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夜の点数:4.6
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¥20,000~¥29,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.6
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|雰囲気 4.4
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 4.1
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.6
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| 雰囲気4.4
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク4.1 ]
【期待を裏切らなかった柏の鮨】
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2022/05/10 更新
無類の鮨好きである私は都内の名店と言われる鮨店はほぼ回りきっただろう。
最近は職場から近い店のリピートが続く中、和食好きの知人から柏に4月27日にOPENした「鮨 匠海」を勧められたのでGWを利用して新規開拓!
柏へは初上陸!思っていたより都心からアクセスしやすく、最寄りからは歩いて2〜3分。
大通りではないがMAPを見れば迷わず行ける。
大将の永山庄蔵さんは鮨職人歴20年以上。
鮨技術コンクール[金太楼㈱主催]で優勝した実力者だとか…完全に期待値MAXの状態での訪店である。
結果、「何もかもが最高!こりゃ柏に通うな」と思える名店だったので珍しく記録として投稿してみる。
《店の雰囲気》
この日はOPENからまだ3日目。
店前には驚く数の胡蝶蘭が並んでいる。
店内はコの字形カウンター8席。
カウンターを利用したが個室もあるとのこと。
広々したカウンターは一本木で施工されており、壁も床も全てこだわりと高級感を感じる。
《営業時間》
18時〜24時まで営業、最終予約22時〜
現在はディナーのみの営業のようだ。
一斉スタートの店が多い中、ここは好きな時間に予約が取れるのも助かる。
《コース》
OPEN記念特選コース 17,800円。
この満足感なら超良心的な価格だと納得する。
以下、頂いた料理。
乾杯はビール。
マスターズドリーム(生)で喉を潤す。
[一品料理]
素材の良さ、丁寧な仕込みがわかる。
素材の旨さを活かす繊細な味わい。
・キャビア・雲丹・中トロ・いくら
華やかなアミューズスプーンに乗せられた贅沢な一品。一口でテンションが高まる旨さ。
・タイ・トリ貝刺身
甘みを堪能出来る白身、絶妙な歯応えに噛むたび甘みが溢れるトリ貝。これだけで鮮度の良い食材を仕入れているのがわかる。
・あん肝
実はあん肝ポン酢が大好物!
だが匠海のあん肝は奈良漬とワサビで食べるとのこと。これが絶品!思わず日本酒注文。
・鮑 肝ソース
鮑の旨さはもちろんの事、ソースが最高!
これは研究してる味。
・黒むつ塩焼き
・ふわっと焼き上げられ箸が進む。
食材の良さもあるが職人の丁寧な仕事がわかる。
[握り]
シャリがとにかく最高!石川産コシヒカリをはじめ時期によって変えるのだとか。粒が立つ固めのシャリだが芯はなく、味付けは赤酢・米酢のブレンド。塩味・酸味のバランスが絶妙!
・牡丹海老
みっちりした肉感、グッと強い甘み。
口に入れた瞬間から旨味を感じられる。
・のどくろ
ノドグロというと脂に意識がいきがちだが皮目を備長炭で焼き香ばしさもプラス。
ネタが甘みを伴うとシャリの酸味が活きる。
・イワシ
脂が乗りこれまた職人の仕立ての素晴らしさを感じられる。あまり得意な魚ではなかったが、ハマった!
・中トロ
華やかな甘みもありながらちゃんと香りの主張もある。脂のバランスが非常にいい中トロ。
・大トロ
さすがはやま幸のマグロ!口に入れた瞬間に幸福に包まれる。シャリもネタごとにサイズ・温度が違うのがバランスが堪らない。
・赤貝
包丁を入れねっとりとさせパラパラのシャリとの一体感を。仕事により引き出した甘みそしてシャリの酸との黄金比。
・イカ
「イカってこんな旨かったか?」と思わせられる。柔らかく香りが良い。好きなネタが増えた。
・漬けマグロ
しっとりと品やかな舌触り。酸味あり、香りも十分。理想的な鮪だ。
・煮ハマグリ
低温調理。出汁の旨さを感じるツメは程よい甘さに仕上げられている。
・穴子
臭みなく熱々ホワホワ。これも旨い!
穴子・シャリ・ツメのバランスが◎
・雲丹ドック
贅沢な量の雲丹!雲丹自体も味・香りともに今まで食べた中で1・2位に入る上級の旨さ。
・とろたく手巻き
個人的に大好きなとろたく。
手巻きにもやま幸の天然マグロを使用。
[その他]
・べったら漬
これまた酒が進む!酒呑みには有り難い
・玉子焼き
上品なサイズ。高級スイーツのようなしっとり感。卵は京都から取り寄せている。
・ホタルイカの茶碗蒸し
少し塩味強め。旨味も出汁ガッツリ。
旨味の掛け算が完璧!
・海老頭出汁の味噌汁
海老から出た甘みが凄くいい。
最高に好感度上がりました。
[デザート]
・フルーツ
デザートがフルーツというのも◎
《酒の注文》
・プレモル マスターズドリーム 850円
・みむろ杉 木桶仕込 3,200円
・田酒 純米吟醸 2,200円
入手困難の銘酒が並び調子に乗って注文!
新政 NO.6 seriesも匠海にはあった。
大将も日本酒好きらしく、あまり出回らない銘柄を仕入れるのが趣味だとか…最高すぎる。
お会計は約24,050円。
普通の一食の食事からすれば高いかもしれないがこの贅沢なコースで一万円代は超破格。
料理をみても原価率がめちゃ高いのはわかる。
器やグラスもバカラや高級和食器しかなかった。
そして大将の人柄にも惹かれた。
凛々しい姿でありながらとんでもなく腰が低い。
鮨が好きで勉強しているのも会話から伝わってくる。余談だが、大将が同郷と知り親近感!
自分の妹が同級生という事実にさらに驚かされた!
パフォーマンス売りではなく職人が良いものを丁寧に仕立て、魂込めて握る鮨屋なのが好感持てた。予約が取りにくくならない事を祈る。
美味しゅうございました。
ご馳走様でした!