13回
2025/11 訪問
『霜月』 上御霊神社の井戸水を使った御料理のお披露目
温かい柿の葉茶
ビールで乾杯
◆先付
鱈の白子豆腐 野菜と魚のアラの出汁湯豆腐風
日本酒 十四代 EXTRA 大極上諸白 純米大吟醸
◆冷たい蕪蒸し 甘鯛 雲丹 山葵 煎り酒
◆お椀
北海道の香箱蟹の真薯 上御霊神社の井戸水を使った昆布と鰹の吸い地
シャープで清らかな利尻昆布の旨味と鰹の旨味と香りが素晴らしいお椀。旨味成分がしっかり抽出されていると感じました。真薯は箸を入れるとほろりと解け、真薯と吸い地の塩分料が心地よかったです。
◆向付❶ 明石直送の泥障烏賊とカワハギ カワハギの肝ポン酢 琴引きの塩
カワハギの肝も鮮度抜群で、こんなに美味しいカワハギの肝は食べたことがありません。滑らかでよどみが一切ありません。
◆向付❷ 先程水揚げされたばかりの鰤神経〆して 持ってきてもらった「さっき獲れの鰤」
身に張りがあり艶々で切り口が鋭角です。血合いに旨味がありました。「さっき獲れの鰤」だからこそ表現できる鰤。他では味わったことの無い食感と味わい。
山口県産松茸
山口県産松茸炭焼き 酢橘
日本酒 新政 カラーズ アース(産土)《直汲》 2024 陸羽一三二号
◆揚物 海老芋 銀杏 唐墨
箸でスッと切れるほど滑らかで柔らかく炊き上がった海老芋はお出汁がしみしみ〜煮る→揚げる→炭火で焼く。♾️に食べたい海老芋。ビールにも合いそうです。箸休めの琥珀に切った唐墨もポーションも素敵。
◆紅ズワイ蟹の飯蒸し
蟹味噌をたっぷり混ぜた紅ズワイ蟹、これもお酒がすすむ君。美味しすぎてお代わりしたい〜
◆河内鴨の炭焼き 香茸のソース
上品な鴨の味わい、香茸のソースも秀逸。
Rully Rouge, Les Chaponnières, P et M Jacqueson 2022(女将さんからサービスでいただきました。美味しかったです。ありがとうございましたm(_ _)m)
日本酒2025年度 新政酒造特別頒布会 最強 陽乃鳥図鑑 玄乃鳥 2024
◆胡麻和え (ハヤトウリ、舞茸、白キクラゲ、芋茎)と焼き茄子 歯応えも味の調和も最高に美味しい箸休めの一品。
◆焚き合わせ ミルフィーユ状に重ねた湯葉揚げ 京都の油揚げも大好物ですが、ミルフィーユ状に重ね揚げた湯葉は商標登録したほうが良いと思うほどの美味しさ。
❶焼魚定食 一夜干しの鰈 新米 佐賀 虹のきらめき おみおつけ 香の物
本日、酒量制限していましたが。もう一杯お酒を頼みたくなるほどの美味しさでした。
新米 佐賀 虹のきらめき
2杯目
❷牛時雨煮うどん
❸イクラ丼
❹松茸と才巻き海老の天丼
◆お米と鰹節のアイス 焼芋 柿
◆白茶(白牡丹)
◆百合根と栗の茶巾絞り
おうす(一保堂の抹茶)
2025/11/12 更新
2025/10 訪問
美味しさに打ち震える『徳ハ本也』神無月の献立
軸は太く、傘は丸く、艶がある松茸
岩手県産や長野県産の松茸が5箱ほど
目に飛び込んできました。
極上の松茸は医療用メスで隠し包丁ならぬ
隠しメスで丁寧にカットされてゆきます。
既に松茸特有の芳香が漂うカウンター席。
ジェットコースターの最上部まで
カタカタとリフトしていくような高揚感を
抑えつつ焼き松茸を待ちました。
焼き松茸をパクリ。
朝露を纏った松茸はこの上なく瑞々しく
去年に増して旨味が凝縮していました。
そして芳醇な香りが鼻腔をくすぐります。
上書きされてゆく美味しさ。
なんて美味しいのでしょう。
ああ、日本に生まれ
ここまで美味しい松茸をいただける幸せ。
これだけ力強い魅力を放つ素材を
常に揃えることはきっと容易ではありません。
想像するだに恐ろしい。
勤め人の私には決して真似できない生き方です。
松茸は勿論、
お魚も野菜も器もお酒も日本の貴重なものが導かれるように松本大将の元に集まる奇跡の名店に
訪問できる喜びに感謝。
(ただの食いしん坊の庶民派の戯言ですが、どうかご無理なさらずに来年は。もう少し値上げを。。。)
今回も感動の食体験をありがとうございました。
松本大将、お店の皆様には深く深く感謝致します。
最後まで慌ただしくお酒を注文し過ぎて
ごめんなさい(汗)。
楽しくてつい。。。
ご馳走様でした!
《本日の御料理と飲み物》
●お昼のおまかせコース25000円(税サ込)
◎グラスシャンパン
Daniel Dumont Champagne Grande Reserve Brut NV
◎日本酒 磯自慢 愛山大吟醸 グラッパーボトル
◎日本酒 九頭龍 宵月 純米
◎日本酒 麓井フモトヰ辛口純米大吟醸 雪女神
◎日本酒 十四代 純米大吟醸 酒未来 大極上諸白
◎日本酒 仙禽 あかとんぼ
◎グラスワイン
La Reserve de LEOVILLE BARTON 2017 AOC St Julien
◎日本酒 鍋島 特別純米酒クラシック 山田穂
◆紫蘇茶
◆先付
南瓜の擂り流し(出汁、和三盆、塩)
柿、間人の毛蟹、内子、雲丹、
京丹後の枝豆、人参、牛蒡
柿の葉蓋
◆丹波栗(4L)渋皮煮と長野県産松茸のご飯
◆お月見に見立てたお椀
胡麻豆腐、鼈、生木耳
すすき
◆向付
塩釜 本鮪
明石直送の泥障烏賊
明石直送の鯛
塩 醤油 山葵
◆岩手県の松茸
炭火焼き①②
塩 酢橘
◆明石の鱧炭火焼き
◆揚げ物
松茸のフライ 大徳寺麩 銀杏
自家製ウスターソース
◆丹波牛ヒレ味噌漬け囲炉裏焼き
炭火焼き無花果
胡桃、松の実、レーズンのソース
◆焼き物
琵琶湖の子持ち鮎
蓮根などの胡麻和え
◆蕪と茸の焚き合わせ
ハタケシメジ
アミタケ
コムソウダケ
ハナビラダケ
◆お食事
①秋刀魚の塩焼き定食
白ごはん
自家製香の物
おみおつけ
②松茸入り牛時雨煮と大根おろしの冷製うどん
◆焼き芋
灰の中に3時間入れて焼いた焼き芋
◆紫蘇茶
◎グラスシャンパン Daniel Dumont Champagne Grande Reserve Brut NV
◆先付 柿の葉蓋
◆先付 南瓜の擂り流し(出汁、和三盆、塩)
柿、間人の毛蟹、間人の毛蟹内子、雲丹、京丹後の枝豆、人参、牛蒡。秋の味覚狩りのように咀嚼で素材を探し感じ楽しみます♡
日本酒 磯自慢 愛山大吟醸 グラッパーボトル
長野県産松茸の飯蒸し
4Lサイズの丹波栗の渋皮煮を潜ませて
飯蒸しの温度で蒸され香りを放つ松茸。ご飯よりも松茸のほうが多いような気がします。今年の丹波栗、ものすごく美味しいです。
日本酒 九頭龍 宵月 純米
◆お椀 胡麻豆腐、鼈、生木耳 すすき
お月見に見立てた美的センス溢れるお椀。美しい〜
◆向付 塩釜 本鮪 明石直送の泥障烏賊 明石直送の鯛 塩 醤油 山葵
鯛こそ差がつく、異次元の美味しさの鯛でした。身は活かっているのに味は心地よい磯のようなアオサのような香りや旨味を放ちます。まるで牛肉のような塩釜の本鮪も美味しかった〜×10
日本酒 麓井フモトヰ辛口純米大吟醸 雪女神
日本酒 十四代 純米大吟醸 酒未来 大極上諸白
◆岩手県産松茸炭火焼き 塩 酢橘
❶
❷
◆明石の鱧炭火焼き 網もお皿も松茸を焼いた後をそのままに。 松茸の香りとお皿の松茸エキスを纏わせた名残り鱧は 極上の美味しさ、もはや反則技⁈美味しい×10
日本酒 仙禽 あかとんぼ
◆揚げ物 松茸のフライ 大徳寺麩 銀杏 自家製ウスターソース
今年の自家製ウスターソースは昨年より濃いめの色がついてました。パイナップルを使われているそうです。野菜とフルーツたっぷりのウスターソース大好物です。松茸のフライと自家製ウスターソースのダブル主演です。
◎グラスワイン La Reserve de LEOVILLE BARTON 2017 AOC St Julien
◆丹波牛ヒレ味噌漬け囲炉裏焼き 炭火焼き無花果 胡桃、松の実、レーズンのソース
口内調理で完成するソースも秀逸
◆焼き物 琵琶湖の子持ち鮎 遠火、近火、角度は360度自由自在の囲炉裏焼き。頭は揚げた様にカリっと香ばしく身はふっくら、骨まで全て食すことができる松本大将の焼きの技。今回も感動致しました。
◆蕪と茸の焚き合わせ ハタケシメジ、アミタケ、コムソウダケ、ハナビラダケ。季節のキノコを沢山味わえました。食べて知る経験、最後まで美味しく楽しい献立です♡
日本酒 鍋島 特別純米酒クラシック 山田穂
◆お食事は①秋刀魚の塩焼き定食
大好きな炊きたての白ごはん
と大好きな塩焼きの秋刀魚
②松茸入り牛時雨煮と大根おろしの冷製うどん
灰の中に3時間入れて焼いた焼き芋
じっくり焼かれたさつまいもはまるで蜂蜜をまとったようにしっとり。格別な味わいでした。素材の食感や自然な味を楽しめました。
2025/10/18 更新
2025/08 訪問
葉月
記録的猛暑を観測するほどの今年の夏ですが
暑さをもろともせず今回も素晴らしい食材のラインナップでした。
毛蟹、赤雲丹、イチミダイ、島根県の鮑、
丹波牛ヒレ肉、明石直送の下ろしたてのツバス、
清滝川の鮎、浜名湖の鰻、京都の鮪、
京赤地鶏も美味しかった〜
肉を焼きつつ
鰻を焼き
鮎の頭や骨まで焼き切る間に
肉を切り分け盛り付ける…
今回のお席は囲炉裏の前でしたので
改めて松本大将の華麗なる焼きの技術を
目の前で眼福致しました。
昨年も感じたのですが
大きな鮎の内臓の旨味には迫力があり、頭も骨も身も味わい深い。その鮎全てを食べ尽くすために目視で見極め全てを焼き切る高い技術、今年の鮎も最高に美味しかったです。
