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昼の点数:4.8
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¥3,000~¥3,999 / 1人
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料理・味 4.8
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|サービス 5.0
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|雰囲気 4.3
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|CP 5.0
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|酒・ドリンク 4.0
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[ 料理・味4.8
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| サービス5.0
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| 雰囲気4.3
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| CP5.0
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| 酒・ドリンク4.0 ]
軽く爽やかなアジフライをはじめ、構成のひとつひとつが工夫にあふれ、風味良し。随所に見える心遣いも素敵なお店
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お店入口
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シラスおろし、生ビール
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シラスは小ぶりで良いお味
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刺身(3種)とアジフライ(2枚)の定食
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アジフライは意外にソフトな仕上がり
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カツオ・カンパチ・マグロ
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2025/10/09 更新
平日休みを利用して小田原へ。
この10月いっぱいで閉店の情報のあった(後で少し違うと判明、後述)此方のアジフライをぜひ食べてみたいと9時から電話。何度か通話中の後9:10につながり、13組目。だいたい12:30ぐらいとのことで、小田原駅から散策しつつ訪問。
小田原城をかすめ、早川橋を渡ると一気に海辺の雰囲気。周辺には飲食店・海産物店がたくさん。
12:20到着、予約台帳は29組まで埋まっていました。
お店は屋根付き集合施設「小田原水産会館」の一角。かつては繁盛していたのでしょう。今も稼働中は此方のみの模様。左右に待合スペース、椅子9脚。
入店少し前にオーダーを聞かれます。
12:40入店。厨房前のカウンター席へ。2席で間隔ゆったりです。
たいへん楽しめました。長文ご容赦ください。
◎【しらすおろし】600円 【生ビール】650円
かなり気温が高く、かつ歩いた後でビールが美味い!
徒歩組のご褒美です(笑)
釜揚げしらすの質でお店の力と良心がわかります。小さめ、でもふっくら、ほんのり塩分。大根おろしは程よい辛み。上のしらすを少しよけ、大根おろしにだけ醤油をかけて。
☆☆☆【刺身(3種)とアジフライ(2枚)の定食】2000円
アジフライは衣・パン粉は少なめ、カリッとではなくソフトな揚がり具合。
まずはレモンだけで。フワフワ、クセ皆無、すごく軽い。
卓上の塩を少々、引き締まる。
ソースをかけるとおなじみアジフライの味。どっぷりかけてソース味にするのはもったいなさすぎるので適量推奨。
刺身はカツオ・カンパチ・マグロ(赤身・トロ)。特にカツオとカンパチが美味、鼻腔に抜ける良い香り。ワサビも本ワサビ入りで刺身を引き立てる。
ツマの大葉も、とても香りが良い。
えのきの味噌汁とは珍しい。シャキシャキ感が魅力。
小鉢のもずく酢・菜漬も食感が楽しい。
ご飯は固め。粒が立った素敵な炊き具合でとても美味。
しらすを掛けても当然イケます。
大盛(有料ながら倍量ぐらいになる)もいいな。
途中思いつき、刺身のワサビをアジフライに合わせたら抜群に合いました。個人的には塩少々+ワサビがベスト。
これだけのアジだと、洋食の域を超えて和の食べ方がいいのかも。
色々試しながら味わうことができました。
有名なアジフライだけでなく、刺身もご飯も小鉢も、そしてセルフのほうじ茶(温・冷両方あり)も美味しかった。
フライのつけ合わせのキャベツひとつとっても、極薄に切り水菜を少々加えて食感を上げ、卓上の自家製ごまドレッシングの胡麻の香ばしさ濃厚さで引き立てる。構成物のすべてが工夫にあふれています。
中でも印象的だったのが、食べたときに鼻に抜ける香りの良さ。これがあるお店は、ジャンル関係なく特上の店だと思っています。
案内も務めるフロアの店員さん(調理のご夫婦の娘さんかなあ)の物腰・応対が実に自然な明るさと丁寧さ。料理提供時も名前で呼んでくれます(そもそも電話で記帳してくれるのが異例のサービス)。お会計時には「相席ご協力ありがとうございました」いえいえ全然相席じゃなかったです。
席が空いたら慌ただしく次を入れる、ではなく、入れ替えはゆったり。中のお客は落ち着いて食べられます。
はしゃぎ過ぎ、褒め過ぎました。ごめんなさい。
恐る恐る「今月で終わられるのですか」と訊くと、今のオーナーさんが退かれて一旦今月で閉めるも、新しいオーナーさんのもと来年あたり再開できそうとのこと。スタッフさんは現在のまま。これは朗報だ!
感動の味とコスパ、そしてサービス。ネックは東京からだと代金以上に交通費がかかることですが、それでも「この店で食べるために訪れる価値のある店」だと思います。
休日だともっと繁盛すると思われますが、小田原を訪れた際には、当日朝の電話予約&時間に余裕を持った上で訪問すると、大いに楽しめるのでは。