いけずな京男さんが投稿した笑味の店(沖縄/大宜味村)の口コミ詳細

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京都・奈良、時々四国・山陰・九州、夏は東北、気分で東京・名古屋、沖縄&南の島が好き

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この口コミは、いけずな京男さんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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笑味の店大宜味村/沖縄料理、カフェ

1

  • 昼の点数:4.5

    • ¥5,000~¥5,999 / 1人
      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.3
      • |CP 4.1
      • |酒・ドリンク -
1回目

2025/07 訪問

  • 昼の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.3
    • | CP4.1
    • | 酒・ドリンク-
    ¥5,000~¥5,999
    / 1人

沖縄ローカル路線バスの旅・やんばるの長寿村でいただく、琉球のおばんざいご飯

料理や食べ物の番組が好きで、面白そう、と思うものは録画予約をして見ています。
いつ見たのか記憶がさだかでは無かったので調べてみると、2018年の旅を2019年に、NHKBSで放送した「NYシェフが巡る日本発酵の旅」(確かこんなタイトルだったような)という番組がありました。味噌や醤油、漬物などを訪ね歩く旅ですね。

そのひとつが沖縄「笑味の店」でした。
どれも美味しい、とアメリカ人シェフ夫妻は食べていましたが、その後、近くの畑で90歳のおばあちゃんが野菜作りをしているのを見て、驚き、感動していましたね。印象的なシーンでした。

沖縄の料理は全く食べたことがなかったもので、以来、どんな味なのか、食べて見たいと願っていたので、今回、山のカフェに続いて訪れることにしました。
場所はやんばる(山原)と呼ばれる沖縄の北部への入り口、自然が残っているあたりです。
営業は金土日月の週4日間。

那覇を朝にたち、昼前に到着という、バスを2本乗り継いでの路線バスの旅でした。
バス停を降りれば、手作りの看板があるのでお店はすぐに分かります。

完全予約制で、予めホームページのメニューを見て予約をしておきます。
それは、手作りの地元野菜の料理なので、作りすぎて無駄にしてしまったり、材料が足りなくなって料理が提供できないことを避けるための仕組みのようでした。皆さんのリポートを読むとかなり前から予約をしないと取れないという方も見受けられますね。
私の場合は今回金曜日で、1週間前でOKでした。運が良かったのかな?

有名な郷土料理ではなく、地元で普段食べられているものをベースに少しアレンジしたものが提供されます。京都風に言えば、田舎のおばんざい御膳、そんな感じかなぁ。

で、予約したのは、殆どの人がオーダーをする代表的なメニュー、まかちくみそーれ(お任せください)という名前の定食と、帰ってからホテルで食べたくて、炊き込みご飯・ジューシーもひとつお願いしてありました。

バスを降りたのが11時20分頃、開店は30分。
目の前の海を眺めたり、お店の前の畑を覗いてぴったりに入店です。

平日なのでかな・・と思いつつ入るとなんと1番でした。
席は全て予約席なので、おひとり様でしたがテーブル席に案内されました。
そこから、女性1名、中国語のカップル、欧米系のカップル、10名ほどのグループなど、あっという間に満席です。その後何組か訪れてきましたが、予約がないので、ごめんなさいの感じでした。

お客さんは皆さん年齢高め、意識も高めな雰囲気で、地元らしい料理を楽しみに来られている様子。
やがて、、、10分ほど待って、何しろ1番なもので、最初に提供されました。(詳細は写真参照)

最初は味噌汁から。
ゆし豆腐にはんだまという名の葉、瓜のような野菜も入って味は淡い感じ、塩味の軽い関西風なものでした。
パパイヤは青いものを刻んで炒めて使うようで、その後に出汁醤油で煮るそうです。
さっぱりとしたしゃりしゃりの食感。優しい味わい。
もずくの下に麺を添えた小鉢。
黄金麺というお店オリジナルのものでシークワサーの油、香り、色を生かしたものだそうです。

全体に淡く甘い味付けの料理ですね。
この辺りでは調味料に醤油より味噌を多用するという、そんなお味。
それから塩味や醤油系の味付けは、味噌汁くらいでした。
なので穏やかに食べる南の島のご飯、美味しくいただきました。

料理を作っていただいたマダムは、料理好きな女性なイメージですが、東京の学校で学んで管理栄養士になり、病院にお勤めの後は、沖縄で給食などを指導するお仕事をされていました。
その後、このお店を開き、地場の野菜や、シークワーサーを使った料理を作り出したり、研究や試行錯誤をされてきて、今や70代後半。2003年に出版された「おばぁの畑で見つけたもの」という著作で歴史を勉強して出かけました。