今回も全ての御料理が美味しくて幸せでした。
素敵な御料理と素晴らしいホスピタリティを提供してくださるお店の皆様に心より感謝いたします。
ご馳走様でした。
《本日の御料理と飲み物》
●おまかせコース33000円(税サ込)
◎瓶ビール
◎日本酒 鍋島 特別純米 クラシック 山田穂
◎日本酒 日日 玉栄
◎日本酒 玉川 自然仕込 山廃純米 無濾過生原酒
◆先付
野菜と豆乳の擂り流し
毛蟹 茶豆 南瓜 白瓜
◆茄子素麺
淡路島、由良の赤雲丹
◆向付①
下ろしたてのツバス(明石直送)
鱧の焼き霜(明石直送)
◆向付②
三重県のメイチダイ
つぶ貝
剣先イカ
◆お椀
冬瓜と島根県の鮑
鰹を効かせた吸い地
◆うざく
浜名湖の鰻 キュウリ
◆丹波牛
丹波牛ヒレ肉味噌漬け炭火焼き
無花果の炭火焼き田楽風
◆清滝川の鮎炭火焼き
蓼酢 万願寺とうがらし 茗荷の酢漬け
◆焚き合わせ
京赤地鶏炭火焼き
京赤地鶏の出汁
賀茂茄子
◆お食事
①ハタハタの焼き魚定食
②京都の鮪漬け丼
③アオサの冷製うどん
④鱧の天ぷら きりたんぽ
◆宮崎マンゴーのスムージー マンゴー果肉
◆自家製冷製ぜんざい
◆おうす(一保堂の抹茶)
山椒茶
ビールで乾杯
日本酒 鍋島 特別純米 クラシック 山田穂
◆先付 野菜と豆乳の擂り流し 毛蟹 茶豆 南瓜 白瓜
◆茄子素麺 淡路島、由良の赤雲丹 角切り生姜
日本酒 日日 玉栄
◆向付①
下ろしたてのツバス(明石直送) 鱧の焼き霜(明石直送)
◆向付②
三重県のメイチダイ つぶ貝 剣先イカ
お椀
冬瓜と島根県の鮑 鰹を効かせた吸い地
日本酒 玉川 自然仕込 山廃純米 無濾過生原酒
◆うざく 浜名湖の鰻 キュウリ
◆丹波牛 丹波牛ヒレ肉味噌漬け炭火焼き 無花果の炭火焼き田楽風
清滝川の鮎
◆清滝川の鮎炭火焼き 蓼酢 万願寺とうがらし 茗荷酢漬け
頭、骨まで丸齧りできる鮎の塩焼き、大好きです。
◆焚き合わせ
◆焚き合わせ 京赤地鶏炭火焼き 京赤地鶏の出汁 賀茂茄子
◆お食事 ①ハタハタの焼き魚定食
②京都の鮪漬け丼
③アオサの冷製うどん
④鱧の天ぷら きりたんぽ
白茶
◆宮崎マンゴーのスムージー マンゴー果肉
◆自家製冷製ぜんざい
◆おうす(一保堂の抹茶)
2025/08/13 更新
2025/07 訪問
牡丹鱧
祇園祭の別名は鱧祭りと呼ばれているそうです。
京都の夏の風物詩鱧のお寿司から始まる文月の
献立も素敵でした。
松本大将の鱧の骨切りは
包丁を垂直に当てるのではなく
鱧に対して斜めに骨切りなさるのですね。
まるで牡丹の花のように美しい鱧、
特に鱧ちりはフワフワを通り越して
口内で一瞬で蕩けてなくなる
口当たりにうっとりしてしまいました。
鱧は勿論
明石から直送のキジハタ、大間の雲丹、鮎、鮑など素材の目利きと圧倒的表現力を目の当たりにして
「やっぱり『徳ㇵ本也』さんは特別だね」
と相方と顔を見合わせ美味しさを噛み締めました。
端正な見た目からは想像し難いかも知れませんが
玉葱の擂り流し、頭と骨まで焼き切り丸齧りできる鮎の炭火焼き、胡麻和え、すっぽん出汁の翡翠茄子などもめちゃくちゃ美味しかったです♡
器も素敵で
とある日本料理店で出会った樂焼の素朴さや美しさに魅了され樂焼のお勉強を始めたばかりですが、
こちらのお店でも素晴らしい樂焼を拝見することができ至福のひと時を過ごすことができました。
通う度に新たな発見があり
日本料理の奥深さを知ることができる
素敵なお店です。
日本人として本気の日本料理に触れることは日本を知ることのようにも感じ、これからもずっと通い続けたいお店だと改めて感じました。
次回も楽しみにしています。
ご馳走様でした。
《本日のお料理と飲み物》
●お昼のおまかせコース25000(税サ込)
◇瓶ビール
◇日本酒 紀土 純米吟醸 夏ノ疾風
◇日本酒 徳次郎 夏純米 城陽酒造
◇日本酒 仙禽 モダン壱式無ろ過原酒 火入れ
◇日本酒 十四代 中取り純吟 播州愛山
◆先付
鱧寿司(祇園祭りの伝統的な御料理)
白瓜の雷干し 茗荷
◆玉葱の擂り流し
桑名の蛤 枝豆 花穂紫蘇 調味料は塩のみ
◆向付
明石直送のキジハタ 大間の雲丹 たたきオクラ
◆鱧ちり
大根おろし ポン酢 山葵
冬瓜 塩を落とした梅
◆椀物
鱧出汁のにゅうめん
玉子豆腐(1時半ほど低温調理)
◆炭火焼きの鮑
賀茂茄子の煎餅揚げ 鮑の肝醤油 赤酢のタレ
◆鱧の焼き霜
焼き時間の異なる焼き霜の食べ比べ
山葵 梅肉醤油
◆炭火焼き万願寺とうがらし
◆鮎(清滝川)炭火焼き 蓼酢
◆クラゲ、インゲン、蓮子の胡麻和え
◆焚き合わせ
すっぽん出汁
翡翠茄子 南京豆腐
◆お食事
ハタハタの炭火焼き
香の物
おみおつけ
❶無農薬栽培米を使った玉蜀黍ご飯
❷無農薬 白ごはん
❸潤菜の冷たいおうどん
◆宮崎マンゴーのスムージー マンゴーの果肉入り
山椒茶
瓶ビールで乾杯
日本酒 紀土 純米吟醸 夏ノ疾風
梶の葉、七夕に歌や願い事を書いて笹に飾ったそうです。祇園祭りのお札を添えて。「蘇民将来」の子孫であることを示すお札を持つことで災厄を免れることができるそうです。お札は持ち帰り可能でした。
◆先付 鱧寿司(祇園祭りの伝統的な御料理) 白瓜の雷干し 茗荷
鱧寿司の中には松茸が潜んでました。
◆玉葱の擂り流し 桑名の蛤 枝豆 花穂紫蘇 調味料は塩のみ いろいろな擂り流しをいただいてきましたが、この擂り流しの美味しさは別格。来年もいただきたいです。
◆向付 明石直送のキジハタ 大間の雲丹 たたきオクラ 山葵 塩、醤油をお好みで。
赤楽焼と珍しい青楽焼 樂家の百合を模した美しい器 松本大将が30歳の頃に手に入れた器だそうです。
日本酒 徳次郎 夏純米 城陽酒造
鱧ちり
◆鱧ちり 大根おろし ポン酢 山葵 冬瓜 塩を落とした梅
口内で見事に身が解ける食感に感動です。垂直ではなく斜めに骨切りした鱧、こんなに美味しい鱧ちりは他にない味わいです。
日本酒 仙禽 モダン壱式無ろ過原酒 火入れ
◆椀物 鱧出汁のにゅうめん 玉子豆腐(1時半ほど低温調理)
低温調理されたプルンプルンの玉子豆腐の食感も味も美味
鮑は炭火焼きに
良い香りです♪
見事な釉薬のコントラストが美しい樂家の樂焼です。
◆炭火焼きの鮑 賀茂茄子の煎餅揚げ 鮑の肝醤油 赤酢のタレ
◆鱧の焼き霜 焼き時間の異なる焼き霜の食べ比べ 山葵 梅肉醤油
① お刺身に近い仕上がりの鱧の焼き霜
②先程より15秒長い火入れ 甘味、旨味がまるで異なります。楽しいな〜
炭火焼きの万願寺とうがらし お醤油の香ばしい香りも良いです。
◆鮎(清滝川)炭火焼き 蓼酢
頭はまるで揚げたようにパリパリ、身はふっくら、内臓の旨さ、骨まで全ていただきます。このサイズを焼き切る技術の素晴らしさに惚れ惚れします。
日本酒 十四代 中取り純吟 播州愛山
◆クラゲ、インゲン、蓮子の胡麻和え
煎りたて熱々の胡麻
鹿児島産の胡麻を贅沢に、それにしても良い香りです♡
焚き合わせ
すっぽん出汁 翡翠茄子 南京豆腐
甘すぎる玉蜀黍ご飯は実は相方も私も苦手ですが、こちらの玉蜀黍は甘味も食感もめちゃくちゃ好みでした。
お食事
❶無農薬栽培米の玉蜀黍ご飯
ハタハタ炭火焼き
❷無農薬栽培米 白ごはん 白ご飯loverの私が愛してやまない白ごはんでして、いつも楽しみにしています。
❸潤菜の冷たいおうどん
白茶
宮崎マンゴーのスムージー マンゴー果肉入
2025/08/03 更新
2025/06 訪問
囲炉裏のある日本料理店
京都駅の喧騒から離れ鞍馬口駅から徒歩5分
住宅街の中にひっそりと佇むこちらのお店に
定期訪問です。
水無月の『徳ㇵ本也』
すごく良かったです♡
オコゼの椀物。
お出汁も椀種もオコゼに統一した椀物で
これがもう〜美味しいのなんの×10
お魚の旨味を余すところ無くシンプルに引き出し
余計な足し算をしない。
素材を信じる松本さんの御料理のセンスに
私は惚れてます。
そして焼きの技術の進化が止まりませーん。
焼き鮑にしか表現できない活鮑の生の良さも残す
焼き加減が最高でした。
鱧の焼き霜の炙り加減もですが、
美味しい、その一瞬を捉えた技が光る
素晴らしい御料理でした。
囲炉裏の炭の赤い光を眺めるだけで癒されるのに
鮑、鮎、宮崎牛などが焼かれるさまもまた美しい。
御料理はもちろんのこと
器、照明、用の美の囲炉裏などの設もハイセンス。
特別な空間は特別な時間を演出してくださるように感じいつも癒されています。
無花果のおかき揚げと宮崎牛、焼き魚定食、
おうどん、鰻のきりたんぽとデザートまで抜かり無く何度訪れても楽しくて仕方ありません。
来月は初めてのランチ訪問です。
次回も楽しみにしていますね。
ご馳走様でした⭐︎
《本日の御料理と飲み物》
●おまかせコース33000円(税サ込)
◎グラスシャンパーニュ
Daniel Dumont Grande Réserve Brut
◎日本酒 羽根屋SHINE (シャイン) 特別限定
無濾過生原酒
◎日本酒 鍋島 吟醸 summer moon
◎日本酒 月の輪 旨辛純米 夏酒 生酒
◎日本酒 七本鎗 純米 渡船 77%精米
◎日本酒 裏篠峯 純米無濾過生原酒
無農薬有機栽培 限定
◎日本酒 喜楽長 特別純米 わかなえ
※日本酒は全て半合です。
◆蓬と柚子の冷たいお茶
◆先付
玉蜀黍の胡麻豆腐
富山県の甘海老 広島の新じゅんさい
