4回
2023/12 訪問
一隆 本店。こちらこそありがとねぇ〜‼︎
この日は私の好きな牛タン屋「一隆本店」を伺いました。最近、複数のマイF 様方々が訪問されており、自分も我慢ができなくなってしまい…。
やはり定期的に食べないとダメなようです。
ある方のレビューを拝見すると、あれっ?
・親方ではない方が焼き場に立っているような?
・何となく牛タンが分厚くなっているような気が?
・そして牛タンの並べ方が明らかに違っており…。
これは自分の目で確かめなくては!という目的もありました。
お店に到着してみると、親方がいつも通り焼き場に立たれており、
・寒いところいつもありがとねぇ〜
・店内狭いから足元気をつけてねぇ〜
・硬かったら切りますからねぇ〜
と小さい声で優しく声掛けをされています。
★牛タン焼定食(タン6切れ)1,400円を注文です♪
※これにはテールスープと麦飯が付きます
10分かからずに提供されました。
並べ方はいつもと変わらず、厚みはわずかに分厚いかな?という程度で特別な変化はありませんでした。
早速食べてみると、やっぱり旨い!変わらず旨い!
いつもながらの安定のおいしさです。
少しだけ硬く弾力があり、顎の心地よい疲労感があるのが仙台の牛タン定食のはじまり。
噛み締めるとジュワ〜っとタンの旨みが滲み出てきます。これがなんとも堪りません^^
やっぱ旨いよなぁ〜と大満足!
テールスープ は野菜などを煮込んだという、珍しい薄茶色。これには大き目のテール肉が 3つ入り、牛と野菜の出汁がしっかり出ていて、ため息が出てしまうほどのおいしさです。
はっきりとは謎は解けませんでしたが私の予想では、後継ぎの息子さんが親方の不在時に焼き場に立ち、そしてタンの切り口を斜めに包丁を入れたために、より一層分厚く見えたのでは…と。
もし本当に、息子さんが焼き場を担当されたのであれば、既に「焼き」の技術が伝承されているという事なので、それはとても嬉しく思います。親方はかなりのご高齢ですからね。
牛タン本家の味を継承するおいしさ。そして心温まる優しい接客。さらにこの脅威的なお値段。
何ともありがたく、今後も末永くお世話になりたいお店です。
ご馳走様でした。また伺わせて頂きます!
2023/12/08 更新
2023/07 訪問
牛タン本家の味を継承する「一隆 本店」
この日は久し振りに牛タンの「一隆 本店」さんを伺いました。こちらの店主様は、仙台の牛タンの生みの親 故・佐野啓四郎氏(太助 初代店主)の最初の弟子で、1973年に独立してこちらのお店を創業されたという
事で、牛タン本家の味を受け継ぐお店の一つです。
全国的に仙台の牛タンというと「分厚く・柔らかく・高価で」のイメージがありますが、本家の牛タンは柔らかくはありません。どちらかと言うと噛みごたえがあり、噛むと旨みがじゅわ〜っと出てきて、程よいアゴの筋肉の疲労感があります。価格帯は様々ですが、一隆さんは「牛タン6切、テールスープ、麦飯」のセットで税込1,400円と驚異的なお値段です(夜や土日も1,400円)。
そして何よりもこちらの店主のお人柄。いつも客に小さな声でニコニコと声掛けをされています。
・暑い中スミマセン〜
・食べづらかったら切りますからねぇ〜
・お店、狭くてごめんなさい〜
・こんにちは〜いつもねぇ〜ありがとうございます〜
牛タン焼定食(1,400円)を注文。
やっぱり、噛みごたえのある牛タンは美味しいです。先ほども書きましたが、噛むと旨みがじゅわ〜っと出てきて、麦飯がどんどん進みます。そしてアゴの疲労感は牛タンを食べている充実感に変わります。
そして色の付いたテールスープ。これも美味なのです。
聞けば特に醤油などは入れてなく、野菜など色々と煮込んだ結果この色になったのだということでした。
中には大き目のテール肉が3個入り、柔らかくほぐれ
ます。
親方は一体何歳なのだろうか?経歴から計算すると、軽く70は超えているはず。味と腕の良さにアグラをかかず、客をもてなす気持ちの良い接客。そして破格のお値段♪
なんとも有り難く感謝すべきお店だと思います。
ご馳走様でした。また伺わさせていただきます!
牛タン焼定食(1,400円)
牛タン焼(6切)
故・佐野啓四郎氏 店主の庄司隆さんは仙台名物牛たん焼の生みの親である佐野啓四郎氏(「太助」初代店主)の最初の直弟子
店舗外観
店舗内観
メニュー例
テイクアウトメニュー例
2023/08/04 更新
この日は久し振りに牛たん屋の「一隆本店」を訪問しました。こちらは、店主が仙台の牛たん定食の生みの親、故・佐野啓四郎氏の最初の弟子ということで、牛たん本家の味を継承するお店の一つです。
少し前までは、牛タン定食が 1400円という驚異的なコスパだったのですが、実は今年の6月から価格改定で300円値上げになってしまい、気になって伺ってみました。
平日でしたが、開店5分前の到着で私が1番手。
あれっ⁈いつも行列が出来ているのに…。
値上げで客足が遠のいてしまったのか?と胸騒ぎ。
開店時間になり、暖簾が掲げられた後に入店してみると、なんと既に10人くらいが食事中!
おそらく準備が完了し、客を暑いなか外で待たせない配慮で、フライングオープンしていたのかと。
なんだ…余計な心配をしてしまいました^^;
★牛タン焼定食(6切れ)1,700円を注文!
※テールスープ、麦飯 付き
待っている間には、暑い中すみませんね〜、硬かったら切りますからね〜と、親方はいつもながら小さく優しい声で声掛けをしています。
私はいつもこの声掛けに癒されています^^
10分ほどで配膳されました。
このお店のタンは厚みがあるので噛むと旨みがじゅわ〜っと出てきます。仙台発祥の牛タンは少し硬めで顎が疲れるのが特徴なのですが、それでも今回は柔らかくシャクシャクと噛み切れます。
説明書きには「たん元〜たん中を使用」となっており、上質な部位を使っているようでした。
そして一切れが大きめで分厚いので、口一杯に頬張れるのがとても嬉しい!
おいし過ぎて何だか焦ってしまい…口の中を噛んでしまいました^^;
テールスープは、野菜も煮込んである珍しいタイプで透明ではありません。野菜の旨みも感じられて、これはこれで美味しいです。
また、大きめのテール肉が3つも入ってました^^
ただ、タンが2枚残った段階で麦飯を食べ終わってしまい、麦飯が少ないのが唯一の弱点かなと。
裏を返せば、牛タンが立派で食べ応えがあるということなのですが…。
今回も分厚くておいしかったですよ!と親方に挨拶すると、嬉しそうにニコニコしてくれました。
今回は少し値上げになってしまいましたが、それでもまだ 1700円…。上質な牛タンと心地の良い接客で、とても満足させてもらいました。
おいしかったです。また伺います!