3回
2023/05 訪問
K-NOS.1997 ⇫ 湘南の介の“一”を定検+豚辛ネギライスを習ティング!
― My Favorite & Revalidation IEK "THE GREATEST 18 CLASSIC" Selection ―
首都圏に現存する家系レジェンドの歴史系をはじめ、独立系、壱系・オリジナル系の
R-1999クラシックな銘老舗を独断で厳選、定期観測・再検証も兼ね再巡礼View!
本日は、“誉高き屋号を継承・牽引する、1997年製の紅いFlagship”、弐旒を再検!
弐旒目は、『ラーメン 矢口家 平塚店』さんに再訪。
※此方の創業者:矢口氏は渡加し、コロンビア州にて『Yaguchiya Ramen』を
開業しているので、 “平塚店 ≠ 本店” ..、だと思いますw
入店。今回は夕刻の訪問だったからか? 初めて{割愛}の方のみの1オペ。
ラーメン … 720円
2ndレビューの今回も、結局デフォ・全部「普通」コール。
近藤家&介一家系譜は、口当たりはライトでも“出汁感がしっかりしている!”
なので結局毎度、“やっぱ今日もデフォだなッ!” と思ってしまう!w
只、{割愛}の方が担当した一杯を頂くのは初。 味は如何に!
着丼。毎度の海苔被せスタイルは健在!
・スープ(油:普通 / 醤:普通)
アレ!?、此れは訪問史上初の下ブレ....。。
介一家出身という系譜柄、あっさり系でライトなバランスが特長ですが、
今回はベースの動物系出汁がライト過ぎる..、、鶏油も全く感じない!?
此方の“隠し味”的な、魚貝?乾物??風味良い海苔の移り香???も皆無..。
その分、醤油が悪目立ち。只々塩っ辛く、非常にバランスが悪い仕上がり..。
矢口家ファン故、こんな事書きたくないのですが...。
・麺(丸山製麺 / 麺:普通)
丸山製のぷっくり丸みのある中太麺。
此方は変わらず、プリっと張りのある歯応えが印象的!
・トッピング
チャーシューは、脂身の少ないあっさり肩ロース。
ほうれん草は、程良いコリコリ感。
薬味の長ネギは、少々。
そして、恐らくスープにも影響を与えているであろう
香り・風味の良いのりは…、 別物?香りが弱い...。。
豚辛ネギライス…300円
今回は、ライトな御大に良く合う「豚辛ネギライス」も追加再検!
ウーン…、之もまたいつもより微妙な仕上がり...。
コロチャーと刻み長ネギを豆板醤でただ和えただけ感が??
いつもはもっと辛さの中に旨味や甘味が感じられるのですが...。
1年振りの今回は、総じて「下ブレ」..。 之が今のスタイルなのか!?
地元・最寄りの貴重な近藤・介一家系譜店で、湘南・西湘エリア最古の老舗家系という
事も有り、ずーッと推していたお店。 其れだけに今回の結果は残念でならない..。
とは言っても、愛着は有るので「総合評価」は3.0ptに止めておきますが。。
之に伴い、トップ画面上部にある【おすすめレストラン】10選からも一旦降格。
残念ながら、私の中では要再検証案件に。 アービーバッ!w
2024/10/19 更新
2022/05 訪問
[IWGP #14] ROOTS is 一(Ichi)!!
― 家系総本山吉村家直系誕生以前(1998年迄)の本流店巡礼 ―
本日は、歴史系店から独立された2親等目(孫の世代)に当たる本流2軒を巡礼。
2軒目は、(旧)介一家 港北店から独立された『ラーメン 矢口家 平塚店』さんへ。
2nd Kinship. Pedigree : "SUKEICHIYA" / ラーメン 矢口家 平塚店 (since 1994 / 1997)
<Biography / Eiji Yaguchi>
1988年頃、横浜市都筑区平台の 『横濱家 平台本店』にて修業。
その後、『(旧)介一家 山手店』を立ち上げた近藤健一氏(当時の店主)に誘われ、
1989年、横浜市都筑区の『(旧)介一家 港北店』にて修業。
1994年、横浜市栄区小山台にて 『ラーメン 矢口家 本郷台本店』 を創業・独立。(2017年 閉業)
1997年、現在の平塚市浅間町にて『ラーメン 矢口家 平塚店』を開業。
2011年頃、創業者である矢口栄二氏が、趣味であるサーフィンを切っ掛けに
平塚店に常駐するようになる。
2017年、創業者 矢口氏が渡加。カナダブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市
メトロタウンモールにて『Yaguchiya Ramen』をオープン。
同年、本郷台本店の閉業に伴い、平塚店が本店を襲名。
…っという事で、
・ レジェンド近藤健一氏からの直接スカウト
・ 近藤健一店主×原祥介オーナー時代の『(旧)介一家』で修業
等を踏まえると、矢口家さんは歴とした2親等に当たるお店!
只、矢口氏は渡加している為、現状こちらの平塚店で矢口氏が作る一杯は頂けないのですが、
矢口氏が日本に唯一残したお店という事でw
ラーメン … 680円
とりあえずのデフォ・全部普通コール!
・スープ(油:普通 / 醤:普通)
“何だ? この魚貝系のような風味は!?”
一口目に来る炒り子の様な香り! ⇒ 恐らくトッピングの海苔の移り香。
そして(旧)介一家譲りの“矢口家らしい”、超ライトバランスでありながらも
コク深い後味が追い掛ける。
相変わらず&安定のクラシックな味わい!
・麺(丸山製麺 / 麺:普通)
丸山製らしい立体感のある啜り&頬張り心地の良い中太麺。
「普通」で丁度良いモッチリ感!
