魯山人先生さんが投稿した壱(兵庫/芦屋(阪神))の口コミ詳細

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地方の名店に価値ある一食を

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芦屋(阪神)、芦屋(JR)、芦屋川/日本料理、海鮮

1

  • 夜の点数:4.9

    • ¥30,000~¥39,999 / 1人
      • 料理・味 4.9
      • |サービス 4.9
      • |雰囲気 4.9
      • |CP 4.7
      • |酒・ドリンク 4.9
1回目

2022/08 訪問

  • 夜の点数:4.9

    • [ 料理・味4.9
    • | サービス4.9
    • | 雰囲気4.9
    • | CP4.7
    • | 酒・ドリンク4.9
    ¥30,000~¥39,999
    / 1人

素材、腕、熱意、全てが素晴らしい

自信を持って人にお勧めできるお店です。
ただちょっと予約が取れなくなってしまっているかもです。

お酒があまり強くないけど日本酒飲みたいので、ビールをスルーして初めから日本酒。
十四代 本丸をチョイス

■蓮根餅、マスカット、トマト、みょうが、柚子
自分の前に運ばれる前から柚子の香りが店内に。
夏に清涼感を届けるために、とにかく爽やかで、ほんのりダシの香りでしっかり旨味を伝える。
変わった組み合わせなのにマッチしていて、食感も楽しい。なにより、まずは味の強さを抑えて、風味、季節感などを届けてくれます。

■あなご、きゅうり
これもまた、しっかり味を抑えながら素材の旨味を引き出し、きゅうりで清涼感を。
そのきゅうりも2パターンの切り方で味を単調にさせません。

■松茸の椀もの
今まで、味を抑えてきたので松茸の風味をガンガンに感じられ、こちらも松茸を先に入れているものと上に生で乗せているものがあり、それぞれの松茸に違う仕事をさせています。
タジ、食感も良いです。

■メイチダイの刺身
シンプルに刺身なのですが、なるほど素材だけでしっかり旨味があります。

■金目鯛を藁で風味づけ
ここら辺から味や風味がしっかりしてきます。
油の乗った金目鯛を藁で炙って焼き目と藁の風味を。
美味いわー、お酒が進みますww

■淡路のアジの押し寿司
演出が凄く店内中に焼いたときの煙が包みます。
アブラも乗ってて美味い!

■モロヘイヤ、茄子
夏の季節感と、味噌の塩分でまたまたお酒が進みます。
いや、私、お酒弱いんですww

■目鯛の西京焼き
アブラの乗りやしっかりした味は日本酒との相性は最高潮を迎えますww

■蒸し鮑
少し、印象が薄いのですが、今思えば、次のご飯物のために一旦薄味にして、味覚をリセットするためにシンプルに。でも食材は鮑を使用し、満足感を!

■バフンウニ、いくらのご飯物
美味い美味い美味い!
ご飯の量をどうされますか?と聞かれた時に、普通と答えた自分を叱ってやりたい。
ここにきて、素材も味もガッツリ凄くて、次はどうなるんだろう?
ちなみに、違うお客さんが、ご飯大盛にしたら、次のウナギは増えるの?って質問してましたww
わかるわー、私もさっき後悔したからww
ただ、あくまで大将や女将さんからの質問は「ご飯の量」ですww

■有明の天然海ウナギのご飯物
おいおい、天然のウナギでこのアブラの乗り、しかも、あまりにも素敵なパリパリ感。
もう美味い、が、体中から溢れてだしてしまいます。
期待値を超えてやるという大将の気持ちが伝わります。

■マスカットのフルーツ大福
私は、美味しい食事の後のデザートやフルーツが好きではないんですよねー、それまでが美味しくても、ここでだいたい、あ、普通だなーって思っちゃうから。
しかし、大将はなんと、自分からうちのフルーツ大福美味いんですよーってww
実際には鮮度抜群のマスカットを餡で包んで、突き立て熱々の餅で包んで熱々のまま、自分の前に。
プルンプルンしてます。
熱いと冷たいと鮮度で、これまた最後まで美味いと言わせてやるよという気持ちが伝わります。

■コーヒー
まさかですよ、まさか、コーヒーですら、期待値を超えてくるとは。
コーヒーの入れ方、量、甘味に使ったものの風味。
今まで飲んだコーヒー屋より美味いかもww

料理にストーリーがありますね、
また、店内スペースに大小にはいろいろな理由があると思いますが、こちらは空間の狭さを上手く利用し、風味や音を食べる前に感じさせてくれます。
通常は料理を食べるときに味覚、視覚、嗅覚は使いますが、聴覚や触覚はあまり使わない。
ただ、こちらのお店は大将がわざわざ目の前に出てきてくれて、鯵を炭の様な物で焼くジューって「音」を聞かせ聴覚を刺激し、モッチモチの餅を手で食べさせて「手触り」を感じさせ、触覚をも刺激してくる。

人は美味いと判断する要素に味覚は50%もないとかあるとか。
つまり、残りの五感を刺激しないと満足度を上げる事ができない。
恐れいりました。
本当に美味しかったです。五感で満足しました。

*大将は高槻の心根さんや芦屋の京料理たか木さんなどで修行されて、奥様は祇園さ々木さんで中居をされていたみたいです。

2022/08/07 更新

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