Y.RECsさんが投稿した大勝軒(東京/浅草橋)の口コミ詳細

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Y.RECs (神奈川県)

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大勝軒浅草橋、蔵前、両国/中華料理、食堂

1

  • 昼の点数:4.6

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 4.3
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.8
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/04 訪問

  • 昼の点数:4.6

    • [ 料理・味4.3
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.8
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

T-NOS.1946 和國初の『大勝軒』の暖簾分け店にて、戦前 Mode de ラーシュウ!

今回で漸く㊗️200軒目 & 当RECs開設から丸3年、~4年目に突入。
(※家系総本山の旧居新居も1countと見做し)
何ともまぁ…、歩みの遅い事だろう、、 ~Oh well, whatever, NEVERMIND ♬~

ラーショ総本山家系総本山の連食巡礼から始まり、100軒目では、自らに課した
“設定” 度外視で、家系の現・日本&世界王者の血族・直系店を訪問・Review。
之に続き200軒目も、ラーショor家系店にしようかと?と悩んでいた最中、
戦前の東京ラーメン考古学」なる動画を拝見。
完全に感銘を受け捲りma Christi! “もぅ此処しかないだろ!” っと云う事で…、

本日は、台東区浅草橋に再出没。

今回は、日本初の『大勝軒』名義である〝人形町系〟の暖簾分け・直系店、
1946年創業『中華料理 大勝軒(通称:浅草橋 大勝軒)』さん、遂に初訪問。

✎ Chapter > 三系譜存在する『大勝軒』 …
日本ラーメンの歴史や、東京ラーメンに御詳しい方々には、釈迦に説法かも
しれませんが、一応…w
日本には、屋号に『大勝軒』を掲げた御店・全く異なる系譜が、三系譜存在。
❶ 最も有名なのが、荻窪『丸長』から派生~、ラーメンの神様・山岸一雄氏が
  代表を務めた、つけ麺でも有名な『東池袋 大勝軒』(1961年創業)。
❷ 永福町に店を構える、煮干し系の代名詞『永福町 大勝軒』(1955年創業)。
❸ そして、同店の総本店である『人形町 大勝軒』(戦前の1912年創業)。
  三系譜の中で最も歴史が古く、上記二系譜の「ラーメン専門店」のベクトル
  とは全く異なる、広東料理から派生した「町の中華料理店」だったとの事。
  (※総本店は其の後、1988年に喫茶店として新装開店~2020年に閉店)
同店は、其の〝人形町系〟の数少ない(現存する唯一の?)暖簾分け・直系店で、
味・内容・ベクトル等に関しても、最も色濃くDNAを継承している御店との事。

到着。ウンウン!! 店頭には食品サンプルのショーケース!!
東池系、永福町系とは全く異なる、正に “昭和時代の町中華” 的な佇まい!

入店。店内は、4人掛け席5台、2人掛け席2台、1人掛け席1台。
TVやYouTube等で予習、~想像していたよりは、割と小ぢんまりとしていて
非常に落ち着く雰囲気!
厨房は、TVや書籍 等で御見掛けした二代目店主さんと三代目店主さん、
その三代目の奥様がホールを担当されていました。


✅ ラーメン … 600円
此方の人気 & 御薦めは、「しいたけそば」の様ですが、初訪の今回はやはり、
戦前の頃の味を継承し続けている、〝これがラーメンの元祖といえる味!〟っと、
サニーデイ・サービス、兼(?)ラーメンWalker・百麺人の田中貴さんが自身の著書
でも大々的に紹介・掲載していたデフォの「ラーメン」を注文!
着丼。 オオッ!之は「切立丼」!! 内容量も戦前サイズ??w
濁りの一切無い、美し過ぎる褐色の美ジュ!

・スープ
 甘味のあるカエシと、椎茸(←恐らく)出汁の極上の旨味が、
 口一杯に拡がる!!
 ラーメンのスープと云うよりは、優しい饂飩汁に近いかなぁ?w
 ▼ 以下、田中貴さんの著書を参考に…
 ➥ 出汁には、珍しい「鶏頭」を使用しているとの事で、
   確かに「鶏ガラ」とは異なる透明感のある旨味!
 ➥ 「油に頼らず…」っと有った様に、仕上油を
   使用しているのか?分からない程に浅め(or ナシ?)

