まるゆ〜さんの行った（口コミ）お店一覧

心にしみ入る『祇園やまぐち』の余韻

〜スペシャルワイン会〜丁寧な御料理でゲストを魅了し続けるDestination Restaurant

繊細なキュイソンとお料理を引き立てる素晴らしいソースに夢中　

故郷の食材　虹色を帯びたヒゲダイの美しい断面

ペルシュウ　京野菜　アマゾンカカオ　発酵調味料

唯一無二　飼育期間170日「にかわ鶏」　輝きを放つ職人仕事の数々

土日限定のランチ

韮のかき氷を混ぜてスプーンで食べると餃子になる。視覚情報→脳と口の情報交換で初めて中華料理だと認識。この感覚が愉しい。 今回のコースはホッとする旨みたっぷりの上湯から始まりました。 ここから先は視覚情報と口と脳で感じる感覚との良い意味での相違を楽しみました。 見た目はフレンチのようで食べると中華なのです。 2〜3mmに正確に角切りされた鮪や安納芋はまるでフレンチの技法、焼売の皮や餃子の皮は単体で揚げることでより香ばしく、咀嚼を促す粗挽き細挽き角切りのひき肉の団子、エスプーマで香りを閉じこめたり、多彩な素材の組み合わせと情報量多めですがとても楽しいです。 この日は京都で予定があり一人でランチでしたがホスピタリティのある接客にストレスは皆無でした。 時間差で満席となりましたが物音一つ立てないよう配慮されたサーブ、席の配置、厨房からシェフがお客様を見てさりげなく指示されたりと素晴らしい接客でした。 《本日のコース》 ●ランチコース11000円（税込） ◆グラスワイン1600円 ◆ことことビールIPA1800円 ◆凍頂烏龍茶900円2杯 ◎京赤地どりと牛蒡の団子入り上湯 ◎安納芋と豚挽き肉の中華風コロッケ ◎紹興酒漬け鮪のタルタル 焼売の皮を揚げたタルト ◎竹墨を練り込んだ真っ黒な酢豚ボール ◎カリカリの皮の春巻き風 ◎スプーンで食べる韮餃子 ◎カニとカニ味噌の上湯割り　鰹出汁のエスプーマ ◎豆板醤ブリオッシュ ◎金目鯛とカリフラワーのチリソース ◎蒸しパン ◎自家製杏仁豆腐　洋梨のコンポート ◎オリジナルティー　ジャスミンとライチの香り ◎カシューナッツと胡桃の胡麻団子 ランチタイムは2万円と1.1万円のコースを選定可能でした。 此方のお店のシグネチャーであるフォアグラの最中は1.1万円のコースにはついてませんのでご希望の方はご注意ください。 今回のコース、餃子の皮や春巻きの皮、北京ダックの皮（カオヤーピン）など序盤から粉物やお芋などの炭水化物が少量ですが提供され満腹中枢が早めに刺激されました。 女性は1.1万円コースでも完食ギリギリかな、どうかなと思いました。 お召し物はウエスト部分調整可能なお洋服をおすすめします。 2時間30分でコースのサーブが完了しました。 予定がある方などご参考になさってください。 素晴らしい経験でした！ 美味しかったです。 ごちそうさまでした。

薪焼の世界

サスエ前田魚店さんの魚、ジビエハンターさんから託されるお肉、静岡県の地元野菜などいただきたく予約をしてこの日を楽しみにしていました。 御料理はアジアン、イタリアン、フレンチなどがミックスされていてジャンルレスな御料理でした。 《本日の御料理と飲み物》 ●おまかせコース20000円（税込） ◎ノンアルコール飲料×3 ◆アミューズ 太刀魚と大葉の春巻き カサゴ 真イカのタルト スモーク鯖　サワークリーム ◆尻丸海老 30時間煮込んだ人参 鹿のあばら煮込みのジュレ ◆鯵 山椒オイル ◆鰆 真イカのワタのソース ◆赤座海老 レアな火入れ ソースはアヒ・アマリージョ ◆全粒粉（藤枝）天然酵母のパン スペインの塩 マルケのオリーブオイル ◆大浦牛蒡のスープ （富士宮で採れた大浦牛蒡） 魚のブイヨン ◆白甘鯛 デュカ （クミン、コリアンダー、アーモンドなど） ◆鴨 ジビエハンターから託された鴨 フレッシュな鹿のレバー 蕪のロースト プチヴェール フムス 紫蘇の実の塩漬け ◆金目鯛 活け締め金目鯛のポワレ カリフラワーソース 赤ワインソース ◆蛤のリゾット 藤枝のにこまる 地物の蛤 グリーンペッパー塩漬け カーボロネロの素揚げ ◆マッシュルーム 熟成ジャガイモ　 味醂と醤油のソース（みたらし餡風） マッシュルームのアイス マッシュルーム ◆苺 シュークリーム 春菊を合わせたカスタードクリーム 角切りの紅ほっぺ ◆焼き菓子とコーヒー グミ状にしたクプアス 蕎麦の実入りチュイール 赤座エビ、ジビエなど 見るからに素晴らしい食材でしたが 御料理は繊細さに欠けると感じました。 塩味は濃厚なものとそうでないものの差がありました。 ご馳走様でした。

口溶け衣とこだわりキュイソンのカツレツ