ヤマト1215さんが投稿した古民家ヌードゥル 黒揚羽森住(千葉/永田)の口コミ詳細

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ヤマトのラーメン100名店紹介

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古民家ヌードゥル 黒揚羽森住大網、永田、福俵/ラーメン

1

  • 昼の点数:4.8

    • ¥2,000~¥2,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 5.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/07 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気5.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥2,000~¥2,999
    / 1人

伝説のラーメン職人による古民家ヌードゥル

黒中華、お>油 1200円
味付け煮卵 150円
雲呑 300円
水餃子 600円

今回は、伝説のラーメン職人による雰囲気最良なラーメン屋である古民家ヌードゥル 黒揚羽森住さんにお邪魔しました!
こちらは、日本のラーメン史に大きな足跡を残した名店「ちゃぶ屋」の創業者であり、世界で初めてラーメンでミシュラン一つ星を獲得したお店である香港のMISTをプロデュースしたことで知られている現ラーメン界の巨匠である森住康二さんによる新たなラーメン店です。森住さん本人が店に立たれてラーメンを作られているため、巨匠の手際を目の前で堪能しながらラーメンを食べれるという贅沢なお店になっています。
お店は古民家を回そうして作られているみたいで、流行りの古民家カフェ的な場所でラーメンをいただくことができます。そのため、雰囲気が非常に良く落ち着く場所になっていて、都心から来る場合はアクセスが大変なものの、都心では味わえないリラックスした空間を楽しめます。"古民家カフェ的な"とは言いましたが、実際にカフェもやってます。ラーメン店の開店は11:00からなのですが、ラーメン店に併設されているカフェは10:00から開いているため、ウェイティングボードに名前を書いた後、そのカフェで開店までの1時間を待つことが出来るというスタイルになっています。
今回は平日の開店前に伺いました。アクセスは悪いものの人気店のため、平日ではありますが開店の約1時間半前にお店に着きました。すると、さすがに早かったのか一番乗りでウェイティングボードに名前を書くことが出来、PPを取れたため無事1巡目に入ることが出来ました。公共交通機関を使っての訪問のため車で待つということが出来ませんが、10:00からカフェがオープンしてくれるため、快適に1時間を過ごすことが出来ました。

では、ラーメンの感想に移りましょう。
まずはスープからですね。こちらは、豚と鶏を合わせた動物系スープに濃口醤油を合わせた重厚な清湯スープでした。キレがビシッと効きながらも香り高くコクが凄まじい濃厚な醤油ダレに主に豚による動物系の出汁感が優しく追っかけてきます。これだけでもレベルの高いスープであることが伺えますが、このスープの真骨頂は背脂と合わせた時に現れます。背脂は独特の甘みと豚をダイレクトに感じられる風味があるものですが、これがキレッキレなスープに優しさを与えて旨みを増幅させてくれます。背脂があまりにも上品なため、まずこのような背脂スープは他では味わえないことでしょう。後半になるとスープに生姜と玉ねぎが浸透していくため、新たなコクによって味わいが深まっていくと同時に、スープにサッパリ感が足されるため軽やかな飲み口になっていきます。
一口目、二口目と飲む度に味わいが変化していくこのスープはまるでその変わり方そのものが芸術品かのような味わいでした。

次に麺ですね。麺は博多ラーメンのような細ストレート麺でした。ただ、加水率は高い細麺になっていて、森住さんによる丁寧な茹で加減によって、スープも麺同士も絡み合うほどに込み入っているのに表麺が滑らかですすり心地と喉越しが抜群に良く、噛んでみるとパツッとした歯切れの良さパツッとしたともにゅもにゅとしたコシも兼ね備えているという絶妙な仕上がりの麺でした。細麺ながらも麺から小麦の上品な甘みが溢れていて、これとスープや背脂と合わさることで、それらをさらに美味しくさせるだけでなく麺自身も美味しくなっていました。

次にトッピングですね。まずメンマがわりのたけのこは、やや固めな歯ごたえでたけのこらしい風味が全面に出ながらも味付けによって淡やかな酸味を味わえる質の良いタケノコでした。次にチャーシューは、丼一面を覆うほどの大きなバラロールの煮豚で、ジューシーで旨味溢れる肉の美味しさがタレの味付けによって更なる美味しさを発揮していました。美味しいだけでなく食べ応えも抜群なため、追加で頼みたくもなる気持ちが理解できます。次にワンタンは、皮はやや強めな歯ごたえで、中にはジューシーな豚肉とふわっと香る生姜が入っていました。最後に味玉は、出汁をしっかり染み込ませたゆで卵になっていて、黄身は完全に茹で上がっているのにパサパサしておらず、おでんの玉子のように美味しくいただけるものでした。

最後にサイドメニューである水餃子ですね。ワンタンよりさらに固めな皮の水餃子は、中に肉感がやや多めな餡が詰まっています。淡い醤油ダレに加えて、トッピングに、ネギ、大葉、すりごまとシナモンがかけられています。味付け的に夏にピッタリな一品でした。

ここまで上品に仕上げ、さらにクオリティも担保した背脂ラーメンは今まで存在しなかったんじゃないかなと思います。この唯一無二を食べに行くためにこちらへ来る人が多いのも納得な一杯でした。
次はノーマルの醤油ラーメンか気になる梅塩だし中華を是非頂きたいですね。

2025/08/06 更新

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