1回
2025/07 訪問
ミシュラン店で修業を積んだ確かな技ここにあり
2025/07/16 更新
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未開の地、駅の東側で迷子になり、到着が１０分以上遅れてしまいましたが、なんと、
ミシュラン店で修業を重ねた大将に、店前にて笑顔でお迎えいただきました。
「実るほど頭（こうべ）を垂れる稲穂かな」
ここが感動のスタートでした。
何かが違う・・と、まず手を洗い、口を清めて着席。
先付け・・稚内産 水タコ
繊維を感じない柔らかさと良いダシが美味しい。
お椀・・蝦夷鮑・水晶茄子
これぞ「椀刺しが華」です。大将のご挨拶として、おダシと、包丁の切り方をご披露いただきました。
おみごと。今夜はお世話になります・・と、心のなかでご挨拶。
まず、余市のあん肝とペアリングは、お料理のディテールまで感じたいので三岳のソーダ割り。
柔らかくてなめらかな食感とコクが最高です。大将曰く「世界一美味しいあん肝」と聞けば大納得。
いよいよ握り
積丹のカレイ・・・あっさり脂が美味しい
礼文島の活〆めホッケ（昆布〆）・・・昆布〆の絶妙なタイミングが伝わる
室蘭のトキシラズ・・・希少魚を頂くのでよく味わいました
岩手のいしかげがい・・・噂には聞いていた、まさかここで食べられるなんて！嬉しかったな・・
言葉にならない！美味しい！ただその一言
箸休めの沖縄産太もずくは、針のように細いなま生姜、そして赤酢とのさっぱりコンビ。お口がすっきり
琵琶湖産稚鮎の揚げ物は、関西の夏を感じる一品。内臓のほろ苦さを楽しむ納涼を体験しました！
握りの続き
根室産のズワイガニは、とてもカニの味が濃く凝縮されていて、身が柔らか～
網走のホタテ、オホーツクのにしんは、刺身の包丁さばきも美しく、目でも味わえました
にしんは脂が最もおいしい旬とのこと
網走産のシジミ味噌汁で深呼吸。いい香り～
ラストを飾るにふさわしい本日のエース登壇は、
やま幸のマグロとベッタラ漬け
稚内産のムラサキウニ
美味しい時期に素敵なお店で食べられるこの幸せはたまりません・・・
デザートにも驚き
栗山産「赤い妖精」という可愛らしい名前の苺と
日本酒のゼリー寄せ
うわ、美味しい。
予約推奨の名店、いつものお寿司に飽きたら暁。
おすすめします。
ごちそうさまでした。
楽しく美味しい一夜になりました。