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昼の点数:4.1
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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押し寿司という文化を味わう、文の里松寿し
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2026/02/03 更新
大阪旅行の際、月曜の昼食に利用しました。粉ものを中心に大阪名物は一通り食べてきましたが、大阪ずしは今回が初めて。寿司好きとして、一度は体験してみたいと思い訪問しました。
文の里松寿しは、昭和初期に大阪で創業した老舗の寿司店。かつてはのれん分けの店舗が20軒近くあったそうですが、現在では数を減らし、こちらはその貴重な一軒です。今では扱う店も少なくなった、大阪伝統の押し寿司(大阪ずし)を今も変わらず提供しています。大阪では江戸前寿司とは異なり、魚介と甘めの酢飯を重ねて型に押し固める押し寿司が、古くから日常食として親しまれてきました。
場所は文の里駅からほど近いアーケード街の端。昭和の空気を色濃く残す佇まいで、初訪問でもどこか懐かしさを感じます。11時半ごろの入店でしたが、すでに「先生」と呼ばれる常連さんの姿が。お話を伺うと、毎週欠かさず通われているとのことでした。
注文したのは大阪ずし。大将から「ちょっと時間かかるよ」と声をかけられ、ゆっくり待たせてもらうことに。その間にも、私の後にサラリーマン風の3人組、事前に取り置きの連絡をしていた地元の年配の女性が次々と来店。常連客が多く、皆さん段取りを分かっている様子です。
寿司が出来上がるまでの時間には、大将や常連さんといろいろなお話をさせてもらいました。松寿しがもともと別の地域で営業していたこと、兄弟がのれん分けで大阪に店を構えたこと、押し寿司を作れる店が年々減っていること、最近はYouTuberの紹介で若い人も増えたことなど。万博の話題も交えながら、自然と会話が弾み、大阪らしい人情を感じるひとときでした。
寿司が提供されたのは入店から約40分後。カウンター席だったため作業工程を眺めていましたが、江戸前ずしとは異なり、工程がとにかく多いのが印象的でした。具材ごとに仕込みや味付けが異なり、組み立ても一筋縄ではいかない。これだけ手間がかかるとなると、押し寿司を提供できる店が減っている現実にも思わず納得してしまいます。
大阪ずしは、穴子、小鯛と海老、海老と玉子、バッテラ、太巻き、伊達巻きが美しく盛り込まれた内容。見た目にも華やかで、まさに大阪ずしの盛り合わせといった趣です。
いただいてみると、シャリはやや柔らかめで甘みのある味付け。富山の鱒寿司のように強く押し固めるのではなく、口の中で自然にほどける絶妙な押し加減です。
小鯛は酢で締められており、甘めのシャリとよく合います。皮目まで使われていて、噛んだときの食感が心地よい。シャリの間に挟まれた海苔や刻み椎茸が風味のアクセントになっており、細かな工夫を感じました。
バッテラは薄めの鯖に白板昆布。しっかり締められていて、噛みしめたときの酸味が心地よい一品です。
穴子はしっとりと柔らかく、タレの甘みと香りが際立ちます。
太巻きは、かんぴょう、高野豆腐、三つ葉という少し珍しい組み合わせ。常連の先生のお気に入りとのことで期待していただきましたが、三つ葉の香りが一気に広がり、高野豆腐は驚くほどジューシー。こんな組み合わせがあったのかと、思わず膝を打つ味わいでした。
優しい人たちとの会話と、伝統ある大阪ずしの味わいに、心から満足できる時間でした。
なお、食事の途中で常連の先生から「冬限定の蒸し寿司がまた美味いんだぁ」と教えてもらいました。穴子を使い、せいろで蒸した温かい寿司とのこと。今回は満腹で注文できませんでしたが、次に訪れる理由が一つ増えた気がします。
大阪ずしという文化と、人情味あふれる空間を味わえる一軒。いつかまた、今度は蒸し寿司を目当てに再訪したいと思います。