2回
2022/08 訪問
[IWGP #34] 一時代にDragon Stop! 世紀末に飛龍“直系”源爆誕!!
Y.(私(わい) の) RECs(食活録)
今日まで、私の最も大好きな家系ラーメン、そのルーツとされる零(黎)明期家系GMRSから
始祖:吉村家、その元・直弟子(神藤隆・近藤健一・松村春男・庭山哲)である歴史系店 ~、
首都圏内に現存する1999年9月27日迄に創業・独立(支店での店長経験も含)された独立系&
系譜店の本流を中心に巡礼して来ましたが、 “〆は、やっぱりココだろッ!” ヽ(`Д´)ノ
ということで、家系ラーメン発祥の聖地:新杉田を継ぎ、今尚不動の人気を誇っている
家系総本山 吉村家 初の直系店『ラーメン 杉田家 本店』さんへ!
YOSHIMURAYA Direct Pedigree / ラーメン 杉田家 本店 (since 1999)
<Biography / Susumu Tsumura>
1997年3月、千葉県船橋市に「ラーメンまるよし」開業。(1999年4月閉業)
1999年4月、横浜市磯子区新杉田時代の『吉村家』に弟子入り。
1999年9月27日、現在の横浜市磯子区新杉田、『吉村家』跡地の真向かいの地にて、
吉村家直系1号店『ラーメン 杉田家』を創業。
(※開店当初は、同僚の石川聡氏との共同経営)
↑無論、彼の超有名な動画を参考w
早速入店。
するとお店の奥に何と!よぅつべで見た“ママさん”の御姿が!
開業当時から今尚この聖地を支え続けるレジェンド女将!
お変わりなく素敵です!!w (*☆o☆*)/
並ラーメン … 750円
無論、デフォ・全部普通コール!
着丼。オヤ? 今回はカエシ感・スープの色⇒淡い、鶏油⇒スッキリで
割とライトなビジュアルですね。。
・スープ(味は:ふつう / 油は:ふつう)
以前にも増して“和み感”が際立つ!
カエシ先行型ながらも、とても穏やかな立ち具合。
豚骨のボディはしっかり!ながらも、鶏ガラ+適度な鶏油が
前面に来る、やや鶏が優勢なライトでスッキリとした口当たり。
津村店主が拘る「豚骨醤油ではなく“醤油豚骨”」は、
90年代後半~、開業当時を想起させるクラシックな味わい!
・麺(酒井製麺 / 麺は:ふつう)
酒井製の短尺平打ち中太麺。
「ふつう」でかなり柔目でモッチリ食感なのは相変わらず!
啜った時の香り立ちも良い!
・トッピング
チャーシュー、今回は割と小振りで薄切りの燻製の豚モモが1…
イヤ、2枚ッ! 奥の方にちゃっかり隠れとりましたw
まるで牛タンのような張りのあるプリっとした肉感!
燻香は全体を覆う程ではない浅目かな?
ほうれん草は、小松菜と見紛う程の太目の茎でコリコリ!
のりは、スープの熱にじんわり馴染むが、しっかりコシのあるタイプ。
流石!家系ラーメン発祥の聖地:新杉田を継いだ直系の長男!!
他の直系店には無い“クラシック感”と“落ち着き”、“風格”が感じられます!!
こちらのお店は、“豚骨・鶏ガラ”、“土地ガラ”、そして“人ガラ”が利いている所為か、
老若男女問わず愛され続けている“家ガラ”だと改めて実感!!
------------------------------ ✂ 以降、当Logの独断と偏見枠 ✂ ------------------------------
IWGP (IEK Wars Genesis Pedigree) ストロングスタイル系譜のレスラーに例えるなら…
今まで、零(黎)明期家系 GMRSをカールゴッチ 、 家系総本山 吉村家をアントニオ猪木 、
以降…、
・本牧家 ⇒ 藤原喜明、 系譜店 ⇒ 藤原組~パンクラス勢、
・六角家 ⇒ 前田日明、 姉妹店&系譜店 ⇒ 旧UWF~前田道場・リングス勢、
┗ たかさご家 ⇒ 高田延彦、 系譜店 ⇒ Uインター~高田道場勢、
・近藤家 ⇒ 佐山聡、 系譜店 ⇒ タイガージム~修斗・木口道場勢
┗ 介一家 鶴見 ⇒ 木口宣昭、 系譜店 ⇒ 歴代タイガー 他
・八家(元・大ちゃん)等、1996年以降 吉村家から独立されたお店 ⇒ 新日本プロレス勢
…等々に例えてみましたが、庚辰のミレニアムを目前に空前のドラゴンストップ!
“我々は564合いをしているんじゃない!” ヽ( iДi ;)ノ ってねw
世紀末の神無月目前、遂に爆誕した吉村家直系1号店のこちら!
