2回
2025/07 訪問
鮨なんばさんに初訪問。
夜の握りのみの回に伺いました。
シャリの味や量をここまで繊細に使い分けているお店は、自分の中では特に印象に残る体験でした。
白烏賊、真子鰈、能登のとり貝、春子鯛、島根の定置網鯵、鳴門の鱸など、序盤から多彩。
平貝のバランス、白甘鯛、鰹と続き、アワビは肝を使わず煮汁のあんでウニと合わせる流れも印象的。
まぐろは北海道噴火湾の76kg。中トロ・大トロともに定置網らしい柔らかさで、大トロはシャリの大きさと合わせて満足感のある一貫に。
巻物のまぐろはフライされていて、少し意表を突かれる構成。
太刀魚は富津竹岡の300g~400gほどの個体。今の時期のアナゴより脂と食感のバランスがよく、非常に好みでした。
派手さではなく静かな完成度で記憶に残る、そんな夜でした。次回の別時間帯を予約してご馳走様でした。
2025/07/03 更新
半年ぶりのなんばさん。序盤から季節感と素材の力強さが際立つ内容でした。
つまみは、佐島のたこが強い食感なのに驚くほど柔らかく、氷見のぶりは脂が澄んだ上品さ。ニタリクジラはすっと消えるような口どけ。キンキの煮付は安心の完成度で、鳴門のカワハギは歯応えと肝の旨みが秀逸。焼きなすのすりながしや海うなぎ白焼まで、序盤から隙のない流れ。
にぎりは鳴門の真鯛から始まり、鱸・さより・春子と軽やかに。北寄貝、鰯、鰹、鰆とテンポよく進み、蒸しアワビや対馬の生鯖は香りと旨みのバランスが絶妙。三陸のしめ鯖と対比して味わえるのもいい。車海老、赤身、厚岸のトロ、小肌、大トロへと続き、満足度が右肩上がり。
そして今回のハイライトは追加でお願いしたカワハギの握り。張りのある身と肝の一体感が抜群で、今日一番の余韻を残しました。
半年ぶりでも、やっぱりここは“流れの妙”で魅せる一軒。改めて凄さを感じました。