いけずな京男さんが投稿した三忠食堂 本店(青森/弘前)の口コミ詳細

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京都・奈良、時々四国・山陰・九州、夏は東北、気分で東京・名古屋、沖縄&南の島が好き

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この口コミは、いけずな京男さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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三忠食堂 本店弘前/食堂、そば、ラーメン

2

  • 昼の点数:5.0

    • ¥1,000~¥1,999 / 1人
      • 料理・味 5.0
      • |サービス 5.0
      • |雰囲気 4.8
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
2回目

2025/11 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

秋の弘前で「焼き干し」のスープを味わう中華そば・津軽そば、1日で2回食べました

秋の弘前まで京都から車で来た目的は3つありました。

・前回食べられなかった「焼き干しのスープで作った中華そば」、食べたい。
・りんご畑の真ん中、りんご公園で開かれる 収穫祭 を見物、木にたわわな真っ赤なリンゴを見ること。
・あと2年ほどで廃線になる弘前と大鰐温泉を結ぶ弘南鉄道に乗っておくこと。

前回同様、開店15分前には駐車場に到着。
女将さんらしい方が店の前を掃き掃除、そして打ち水。
5分ほど早くご主人が暖簾をかけ、車にいるおっさんを見て片手をあげてくれました。

入店です。
中華そばとハーフサイズのカレーライス、1500円のセットをオーダー。
この時期でしたから、店内のTVではドジャースのワールとシリーズ。
北の国でも見たいものは同じということで・・・。

しばらく画面に釘付けになっていると、はい、どうぞ。

東北で嬉しいのは、あらゆる料理で、漬物、が提供される機会が多いこと。
これです。漬物付きとしては、これほど嬉しいことはございません。
初めての秋、東北。
添えられていたのは、食用菊と蕪でした。
少し酸味のある菊。
白ごはんが欲しくなってしまいます。

そうして中華そば。
普段食べている京都の豚骨醤油味、とは、別物でした。
ラーメンのコクとは違って、鯖節には、魚の香り、一切ございません。
単独なのか、焼きぼしとのミックスなのかは
聞きそびれてしまいました。
いずれにしてもすっきりとした硬派な喉越し。
津軽そばと同じですね。
昔の中華ってこうだったような気がしました。
さらっとしてツルツル。
食べやすくてお腹が落ち着く味わい。
さっぱり、そんな印象でした。

カレーライスは、昔風で、メリケン粉が鈍感下にも感じられる。
グリーンピースといい、昭和のお味です。
福神漬けもグッド。
とても美味しくいただきました。

さてさて。

食後は車で15分ほど走り、リンゴ公園へ。
周囲はリンゴ畑で、遠くの岩木山まで続く、リンゴ王国弘前の絶景です。
収穫祭ということで、近隣ファミリーが集合。
親父半分くらいは、車の中でドジャース観戦という具合で。
真っ赤なリンゴが木々に連なる様子はいいですねぇ。
その前で世界一というお高い品種も1ケ500円と現地価格なもので買い漁り、
詰め放題にも参加。300円也。満喫しました。

雨がポツポツしてきたので退散して、今度は中心部、弘前城前にある中央駅へ。

2年後に廃線となる大鰐線(おおわに)。
弘南鉄道にふたつある路線のひとつです。
終点の温泉のあるJRの駅までを往復してきました。
沿線にもリンゴ、車内のお飾りもリンゴ。
高校生が自転車で乗り込んできたのは初体験でしたが、
地元密着、大人はたぶん車なので、学生や高齢者に使いやすい配慮かな。

戻ってくると大雨です。
しっかりとした降り。

あとは盛岡まで移動するだけなので、それならばもう一度。
午後3時過ぎ。
再び三中食堂へ。

土砂降りなっている中を飛び込むと、さすがにおじさんがテレビを。
貸切でした。

ここはやっぱり、津軽そば、これしかございません。
りんごのコップにお水。
そして、漬物に代わってりんごが添えられた津軽そば。

写真をご覧になればお分かりのように、そばなのに、レンゲ、付いておりますね。
繋ぎが小麦ではなく大豆!!!
箸で麺を摘みかける瞬間からほろほろほろほろと千切れて行きます。
崩れ落ちてゆく感じかもしれません。
なのでレンゲを使って食べてね、という配慮ですね。
当方は最後は出し汁まで全て飲んでしまいますから大丈夫なのですが、
スーッとして飲む出汁の爽やかさは半端ではありません。
旨い、美味かったぁー。

あまりに幸せだったので、最後はご馳走様でした、
おじさんに最敬礼して店を後にしました。

  • 開店したばかり・水打ちしてました

  • 焼き干し中華そば

  • 秋なので食用菊の漬物

  • ラーメンとは一味違います

  • カレーはハーフで

  • ↑ 北国でも皆さんドジャース見てました

  • 夕方もう一度訪問

  • 津軽そば・リンゴ付き

  • 弘前・リンゴ公園・収穫祭

  • 地元・畑の中なので、安い!