・麺(自家製麺)
 純白の(←スープを吸って茶褐色ですがw)自家製ストレート中細麺。
 かん水が少ない為、モッチリとした食感 & 小麦粉の風味がダイレクト!
 何処と無く、「ひやむぎ」の麺に似た感じも?

・トッピング
 チャーシュー、
  ブリンッ!とした弾力・肉感が溜らない肩ロース。
  茹で加減が絶妙!!
 蒲鉾、
  白く輝く半月の様な物は一体何っ!?
  っと思ったら、ポクポクな歯応えの蒲鉾でしたぁ!w
  ウンウン! 此処にも又、饂飩っぽさが!w
 メンマ、
  奇を衒わないシャクシャク感!
 薬味の長ネギ、
  しっとり柔らかで、此の純和風なスープに良く合う!

っと、所々に饂飩?冷麦??の様な雰囲気も有り、私が今まで食べて来た
「ラーメン」の其れらとは一線を画す、唯一無二な内容と味わい!
もしかしたら、「之こそ〝ラーメン黎明期の味〟なのかもしれない!」っと
思わせる程、私にとってエポックメーキングな一杯でした。


✅ シュウマイ(5ケ) … 550円
今回は “戦前ムードで!” っと云う事で、「シュウマイ(5ケ)」も追加注文。
 ✎ Chapter > 戦後~現在は「ラーギョウ」、 戦前は「ラーシュウ」!? …
 戦後~現在では、ラーメン+餃子の組み合わせ、通称:ラーギョウが一般的ですが、
 戦前の頃は、量がそれほど多くなかったラーメンに加え、広東料理から派生した御店
 と云う事も有り、シュウマイを追加注文するのが一般的だったとの事。
 確かに現在、新横浜ラー博にて、日本ラーメンの元祖を “再現中” の『浅草 來々軒』
 も、サイドメニューは餃子ではなく「シウマイ」が Lineup されています。
 (※因みに餃子は戦後、満州から引き上げた方々が持ち込み・広めた物らしいです。)
着皿。やや小振りで、しっとり柔らかそうなシュウマイ!
① 先ずはそのままで・・・、
  見た目通り!しっとり柔らかな皮、中の餡もふんわ~り♪
  挽肉特有の嫌なニオイも無く、上品な仕上がり!
② 横に添えられた和ガラシを乗せて…、
  やっぱ、シュウマイには和ガラシだね!っと思う程に旨²!w
③ 和ガラシ+卓上の醤油を少々…、
  アレ?、和ガラシの辛味が単体よりも立って来る!!
  之又、旨²!!w


ゥウ~ン!やっぱり此の「ラーシュウ」も白飯が欲しくなるバディ体制でした!w
(※此方のメニューには「ラーメン半ライスセット(950円)」でシュウマイ(3ケ)も
  有るのですが、今回はどうしても単品でイキたかったので。。w)
田中貴さんの著書を見るに、厳選した素材、かなり手間暇が掛かっているらしく、
其れを此の破格の値段で提供されているとは、、頭が下がります。。
其の点も、今回の総合評価に加味させて頂きました。

㊗️200軒目 & 当RECsの四年目を飾るに相応しい御店、通過点となりました。

  • ラーメン…600円

  • 戦前の『人形町 大勝軒』の味を最も色濃く継承したと云われるデフォ!

  • シュウマイ(5ケ)…550円

  • 外観

  • 『人形町 大勝軒』より受け継がれたスープ Lift!

  • モッチリ柔らかな自家製麺 Lift!

  • 戦前ムード de シュウマイ Lift!

  • 林家木久扇師匠✖サニーデイ・サービス田中貴さんのサイン色紙&写真! 2020年新春に放送された「ラーメンWalkerTV2 特別編」にて御二人の対談の舞台に選ばれたのが此方だった!!

2025/06/07 更新

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