いけずな京男さんが投稿した千年鮭 井筒屋(新潟/村上)の口コミ詳細

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京都・奈良、時々四国・山陰・九州、夏は東北、気分で東京・名古屋、沖縄&南の島が好き

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千年鮭 井筒屋村上/日本料理、海鮮、郷土料理

3

  • 昼の点数:4.8

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.8
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.3
      • |酒・ドリンク 4.0
3回目

2025/11 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

秋に出かけて大正解・新米を土鍋で炊いたご飯、そこにたっぷりのハラコという贅沢

お盆についで2度目の はらこ たっぷりのご飯。
別名はイクラ丼。
秋の方がシーズンに入るので、というくらいの気持ちでしたが、
夏とは少々異なります。

それがご飯。
夏は器にご飯が入っておりましたが、秋、新米の季節、11月。
1人にひとつ、土鍋に炊いたご飯が用意され、テーブルの上で蒸したまま提供されます。

そこに、たっぷりのはらこ、これ以上ない贅沢ですね。
このご飯があるもので、漬物もさらに美味しく、
ほうじ茶と鰹出汁のお汁も喉を潤し、いやはや、鈍感舌のおっさん、大満足。
やはりシーズンに食べるのがいいな、とは初めて感じました。

で、単純頭な私は、自宅用のはらこ瓶詰め、並びに、新潟米少々もお土産にしたこと
いうまでもありません。

次回は、秋にしようかなと。

  • たっぷりのはらこ

  • 漬物と鮭

  • 贅沢な気分に

  • 炊き立ての新米は地元新潟産

  • お決まりの先付け

  • ひとりごとに炊き立て

  • 湯気がふわり

  • 待ち焦がれておりました

  • 一椀目

  • 香りはこちらで

  • 番茶と鰹出汁の汁

  • デザートと甘酒

  • 麹プリン・別オーダー

  • 本日の予約席

  • 中庭

  • 美味しい水

  • 地元産・新米

  • 秋明菊のようなお花

2025/11/29 更新

2回目

2025/08 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

夏旅・新潟 1年間憧れていた新潟村上の、はらこ丼(別名イクラ)、食べてきました

昨年はお盆の始まりに、予約をして鮭のコース料理をいただいた、鮭料理の井筒屋さん。
今年は、2週間の東北車中泊の旅に出かけたのですが、後半、あまりの暑さに早めの帰宅を決定。
その帰宅途中に、新潟県村上市にあるこちらに寄り道をしてきました。

気ままな旅だったので予約はなし。
当日分は、9時30分から店頭の予約表に名前を書き込むシステム、ですが、11時から14時まで、1時間ごとにスタートし、各回も席数の制限があるのでどうかなぁと10時過ぎに訪問。

運よく、各回に少しずつ空きがあったので12時の回を予約。もちろん、「はらこ丼」のコースで、デザートには麹のプリンも運よくあったので追加しました。お盆の最終日だったのが良かったのかも。

というのも、昨年はお盆の始まりに予約をして出かけましたが、早い時間に当日分も終了して、昼前に訪れた皆さんは全員アウト、という光景をみていたので、内心、かなりの不安ではありました。とりあえず、ほっとしました。

さて、12時になり、席へご案内。
前回は予約・コース、だったのでお座敷でしたが、本日は入り口近くの大きなテーブルをお一人様で独り占めです。

最初に鮭料理4品、白子の寒風干し、兜煮、生ハム、鮭の焼き漬け、が用意されて、運転なものでノンアルビールを飲みつつ、あぁこんな味だったと1年ぶりの鮭に舌鼓のお時間。

前菜を楽しんだ後、白ごはん、はらこの味噌漬け(イクラ)、三つ葉、お出汁が用意されました。
香の物は糠漬けで、塩引き鮭も少々。

はらこは、味噌漬けと醤油漬けの2種類がありますが、お店で供されるのは味噌漬けの方です。
ですが、味噌や醤油の味がするのかといえば、隠し味程度で、はっきりと舌が感じるものではありませんでした。通常のイクラに感じる微かな魚の風味や生臭さのようなものがなくなり、まろやかな味わいになっています。熟成の技、寝かせたイクラ(はらこ)、深みのある味わいです。

お土産に求めた瓶詰めの醤油漬け。その説明書きによると、

皮が柔らかく旨味の乗った大粒の卵だけを使い、山廃仕込みの純米酒に本節、椎茸、出汁昆布だしを合わせ、かえしに漬け込む、のだそうです。なるほど!