お酢の効いたゼリー
◆焼き鮑(長崎)
鮑の肝とイカ墨の飯蒸し 枝豆 木の芽
◆向付
スズキ 紋甲烏賊(どちらも兵庫県明石から)
コノワタのソース仕立て
ふぐねぎ(安岡ねぎ) 生姜
◆椀物
瀬戸内のオコゼ
ボウフウ 蓮根 お揚げ
茅の輪くぐりに見立てた柚子
◆淡路の鱧焼き霜食べ比べ
塩抜き後にお出汁で炊いた梅
玉葱と大根おろし醤油 山葵
◆揚物❶
琵琶湖の鮎の唐揚げ
鮒寿司 キュウリ
◆揚物❷
桑名の蛤の天麩羅
◆賀茂茄子の田楽 紫雲丹
◆琵琶湖の鮎炭火焼き 蓼酢
◆甘鯛の冷製蕪蒸し
◆宮崎牛 無花果おかき揚げ 赤酢のタレ
◆お食事
❶能登のイワシ 焼き魚定食
佐賀県 平方農園さんの完全無農薬の平方米
❷牛肉と花山椒のうどん
❸鰻のきりたんぽ
◆桃のスムージー 青桃のシロップ漬け
◆水羊羹
◆おうす
辻石斎 北大路魯山人 箔絵菜盛椀 吸物椀
◆蓬と柚子の冷たいお茶
グラスシャンパーニュで乾杯 Daniel Dumont Grande Réserve Brut
◆先付 玉蜀黍の胡麻豆腐 富山県の甘海老 広島の新じゅんさい お酢の効いたゼリー
百合の花を模した器も美しい
日本酒 羽根屋SHINE (シャイン) 特別限定 無濾過生原酒
焼き鮑
◆焼き鮑(長崎) 鮑の肝とイカ墨の飯蒸し 枝豆 木の芽
◆向付 スズキ 紋甲烏賊(どちらも兵庫県明石から) コノワタのソース仕立て ふぐねぎ(安岡ねぎ) 生姜
コノワタのソース仕立てもとっても美味♡
日本酒 鍋島 吟醸 summer moon
◆椀物 瀬戸内のオコゼ ボウフウ 蓮根 お揚げ 茅の輪くぐりに見立てた柚子
夢に出てくるほど美味しかったお椀です。
◆淡路の鱧焼き霜食べ比べ 塩抜き後にお出汁で炊いた梅 玉葱と大根おろし醤油 山葵
1
2
日本酒 月の輪 旨辛純米 夏酒 生酒
◆揚物❶ 琵琶湖の鮎の唐揚げ 鮒寿司 キュウリ
苦味がじわっと後からやってくる火の通し加減も素晴らしかったです。
日本酒 七本鎗 純米 渡船 77%精米
◆揚物❷ 桑名の蛤の天麩羅
完璧な火入れです。クリーミーで美味しい蛤でした。
賀茂茄子の田楽 紫雲丹
雲丹も美味しいけど茄子がこれまた美味しいんです。
日本酒 裏篠峯 純米無濾過生原酒 無農薬有機栽培 限定
琵琶湖の鮎炭火焼き 蓼酢
内臓部分はカリッと身はふっくらと。好みです。
日本酒 喜楽長 特別純米 わかなえ
◆甘鯛の冷製蕪蒸し
これがまた美味しかった⭐︎
◆宮崎牛 無花果おかき揚げ 赤酢のタレ
この組み合わせ、好きです♡
能登の鰯
大好きな焼き魚定食♡
能登の鰯♡
佐賀県 平方農園さんの完全無農薬の平方米♡
❷牛肉と花山椒うどん
❸鰻きりたんぽ
桃のスムージー 青桃シロップ漬け
水羊羹
おうす
2025/07/05 更新
2025/04 訪問
大原野の朝堀り白子筍
筍収穫のシーズン、
農家さんの元へ毎朝朝掘り筍を
直接取りに行かれる松本さんの
厳選筍のコースをいただきたく
今年もこの日を楽しみにしていました。
昨年もこちらのお店の
筍コースをいただきました。
その筍の美味しさを例えるならば
椅子からひっくり返りそうなほど
美味しい筍でした。
鮮度抜群の筍を一度食べたら
もーう後戻りできません。
今回特に美味しかった筍料理は
焼き芋風に仕立てた筍です。
アルミホイルで包んで蒸し焼きにしたもので
筍の水分で蒸され熱々の状態で提供されました。
歯触りがシャクッホクッとしていて瑞々しく
鼻から抜ける香りは玉蜀黍を彷彿とさせるもので
調味料は必要なく、ありのままの筍の美味しさを楽しみましたよ。
エグ味などあるわけがなく白子筍の鮮度を追求する松本さんの厳選筍はやはり素晴らしかったです。
《本日の御料理と飲み物》
●おまかせコース 33000円(税込)
◎グラスシャンパン Daniel Dumont
Champagne Grande Reserve Brut NV
◎日本酒 三千盛酔むすび純米大吟醸超辛口
◎日本酒 城陽 純米大辛口 試験釀造2024
◎日本酒 神亀 手造り純米酒一升瓶 埼玉限定品
シンカメ ガメラリバース コラボ KADOKAWA
◎日本酒醴泉酒無垢純米吟醸雄山錦
初搾り生原酒
◎ 日本酒 阿櫻 純米吟醸 秋田酒こまち 無濾過原酒 超辛旨口
◎グラス白ワイン 田園 シャルドネ2023
◎グラス赤ワイン
Mercurey 1er Cru Champs Martins 2021
Domaine Theulot Juillot AOC Mercurey 1er Cru
※上記は全てグラス注文です。
◆蓬と柚子のお茶
◆先付
裏漉し湯葉の吉野葛の擂り流し
間人の毛蟹(内子入り)そら豆
◆向付
❶シビ鮪の藁炙り 芥子酢味噌 花山葵
❷黒メバル(明石から直送、神経〆泳がせ)
北海道の雲丹
◆椀物
胡麻豆腐
北寄貝 コシアブラ
カタクリ 柚子の花
◆焼き物
京丹後のサクラマス
木の芽のおろし 天然タラの芽(美山)
ここから大原野の朝掘り白子筍
◆焼き芋風 筍
◆醤油焼き 筍 木の芽
◆揚げ物
❶天ぷら からすみ
❷ヒメコイカのフライ 筍 からすみ
◆花山椒鍋 丹波牛のヒレとサーロイン
◆花山椒 丹波牛ヒレ焼き
◆お食事
❶焼き魚定食
能登の鰯明太子 土鍋で炊いたご飯
❷筍ご飯
❸鴨ラーメン
❹桜海老のきりたんぽ
◆苺のシャーベット
◆桜餅
筍のコースは
①16時〜と②19時半〜の2部制で
①に訪問しました。
手元は早く、表情は穏やかにと松本さんはじめ
お弟子さんの所作も美しかったです。
先付、お造り、お椀、フライに
山盛りの花山椒と丹波牛と筍以外の御料理も素晴らしく沢山お酒がすすみました。
楽しく、美味しく、だから沢山お酒が
すすむのだと最近気がつきました。(後半にお酒をどんどん注文してしまいごめんなさい)
皆様の日々の苦労を微塵も感じさせない
ホスピタリティに心より感謝いたします。
次回も楽しみにしていますね。
ご馳走様でした。
蓬と柚子のお茶
グラスシャンパン Daniel Dumont Champagne Grande Reserve Brut NV
◆先付 裏漉し湯葉の吉野葛の擂り流し 間人の毛蟹(内子入り)そら豆
裏漉しした湯葉はトロンとしてクリーミー。お酢の効いた餡+毛蟹+そら豆。匙ですくう度に組み合わせが異なり楽しく美味しい♡
日本酒 三千盛酔むすび 純米大吟醸 超辛口
◆向付❶シビ鮪の藁炙り 芥子酢味噌 花山葵
シビ鮪の赤身のコク、酸味と鉄、脂の甘味、藁の上品な香りが渾然一体となり美味しいのなんのです。鮪の酸と酢味噌の酸は抜群の組み合わせで素敵。そして器を含めた色彩感覚も美しく芸術的です。
❷黒メバル(明石から直送、神経〆泳がせ)北海道の雲丹
先月に引き続き明石直送の貴重な黒メバルをいただきました。また巡り会えたことに感謝です。今回も飲み込みたくないほど美味しかったです。御料理が美味しいと日本酒がすすみます。
日本酒 城陽 純米大辛口 試験釀造2024
◆椀物 胡麻豆腐 北寄貝 コシアブラ カタクリ 柚子の花
美しい。風格ある凛としたお椀です。
◆焼き物 京丹後のサクラマス 木の芽おろし 天然タラの芽(美山)
日本酒 神亀 手造り純米酒 一升瓶 埼玉限定品 シンカメ ガメラリバース コラボ KADOKAWA
焼き芋風 大原野朝堀り白子筍 じわーっと筍の甘味が身体に沁みます。歯応えはシャクッホクッとして柔らかです。鼻から抜ける香りは玉蜀黍を彷彿とさせる香りでした。
お醤油の香りがカウンター席に充満し香りは焼き玉蜀黍のようなイメージ。
醤油焼き 大原野朝堀り白子筍 お醤油の香ばしさ、木の芽の爽やかな香りが食欲をそそります。
日本酒醴泉酒無垢純米吟醸雄山錦 初搾り生原酒
大原野朝堀り白子筍 天ぷら からすみ 甘塩っぱい組み合わせは魅惑の味わい。
ヒメコイカのフライ 筍 からすみ ヒメコイカの甲羅を抜いてその中に甲羅代わりの筍を忍ばせて。フレッシュなイカの塩辛(塩辛不使用)のフライを食べているような感覚でこれはお酒がススム君♪
日本酒 阿櫻 純米吟醸 秋田酒こまち 無濾過原酒 超旨辛口
グラス白ワイン 田園 シャルドネ2023 大好きなワイン
グラス赤ワインMercurey 1er Cru Champs Martins 2021Domaine Theulot Juillot AOC Mercurey 1er Cru
丹波牛ヒレとサーロイン 花山椒
◆花山椒鍋 丹波牛のヒレとサーロイン 柔らかい蕾の口当たり、上品で爽やかな香りはこの季節限定のご馳走ですね。松本さんの花山椒の量は桁違いです。
◆花山椒 丹波牛ヒレ焼き
お食事の際のお茶
松本さんに託された能登の鰯
❶焼き魚定食 能登の鰯と明太子
私にとって、焼き魚と白ご飯は最高のご馳走。いつも楽しみにしている焼き魚定食。シンプルながら全てが確かな素材、丁寧な定食にホッとします。
大原野朝堀り筍 筍ご飯
❷筍ご飯
❸鴨ラーメン
❹桜海老きりたんぽ
苺のシャーベット
桜餅
2025/04/24 更新
2025/03 訪問
至高の火入れ
旬の極上食材を使った御料理で楽しませてくださるこちらのお店へ定期訪問です。
弥生の献立も素晴らしかったです。
生涯記憶に残る味と断言できる特大の赤貝、
未知の体験神経〆2日間泳がせのメバルのお造り、春の野菜をふんだんに使った滋味深いお椀。
そして囲炉裏料理です。
