2回
2025/08 訪問
美味しい料理と珍しい日本酒のマリアージュ
ここで催される季節ごとのイベントに合わせた以前勤務した会社の日本酒好きな現役&OBでの宴会。
こちらは会員制のお店ですが、1人が会員になっているのでゲストとして参加。
今回は「夏の生酒を楽しむ会」。
こちらは1階が酒屋になっていて、数年前に角打ちコーナーもできたため、早めに来た方で角打ちで軽くやってから来店するお客さんもいらっしゃるそうです。
酒屋さんもされているということもあり、珍しい日本酒が飲めるだけでなく、季節に合わせた料理が出てくるだけでなく、大原千鶴さんと若林英司さんの「あてなよる」のように料理と日本酒のマリアージュも考えて提供してくださいます。
この日出された料理は以下。
・先附:つぶ貝、茶豆、お浸し
・刺身:真鯛、鮪、帆立
・鰻の蒲焼き:鹿児島県志布志産の鰻
・朧豆腐 炒りじゃこ香味和え
・はもと夏野菜の天麩羅:ブロッコリー、ナス、トマトとズッキーニ、鱧とシシトウと小分けにして提供
・香の物
・信州 青しそ生そば
・デザート
この料理に合わせて出された日本酒は以下の3本。
・大山 特別純米生酒(山形県):1本目ということで、やや甘さがあってさっぱりしていて飲みやすかった
・嘉美心(かみこころ) 純米吟醸 無濾過生酒(岡山県):鰻の蒲焼きに合わすため、濃厚なお酒が合わされました。1500本の限定生産とのこと。
・信濃錦 一瓢 純米生酒(長野県):最後ということで、辛口のお酒が出てきました。
この日も美味しい料理とお酒を堪能させていただきました。
ごちそうさまでした。
2025/08/09 更新
知人がこちらの会員になっているため、お店のイベントがある時、知人の声掛けでお邪魔しています。
この時期は蔵元ウィークリーとなっていて、週替わりで5つのクラスのお酒と蔵のある地方の料理が楽しめるイベントが行われています。
いつもは芋煮がお代わり自由で食べられる「山形・寒河江『千代寿』」なのですが、人気が高くて参加者の都合の良い日は空きがなく、今年は「長野・佐久『御園竹(みそのたけ)』」になりました。
こちらでは、お酒や料理に関して店主が説明してくれるので、特に日本酒については知らないことも教えてもらえるので、それも楽しみの一つになっています。
【料理】
・先附八寸:左から茄子料理(生姜餡掛け)、姫きゅうり青唐辛子、野沢菜しぐれ
・秋のきのこと豚肉のホイル焼き
・信州 きざみ身馬刺:食べやすいように馬肉を刻んでありました。また、馬刺というとニンニクが添えられていることが多いですが、ニンニクではなく生姜でした。
・野沢菜のおやき(鬼無里村 いろは堂):皮に蕎麦粉使っているとのこと
・虹鱒の甘露煮:ほどよい甘さで煮てありました
・信州柚子蕎麦:信州といえば蕎麦
・和菓子
日本酒
・十二六:以前は税法上、どぶろくの独自カテゴリーがなく「雑酒」というカテゴリーだったため、商品名に「どぶろく」と付けることができなかったそうです。こちらの蔵が役所に陳情を続けた結果、税法上「濁酒」というカテゴリーが追加されたことで、「どぶろく」と付けることができるようになったそうです。
また、江戸時代など昔は、漉したお酒は大名など一部の人しか飲めず、庶民は濾さないどぶろく飲んでいたそうです。だから、時代劇で庶民が漉したお酒を飲んでるシーンは実際とは違うとのことでした。
・御園竹 牧水 純米大吟醸 一回火入れ
・御園竹 重々きれ口 純米
・御園竹 牧水 生酛造り 純米
今回も懐かしい面々との会話を楽しみながら、美味しいお酒と料理をいただきました。
ごちそうさまでした。