白ごはんの上から小鉢のはらこをそのまますべてかけました。
一粒つまんで口の中に入れると、漬け汁を吸っているので弾力があり、そのままのイクラのように、ぷちっと潰れることはありません。少し大きい印象ですね。

ご飯と一緒に食べれば、おぉ、これぞはらこ丼。
口の中は幸せいっぱい。三つ葉の香りも効いて、味わいながら噛み締めました。
付き合わせの出汁がこれまた旨い。

本当はやってはいけないのだろうけど、どんな味だろう・・・
誰も見ていないし、せっかくなので。

最後に、三分の一ほど残したはらご飯、そこにこのお出汁をかけてみれば、
一瞬で透明な汁が濁ります。
不味かったかなと・・・食べてみれば、さらっとしてコクもあり、これはこれで十二分に美味しい。
はらこの出汁茶漬け、次回もやってみようか、と不届きに思ったりしながら完食。

〆には麹のみで作った甘酒、ですが、別に頼んだ麹プリンがあります。
前回は朧豆腐の食感と書きましたが、木綿豆腐の食感でした。
ほっくりですね。
チーズケーキのような味わい。
麹を使うと、洋菓子のようなはっきりとした甘さではなく、とてもとても柔らかい穏やかな味わいに。この味わいが良いのかもです。

秋とか冬とか、また夏とか。
何度でも食べたい料理でした。

ご馳走様でした。

◯お会計

・はらこ丼 4,752
・麹プリン  471
・ノンアル  450

 +税 で 5,673円
(天安門)

  • 鮭料理4種

  • これが食べたくて・・

  • はらこ、味噌漬け

  • 香のものに、鮭も付いています

  • 今回はテーブル席

  • ひんやりと

  • お品書き

  • 暑い・運転→ノンアルで潤す

  • 前菜の鮭料理から・・

  • 鮭の白子・寒風干し

  • 鮭の生ハム

  • 兜煮

  • 鮭の焼き漬け

  • いよいよ!!!

  • 汁物はお出汁を飲みます

  • たっぷりとありますね

  • ↑ これに1年間憧れていました

  • 三つ葉をのせて準備完了

  • 禁断・出汁をかけてみました

  • デザートは麹プリンと甘酒

  • 木綿豆腐の食感です

  • 優しい甘み

  • お店正面

  • 黄門様が出てきそう

  • 暖簾がなかなかです

  • こちらで待ちます

  • 木目を出した漆器

  • 地元の器が並びます

  • 芭蕉の足跡

  • 街の由来・こういうの大好きなもので

  • コミュニティバスのバス停・お店の前にも

  • 井筒屋の駐車場・狭いので注意

  • きっかわの駐車場・ここに停めました

2025/08/30 更新

1回目

2024/08 訪問

  • 昼の点数:4.8

    • [ 料理・味4.8
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.3
    • | 酒・ドリンク4.0
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

新潟を代表する村上市の郷土料理サケ・「伝統的な鮭料理」をコースでいただきました

軒先や室内に吊るされた鮭。
料理の種類が100以上もあるという新潟県村上市の鮭料理。
一度は食べてみたかったので、お盆に、秋田へ行く途中で一日時間をとって立ち寄りました。

では、どこで食べようか、これが問題。

村上は古い町なので星付きから割烹、料亭まで選択肢は幅広くお好み次第です。
しかし、伝統的な郷土料理を数多く、となると限られてきて、こちらの井筒屋さん一択に。
8種類から22種類までのコース料理として提供されていました。
ただ伝統料理だから老舗かといえば、2017年から料理を出すようになった新しいお店です。
攻めの姿勢ですね。

食べログの投稿を読むと、当日朝9時半から当日分の席をお店で予約できるとありますが、これは運次第でもあるので、お盆の期間はどう考えても混雑必至だろうということで事前に予約をしました。

通常は火曜日が休業ですが、インスタを見るとお盆期間は無休のようでした。
希望日は8月15日。
予約の電話をしたのがは8月2日の午後、2週間前です。

お盆の15日、1名。
結果、14日は12時13時、15日は13時に空きがある、との回答です。
予約時に料理も決めるので、サイトを見て、14品のコース、プラスしてはらこ(イクラ)の醤油漬けを。

お店は北陸道のインターから近く、車で15分程度です。
駐車場を確認すると、店の斜め前に6台分あるが、徒歩2分の本店に大きな駐車場があり、そちらに停めてはと提案。このあたりはパーキングがないので、観光なら市役所にも停められる。
ただしお盆がどうなるのかは不明。と、親切に教えてもらえました。
丁寧でも事務的な応対が多いのですが、料理の内容からこちらの要望まで、きちんと聞いてくれるので 好感度・大 でした。

そして、15日です。
かなりの激暑で38度。
1時間前に到着でしたが、駐車場は満杯で、教えられた通りの本店きっかわさんの前になんとか場所を確保して一安心。

時間には余裕があるので、きっかわ本店の庭や家屋の内部をさらっと見学。
まるで街道筋の宿場町のような町並みもお見事ですが、この暑さです。
車で涼を取ってから13時前にお店へ。

入ったところには、本日満席・受付終了のお知らせが。
何組も入ってきては諦めて帰る光景がありました。連休やお盆には予約、大切ですね。

そうして名前を呼ばれお食事処にはいります。

1階には椅子席とお座敷、2階がお座敷の様子で、当然椅子席だと思っていましたが、お座敷に案内されたのは意外でした。
2組だけでした。
親子の3人組とお1人様。
4人は座れるだろうお座敷席にお1人様です。
早めに予約していたから・・・かな?

