この口コミは、東京ヒトサシ飯さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:4.5
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク -
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.5
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク- ]
三馬路ヒトサシ飯
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2026/01/05 更新
三馬路東京店で特製昆布水つけ麺(醤油)を食べた。神田というビジネス街の一角にありながら、店の前に立つと自然と背筋が伸びるような、静かで凛とした空気が漂っている。外観も店内も派手さはなく、清潔感と落ち着きが前面に出た造りだ。カウンター中心の店内では、客が皆黙々と丼に向き合っており、ラーメンと真剣に対峙するための空間が整えられている。回転は良いが慌ただしさはなく、店員の所作も丁寧で、限定的なブーム店とは違う安定感を感じる。
運ばれてきた特製昆布水つけ麺は、まず見た目からして美しい。艶のある中太麺が昆布水に浸され、整然と盛られている。つけ汁とは別に、まずは麺だけで食べることを勧められる理由が一口でわかる。麺をそのまま啜ると、昆布の旨味がじんわりと広がり、小麦の甘さが際立つ。とろみのある昆布水が麺にしっかり絡み、噛むほどに旨味が増していく。味付けは極めて控えめだが、物足りなさはなく、むしろ情報量の多さに驚かされる。
醤油のつけ汁は、昆布水の繊細さを壊さないよう計算されたバランスだ。鶏と魚介の旨味を軸にした醤油ダレはキレがあり、塩味も強すぎない。麺をくぐらせると、昆布の旨味と醤油のコクが重なり合い、一気に味の輪郭がはっきりする。麺をすべて浸すのではなく、軽く付けて食べるのが正解だと自然に理解できる構成になっている。
特製らしく、具材も充実している。チャーシューは数種類入り、低温調理のものはしっとりと柔らかく、噛むと肉の甘みが広がる。もう一方は香ばしさがあり、味のコントラストを生んでいる。味玉は黄身がとろりとして、つけ汁との相性も良い。どの具材も主張しすぎず、あくまで麺と昆布水を中心に据えた設計だ。
途中で卓上の塩を少量振ると、昆布と小麦の旨味が一段と立ち上がり、後半でも飽きが来ない。最後は割りスープでつけ汁を薄め、余韻を楽しむ。
全体を通して、三馬路神田店の特製昆布水つけ麺は、静かだが非常に強い説得力を持つ一杯だ。派手さやインパクトに頼らず、素材と構成で勝負している。ラーメンでありながら、どこか和食のような奥行きを感じさせる完成度。食べ終えた後に残るのは満腹感よりも納得感で、また改めて向き合いたくなる。丁寧に作られた一杯の価値を、素直に実感できる店だった。