  • りんごの詰め放題!!!

  • この風景が見たかった

  • もうすぐ廃止になる弘南鉄道

  • 大鰐線(おおわに)

  • 弘前城-温泉町を繋ぎます

  • 自転車の高校生も乗ってます

  • 始発はお城の近く

2025/11/26 更新

1回目

2025/08 訪問

  • 昼の点数:5.0

    • [ 料理・味5.0
    • | サービス5.0
    • | 雰囲気4.8
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥1,000~¥1,999
    / 1人

夏旅・青森 映画「津軽百年食堂」のモデルになったお店で、津軽そば+カレーライス

青森だけの津軽そば。
つなぎに小麦ではなく大豆をすり潰して使う独特のそばで、二年前から食べ歩きを始めています。

・青森駅前の駅そば
・弘前の駅そば
・弘前・虹のマートにあるお蕎麦屋さん(製麺所なので麺も買えます)
・弘前城前のそば割烹、野の庵
・五所川原駅前のバス待合所にあるお蕎麦のお店
・そうして三忠食堂
・この他に三忠食堂と同じ、焼き干しから出汁を取るラーメンが青森市や八戸に点在しているの
 でこちらも食べ歩くと美味しい旅になるのかも。

最初に訪れたのは2023年の夏。
午後に訪問すると、売り切れ閉店の文字。
お盆の頃でしたから混んだのかもで、広島ナンバーのお兄さんと笑いながら、どちらも中みそラーメンの店に向かったことでした。

なので今回は気合を入れて、灼熱の太陽の中、開店30分前には駐車場に一番乗り、誰もいない、と根性で待機しておりました。

そうすると、開店時間の10分前、中からテレビで見たことのある店主のおじさんが登場。
暖簾をかけてチラリとコチラを見ると向かってきます。

食べにきたの?
もう開けたから食べて行って・・。

前回とは違って早めに店主直々のご案内をしていただきました。
70代半ばを過ぎたくらいのはずですが、若く見えました。

しばらくは貸切状態です。
津軽そばとカレーのセットがあるというので、お願いしました。

これもテレビで見ましたが、普通の醤油の味付けをした蕎麦つゆと焼き干しを出してくれて、頭とハラワタを取ってから作る煮干し。味見をさせて貰いました。
焼き干し、齧ると香ばしい。
何度もしたであろう出汁のお話を丁寧に。

そうして出てきた津軽そば。
汁を一口流し込めば、なるほど癖のないすっきりとした味わいのお出し。
雑味のないお出しでした。
そうして箸で掬うとすぐにほろほろと千切れて行く柔らかい麺。
麺は一晩寝かせて茹でたものを、再度サッと湯掻いて出してくれるそうです。
いくらでも食べられそうなそばでした。

次いで、セットにしてもらったカレーライス。
昭和の昔からのカレーライス。
東日本なのでビーフではなくポークです。

一口食べた瞬間、旨い!!! 旨すぎる!!!
懐かしのカレー味とは別物な美味しさにかなりの衝撃。

聞けば、そばと同じ出汁を使っているそうで、これほど美味しいと思ったのは初めてのカレー。
見た目はシンプル、辛さも優しめの味わい深い一皿。
そば以上の感動でした。
何度でも繰り返して食べたいなぁ。

訪れたのは8月11日。
これを書いているのは10月30日。
明日の早朝に出発して、今度は焼き干しのラーメンも食べようかと。
フランスガイドの星よりも個人ではとても素敵なお店だと感じ入りました。
行ってきます!


⚫︎再放送あるかも NHKは時々再放送するのでこのお店が出てくる番組ひょっとしたらです。

 ・NHK 100カメ百年食堂
 ・NHK RAMEN JAPAN 青森

 この他にDVDで 津軽百年食堂 という映画もあります。
 私はヤフオクで650円で買いましたです、はい。

  • 津軽そば

  • セットで1,500円也

  • 歌舞伎の招きみたいな・・

  • グリーンピースが昭和してます

  • 端で掴むとポロポロと

  • 焼き干し

  • 普通のそばつゆ

  • お水はりんごのコップで

  • メニュー

  • 津軽の百年食堂案内

  • 津軽弁 ↑

  • 右が入り口

  • 奥から入り口

  • お店の真ん中

  • お店の奥

  • 椅子のお座部もいい感じ

  • このしつらえ、◎

  • 暖簾がかかると開店です

  • お店の左が駐車場

  • 駐車場は入り口の左右2台ずつ

  • ↑ 2023年8月・初訪問はこれ ↑

  • 玉砕でした ↑

2025/10/30 更新

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