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lib門前仲町、越中島、木場/ビストロ、創作料理、イタリアン
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夜の点数:4.5
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¥4,000~¥4,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.5
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|CP 4.5
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|酒・ドリンク 4.5
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.5
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| CP4.5
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| 酒・ドリンク4.5 ]
白老牛とともに味わう至福の時間
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2025/08/28 更新
門前仲町に新しくできた「lib」でいただいたのは、白老牛を使った料理の数々。店内はコンクリート打ちっぱなしのモダンな空間で、落ち着いた雰囲気ながらも肩肘張らずに過ごせるのが印象的だ。まず運ばれてきたのは、二種盛りのパスタ。左側は白老牛のラグーソースを合わせたタリアテッレ。太めの平打ち麺に濃厚な旨味がしっかりと絡み、肉の深いコクと赤ワインのような酸味が絶妙に調和している。噛みしめるたびに牛の旨味が舌の上で広がり、シンプルながら奥行きのある味わいを楽しめる一皿だった。
一方で右側のパンチェッタのカルボナーラは、対照的にクリーミーでまろやか。卵黄のコクにチーズの塩気が加わり、そこにパンチェッタの旨味がアクセントを添える。余計な要素がなく、素材の力をそのまま生かした王道のカルボナーラといった仕上がりで、しつこさはなく最後まで心地よく食べ進められた。二種類を同時に味わうことで、店の料理に対する緻密な設計がより際立って感じられる。
そしてメインの白老牛の炭火焼き。赤身の美しい断面が目に鮮やかで、ナイフを入れると柔らかく、それでいてしっかりとした弾力を持っている。口に入れると炭火の香ばしさとともに、赤身特有の濃厚な旨味が広がり、シンプルに振られた塩がその味を引き立てている。添えられたきのこのソテーとラザニア風の付け合わせも、主役を邪魔せず調和を保ちながら皿全体を豊かにしていた。
総じて、白老牛の持つポテンシャルを最大限に引き出しながらも、奇をてらわずストレートに魅せる構成が印象的だった。料理はもちろんだが、空間やサービスの落ち着いた雰囲気も含めて、大人の隠れ家としてぜひまた訪れたいと感じる一軒だった。