太った秋刀魚かと見紛う巨大な能登の鰯(蛍烏賊の味)、ドリップが一切出ない宮崎牛など
他店では味わったことのない食材、火入れの技に
今夜も大人げなく大興奮です。
《本日の御料理と飲み物》
●おまかせコース33000円(税サ込)
◎瓶ビール
◎日本酒 七田 510 GOTO
◎日本酒 上喜元 純米吟醸 亀の尾 上亀元 生酒
◎日本酒 林 純米吟醸 五百万石 生
※日本酒は全てグラスです。
◆先付
蛍烏賊 平貝 九条葱 菜の花 梅肉和え
キャビア 三宝柑のゼリー
◆うすい豆の餡かけ
きりたんぽ 間人蟹 生姜
◆お造り❶
宮城県の本鮪
和歌山県のアオリイカ
北海道の雲丹
蕨を添えて
◆お造り❷
黒メバル
(明石から直送、神経〆2日間泳がせ)
◆お造り❸
山口県の特大赤貝
鮑
◆椀物
蛤と春野菜の沢煮椀
筍、うるい、蕗、ウド、木の芽、ボウフウ、カンゾウ、牛蒡、人参、原木椎茸、芹など
◆焼物
白甘鯛 徳島県の筍
木の芽おろし
◆揚げ物
トラフグの白子フライ
自家製ウスターソース
◆宮崎牛ヒレ
蕗のとうのタレ 塩
◆御食事
❶能登の鰯と明太子の焼き魚定食
❷からすみチャーハン
❸すっぽん雑炊
❹猪肉とおあげのうどん
◆水物
日向夏のゼリー
◆お茶菓子
桜餅
◆おうす
松本さんの経験値に裏打ちされた素晴らしい御料理をいただきに京都へ訪れることをいつも楽しみにしています。
御料理や食材だけではなく
日本酒、ワイン(相方のワインを試飲)、美しい器、設え、従業員さんの心温まるホスピタリティ
など全てが特別です。
松本さんのお茶目なユーモアも素敵でした⭐︎
また訪問したくなるお店には理由がありますね。
『徳ㇵ本也』
お店から情熱が溢れています。
松本さんのように全力で挑戦する人生に脱帽する他ありません。
今夜も明日への活力をいただき感謝いたします。
ありがとうございました。
来月もどうぞ宜しくお願いします。
ご馳走様でした。
蓬と柚子のお茶
ビールで乾杯
日本酒 七田 510 GOTO
三宝柑 江戸時代に和歌山城内にあったものが原木とされる柑橘で、三方(さんぽう)という台にのせて殿様に献上していたことから、その名前がついたと言われているそうです。
◆先付 蛍烏賊 平貝 九条葱 菜の花 梅肉和え キャビア 三宝柑のゼリー
九条葱のツルンシャキッとした食感。平貝の歯応え。蛍烏賊の内臓の旨味と柑橘の優しい甘味と酸味がよく合います。口内で弾けるお塩&旨味としてのキャビア。なんだか心配になるほどのキャビアの量にも驚きです。
今夜も用の美として美しい囲炉裏を眺めながらの御食事は格別です。
きりたんぽ 「しっかり焼いた方が美味しいですよ」と松本さん。確かに大胆な焼き加減ですがこれがものすごーく良かったです⭐︎
きりたんぽ 間人蟹 うすい豆の餡 生姜
香ばしいきりたんぽが全体の引き締め役。間人蟹も美味。うすい豆の優しい味わいが良いです。
日本酒 上喜元 純米吟醸 亀の尾 上亀元 生酒
お造り❶宮城の本鮪 和歌山のアオリイカ 雲丹
アオリイカと雲丹、鮪と雲丹の食べ合わせは楽しいですね〜雲丹を食べても食べてもなくなりません(笑)。器は桃の節句に菱餅を模した菱形の器を選定してくださる素敵な松本さん。
桃の節句、貝合わせの器(相方の器) 季節毎の器も楽しみの一つです。
神経〆2日間泳がせの黒メバル、明石から直送の品 松本さんは釣りもされるそうで「メバルは釣ってから10分もすると固くなり扱いづらいのですが、このメバルは28年間板前をやってきて初めての出会い」とのこと。
お造り❷神経〆2日間泳がせ明石直送の黒メバル 一口目はそのままで、その後はお醤油とお塩をお好みで。
箸先で「ペト」っと音がしそうな弾力。調味料は不要なほどの旨味、香りがあります。一言では言い表せない旨味成分に大人げなく大興奮。メバル本来の持ち味はこう言う味なのですね素敵な手当てを施したメバルでした。
山口県の特大赤貝と赤貝のひも
お造り❸赤貝 赤貝ひも 鮑 酢味噌をお好みで。
肉厚の赤貝を咀嚼する喜び。酢味噌を自分で調整できることも好みです。上品なフルーツのような甘味、瓜の香り、昆布のような旨味成分を感じます。赤貝の概念を覆す極上の味。生涯忘れない赤貝の味わいでした。
日本酒 林 純米吟醸 五百万石 生
お椀
蛤と春野菜の沢煮椀 筍、うるい、蕗、ウド、木の芽、ボウフウ、カンゾウ、牛蒡、人参、原木椎茸、芹など 箸をすすめる度に異なる表情を魅せる春野菜の食感や香り。滋味深い味わいです。
◆焼物 白甘鯛 徳島県の筍 木の芽おろし
白甘鯛のしっとりと汗をかいたような焼き加減が素晴らしいです。白甘鯛の上品な旨味ジュースと言って良いほどふっくら×10とした焼き加減でした。鱗なしで身の旨味に集中できました。コリコリの筍の食感も楽しい。
◆揚げ物 トラフグの白子フライ 熱々で白子がトロけます。水分が多い食材ですが衣剥がれもなく美味。自家製ウスターソースはお野菜とフルーツの優しさに溢れた味わい。塩味も程よく全て飲み干しました。美味し〜
宮崎牛ヒレ
ドリップが一滴もでない火入れの技に驚きです。
宮崎牛ヒレ肉 蕗のとうのタレ 塩
瑞々しい焼き加減。旨味が全く逃げてません。今回、特に美味しいと感じました。桜の薫香が僅かに上品に香り、この香りの加減も好みでした。
能登の鰯
巨大鰯です。蛍烏賊を沢山食べて育ったそうです。
御食事の際のお茶
❶能登の鰯 焼き魚定食 待ってました。焼き魚定食、やっぱり大好きです。
能登の鰯と明太子 内臓部分をよく焼き、背中はふんわり仕上がってます。香ばしい内臓が美味しくて×5きっとほっぺが落ちてました。蛍烏賊の味のする鰯、美味♡
土鍋ご飯
鰯と白ご飯とお味噌汁と香の物でずっとループしてしまいそうです。お代わりをいただきました。
❷猪肉とおあげのおうどん 猪肉の脂の甘味に驚きです。厚めの京都の油揚げ、大好きです。私の住む東海地方ではメジャーではないので久しぶりの京あげにも大興奮です。黒七味も良いですね〜
❸からすみチャーハン(相方のみ)その他❹すっぽん雑炊もご用意してくださいました(写真撮り忘れました)。からすみもたっぷりです。最後まで楽しませてくださる心意気に感謝いたします。
日向夏のゼリー 最後に日向夏の果汁を絞って
できたての桜餅
おうす
2025/03/29 更新
2025/01 訪問
睦月
京都で祝う麗しい新春の設え、
お料理に大人げなく今夜も大興奮です。
1ヶ月振りの訪問です。
大福茶からスタート
一年の邪気を払い、新年をお祝いする
縁起物のお茶。
平安時代にその起源を持つそうですよ。
祝い肴の美しい盛り付け
黒豆や数の子、
たたき牛蒡に和えた蕗のとうの
程よい苦味に春の訪れを感じます。
お雑煮は京都らしく白味噌でした。
それも伊勢海老とフグの白子入りです。
こんなに贅沢なお雑煮をいただけるなんて2025年はなんだか良い年になりそうな予感です⭐︎
《本日のお料理と飲み物》
●おまかせコース33000円(税サ込)
◎瓶ビール
◎日本酒 十四代 純米吟醸 おりからみ 本生 荒走
◎日本酒 九重 雑賀 大吟醸 生酒
◎日本酒 東洋美人 醇道一途 限定 純米吟醸 未来
◎日本酒 伯楽星 純米吟醸 雄町
◎赤ワイングラス
Mercurey Premier Cru La Cailloute Monopole Domaine Theulot Juillot
◎日本酒 作 純米吟醸 和悦(飲食店限定販売)
◎日本酒 新政 no.6 Direct Path R-type
(ご相席の紳士よりご馳走になりました)
※日本酒は全てグラスです。
◆大福茶 昆布
◆お屠蘇
◆七草粥
◆伊勢海老 根室の雲丹 黄身酢
◆祝い肴
数の子
軽く炙った半生のバチコ
琵琶湖の寒モロコの天ぷら
そら豆
たたき牛蒡(いりたての胡麻と蕗のとうを和えて)
黒豆 松葉さし
◆椀物 白味噌のお雑煮
伊勢海老の出汁
伊勢海老のみそと白味噌を合わせ
伊勢海老の身
フグの白子
焼き丸餅
海老芋
金時人参
丸大根
鶯菜 からし
◆お造り①
氷見の寒鰤(ブラックラベル)
辛味大根 お醤油のゼリー
◆お造り②
フグの昆布〆
福井の蒸し蟹(蟹味噌と和えて)
北海道のあん肝
海鼠ポン酢
◆焼き物
愛媛県白甘鯛鱗焼き 青海苔のお出汁
◆揚げ物
葉玉葱のフライ お塩代わりのからすみ
◆宮崎牛
宮崎牛炭火焼き薪仕上げ
木ノ実のタレ
(胡桃、松の実、カシューナッツ、レーズン、山椒、クワイ、赤酢をつめたタレ)
◆焚き合わせ
鴨肉のつみれ 湯葉 九条葱 柚子
◆お食事
(焼き魚定食)
鰆の西京焼き 千枚漬け
おみおつけ
香の物
❶完全無農薬米 虹のきらめき 土鍋ご飯
❷カニチャーハン
❸牛時雨煮 黄身
◆金柑のスムージー
◆作りたての苺大福
◆おうす
豊富な経験値に裏打ちされた
洗練された松本さんのお料理は
美しく美味しく感動いたします。
特別な食材が集まるお店には特別な理由があるのだと今夜もそう感じました。
食材本来の個性を活かすお料理に
今夜も酔いしれました。
こちらのお店に通いだしてから
もう少しで一年が経過します。
お弟子さんは
回を重ねるごとに松本さんの手となり足となり、
ときには頭脳となり。
素材の個性を活かすお料理
個性を活かし心にゆとりのある指導
益々勢いの増す『徳ㇵ本也』さんでのお食事、
今夜も幸せでした。
ほんとはもっと通いたいです。
京都に引っ越ししようかな?
