の食感のタルタルは口直しにも
抜群の一品でした
そして最後はサイドメニューの中でもイチオシのササミかつがサンドイッチになって登場
柔らかすぎるササミカツとピリリとするカラシのセットは
お腹いっぱいでも余裕で食べれちゃう〆メニュー
トンカツから創意工夫されたサイドメニューまで
どれもが美味しいトンカツ屋、とんかつふじ井さん
ごちそうさまでした。
2022/12/14 更新
2022/10 訪問
【ここがPoint】
✔フレンチシェフがつくるトンカツ店
✔️あーぼんさんの油を独自改良したトンカツ専用油
✔️絶品すぎるサイドメニュー
【頼んだmenu】
▪️ヘレカツ定食 ¥2500
日南もち豚とあわ雪ポークのハーフ&ハーフの
食べ比べセット、噛むとあふれ出る肉汁と柔らかさは
そのまま何もつけずに衣の味と肉の旨みを堪能すべき一品
▪️自家製ジューシーミンチカツ ¥400
ふじ井さんが考案したお取り寄せハンバーグNo.1にも輝いたハンバーグのレシピをミンチカツ用に改良した、肉汁あふれ出るご飯が進みすぎる一品
▪️ささみカツ ¥400
1度食べたら感動すること間違いなしのササミカツの概念が変わる一品
ササミの風味を残しつつササミとは思えない程ジューシーに仕上げたカツは
このササミカツを食べに来た、と言って来る方もいるほど
【感想】
ふじ井さんはフレンチのシェフがオープンしたトンカツ屋さんで
あの日本一電話の繋がらない超予約困難店の串カツあーぼんさんから受け継いだ油などをトンカツ用に改良したお店
正直この言葉を聞くだけで食べたくなります。
以前伺った時はロース&ヘレの食べ比べをさせて頂いたのですが
その時のヘレがあまりに美味しく忘れられなかったので
今回はヘレ&ヘレの日南もち豚&あわ雪ポークの食べ比べをいただきました。
日南もち豚はあっさりしていて弾力があり
外側から内側にかけての熱の通り方がもはや芸術的
この赤身のグラデーションは見た目だけではなく食べた時の食感と味も内と外側では全くの別物に
まさに銘柄豚のお肉の美味しさとふじ井さん独自の揚げ方を両方堪能できる一品です☺️
あわ雪ポークはあっさりしてそうな名前なのに実はかなりジューシー、カットした瞬間から肉汁が輝いていて
一口食べるとこのお肉のどこにこんなに隠れていたのか、というほどの肉汁が口の中に溢れ出てきます
衣の味が強いのでどちらも一切れ目はそのままで、
二切れ目はそのままorお塩で食べるのがオススメです
オリジナルのソースやカラシもかなり美味しく使わないのはもったいないのですが
それ以上にそのまま食べてこの肉質と衣を味あわないのが勿体無い、となってしまいます
そしてメインを食べた後やって来るのが今回思わぬ刺客となったサイドメニュー
普通トンカツ屋さんに行くと、どの銘柄のロース、ヘレにしようかな、と迷うことはあってもあまりサイドメニューまで気にすることはないはず
ですがふじ井さんはこのサイドメニューも必食というまでいいほどのオススメメニューなんです
サイドメニューはミンチカツとササミかつの2種類あるのですが今回は両方いただきました✨✨
ミンチカツは実はマツコデラックスさんからキングオブ肉汁と呼ばれたり、お取り寄せハンバーグNo.1にもなったりしたふじ井さんが考案したハンバーグのレシピを
お店を開くにあたってミンチカツ用に改良した物とのこと
断面を切った側から肉汁があふれ出るミンチカツはもはや旨味の暴力
ふじ井さんオリジナルの赤ワインが使われたソースをたっぷりつけて頂くとごはんが一瞬で無くなります
お店のメニューの中で最強のご飯のお供なこと間違いなしです
そして問題はササミかつ、正直トンカツ屋さんに来てササミかつをわざわざ選んで食べることって筋トレをしている方以外はいないと思います
ですが一度食べると今まで頼まなかったことを後悔する美味しさ
というのもササミの風味と柔らかさはそのままにジューシーさが加わっていて
確かに味はササミなのに今まで食べてきたササミとは全く違うものに
そんなササミカツはお客さんの中にはこのササミがメニューの中で1番美味しい、と言う人が出るほど
トンカツが美味しいのは当たり前、と言わんばかりの
サイドメニューまで主役級の美味しさのお店、とんかつふじ井さん
ごちそうさまでした
2022/10/21 更新
2022/09 訪問
【頼んだmenu】
▪️林SPFヘレカツ定食 ハーフ¥1450
低温調理と高温揚げを使い分けて揚げたトンカツは中心に向かうほどレアになっていく絶妙な揚げ加減
