食べられるうちが花さんが投稿したEPURE(広島/京橋町)の口コミ詳細

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健忘症の備忘録です

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EPURE稲荷町、広島(広電)、銀山町/フレンチ

1

  • 夜の点数:4.5

    • ¥20,000~¥29,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.5
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 3.5
      • |酒・ドリンク 3.5
1回目

2025/08 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.5
    • | 雰囲気4.0
    • | CP3.5
    • | 酒・ドリンク3.5
    ¥20,000~¥29,999
    / 1人

素晴らしい技術です

前日に続いて、旅先の広島で奥様の接待で選んだのはこちら。サムネイルの店の雰囲気と口コミの料理の高評価で間違いなさそうと思ったら、幸い予想通りでした。
とうもろこしのアイスクリームは甘くなくて、ちょっとクミンのような香りが空きっ腹を優しく刺激します。お次のマドレーヌも甘くない。もう一つの品には生のシラスが乗っていて、食べるとマッタリ。続いてムール貝には刻んだリンゴなどが乗っていて、甘みとほんのり苦味が混じり合う。なんか色々と繊細ですな。
地元産のアユは天然だそうで、養殖物しか食べたことがない当方にとっては興味津々。色々と手を加えられていることもあって違いはよく分かりませんが、うまいからまあいいや。添えられたキュウリも合うし。肝ソースもちゃんと拭き取って食べました。淡い味わいがかえって余韻を残すもんなんですね。単に酔いが回って頭の回転が鈍ってるだけかもしれませんが。
花ズッキーニにシェーブルチーズなどを詰めた1品は花の香りがふんわり。正直苦手なヤギのチーズの匂いをマスキングしてくれました。
お次は地鶏を散らしたラビオリにオーストラリア産の冬トリュフがトッピングされた一皿。そういや向こうは冬なのね。うらやましいと思いながらウマウマとあっさり完食しました。
品数の多さにわんこそばみたいだなと感じ始めながらも、登場したのは高級魚のクエです。そういや昨日の鮨屋さんでも出てきたな。2日連続でクエを食えるなんて、もう二度とあるまい。それなら味わって食うべきところ、火入れが抜群にうまくて感心してるうちに胃袋へ直行して跡形もなし。
大トリは榊山牛のイチボです。融点が低くて脂が口の中で溶けるという触れ込みの通り、何だか赤身を食べてるようにしか思えん。
このあたりで腹は満タンに近いものの、口直しのソルベはミントの爽やかさで瞬殺。バシュランはマンゴーやらパッションフルーツやらアーモンドやらの食感と味の競演にやられました。メレンゲの器も食べられるのね。
食後のエスプレッソにもブルーベリーのタルトが付いて、3時間に及ぶマラソンディナーを完走しました。本物のマラソンは死んでもやだけど、こういうのならまた挑戦してもいいな。金が貯まればだけど。

追記)お店のシェフとサーブの女性はご夫婦と思われます。人当たりがよいお二人で最後はお話もでき、見送っていただけました。ごちそうさまです。


2025/08/19 更新

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