そんなふうに考えるお店は他にありません。
次回も楽しみにしています⭐︎
ご馳走様でした。
大福茶 昆布
お屠蘇
【先付】七草粥 山葵 「まずは胃を温めていただいて」と松本さんから一言。大寒の頃の訪問でしたので、外は強い風が吹いていました。ほっとする先付に身体が温まります。
日本酒 十四代 純米吟醸 おりからみ 本生 荒走り
根室の雲丹を一箱使い切る勢いの松本さん。
伊勢海老 根室の雲丹 黄身酢 芸術的な色彩感覚。さっと甘味を引き出す程度の伊勢海老の火加減、根室の雲丹は昆布が違うのでしょうか、澄んだ磯の香りと甘味、クリーミーさにうっとり。
祝い肴
そら豆 たたき牛蒡(いりたての胡麻と蕗のとう) 黒豆の松葉さし
琵琶湖の寒モロコの天ぷら ツクバネ(羽子板でつく羽根に似ているお正月の縁起物)
数の子 半生のバチコ(炙り) 今夜はお酒がすすんでしまいそうな予感です⭐︎
日本酒 九重 雑賀 大吟醸 生酒
先程の立派な伊勢海老を余すところなく椀物の出汁として
【椀物】白味噌のお雑煮
伊勢海老の出汁 伊勢海老のみそと白味噌合わせ 伊勢海老の身 フグの白子 焼き丸餅 海老芋 金時人参 丸大根 鶯菜 からし
京都のお雑煮ゴージャスバージョンです⭐︎フグの白子もたっぷり、伊勢海老の身もゴロンと入ってました。こんなに贅沢なお雑煮をいただけて2025年はなんだか良い年になりそうです♪
氷見の寒鰤
【お造り】氷見の寒鰤 辛味大根 お醤油のゼリー あまりにも、あまりにも美味しい寒鰤。氷見の寒鰤の中でもブラックラベルがつく特別な品とのことでした。
日本酒 東洋美人 醇道一途 限定 純米吟醸 未来
お肉の火入れはすでに始まっているのかも知れません。本日も大活躍の囲炉裏を眺めながらいただくことも楽しみの一つ、美しい。
北海道あん肝 フグの昆布〆 福井の蒸し蟹(蟹味噌を和えて) 菜の花
海鼠ポン酢 程よい歯応えです。細やかな技が光ります。
北海道のあん肝の色、エッジも美しい。そして滑らかな舌触り、良質なそれと一目瞭然ですね。福井の蒸し蟹も蟹味噌がたっぷり和えてあり美味。
福禄寿の『禄』の器。福禄寿とは幸福・財宝・長寿にご利益があるとされる七福神のひとりだそうです。器もいつも楽しみにしています。私のお皿は『禄』でした。
相方のお皿は『寿』でした。ウィットに富む素敵なお皿です。縁起物の器を睦月にだしてくださる松本さん、素敵です。『福』も揃えられた方が羨ましいです。
日本酒 伯楽星 純米吟醸 雄町
焼き物
愛媛県の白甘鯛鱗焼き 青海苔のお出汁
葉玉葱のフライ お塩代わりにからすみをかけて からすみでフライが見えません(笑)
宮崎牛
赤ワイングラス Mercurey Premier Cru La Cailloute Monopole Domaine Theulot Juillot
宮崎牛炭火焼き薪仕上げ 木ノ実のタレ(胡桃、松の実、カシューナッツ、レーズン、山椒、クワイ、赤酢をつめたタレ) 口内調理で完全されるタレも秀逸。
赤酢はバルサミコと違い甘さが少なくスッキリしています。他ジャンルのエッセンスを感じる一皿ですが上品な日本料理から外れることなく、この境界線は流石、松本さんのお料理です。
日本酒 作 純米吟醸 和悦(飲食店限定販売) 平日は一滴も飲まない私ですが、美味しいお料理が目の前にあると杯がすすんで止まりません。お料理に寄り添う『作 和悦』素晴らしい。
日本酒 新政 no.6 Direct Path R-type ご相席の紳士よりご馳走になりました。華やかで爽やか、芳醇でキレの良いお酒でした。素敵な紳士と素敵な日本酒との出会いに感謝いたします。
焚き合わせ
鴨肉のつみれ 湯葉 九条葱 柚子 沢山お酒をいただいた後に美味しい鴨肉のお出汁、たまりません。
お食事の際のお茶
完全無農薬米 虹のきらめき 土鍋ご飯
お食事は焼き魚定食
鰆の西京焼き 千枚漬け
❶完全無農薬栽培米 虹のきらめき 大好きなお米です。艶々で光り輝いてます♡
❷カニチャーハン まさかまさかのカニチャーハン⭐︎
❸牛時雨煮 黄身
金柑のスムージー
作りたての苺大福 ほんのりあたたかい皮とフレッシュでジューシーな苺が良いですね。最後の一品まで秀逸で至福のひと時でした。あー幸せだ〜
おうす
2025/01/26 更新
2024/12 訪問
師走
閑静な住宅街に新築された数寄屋造りの一軒家
内観はヒバ一枚板の美しいカウンター
奥には伊賀焼きの囲炉裏が凛と佇み
今夜も用の美として大活躍。
2ヶ月半ぶりの訪問です。
今回は蟹を含むコースです。
本日は京都網野浅茂川漁港で揚がったズワイ蟹でQRコードから船の名前は大善丸と表示されました。
◾️以下京丹後公式ホームページより引用◾️
『京丹後には、間人ガニの他に「浅茂川漁港」(京丹後市網野町)に水揚げされる「大善ガニ(だいぜんがに)」があります。
漁場は間人ガニと同じで日帰り漁なので鮮度が抜群。しかしながら漁は小型底曳網漁船「大善丸」一隻のみで行われ、出回る数が少なく希少価値の高いカニです。「網野・大善丸」と刻印されている緑色のタグが目印です。』
素晴らしいズワイ蟹との出会いに感謝です。
松本さんの圧倒的な仕入れ力に脱帽する他ありません。
まずは3日間寝かせた蟹の握りです。
握り用に用意したズワイ蟹とのことです。
生のズワイ蟹は味が薄く水っぽいのであまり好みではないのですが3日間寝かせるとこんなにも旨味や食感が良くなるのですね。
その他にも様々な蟹の御料理をいただきました。
焼き蟹は30秒異なる焼き蟹の食べ比べ、
ズワイ蟹の雄雌食べ比べ、
蟹スープに甲羅酒も美味しかった〜
松本さんの蟹捌きを目の前でみることができ
その所作も美しかったです。
《本日の御料理と飲み物》
●12月&2月のおまかせコース44000円(税サ込)
◎ Champagne Daniel Dumont グラス
◎ 日本酒 グラス
蒼空 特別純米生原酒 短稈渡船 (京都限定販売)
◎日本酒 玉川 純米吟醸 祝 2023BY グラス
◎日本酒 〆張鶴 しぼりたて原酒 グラス
◎ 赤ワイン Pinot Noir Fronholz Domaine BADER 2020VIN SEC グラス
◆柚子と生姜の緑茶
◆先付
近江蕪のみぞれ 鱈の白子 銀杏
◆蟹の握り
◆お椀
鴨肉のつみれ 芹 堀川牛蒡 鶯菜 柚子
◆お造り
氷見の寒鰤 辛味大根
◆フグの刺身 九条葱 黒七味
◆蟹 雄雌食べ比べ
◆焼き蟹
①足
②足 焼き加減30秒①と異なる
③爪
◆蟹スープ 利尻昆布出汁割り
◆からすみ餅
◆甲羅酒
◆焼物
海老芋 紫人参 金時人参
宮崎牛ヒレ炭火焼き
木ノ実タレ(胡桃、松の実、レーズン)
◆お食事
ご飯のお供
鯖のへしこ 香の物 赤出汁
❶完全無農薬米 虹のきらめき 土鍋ご飯
❷鯖のへしこ茶漬け
❸天津飯
◆水物
❶新堂みかんのスムージー
❷焼き芋 安納芋
2024年の美味しい思い出を振り返ると
松本さんの御料理で溢れてます。
美味しい御料理をいただいた思い出は
私達の人生を彩り
誰にも奪われることなく
これから先も私達の心の中で輝き続けます。
何年も何十年先も
松本さんの御料理がいただけるように
私達も精進いたします。
『徳ㇵ本也』
今、私にできることをコツコツと。
2024年お店の皆様のおかげで、幸せな時間を過ごせましたこと、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
良いお年をお迎えくださいね。
ご馳走様でした。
柚子と生姜の緑茶
Daniel Dumont Champagneグラスで乾杯
【先付】
近江蕪のみぞれ 鱈の白子 銀杏 「まずは身体と胃腸を温めてください」と松本さんから一言。ブリンとした食感の鱈の白子。伝統野菜、近江蕪も美味。
蟹の握り
冷蔵で3日間寝かせた蟹。澄んだ蟹の香りと甘味がありとろける食感です。赤酢の酢飯と米の甘味が後から追いかけてきてそれがまた心地良いです。
蒼空 特別純米生原酒 短稈渡船 (京都限定販売)
【お椀】
鴨肉のつみれ 芹 堀川牛蒡 鶯菜 柚子
鴨肉から良い旨味がでています。堀川牛蒡も芹も力強くて美味。冬のごちそうですね。松本さんのお椀が好きで毎回の楽しみなんです。美味しいな〜としみじみ味わいます。
食べた後に現れる松と雪
氷見の寒鰤 脂の入りかたが見たことないような鰤に釘付けです。
囲炉裏の右手前には桜の木
【お造り】氷見の寒鰤 皮目炙り お醤油 辛味大根
「まずは何もつけずにそのままお召し上がりください」と。脂はさらっと軽やかです。芳醇なのに繊細な身質はもはや私の知る鰤ではありません。震えるほど美味しい鰤でした。
二切れ目は辛味大根とお醤油でいただきました。