表面は衣を楽しみ食べ進めていくと肉の旨みを楽しめる絶品
▪️岩中豚ロース90g ¥950
ロースの中でも脂身の多めの部位をチョイスしてもらった一品、上質な脂はそのまま食べても美味しいが赤ワインを煮詰めて作ったとんかつソースとの相性も抜群
ふじ井さんは元々フレンチシェフをされていた店主が新しく自分のお店を作ったとんかつ屋さんで
新しく自分のお店を持つために日本トップと言ってもいい芦屋のお店、串かつあーぼんさんや大阪を代表するとんかつ屋マンジェさんからアドバイスを頂き試行錯誤してできたお店とのこと
店内はカウンターが7席の落ち着いた雰囲気
今回は少し贅沢にヘレとロースのハーフサイズを食べ比べでいただきました
(食べ比べは予約の際に伝えておくのがおすすめです)
というのもふじ井さんの渾身の衣にベストマッチなお肉が林SPFのヘレとのこと
そこにやはりとんかつ屋さんに行ったらみんな気になるロースを組み合わせてしまいました
とんかつは低温の真空調理をした後、高温でカラッと衣を仕上げる方法
あーぼんさん直伝の油を独自にアレンジした油で揚げられた衣はキメが細かく、高温であげられているためカラッとしています
まず初めにやってきたのは林SPFのヒレ
低温→高温→低温で交互に上げているためか
断面を見ると外側、中側、内側と火の通り方が三層になっているのがわかります
ミディアムからレアへの移り変わりは食感と共に肉の旨みを色んな角度から楽しむことができますね
次にやってきたのは岩中豚のロース
その中でも部位としては脂が多めの部位をいただきました
こちらは脂身が強い分ソースや塩との相性も抜群でこれは間違いなくご飯がすすむトンカツです
薬味は
▪️フレンチシェフならではの赤ワインを煮詰めたソース
▪️あーぼんさん直伝のからしソース
▪️ヒマラヤやボリビア、フランスの3種のブレンド塩
どれも甲乙付け難いものばかり、
ですが1切れはまずそのままいただくことがかなりおすすめ
やはりそのままのトンカツが最も衣の風味と肉の旨みを存分に味わうことができます
ちなみに2切れ目以降は薬味をつけていただいたのですが
どれも美味しすぎておすすめを絞れませんでした
つまり3種類のソースを全て堪能するのが最適ですね
数ヶ月後には予約困難になりそうお店とんかつふじ井さん
ごちそうさまでした。
2022/09/27 更新
千林でOpen1年と経たずに大阪のとんかつ3位になった今流行りのレア系とんかつとはまた違うフレンチ出身の店主が揚げるトンカツ店
まさに別角度からとんかつ新時代を切り拓いているお店です
他のとんかつ店はいかにシンプルに豚の良さを引き出すかを考えていっていますが
ふじ井さんは衣や揚げで豚の良さをどう飾っていくのか、といったコンセプトにも違いがあるように思います
そしてその独自の路線でオープン1年もせずに大阪のトンカツTOP3位にまで上り詰めた実力は本物です
今回食べたのは自分の中で定番となっている夜限定コース
コースはヘレ・ロース・サイド2品が3300円〜とコスパよくふじ井さんを満喫出来ちゃいます
TOKYO Xのヒレは肉質がしっかりしていてお肉自体の味がかなり強め
その分肉質が固くなるのを下処理でうまく仕上げているので柔らかい食感が楽しめます
岩中豚のロースは衣の味付けだけでまずは何もつけずにそのまま食べるのが最高です
この岩中豚もオススメですが実はもっとオススメなのが南ぬ豚(ぱいぬぶた)にグレードアップすること
この日は残念ながら売り切れていましたが、この南ぬ豚、実はかなり希少で大阪ではふじ井さんでしか食べれない豚肉
希少性だけじゃなく味も最高のロースは脂の良さに感動すること間違いなしです
追加で食べたのはヘレ串
ヒレ肉にロースの脂を纏わせて揚げる、という予想外の一品で作るのに手間がかかるためにたまにしかメニューに現れないレアな一品
運良くこの日はメニューに並んでいたので迷わずチョイス
あーぼんさん直伝のからしソースをたっぷりかけて食べるのが最高です
そして最後にこっそりと試作段階のカツ丼セットを頂いちゃいました
ロースを2切れ残しておいたロースをごはんにのせて
温泉卵・鰹節・三つ葉にカエシを合わせたタレを豪快にかける...
試作品第一号でこれから仕上げていくとのことでしたが
この時点でもう味は完成しているのでは、と思う美味しさでした
とんかつ新時代を他とは別角度で切り拓いているとんかつ屋、ふじ井さん
ごちそうさまでした