2回
2023/12 訪問
昼はバーガー屋として。。
期末試験を終えた娘が友達と遊びに出かけ、奥さんと2人。2人分だけ作るのも面倒で奥さんおススメのグルメバーガーを出すビストロに行くことになりました。
ロケーションは五反田の有楽街にある壱番街という裏さびれ感のある路地の小さな建物の2階。隠れ家的といえば聞こえはいいですが、五反田の駅からどうアプローチしてもいかがわしげな店の前を通ることは避けられないので同伴者は選んだほうがよいかもしれません。
店内はこじんまりとしていますが清潔感があり、キッチンも十分な広さがあります。土曜の14時ころ伺ったのですが、10席ちょっとのテーブル席は満席。客層はいまいち職業の見えてこない老若男女が混在しており、昼から赤ワインを空けてTボーンステーキを召し上がっている老夫婦?も。五反田の懐の深さとお店の実力を感じます。
前菜のプレートを頼んでビールで乾杯。前菜はウフマヨネーズ、キャロットラペ、白身魚のカルパッチョ、鹿肉?のジャーキー、豚肉のパテ、サラミ、スモークハム。どれも素晴らしく、昼なのに、メインはバーガーなのに、ポンテカネに移行。ワインの品揃えはこだわりがありそうで、マークアップも良心的とお見受けしました。
バーガーは4種類ありましたが、奥さんにすすめられるままにパテにプルドポークの乗ったTheBurgerを。プルドポークが入っているバーガーは初めてですがまずは凄いボリューム。そして旨し!五反田でバーガーと言えばFranklin Avenueが定番ですがジャンルは違うもののこちらも絶品。
黒板に書かれたメニューを見ると気になる料理がたくさん。五反田のビストロではGood Old Dinerが好きだったのですが、いつの間にか閉店してしまっており困っていたので夜も気になる!ということで早速翌日の夜の席を予約して店を後にしました。
ごちそうさま!
2024/01/09 更新
前日のランチの帰り際に確保できたTボーンステーキを目当てに家族3人で夜のOCCIに。夜の壱番街は昼間より一層怪しく、急な階段を上がっていくのは知っている店ではないと勇気がいります。初回娘と2人で夜に来た奥さん、なかなかです。
乾杯は奥さんはシャンパン、僕は国内クラフトビールメーカーのIPA。Tボーンステーキは決まっているのでまずは軽めに前菜をということで前日の前菜盛り合わせの中からウフマヨネーズ、キャロットラペとパテを、新顔でカプレーゼを注文。腹が減ったという娘は自分用にボロネーゼを。
カプレーゼ、トマトだと思い込んで注文したらフルーツサラダのような1品が。洋ナシでしたが、モッツァレラとよく合って苦手な奥さんもぱくぱく。
そして肉々しいボロネーゼも素晴らしい。自分で作ると玉ねぎ、にんじん、セロリを刻んで炒めてトマト缶を加えて、と「ミートソース」になるのですが、ボローニャで食べたボロネーゼは確かこんなんだった。
ここでワインを。興味深いワインがたくさんリストアップされているので悩みましたが、2008年産のオレゴンのピノノワール(ドメーヌ・ドルーアン)に決めました。ご主人によるとこの年のものは素晴らしかったので何本も買ったけど最後の1本とのこと。ラッキー!ブルゴーニュのピノとは違う、でもアメリカ的な濃すぎな感じでもない、奥行きのあるお味でした。まだ10年以上熟成できそう。
メインのTボーンステーキの前にメニュー(黒板)の中で気になったホロホロ鳥のローストをお願いしました。高級フライドチキンの趣でうまし。
そしてメインが登場。骨込みで700gのポーターハウス。1切れで小さめのステーキ1枚分の豪快なサイズです。表面はカリッと中はしっとりと絶妙に焼き上げられており、味付けは最小限。肉食ってるぜ!と気分があがります。
まだまだ食べてみたい料理がたくさん。近所にこんな店ができて幸せです。
ごちそうさまでした!