フグの刺身 九条葱 ポン酢餡 黒七味
日本酒 玉川 純米吟醸 祝 2023BY 京都産の酒造好適米「祝」を全量使用
京都網野浅茂川漁港大善丸 追跡QRコード付き
蟹を捌くスピードが尋常ではない速さでした。
器はこちらのお店の開店祝いに作陶家の加藤静允さんから松本さんへ直接贈られた器とのこと。大切な器で御料理をいただけることに感謝です。
蟹の雄雌食べ比べ ❶雌(内子、外子、蟹身、土佐酢角切り林檎のジュレ)❷雄(蟹身、蟹味噌)
あっと言う間に焼き蟹の下拵えが完了する様子も楽しかったです。
ここから焼き蟹スタートです。
日本酒 〆張鶴 しぼりたて原酒
❶焼き蟹
❶焼き蟹 焼き加減30秒違い食べ比べ 繊細な中に蟹のありのままの美味しさを感じます。何もつけずにそのままでいただきます。美味しい⭐︎
❷30秒長く火を入れた蟹 30秒焼き加減の違いで甘味の増しかたがまるで違います。酢橘と塩をかけていただきました。❶❷どちらもそれぞれの美味しさがあり楽しかったです。
❸焼き蟹爪 相方とシェアしました。
利尻昆布出汁で伸ばした蟹味噌スープ
蟹身もたっぷりです。雑味やクドさが全くなく、ただただ旨味濃厚なスープでした⭐︎
【からすみ餅】からすみがびっしり餅の中に入ってます。
【甲羅酒】いつもはクドくて喉に引っかかる感覚がある甲羅酒で少し苦手ですが松本さんの御料理はそんなことは一切ありません。美味しい甲羅酒でした⭐︎
海老芋 紫人参 金時人参 海老芋はお出汁を煮ふくめて揚げて最後に焼いてと手間ひまがかかってます。焼いただけの人参、これまた美味です。人参は焼きが一番美味しいなーとしみじみといただきました。
桜の木で香り付
最後まで用の美である美しい囲炉裏を眺めながら至福のひと時でした。
赤ワイングラス Pinot Noir Fronholz Domaine BADER 2020VIN SEC
宮崎牛のヒレ肉木ノ実のタレ
タレは胡桃、松の実、レーズンを合わせたもの。中華っぽい見た目ですが一口いただくとしっかり日本料理です。松本さんはの変化球はエレガントな日本料理で、いつもワクワクしています。
完全無農薬米 虹のきらめき 土鍋ご飯
お食事の際のお茶
【お食事】鯖のへしこ定食 焼き魚定食は人を幸せにする食事だと思ってます。ほっとして、日本に生まれて幸せ〜と感じます。
鯖のへしこ 呑み足りない方はつまみとしても活躍しそうなご飯のお供です。
❶炊きたて完全無農薬のご飯 艶々のご飯♡香りも甘味もすごく良いくてほっぺが落ちます。水加減、炊き加減も大好きです。
❷鯖のへしこ 出汁茶漬け
ここでまさかの天津飯
❸天津飯 しっかり日本料理です。流石松本さん⭐︎
新堂みかんのスムージー 砂糖不使用でキンキンに冷えているのに濃厚な甘味と香りがありました。美味しかった〜季節のスムージーも毎回楽しみのひとつです。
焼き芋
焼き芋 安納芋(砂糖など不使用)
おしぼりに店名が入ってました。
2024/12/31 更新
2024/10 訪問
森の香りのする松茸に出会えた日
鞍馬口駅から徒歩5分閑静な住宅街を抜け「ほんとにこの道かな?」と迷っていた初訪問のことを二人で思い出しながら歩く道が楽しいです。
旅の目的である此方のお店へ
2ヶ月振りの訪問です。
いつも女将さんが満面の笑顔で迎えてくださる
お店、心からの笑顔は胸がキュンとします。
そしてカウンター席へ案内していただきました。
引き戸を開けると…
目に飛び込んできたものは
松茸、松茸、松茸です。
一箱どころではありません。5箱ほどあります。
松茸は軸が太い、
傘がブリンと丸い、
こ、これはどう考えても
極上特撰のそれではありませんか??
お食事が始まる前にあまりに驚いてしまって
腰が抜けてしまいそうでした。
《本日の御料理と飲み物》
●おまかせコース27500円(税サ込)
◎グラスシャンパーニュ
Champagne Brut Grande Reserve
◎日本酒 日日醸造×宇宙兄弟コラボ 半合
◎春霞 特別純米 栗ラベル 黄 山田錦 ひやおろし半合
◎ 七田 七割五分磨き 愛山 ひやおろし 半合
◆紫蘇茶
◆松茸ご飯と丹波栗
岩手県産松茸 丹波栗
京丹後完全無農薬の新米 木の芽
◆薪き火焼きカマス(豊後水道)
紫蘇のペースト 菊の酢漬け
地クレソン 畑壬生菜(間引き菜)
酢と醤油のドレッシング
◆お椀
瀬戸内の鯛豊年揚げ
焼き茄子 クロカワ茸 柚子
◆お造り
軽く炙った伊勢海老(三重)
本鮪(塩釜港) 茗荷
伊勢海老の肝入りポン酢 醤油
◆焼き松茸
信州ほたるの里の特上松茸
酢橘 塩
◆揚げ物
松茸と鱧のフライ
カボス 銀杏 自家製ウスターソース
◆柿なます
柿 大根 人参 三葉 胡桃の飴煮
◆琵琶湖の子持ち鮎塩焼き
◆茸蒸し
炒めて裏漉しした茸を茶碗蒸しの卵液と合わせて
蒸したもの
上は鶏がらスープと玄米
中には京都産の鶏 さつまいも
◆お食事
❶新米の白ご飯
❷松茸蕎麦
お食事のお供
秋刀魚の塩焼き
自家製香の物
赤出汁
◆水物
ラフランスと梨 角切りとスムージーで
◆お茶菓子
できたての月見餅
栗 道明寺
◆おうす
松茸ご飯、焼き松茸、松茸のフライ、松茸蕎麦。
信州産と岩手県産の松茸を松本さんは惜しげもなく提供してくださるのです。
特に焼き松茸は、焼き台の上にのせて水分が弾ける瞬間瞬間に身震いするほど良い香りがしてきました。
森の香りのする松茸でした。
ザクザクシャキっと音を立てて咀嚼し、松茸ジュースを頬張る至福のひと時はこの先一生忘れることができません。
今回は囲炉裏をフルに使った火入れの技にも見惚れていました。
まずは薪火焼きのカマスの水分量
しっとりジューシーで絶妙なレア仕上げ。
伊勢海老は甘さを引き出す程度の炙り加減。
子持ち鮎は頭をカリカリにお腹は卵が弾けないギリギリを攻める焼きの技術で丸齧りできました。
秋刀魚は肝の部分を香ばしく、その他の部分はしっとり仕上げ。
一皿一皿「すごい技術だなー美味しいな〜」と
心の中でつぶやきながら味わいました。
そして今回もお店の皆様に癒されました。
いつも癒してくださるのですが、ほんとはこちらが癒して差し上げないとと思っています。
次回は12月の予定です。
指折り数えてその日を楽しみにしています。
季節が移り変わって朝晩少し肌寒くなってきましたがどうか皆様体調を崩されませんようにご自愛くださいね。
本日も素敵な御料理とおもてなしを
ありがとうございました。
ご馳走様でした。
紫蘇茶
シャンパーニュ(グラス)で乾杯
焼き松茸用と松茸ご飯用の松茸
炊きたての京丹後の完全無農薬の新米 薄くスライスした岩手県産松茸を温める程度に一瞬だけ蒸らして ご飯も松茸もいい香りです。
丹波栗を合わせて
ご飯よりも松茸(岩手)のほうが多いですね(笑)
「松茸ご飯か栗ご飯で迷ったので両方にしました」と松本さん。秋の山のご馳走を贅沢にいただきました⭐︎
ひしゃげた造形も美しい器
日日醸造×宇宙兄弟のコラボ酒 2024年9月の中秋の名月に合わせて作られた限定酒
うっとりするほど美しい酒器
薪火で焼いたカマス 紫蘇のペースト 菊の酢漬け 地クレソン 畑壬生菜(間引き菜) 薪火で焼かれたカマスはレアな仕上がりで水分量が多くジューシーなカマスでした。素材の組み合わせも楽しいく美しい⭐︎
お椀
瀬戸内の鯛豊年揚げ 焼き茄子 クロカワ茸 柚子 豊年揚げと焼き茄子の異なる食感、吸い地にはほとんど塩味がなく食材と出汁を交互にいただきます。素材の旨味が引たつ吸い地、好みです。
お造り さっと炙った伊勢海老(三重) 本鮪(塩釜港) 茗荷
醤油 ポン酢の中には伊勢海老の肝
春霞 特別純米 栗ラベル 黄 山田錦 ひやおろし 半合
信州 ほたるの里 松茸
ちょうど焼き台の目の前の席でした。松茸を焼いている間水分が程よく抜ける瞬間にハッとするような森の香りがしました。クラクラするほど良い香りで、松茸の香りが脳裏に刻まれました。
ザクザクシャキと歯応えがたまりません。隠し包丁の間から松茸のジュースが溢れているので、割きたいような割きたくないような(笑)香りと食感がすごいのです。あ〜も〜美味しい、幸せやー⭐︎
七田 七割五分磨き 愛山 ひやおろし
松茸と鱧のフライ まだまだ松茸がでてきます。松本さんは今夜も大盤振る舞い(素人ながらに心配になるほどです。)
水分が衣の中に閉じ込められています。松茸ジュースのフライ、最高です⭐︎
自家製ウスターソース 野菜や果物をたっぷりと8〜10時間煮込んだもの 塩味はうっすらで旨味だけがしっかりしたソース、たっぷりとつけていただきました。
柿なます 柿 大根 人参 三葉 胡桃の飴煮
琵琶湖の子持ち鮎
子持ち鮎 頭も骨も全ていただける焼き加減でした。