席に着いたところで、お冷とメニューが置かれます。
予め予約はしてありましたが、車なのでお酒は×。
ノンアルコールビール、そして麹のプリンを追加でお願いしました。

■そうして最初に並んだのは前菜の3品。

○鮭の酒びたし

 ・1年掛けて熟成させたもので地元では食べるときに煮干しを掛ける。
  旨みを感じるためにそのまま食べてください。

○鮭手まり寿司

 ・鮭の生ハムを低温で熟成させたもの。

○鮭の白子の寒風干し

 ・合わせ味噌に10日間ほど漬け込み、寒風に2ヶ月さらし、その後半年ほど熟成させたもの。

配膳の後、担当のお姉さんがテーブルの間に座り、それぞれの品について、どういうものでどうやって作られたか、を丁寧に説明してくれます。もちろん食べ方も、です。
発酵の奥深さが食べてみて感じられました。
しかし、数が多いので覚えきれません。
ここで登場するのが秘密兵器、iphoneの動画撮影、これですね。
料理を撮影しながら説明もすべてあとで聞き直せるので、良い思い出にもなりました。

■2番目に火鉢が出て焼きます

○酒びたしの皮 おどり焼き
〇塩引鮭

■焼き始めたら、ご飯と残りの料理がすべて並べられました。

○鮭の焼漬
○はらこの味噌漬
○鮭のかぶと煮
○鮭の生ハム
○鮭の白子煮
○鮭昆布巻
○鮭の飯寿司(いずし)
○鮭のきそ
〇鮭の中骨煮

・土鍋炊きご飯
・だし(村上茶+生揚醤油+鰹節)
・薬味(三つ葉・海苔・お漬物)

最初に皮の躍り焼きをしたあとに、鮭を2枚焼きます。
片側2分を目安に。
そうして1杯目のご飯では焼いた鮭をそのまま食べ、2杯目はおこげの上に鮭をおいてお茶漬けで。
1杯目は追加でお願いした、はらこの醤油漬けとみそ漬けを掛けて憧れのイクラ丼に。
生臭さなどみじんもなく、粒の大きなイクラが、こんなにやさしいお味、感銘する旨さです。
鮭もごはんと食べれば旨さが増して、漬物までおいしくいただきました。

■デザート

・コースに付いてくる甘酒はさらっとして自然の甘味が癖もなく滑らかでした。
・次いで追加の麹プリンですが、ほんのり甘みのおぼろ豆腐のような食感。
 こういう食感は初めてでやさしい甘味です。砂糖は入っていません。
 自然発酵の甘味でした。

食べ終わってみると、鮭は食べているけどいろいろな食べ方があるものでした。
本格的な郷土料理でしたが、秋から春までの寒い季節の料理、汁物や鍋も美味しいのだろうなぁ。
鍋やみそ汁も食べてみたいものですね。

ということで次回は22品、味わってみたいと思います。

  • ■焼いて食べる

  • ■いろいろな部位を食べる

  • ■イクラ丼で食べる

  • ■鮭茶漬けで食べる

  • コースメニュー

  • 基本8品コースの内容

  • 飲みもの・デザート

  • お1人様なのにお座敷へ

  • 昔の建物って落ち着きますね

  • 前菜3種

  • 車なのでノンアルビール

  • 塩引き鮭

  • 皮の躍り焼き

  • 塩引き鮭を焼く

  • 上右・はらこのみそ漬け 下左・はらこの醤油漬け

  • 別注・はらこ醤油漬け

  • 1杯目はいくら丼にして

  • かぶと煮

  • 鮭の焼き漬け

  • 珍味・鮭のきそ

  • 鮭の白子煮

  • 鮭の飯寿司

  • 鮭の昆布巻き

  • 2杯目はおこげご飯

  • 出汁入りのお茶をたっぷりと

  • さけ茶漬け

  • 麹プディング

  • 甘酒

  • 井筒屋外観

  • 正面

  • 入り口

  • 井筒屋

  • 松尾芭蕉の縁について

  • 入り口内側

  • 1回エントランス

  • 工芸品も販売

  • お土産の鮭

  • 駐車場は近くのきっかわの前

2024/09/01 更新

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