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昼の点数:3.5
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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料理・味 -
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江戸の趣、オリジナルを大事にする老舗
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おまかせ海鮮丼
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鉄火丼
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2024/09/30 更新
夜は葱鮪鍋を出す居酒屋だが、ランチはお手頃な1000円弱の海鮮メニューばかり。
お刺身は筋がなく柔らかく、いつも安定の美味しさ。味噌汁のお出汁も本格的で美味しい。
店構えは古く趣があり、大将が生粋の江戸っ子という感じなのもいい。夜の看板メニュー葱鮪鍋のルーツを教えてくれた。
曰く、その昔鮪は赤身が上等で、大トロは客に出すものではなかった。それを葱と生姜で煮た賄い料理だった葱鮪鍋を、大将が名物にしたらしい。この葱鮪鍋と、ぶっかけの深川めし(今ある蒸籠の深川めしのルーツとなる料理)が江戸の定番。鬼平で知られる長谷川平蔵と遠山の金さんも食べていた、というところまでがワンセット。
------- 追記 -------
再訪。大将にまた貴重な昔話を聞いてきたので記録。
大将は明治から続く木場の松葉鮨の生まれ。3代目を弟に譲って、一穂を開業したらしい。大将のお祖父さんは絶対に客にトロを出さない頑固者。大将はそんなお祖父さんのポリシーを尊重しつつ、下町の味葱鮪鍋も広めようと店をやっているという。
いつもありがとう、大将。今回もランチだったので鉄火丼を注文。いつか葱鮪鍋も食べに行けたら、また追記します。