茸蒸し
茶碗蒸しの卵液に炒めた茸を裏漉しして混ぜたもの 上の出汁は鶏がらスープと玄米
京都産の鶏 さつまいも 何種類の茸が入っているのでしょうか?茸の旨味をギューっと一纏めにした茶碗蒸しです。沢山の味覚が詰まってました。
お刺身で食べたいレベルの鮮度、キラキラ輝きのある秋刀魚を焼き魚に
カメラマンはお弟子さんです。スマホを預けて秋刀魚の写真をお願いしました。(初訪問の頃からお弟子さんのご厚意に甘えています。感謝)じゃれあう師弟関係にほっこりです(笑)
お弟子さんの邪魔をする松本さん(笑)
やっと撮れたみたいです(笑笑) お弟子さん、いつもありがとうございます。とっても素敵な写真ですね美しい。
お食事の際のお茶
自家製香の物 牛蒡の味噌漬けの味噌もいいお味。赤出汁 の中の茸(名前を失念)も香り、食感も良かったです。さりげなく全てが秀逸な御料理なのです。
お食事は秋刀魚の塩焼き定食 シンプルに白ご飯と秋刀魚塩焼きは秋に絶対食べたい組み合わせです!最高〜
❶新米 甘い香りがします♡
内臓に近い部分はカリッとよく焼き 部位によって焼き加減を変えてと、最後まで一切の抜かりなし 内臓の苦味もたまらなく美味しかったです♡
白ごはんをお代わりしました。少しの時間の変化で米の粒感と香りの変化が楽しいですね。
❷松茸蕎麦
松茸が多すぎてチラチラとしか二八蕎麦が見えません(笑)
ラフランスと梨 角切りとスムージー
栗と道明寺
ほんのり温かい求肥
月見餅 柔らかすぎて手で持っていただきました。ほんのり温かく口の中でとろけました⭐︎
おうす いただいた後で失礼します。
2024/10/20 更新
2024/08 訪問
極上の和良鮎
閑静な住宅街に新築された数寄屋造りの一軒家
打ち水された玄関に到着し、襟を正して今夜の御料理と向き合います。
旅の目的である此方のお店へ
3ヶ月振りの訪問です。
前回の鮮度抜群の筍にしか出せない素材の瞬間を捉えた御料理と、時に大胆な発想の御料理にハートを完全に撃ち抜かれました。
私達が食べるのは一瞬ですが
その背景に隠れた美味しい御料理を届けたいという情熱、料理人さんの経験や人生を表現した御料理をいただくことのありがたさを此方で学びました。
《本日の御料理と飲み物》
●夜のおまかせコース27500円(税サ込)
◆瓶ビール
◆日本酒 磯自慢 純米吟醸
◆日本酒 飛露喜 純米大吟醸 グラス
◎先付
鮎素麺
炭火焼きの子鮎 炭火焼き万願寺とうがらし
ばちこ 茗荷
◎枝豆豆腐
醤油 山葵
◎京丹波平井牛の味噌漬け
無花果 フィンガーライム 木の芽
◎椀物
すっぽん 餅麩 冬瓜
◎向付
アイナメ(宮城)とアイナメの肝
鮑(徳島)と鮑の肝
たたきオクラ 山葵 ボウフウ
醤油とポン酢、お好みで
◎鰹(気仙沼)
醤油ゼリー おろし生姜
◎鱧ざく
鱧の焼き霜 キュウリ
梅タレ 梅ジュレ 花穂紫蘇
◎賀茂茄子の炭火焼き
甘味噌たれ 雲丹
◎焼物
和良鮎(岐阜)塩焼き
蓼酢 牛蒡の胡麻和え
◎鱧
松茸 豆腐 鱧出汁あんかけ 青柚子
◎お食事
❶琵琶鱒とイクラご飯
❷白ごはん(佐賀県無農薬米)
❸鱧茶漬け
赤出汁
自家製香の物
◎桃シャーベット(山梨 春日居)
白ワインゼリー
◎自家製蕨餅
◎おうす
今回の御料理も素晴らしかったです。
まずは先付の鮎素麺
炭火焼きの熱々の鮎とたっぷりのばちこをほぐしていただきます。
もう、序盤で感動です。
交感神経が活発になって良い意味で肌が反応
(鳥肌)しておさまりません。
お次は枝豆豆腐で一安心?(笑)
なめらかでぷるんぷる、枝豆の風味が活きています。丁寧な下拵えが印象的な一皿でした。
京丹波平井牛の味噌漬けと無花果
またもや脳と肌が勝手に反応しています。(笑)
生ハム&フルーツの組み合わせを和風にアレンジしたイメージかな?
素敵な一皿でした。美味しい!
そして特に素晴らしかったのは
和良川の鮎の塩焼きです。
それも特別大きく太った和良鮎でした。
ガブリと竹串を持っていただきます。
瓜の様な香りと透明感のある旨味
内臓の美味しさも他の鮎とは比べものになりません。
こんなに大きく立派な鮎ですが、頭はカリカリ
中骨まで完璧に焼かれているのに身はふわふわです。
特別な素材は特別な料理人さんに集まるのですね。
御料理以外にも好きな理由があります。
このところ他店では厳しい料理人さんの世界を知る機会が増えました。
いつもどっしりと冷静で穏やかな松本さんのお弟子さんに対する接し方を見て紳士だな〜と思っています。
お弟子さんが伸び伸びしてらして
心から安心して御料理をいただけます。
自分達も普段から気をつけるべき大切なことを御料理屋さんで学びました。
3時間半ほどの滞在時間でしたが緩急のあるコースで今夜もあっと言う間でした。
(8月の訪問がもう終わってしまった。泣)
お店の皆様の心のこもったおもてなしと最高の御料理に今回も感動しました。
心より感謝申し上げます。
次回の訪問は10月です。
指折り数えて楽しみにしていますね。
暑い日が続きますが、どうぞご自愛ください。
ご馳走様でした⭐︎
ビールで乾杯
日本酒 磯自慢 純米吟醸
鮎素麺 ばちこ 炭火焼き万願寺とうがらし 鮎とばちこをほぐしながら絡めて贅沢にいただきます。美味しすぎて序盤から椅子ごとひっくり返りそうになりました。
なめらかな枝豆豆腐 形も枝豆のようですね。丁寧な下拵えが光る一皿です。
京丹波平井牛の味噌漬け 無花果 フィンガーライム 木の芽 角のない優しい味噌の味付けの丹波平井牛、完熟無花果と爽やかな木の芽は和風の生ハム&フルーツの組み合わせのようなイメージで超絶美味⭐︎
すっぽんのお椀
すっぽんの縁側、肉、脂も全て 出汁は別ですっぽんを炊いた優しい味付け 丁寧な下拵えのすっぽん、脂は珍味のような旨味のある味わいで出汁にじわじわ溶け出します。このじわじわ変化するお椀の構成、好みです。
アイナメ(宮城)とアイナメの肝 鮑(徳島)と鮑の肝 刻みオクラ ボウフウ
超新鮮なアイナメの肝と鮑の肝にうっとり
醤油とポン酢、お好みで
気仙沼の鰹 醤油ゼリー おろし生姜 華やかな香りの鰹、身質もとても良かったです。
鱧の骨切り「シャリシャリ」と心地よい音です。細かく刻まれる骨切りの技に釘付けです。
鱧焼き霜 良い香りがします。
鱧の焼き霜の鱧ざく 梅タレと梅ジュレをかけて
日本酒を追加で半合おまかせで
炭火焼き賀茂茄子 甘味噌 雲丹
熱々ジューシーな賀茂茄子が雲丹の香りを引き立てます。とろける美味しさです。
立派な和良鮎
洗練されているのに素朴な趣きのある焼き台は他店にはない設えで凛としています。
火力が強く固くて爆ぜない美しい紀州備長炭
まずは背側を、縦焼きも珍しいですね。
お次は腹側
鮎自身の脂で、まるで揚げたように焼かれた頭、ふんわりとした身、中骨もそのまま丸齧りできました。立派な和良川の鮎を丸ごと焼く技、素敵です。
焼き串から外して尾を手で掴んで豪快に蓼酢にディップしていただきました。
御料理屋さんで豪快に原始食いです。熱々で美味く楽しいです。透明感のある身はフワフワで内臓も美味。来年もまた食べたい⭐︎
鱧 松茸 絹ごし豆腐 鱧出汁あんかけ 青柚子
❶琵琶鱒とイクラのご飯
煮えばなの状態で混ぜご飯に。琵琶鱒の皮も良いアクセントでした。
❷佐賀の無農薬米 いつも楽しみな香り良いお米。その他卵かけご飯も選べましたよ。
❸鱧茶漬け
お食事の際の温かいお茶
赤出汁 かんぴょうと板麩
自家製香の物 菊芋の味噌漬けなど
山梨の春日居の桃のシャーベット 白ワインゼリー
つくりたての蕨餅
おうす いただいてからの写真で失礼します。
食後のお茶
美しいファザードに今夜も胸が高鳴りました。
2024/08/15 更新
2024/05 訪問
大原野産朝堀り白子筍100分の3 厳選筍
閑静な住宅街に新築された数寄屋の一軒家
旅の目的である此方のお店
2ヶ月半ぶりの訪問です。
前回いただいたシビ鮪の中トロと蕪の組み合わせ、見たこともない巨大な赤貝、堀川牛蒡の揚げ具合、ばちこのお椀などその一皿一皿の御料理は夢にまででてくるほどの美味しさでした。
再訪問のこの日を楽しみにしておりました。
今回の素材も御料理もすごかったです。
特に筍
松本大将の筍への思い入れは半端じゃありません。
大原野産朝堀り白子筍収穫時期は松本さん自ら毎日
収穫後の筍の根の部位を試食して選定されるそう。
松本さんが約100本の筍から厳選したたった3本の筍は今日この日のゲストだけのための筍
妥協なき目利き
明日も明後日も明明後日も
夜明け前に松本さんは最高の筍を求めて車を走らせているに違いありません。
茹でたての白子筍の味ですが
椅子ごとひっくり返りそうなほど美味しかった!!
