この口コミは、インネパカレー男さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
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夜の点数:4.7
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 4.5
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|サービス 4.5
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|雰囲気 4.0
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|CP 3.5
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|酒・ドリンク 3.5
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[ 料理・味4.5
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| サービス4.5
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| 雰囲気4.0
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| CP3.5
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| 酒・ドリンク3.5 ]
ダルバートをご教授くださった我が恩師、ダナチョガ
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ダルバート
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ダルバート紹介のチラシ
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2023/06/18 更新
訪問:2020年1月
投稿:2022年8月
思い出は概して美化されるのをご容赦願いたい。
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きっかけはブログ。
当時ナンのベッドで寝たいと思うほどナン愛好家であった私は、ガーリックナン、あんこナン、クルミナン等、様々な種類のナンを試すことに余念がなかった。
たまさかダナチョガさんのブログにてナンの解説をしているページが目に留まったのだが、同時にこのお店は「ダルバート」とやらを推しているとわかり、なんとなく食べてみようかなという気になった。
17時30分過ぎの訪問。
先客なし。ネパール人コックさんとバイトらしき女性店員さんがいた。
予定通り
★ダルバート1580円
を注文。辛めで。ドリンクはラッシーで。
しばらくして、女性店員さんがダルバートとやらを運んできた。
「なんかすごいの来た~~」
(お財布事情が厳しい学生がこれほど見た目が豪華なワンプレート料理を食べることなどなかったのである。)
手で食べよう。実は事前に手で食べる方法を調べておいた。このお店も手食を推奨している。
食べ方の説明に倣う。
ダルスープ(豆のスープ)をバスマティライスにかける。右手でよくなじませる。それを人差し指から小指ですくい口の前にもってきて、親指を押し出すようにして口に入れる。
「初めての味だ...」
野菜も混ぜる。肉料理も混ぜる。パパド(せんべい)も割って混ぜる。手にのせて口に運ぶ。
「うまいぞ...」
何を混ぜるかで味や食感は変化。常に味変を体感しているような気分。
「なんて面白い料理なんだ....」
手荒れしていた右手がスパイスでひりひりするが、委細構わず食べ続ける。
「俺はスパイスを食っているぞ...」
破竹の勢いで完食。この料理の奥深さを実感し開眼。
手がカレーまみれ。それを見た女性従業員の方が新しいおしぼりを持ってきてくれた。ありがとうございます。
今回顧すると、ダナチョガさんのダルバートは、豊富な野菜が楽しみだった。
初訪問の際はえのきだけのサブジ?があったし、レンコンのサブジ?なんかが加わった日もあり、全体のバランスを考慮しつつ毎回異なっていた。
地元の新鮮な野菜を使用しているのではないかな?。
本場のダルバートをある程度アレンジしているといえるが、それゆえここにしかないダルバートに仕上がっているともいえる。
ダルバートはダナチョガさんの看板メニュー。毎日のように更新されるブログにて、その魅力を伝えていた。
その甲斐あってか、ダルバートを注文するお客さんが一定数いる印象。
「インドネパール料理はナンカレーだけじゃないんです。ネパール料理もぜひもっと知ってください。」というメッセージは、ダルバートに感銘を受けた私の心に響くものがあり、インネパ料理屋に対する現在の私の考えの礎ともなっている。
店員さんの対応もとても親切。配達に何度も対応してもらった。
コロナ拡大後も、換気を怠っていなかった。安心して利用できる。
1月の暗い寒空の下、私が感じた右手のひりひりと胸のわくわくは、今も鮮明に覚えている。
本当にありがとうございました。
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追記
※以後祖母や友人にダナチョガさんのダルバートを食べてもらったものの、どちらも反応が薄かった。やはり好みがあるという現実は認めざるをえない。でも、京都市内でもっと注目されるべきインネパ料理屋だとは思う。