それはもう、“お前、 炎の飛龍:藤波辰爾 だろッ!!” ヽ(`Д´)ノ w
猪木第一号の愛弟子であり、新日本一筋!社長にまで上り詰めた愚直さ!
また藤波の朴訥とした雰囲気も津村店主と近しいものを感じます。
▼折角なので他の直系店(首都圏外も含)を例えるなら…
・ はじめ家 ⇒ 津村氏同様、小沢店主の従順なイメージから 稲妻戦士:木村健悟、
・ 高松家 ⇒ 筒井店主の豪快なイメージから 破壊王:橋本真也、
・ 上越家 ⇒ 上越の“愛”イメージから プロレスLOVE:武藤敬司、
・ 厚木家 ⇒ 吉村氏の実子 猪木イズム最後の継承者:藤田和之 、
・ 杉田家 千葉店 ⇒ 津村氏の実子 飛龍伝承:棚橋弘至 (※実子LEONAとも迷いましたが)、
・ 末廣家 ⇒ 乱世に誕生した直系 解き放たれた求道者:中邑真輔、
▼破門となった元・直系店(首都圏外も含)を例えるなら…
・ 柏 王道家 ⇒ フロンティアな資質は勿論、Youtubeでの大活躍も含め 革命戦士:長州力、
・ 王道之印 ⇒ 監獄固め~!w 獄門鬼:マサ斎藤、
・ 横横家 ⇒ 新日切っての米国スタイル派! ミスターG1:蝶野正洋、
▼加えて異例の復活となった直系店…
・ 新・環2家 ⇒ 鶴巻店主時代の逸話も考慮し?w 爆走重戦車:佐々木健介、
といったところでしょうか。
(※1999年以降のお店は本企画外故、ココで列挙させて頂きましたw)
2022/09/01 更新
前回、家系総本山新居に初訪問、初(再?)Review!
其れに合わせトップのカバー写真も、或る時代×或る時代を模し、Collageした物に模様替え。
そうしたら無性に、家系の聖地・杉田の、あの“愚直な直系”を食べたくなっちまった♪w
という訳で本日は、その聖地・杉田を継承・遵守・牽引し続けている、吉村家初の直系店
1999年(己卯)創業、先日24周年を迎えた『ラーメン 杉田家 本店』さんに一年振りの再訪。
毎度の平日+午前中早めに訪問。
すると何と!? 外待ちナシ&店内もかなり空いてるではあーりませんか!w
こんなに空いていたのは訪問史上初めて!w
只、残念ながら今回も津村店主は居られませんでした..。
並ラーメン … 800円
直系屈指の“クラシック感”と、あの“和み感”を味わいたく、
一年振りの今回も、デフォ・全部「ふつう」コールで再検!
着丼。 前回に比べ、濃い目の茶濁スープ、チャーシューも凄い大判!
・スープ(味は:ふつう / 油は:ふつう)
訪問史上最高の上ブレ!
まったりと優しい動物系の出汁感 + 主張し過ぎない醤油、
柔らかな口当たりの鶏油、自分好みの最強バランス!
スープの量も近年稀に見る多目!
あぁ~このスープ、ずっと飲んでいたい!と思わせる程!
・麺(酒井製麺 / 麺は:ふつう)
酒井製の短尺角?中太麺。
杉田家の「ふつう」は、かなり柔目の設定!
(↑特に今回は「かため」オーダーの方の茹で時間とかなり違ってました!)
でも之が、優しいスープと相俟って、最高の和み感に拍車をかける!
“之こそ、杉田家の醍醐味!” だと勝手に思っている!w
・トッピング
チャーシューは、薄切りながらも大判の豚モモがドーンと1枚!
「炭火で焼いた焼豚」との事で、炭火焼きの程良い香ばしさが最高!
ほうれん草は、前回の総本山同様、長めカットの茎部分が多目。
コリコリの歯応えで、風味も良い!
薬味の長ネギは、始めにタレと一緒に器に投入されるので、長い茹で時間の間、
そのタレがネギに十分に滲み込み、「秘伝のタレ味の薬味ネギ」が完成!
しかもシャキシャキ感は損なわれておらず、歯応え・味共に良いアクセント!
意図的か?否か?は分かりませんが、“イケる!” 薬味でしたw
のりは、程良い潮気・風味が良い!
津村店主の柔和な「人ガラ」、愚直な「家ガラ」を投影した様な最高の一杯でした!
特に今回のスープは、かなり量が多かったのですが、お冷で口をリセットしながら、
繰り返し何度でも楽しませてもらいました! 無論、完食完飲!
1999年の開店時、師より譲り受けた最強のスープは、絶えない五輪の灯!