2回
2025/08 訪問
ここでしか食べられない究極の油そば
【注文内容】
・牡蠣の塩油そば(大盛)
新潟の麺屋玄洋でいただいた「塩」油そばは、まさに唯一無二の存在感を放つ一杯でした。油そばといえばタレや具材に個性が出るものですが、「塩」ベースという時点でかなり珍しく、しかもそれを油そばとして完成させているお店は本当に限られています。事実、この味を体験できるのは現状玄洋だけといっても過言ではなく、「ここでしか食べられない」という事実が、嬉しさと同時に寂しさも感じさせます。
麺はもちもちとした中太タイプで、つけ麺用の麺を思わせるしっかりとしたコシと重量感があります。噛みしめるたびに小麦の甘みがふわっと広がり、塩ダレとの絡みも抜群。タレに使われている牡蠣の旨味が、塩のシャープさと見事に融合していて、濃厚でありながらも不思議なほど後味はすっきり。牡蠣特有のクセはほとんどなく、旨味だけがじんわりと残る仕上がりになっています。
さらに嬉しいのが、大盛りのボリューム感。単に量が多いだけでなく、最後まで飽きさせない味のバランスが取れているので、食べ進める手が止まりません。卓上の調味料で味変を加えれば、途中からまた新たな魅力が顔を出し、気づけば丼は空っぽに。
こんなにも完成度が高く、唯一無二の「塩」油そばを提供できる店はそうそうありません。新潟に行く価値を十分に与えてくれる名店でありながら、「お願いだから関東にも出店してほしい」という願望がどうしても湧いてしまう。もし都内にあれば、間違いなく通ってしまうであろう、忘れられない一杯でした。
2025/08/09 更新
結論から言うと、個人的には「麺類の中で一番好き」と言い切れる一杯で、これまで何度も食べているが、毎回しっかり感動させてくるのが本当にすごい。
丼が提供された瞬間から立ち上る牡蠣の香りが強烈で、混ぜる前から期待値が一気に跳ね上がる。しっかりタレと油を絡めて一口すすると、牡蠣の旨味がドンと前に出てきて、塩ダレのキレと相まって一気に脳を支配してくる。この牡蠣感がとにかくえぐく、牡蠣好きなら間違いなく刺さる。
油そばというと重たさを想像しがちだが、こちらは全く別物。油は旨味を運ぶための媒体として機能していて、後味は意外なほど軽やか。くどさや嫌な油感は一切なく、むしろ箸が止まらない。
麺はしっかりとしたコシがあり、タレとの絡みも抜群。大盛りでも最後までテンションを落とさずに食べ切れるのは完成度の高さゆえだと思う。
これまで何度も食べているにもかかわらず、「また来てよかった」と毎回思わせてくれる再現性と中毒性。流行りや話題性ではなく、純粋に味で勝負している一杯だ。
正直、このクオリティの牡蠣の塩油そばが東京にあったら、間違いなく週1で通っている。新潟に来たら、この一杯のためだけに足を運ぶ価値がある。