木蔦さんが投稿したパトゥ(東京/六本木一丁目)の口コミ詳細

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木蔦の食事怗

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パトゥ六本木一丁目、麻布十番、神谷町/フレンチ、ヨーロッパ料理

2

  • 昼の点数:5.0

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 -
      • |サービス -
      • |雰囲気 -
      • |CP -
      • |酒・ドリンク -
2回目

2025/06 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

桃とセロリのスープ

前回伺って大変美味しかったため再訪いたしました。

いつも通り、ランチの11,000円コースを注文。
飲み物はぶどうジュースです。

いくつかメニューを抜粋して感想を。

野菜のエチュベは初めて頂きましたが、これは素晴らしいですね!
コートドールでも斉須シェフの代名詞の一つだったと伺っています。
エチュベというのは、少量の水と油で食材を蒸し煮にすることだそうです。
蒸し煮にされていますが、カブやにんじんはシャッキリとした歯応えは残しており絶妙な歯応え。ほんのりとした酸味も相まって実に夏らしい一皿。

そして今回のお目当ては桃のスープでした。
まさに脱帽、脱帽!
セロリ?と思っていたのですが、セロリの青い風味があるだけで見事なスープに仕上がっていました。
桃の甘さを少し抑えてくれると言いますか、セロリの風味が鼻に抜けてさっぱり。
言葉では言い表せないのですが何故かセロリと桃がマッチしています。
これは一度は是非味わっていただきたい一品です。
夏のみの限定メニューなので、必ず頂きたい場合はお店に伺うのが良いでしょう。

メインのブレス産鶏もいつも通り火入れ加減が抜群。
ジューシーな鶏はヴィネガー煮込みになっているので、爽やかでもたれない食後感です。
お肉はこれくらい軽い方が好みです。

他のレビューで酸味のあるメニューが多い、と見かけましたが、私はむしろ好きなのと、夏なのでこれくらいがちょうど良いです。
庶民なのであまり頻繁には行けませんが、これからも細々と通いたいと思うお店です。

2025/11/09 更新

1回目

2025/04 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味-
    • | サービス-
    • | 雰囲気-
    • | CP-
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

完璧な火入れ

ずっと訪れてみたかった憧れのお店、パトゥさん。自分のお誕生日祝いにようやく訪問することができました。

今回は、土日限定のランチコース11,000円(税込)を。
お酒が飲めない我々は、ぶどうジュース(880円)とアップルタイザー(880円)を選択。
合計23,760円でした。

レシートを見ると、ぶどうジュースはRaisinとありました。
というとポールジローかとも思うのですがあちらはスパークリングなので、アランミリアか?
今度行ったら聞いてみますね。
どちらも美味しいのですが、とくにりんごジュースが酸味があってお料理にもぴったりのお味でした。

まず、お店の内装が素敵。
8席のこぢんまりとしたお店ですが、清潔感があり、キッチンもピカピカに磨き上げられています。

シェフがお一人、接客もマダムお一人でやられています。
まず、マダムの接客が素晴らしい。
なんと言いますか、気負いせずに楽しめる絶妙な距離感なのです。

まず最初に小かぶのムース トマトジュレ。
トマトジュレが透明だったので、赤くならないのか気になってシェフに聞いたところ、自重でゆっくり濾すと透明になるのだとか。
一見手がかかっていないように見えて、今日のコースで一番手が込んでいるのがこの前菜とのことでした。
ムースとジュレを一緒に食べると、トマトの酸味と、かぶの甘みがふわっと口に広がってさっぱりとした大変美味しい前菜です。
まさに一皿目に相応しく、コースへの期待が高まりました。
全てのお料理が美味しかったですが、この日の白眉はこちらでした。

2品目は富山産のホタルイカ、下北半島のふきのとうのフリット。
ホタルイカは今季初めて食べましたが、ぷりっとしていて旨味が濃くて美味しいです。
ふきのとうも実に香りがよく、春を感じる一皿でした。

ここでパンが到着。小さめのパンですが、なんとこれ含めて3回パンが出てきたのでびっくり。
3個目は食べられなかったら残して大丈夫ですよ、とのことでした。

スープは、吉良有機農園の菊芋のスープ。
熱々で嬉しい。スープが冷えていると心も冷えるのですが、冷たいものは冷たく、温かいものは温かく供されるのは、当たり前のことですがなかなかできないお店も多いのです。
良い意味で土の香りがして、菊芋を優しくうまくスープに消化させており、すぐに飲み干してしまいました。

お魚は千葉県産黒ムツのポワレ キャベツのブレゼ ホワイトバルサミコのソース。
魚の火入れが素晴らしいですね。皮目はパリッと身はしっとり。
そして下のキャベツが本当に美味しい。
甘みがありながら、柔らかすぎず、キャベツだけなのに満足。
かねてから野菜を美味しく食べさせてくれるお店は良い店であると思うのですが、こちらも例外でなく。

メインはブレス産ホロホロ鳥のロースト 温野菜。
このホロホロ鳥がすごい。この火入れ加減は抜群です。なんで柔らかいのでしょう。
シェフに鳥が本当に柔らかくて…と伺うと、やはりじっくりと低温で火入れすることによってこの状態を引き出しているとのことでした。
付け合わせの温野菜も美味しく、特にかぶの甘さには驚き。
焦げ目がつくほど焼いているわけではないのにこの甘味は素晴らしいですね。

デザートは清見オレンジのジュレ せとかのソルベ。
これがまた大変に美味しい。
ソルベの口溶けの滑らかさ。思わず唸ってしまいました。
清見オレンジの味の濃さにも驚き。
デザートまで完璧で、もう満足満足、大満足です。

ずっと憧れていたレストラン。
期待を超えた美味しさでした。
帰り際、色々と質問に答えてくださったシェフのお人柄も素晴らしいと感じました。

絶対に後悔しない、間違いないフレンチです。
記念日にも相応しい、至高のお料理の数々でした。
また近いうちに伺います!

2025/07/26 更新

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