この口コミは、いけずな京男さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。
最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。
問題のある口コミを報告する
-
昼の点数:4.5
-
¥3,000~¥3,999 / 1人
-
-
料理・味 4.5
-
|サービス 3.5
-
|雰囲気 4.0
-
|CP 4.0
-
|酒・ドリンク -
-
-
[ 料理・味4.5
-
| サービス3.5
-
| 雰囲気4.0
-
| CP4.0
-
| 酒・ドリンク- ]
滋味深い味わい・上品な奈良漬け
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-212787271 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-212787271","content_type":"ReviewImage","content_id":212787271,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-212787313 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-212787313","content_type":"ReviewImage","content_id":212787313,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-212787318 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-212787318","content_type":"ReviewImage","content_id":212787318,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-212787332 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-212787332","content_type":"ReviewImage","content_id":212787332,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-212787350 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-212787350","content_type":"ReviewImage","content_id":212787350,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
-
{"count_target":".js-result-ReviewImage-212787357 .js-count","target":".js-like-button-ReviewImage-212787357","content_type":"ReviewImage","content_id":212787357,"voted_flag":false,"count":0,"user_status":"","blocked":false}
2023/07/30 更新
昨年の今ごろ、阿倍さんの悲報を聞く数日前に初めて食べました。
どんな味なのか不明だったので、一通り入っている木箱のセットを求めて持ち帰り、数日おいてから最初の一口。従来の甘い奈良漬けに比べると、控えめで甘みも淡く、酒の香りがふうっと軽く包んでくるようなおとなしい漬物です。
学生時代に誰でも知っている京都の酒造メーカーでアルバイトをしたことがありました。
担当がみりん造りで、毎朝ろ過をする為に通したフィルターからみりん粕を剥がす作業と言うのがありました。足下を流れてゆく粕を見ながら、社員に、これはどうなるの?と聞いてみると、家畜の餌に混ぜたり、奈良漬けを作るのに使う・・・
と聞いたこと思い出しました。
そうやって作った奈良漬けは酒の香りとみりんの甘さの1つになった口当たりの甘い漬物ですね。
一方でこちらの奈良漬けは古代からの製法で作られていますから、冷蔵庫のない常温で長持ちするように何度も漬け直して手間をかけたもの。
色も味わいもなるほど、まっとうな作り方をするとこういうモノだったのかと納得でした。
派手さがないぶん味は控えめですが、そうやって作られた風味や味わいは上品なもので、これは食べてみれば舌が満足します。
派手なものに慣れてしまっていると違和感があるのはたしかです。
でもね、少しずつ食べ続けていると、かえって落ち着いた味わいに感じるもので、年1回だったものが今年は半年に1度、アクセントになるお漬物になりました。
他にこういう製法がないと言うのは難しいものですが、残して欲しい味だと思いました。