・トッピング
チャーシュー、今回は脂身の少ない、引き締まった肉感の肩ロース。
ほうれん草は、コリコリの歯応えが良いです。
のりは、スープに馴染むしんなり系で、上記で記したように
独特な香ばしさが印象的でした。
また薬味ネギは、白身の茎部分多目で香りも良く、なごみ系バランスの
スープに良く合っています。
直系や王道家系、白米が欲しくなるくらいパンチの利いた武蔵家系好きの方には、
“これ、家系なの?” 等、かなり物足りなく感じるかもしれません。。
しかし、これが平塚にも根付いたクラシックな家系なのであります!
※後に、藤沢の萩原家、茅ケ崎の一乃利(ICHINORI)、平塚の井乃家、
等々を輩出していくお店に。
------------------------------ ✂ 以降、当Logの独断と偏見枠 ✂ ------------------------------
IWGP (IEK Wars Genesis Pedigree) ストロングスタイル系譜のレスラーに例えるなら…
主に、六角家系譜店 ⇒ リングス勢、 介一家~近藤家 ⇒ タイガージム~修斗勢に例えていて、
『近藤家 本店』さんは佐山聡(初代タイガーマスク)、『近藤家 川崎店』さんは山崎一夫、
『介一家 鶴見店』さんは木口宣昭に例えている経緯を踏まえると、、
まず木口道場(介一家)に入門した事や、ライト・フェザーの軽量級な味わい、
そして何処と無く海の香りがするこちらのお店は、
修斗四天王の一人、修斗のカリスマ:佐藤ルミナ といったところでしょうか!
また、矢口店主&ルミナ共に サーフィン好き の湘南・西湘勢という共通点も!(←安易?)w
ラーメン…680円
矢口家のデフォ
全部普通コール
外観
(旧)介一家譲りの超ライトバランス × 海苔の移り香が印象的なスープ
丸山製らしい立体感ある啜り&頬張り心地の良いモッチリ中太麺
今回は脂身の少ない、引き締まった肉感の肩ロース
2022/07/24 更新
― My Favorite & Revalidation IEK "THE GREATEST 18 CLASSIC" Selection ―
~そんなはずはないさ それはわかってる♪~ [97年組]
先日伺った歴史系のLEGEND店、継承店 再訪問に触発され、今回は、「定検 2nd にて
偶々の "下ブレ" タイミングに遭い、大きく評価を落としたままだった御店2軒」を
改めて再検してみたい!
っという事で、本日は湘南・平塚に出没。
其の1軒目…、
旧『介一家 港北店 (現・うりゅう)』から独立した、湘南エリア・最古の家系ラーメン店、
1997年開業『ラーメン 矢口家 平塚店』さんに2年半振りの再訪で、"再検"。
※最近偶々、此方の創業者・矢口英二氏の新情報を得たので一応…
<Biography / Eiji Yaguchi>
2022年、カナダブリティッシュ・コロンビア州バーナビー市メトロタウンモール
『Yaguchiya Ramen』を閉業。
同年~、 カナダ ブリティッシュ・コロンビア州バンクーバーに在る日本食レストラン、
『Kamei on Broadway』にて、ラーメンを提供されているとの事。
(↑家系ラーメンを提供されているか?は、分かりませんがw)
到着。国道一号線沿いに妖艶に輝く茜色の看板も健在!
(↓今回の外観写真は真横の歩道橋上からのアングルw)
入店。真っ先に厨房を確認!ヨッシャーー!! (*≧ᴗ≦*)و
今日は、いつもの恰幅の良い男性店員さんだーッ! コレは期待っ!!
✅ ラーメン … 800円
再検を兼ねた 3rd Review の今回も、デフォ・全部「普通」コール。
着丼。毎度 "父方譲り" の海苔被せの"保温"スタイル!
その下には、金色に照り輝くスープが復活ッ! ヨッシャ! ヨッシャーー!! (*≧ᴗ≦*)و
・スープ(油:普通 / 醤:普通)
ソウソウ、コレコレ~!! 和やかな動物系出汁に、塩?と思って
しまう程に穏やかなカエシ、適度な鶏油が重なる、
介の "一" 系のクラシカル・マイルド・バランス!
また、仄かに魚貝の様な後味が残るのがこのお店の特徴!
(気の所為だったらスミマセンw)
・麺(丸山製麺 / 麺:普通)
丸山製のユル縮れ中太麺。
プリッ!とした歯応えに、モコッ!とした香ばしさ。
酒井や大橋とはまた違う、丸山製特有の特長!!
・トッピング
チャーシュー、
今回は、豚モモ?
っと思う程、ムチッと張りのある肉感のチャー。
ほうれん草、
風味も良く、コリコリな歯応え!
ネギ、
少々。
のり、
スープに浸ってない部分はパリッ!
浸った部分はしんなり馴染む。
用途に合わせて楽しめる。
✅ 豚ネギライス … 400円
此方は定検じゃ!っという事でw、私の大好きな矢口家の丼物も数年振りにPush!
着丼。肩ロースの角コロチャー×しっとり長ネギに、ゴマ油×黒コショウがガツン!
と効いた「豚ネギ」、 その下のライスは、私好みの強め炊き!
此の御時勢、価格は上がり・上の豚ネギはチョット減ったけど、相変わらず旨い!!
今回は、期待通りの味・内容が復活!
総合評価も、大きく下げた前回の「底打ち」からの、逆転バク上がり!
やっぱ、地元・県央~湘南エリアの家系は、介一・近藤家系 or 六角家系なんだよ!w
(※古参家系ファンの持論w)
又、今回の「再検」での教訓…、
ホンアツのあの六角家系店も然り、やはり「作る人・その時の厨房担当によって、
味~評価が大きく変わってしまう」という恐ろしさを改めて思い知らされました。