一口に郷土の料理とはいっても深いものがありますね。
機会があればまだまだ訪ねて、季節の味を食べられたら嬉しいです。

ご馳走様でした。


ネットで調べるとまとめて詳しいことが書かれてはいなかったので、今回のお出かけでバスを利用したローカルな旅、まとめて見ました。参考までにどうぞ。

◎行き方

・那覇からは、ゆいレール直結の那覇バスターミナルから高速バス利用が便利です。
 那覇空港からも可能ですがこんなに早く到着する便はないので、こちらがベスト。

・バスを2本乗り継ぎ、往復約7千円ほどかかります。沖縄は島ですが南北に結構な大きさでした。
 2名以上ならレンタカーが便利ですが、バスでくつろいでゆく方が楽しめるような・・。

・那覇/名護は高速バスに乗ります。東陽バスでした。共同運行なのでどの会社かは未定ですが111番、7:41発 9:20着がお店の開店にぴったり到着するバスです。バスターミナルの11番から出発します。9:30の67番に乗り継げますが、開店のかなり前に到着してしまい、周囲には何もないので名護で1時間ほど、セブンでコーヒーを飲むなどして過ごし、次のバスで行くのがベストになります。

・高速バスは会社により、クレジットのタッチが使えますが、現金のみもあり、片道2420円。念の為現金を用意しておいた方が安全です。ターミナルの乗り場前にファミマがあるので、ここで小銭を用意できます。111番は高速の各インターやバス停にも寄ります。病院や高校生、琉球大学の学生など区間利用が多いようです。

・名護では10:30発の67番に乗ります。片道970円。現金のみです。大兼久というバス停で下車します。帰りのバス停は反対側です。乗客はおじいおばあ、ばかりでした。

・名護から40-50分くらいかかります。お店の開店が11:30なので到着してすぐに開店という具合です。帰りのバスは12:43なので1時間10分。ゆっくりと食事をして10分前にはバス停に戻れました。
・運が良ければ、帰りは名護バスターミナルで117番の高速バスに乗れます。
 間に合わなくとも30分ほどで111番がありますので大丈夫。
・どのバスも前乗り、前降り、でした。

  • お店の前に置かれていました

  • 本日のおまかせご飯

  • 玄米とジューシーのおにぎり

  • ハイビスカス

  • さっぱりとしたパパイヤ

  • 甘いぬたに似た味わい

  • もずくを乗せた麺

  • 7月4日に咲いていた花

  • きびなご

  • 煮込んだ豚肉・牛蒡・昆布・オクラ

  • 玉子でとじたチャンプルー

  • 島らっきょ

  • 2種類のアンダギー

  • ゆし豆腐と野菜の味噌汁

  • これは初めて見ました

  • 果物入り自家製ヨーグルト

  • お持ち帰りでジューシーのおにぎり

  • 今はお休み中・カフェの入り口

  • この奥がお店です

  • 入り口あたり

  • 料理内容のご案内

  • お店の紹介

  • 開放的な店内

  • 奥にもテーブル席

  • 明るい雰囲気でした

  • おひとり様にしていただきました

  • 自家製のドレッシングなど

  • 自家製のタレ・ポン酢をお土産に

  • レジ・著書が置かれています

  • この2冊を読みました

  • サインいただきました

  • 形も南の島特有

  • 笑味の店・畑

  • 笑味の店・畑 2

  • 笑味の店・畑 3

  • 南国の花

  • 黄色い花はどこにでも咲いていました

  • 到着した最寄りのバス停

  • 時刻表

  • 帰りのバス停

  • 名護までの時刻表

  • 赤い建物を右折するとお店です

  • 道端にも南国色の花

  • 那覇バスターミナル・ゆいレール旭橋駅と繋がっています

  • 11番のバス停から乗車

  • バス停前にはコンビニもあります

  • 名護まで約1時間40分の旅

  • このバスは現金払いでした

  • 那覇/名護は2420円

  • 名護バスターミナルに到着

  • この奥からローカルバスに乗り継ぎます

  • 外にはセブンがあるのでバス待ち時間にコーヒーでも

  • 名護から67番のローカルバスに乗ります

  • 40-50分くらい乗ります

  • おじい・おばあばかりでした

  • ローカルバスって落ち着きますね

  • 海が近くになると到着

  • 帰りの高速バスは新型でした

  • クレジットのタッチ払いできました

  • 名護市内循環バス・なご丸

  • 名護市内循環バス

  • 111高速バス

  • 琉球バス

  • 沖縄バス

2025/07/14 更新

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