《本日の御料理》
●おまかせコース27500円(税サ込)
◆日本酒 IWA
◆烏龍茶
◆みかんジュース
◎蓮茶
◎そら豆の飯蒸し 桑名の蛤
◎淡路島の新玉ねぎ 菜の花 茗荷
蛍烏賊 北寄貝 酢味噌 ゼリー
◎椀物
白魚のしんじょう ウド うるい コシアブラ
茗荷 柚子の花
◎向付
明石の鯛 淡路島由良の雲丹 醤油餡
◎焼物
富山の桜鱒炭火焼き 木の芽酢 蕗のとうを忍ばせ
◎大原野産白子筍
❶茹でたてをそのまま
❷炭火焼き
❸穂先を天麩羅に おろしからすみ
◎和牛と花山椒
ロースとサーロインをたっぷりの花山椒で
◎ご飯 佐賀県無農薬栽培のお米
◎生ほっけの焼き魚定食
◎筍ご飯or白ご飯
◎花山椒ラーメン 特注全粒粉の麺
◎自家製香の物
◎スダチジュース
◎苺大福
◎白茶
「花山椒はこれくらいのせないと」
なるほど本当だ花山椒は山盛りに限りますね。
松本さん、採算は大丈夫でしょうか?
素人の私でもなんだか心配になる量ですー
そして一際目を惹く囲炉裏の焼き台
焼き上がる際の香りもご馳走です。
氷見の漁師さんから託された特別素材を焼くための用の美、凛とした美しい焼き台は他に見たことがありません。
松本さんにおまかせしますと一皿一皿とんでもなく美味しい御料理がいただけます。
8月と10月の予約をしております。
三重県民の私達が旅の目的にする特別なお店です。
8月は松本さんが選び抜いた和良川の鮎を囲炉裏台で仕上げた御料理がいただけるかもとのこと。
もうワクワクしてきました!
御料理はもちろんですが
食材愛溢れる大将の魅力
聡明で美しく優しい女将さん
上品に時には大胆に冗談を言って心を解してくださるお弟子さん、日々の見えない苦労があるはずですがそれを微塵も感じさせない皆様のサービスに脱帽する他ありません。
御料理屋さんで学ぶ人間力
自分が今できる精一杯のことをして徳を積み人として1ミリだけでも成長して8月に再訪問します。
『徳ハ本也』その言葉を胸に刻みます。
本日も心のこもった素敵な御料理と素晴らしいサービスを提供してくださり心より感謝いたします。
ご馳走様でした。
花山椒 シャトーブリアン
訪問は5月 菖蒲と蓬
蓮茶
揚げた桑名の蛤 そら豆 そら豆の飯蒸し
新玉ねぎ 蛍烏賊 北寄貝 菜の花 茗荷 酢味噌ゼリー
白魚のしんじょうのお椀
由良の雲丹 明石の鯛 醤油餡でいただきます。
氷見の特別なルートから入手された 富山の桜鱒
良い香り〜
皮はバリバリ 身はふっくらジューシー 木の芽酢(蓼酢風) 蕗のとうを忍ばせて
店内に立ち込める湯がきたての筍の良い香り
湯がきたての筍 アンティークのお皿
炭火焼きの筍
筍の穂先は天麩羅に からすみをお塩代わりにたっぷりと
たっぷりの花山椒
ロースとサーロイン たっぷりの花山椒
生ほっけ
〆は焼き魚定食
佐賀県無農薬栽培のお米 良い香り〜 このご飯をいただくことも楽しみの一つ
筍ご飯
花山椒ラーメン 特注全粒粉の麺は蕎麦とラーメンの中間の様な味わい
スダチジュース
苺大福
白茶
2024/05/06 更新
2024/02 訪問
琴線に触れる『徳ハ本也』
閑静な住宅街に新築された数寄屋造りの一軒家
凛とした希少な青森ヒバのカウンター
自然のほのかな清涼感ある香りに癒され
カウンター奥に設えた伊賀焼の囲炉裏に
目を奪われる
お店の屋号は『徳ハ本也』
「徳を慎むのを根本として励むことがいちばんである」
と中国の古典から引用されたそうです
御料理はもちろんですが
大将松本さんと女将さんのお人柄も素晴らしく
穏やかな気持ちで食事をすることができました
そしてお弟子さんも!
どなたもイキイキしてらして、その様子を見て
あ〜人格者とは大将松本さんのような
人のことを指すに違いない
きっと日頃からお弟子さんを大事にしていらっしゃるに違いない
そう感じました
『徳ハ本也』
お店の方々の様子を見て素敵な屋号だな
と思いました
今回のコースの素晴らしい食材は
三重県産伊勢海老、滋賀県産もろこ、巨大な赤貝、鰻、シビ鮪、蟹、白甘鯛、ばちこ、フグの白子、鱈、堀川牛蒡などの京野菜、佐賀県の無農薬栽培のお米などと
京都のまろやかな井戸水を使った
素晴らしい御料理をいただくことができました
《本日の御料理》
●おまかせコース27500円(税サ込)
◆日本酒 蒼空
◆グラスワイン SAYS FARM徳ハ本也オリジナル
◆瓶ビール
◆烏龍茶
◎和三盆の生姜湯
◎恵方巻き
焼き立て鰻 車海老 卵焼き 紅白なます
三葉 かんぴょう
◎カリフラワーのすり流し
蒸し蟹 胡麻豆腐
◎シビ鮪の中トロ 蕪
◎白甘鯛 長葱
◎椀物
ばちこ 鱈のしんじょう こごみ 菜の花
◎九条葱 うるい 赤貝のヌタ
◎揚げた後に炭火で炙った堀川牛蒡 海老芋
◎ウド 芹 原木椎茸 蕗のとう胡麻和え
◎滋賀県産天然もろこ炭火焼き
◎三重県産伊勢海老 人参ピューレ
行者ニンニク 大根おろし
◎フグの白子フライ
野菜と果物と昆布を8時間煮込んだスープの餡かけ
◎ご飯
佐賀県無農薬栽培のお米
◎一夜干し丹後ののどぐろ
◎伊勢海老の粕汁 鯛
◎自家製香の物
◎真鴨と塩のスープ 全粒粉特注麺
◎苺 搾りたて苺ジュース
◎椿餅 シナモン 道明寺
◎抹茶
◎白烏龍茶 ジャスミン
2023年12月にオープンされ続々と大将松本さんのファンのお客様が訪問されている様子
カウンター席は特に人気のようです
大将松本さんの特に得意とされている御料理は
春は筍、夏は鮎をつかった
御料理とのことですよ
魂のこもった素晴らしい御料理をいただき
この経験は何物にも代え難く
美しく
美味しく
幸せなひと時でした
次回の訪問を指折り数えて楽しみにしています!
『徳ハ本也』私もその言葉を胸に日々精進します
ごちそうさまでした!
2024/02/27 更新
こちらのお店から徒歩数分の立地にある上御霊神社の井戸水が約40年ぶりに復活したそうです。
京都盆地の地下には琵琶湖の水量に匹敵する211億tの地下水があり、日本でも特にここ京都の地下水は軟水とのこと。
今回は上御霊神社の井戸水を使った
霜月の御料理の数々でした。
井戸水とリッチな味わいの昆布、鰹。最小限に抑えた調味料。椀物の吸い地が素敵です。
二番出汁?を使った出汁でしょうか。
味がしみしみの海老芋は衝撃の美味しさでした。
焚き合わせのお出汁も湯葉揚げも美味しかった〜
日本料理は水の料理と呼ばれていますが
軟水を使った献立の構成も素晴らしかったです。
そしてその他全ての御料理も美味しかったです。
いつも美味しい御料理と温かなおもてなしに心から癒されています。お店の皆様の心くばりに今回も深く感謝いたします。
朝晩の冷え込みが厳しさを増してまいりましたが
どうかご自愛ください。
ご馳走様でした。
《本日の御料理と飲み物》
●おまかせコース33,000円(税サ込)
◎瓶ビール
◎日本酒 十四代 EXTRA 大極上諸白 純米大吟醸
◎日本酒 新政 カラーズ アース(産土)《直汲》 2024 陸羽一三二号
◎グラスワイン Rully Rouge, Les Chaponnières, P et M Jacqueson 2022
(女将さんからサービスでいただきました。)
◎日本酒2025年度 新政酒造特別頒布会
最強 陽乃鳥図鑑 玄乃鳥 2024
◆温かい柿の葉茶
◆先付
鱈の白子豆腐
野菜と魚のアラの出汁湯豆腐風
◆冷たい蕪蒸し
甘鯛 雲丹 山葵 煎り酒
◆椀物
北海道の香箱蟹の真薯
上御霊神社の井戸水を使った昆布と鰹の吸い地
◆向付❶
明石直送の泥障烏賊とカワハギ
カワハギの肝ポン酢 琴引きの塩
◆向付❷
先程水揚げされたばかりの鰤神経〆された
「さっき獲れの鰤」
◆山口県産焼き松茸 酢橘
◆揚物
海老芋 銀杏
唐墨
◆紅ズワイ蟹の飯蒸し
◆河内鴨の炭焼き
香茸のソース
◆胡麻和え
(ハヤトウリ、舞茸、白キクラゲ、芋茎)
焼き茄子
◆焚き合わせ
ミルフィーユ状に重ねた湯葉揚げ
大根
◆お食事
❶焼魚定食
一夜干しの鰈
新米 佐賀 虹のきらめき
おみおつけ
香の物
❷牛時雨煮うどん
❸イクラ丼
❹松茸と才巻海老の天丼
◆白茶(白牡丹)
◆お米と鰹節のアイス
焼芋
柿
◆百合根と栗の茶巾絞り
◆おうす
(一保堂の抹茶)