2回
2023/12 訪問
一杯の完成度が相当高い店だと思います。
複数回目の訪問。平日午前11時過ぎに店に到着しましたが、並ばずに入店できました。これが土日だと、店前に多少行列ができます。
入店後、食券を買って特製ラーメン(1,100円)を注文。待つこと約5分で提供されました。
この店を初めて訪問する方が、もしも注文に迷ったら、私はつけめんよりもまずはこの「特製ラーメン」を推奨しますね。この店の良さが最も凝縮された一品だと思うからです。
かりに食べログの点数評価に「盛り付け」という項目があったとしたら、私は迷わずこの特製ラーメンに満点をつけたいです。
まずは具の話から···。
歯ごたえのある肉厚のメンマ、細かく丁寧に刻まれたネギ、チャーシューは鴨が一枚とスモークされた豚が2枚。
煮卵は、割ると中心部の黄身だけがとろーりと流れ出てくるベスト・オブ・ベストな状態。温度管理をどんだけうまくやると、こういう逸品になるのでしょうか?作り手の意気とこだわりを、思わず想像せずにはいられません。
それらに、別添えの辛肉玉を入れて味を整えます。
出汁は、鶏がら、煮干し、昆布かな···。スープは、もう少ししょっぱい方が好みの人もいるかも知れませんが、私はこのくらいの味つけの方が好きですね。それぞれの出汁の素材の深みが感じられて、コクを感じながら結局最後まで飲んでしまいます。
麺は、一杯目はコシのあるストレート麺です。歯ごたえも申し分なし。麺を食べ終わると、すかさず替え玉(150円)を注文します。替え玉は一杯目よりも細い麵。茹で時間を短縮して提供するため、あえて細麺にしているのでしょうか。私は一杯目の麵の方が好きなのですが···。
ちなみにラーメンの入ったお椀は妙に断熱性があり、ラーメンを食べ進めていってもずっと中身はアツアツのまま。ほぼ最後までおいしく食べられます。
具、スープ、麺の絶妙なバランス。味がおいしいのはもちろんですが、すべての素材が調和して、そこに細かい手が加えられて、とても芸術的な一杯に仕上がっています。本当に素晴らしいと思います。
2023/12/15 更新
古い写真を整理していたら、“12月” の日付の写真がやたら多いことに気がつきました。無意識のうちに、一年の想いを収めたくなる気持ちの現れでしょうか···。
食事だってそうです。一年の終わりには、自分が最も食べたいと思うものを食べておかなくては、、と思ってしまいます。別に、年が明けてからでも食べられるというのに···。
そんな気持ちを抱きつつ、ついついこの店を選んでしまいました。
「特製ラーメン(1,180円)」を注文。約5分で提供されました。
相変わらず美しい盛りつけです。
器の中央には、青ネギを細かく千切りにしたものが添えられており、通常の切り方よりシャキシャキとした食感が楽しめます。
太く柔らかいメンマも歯応え充分。素材選びへのこだわりが感じられますね。
チャーシューはあっさり目の鴨肉が1枚、ローストされた豚肉が2枚。
そして、具の中で何より特筆すべきなのが味玉(煮卵)です。黄身部分はほどよい半熟。それをかじると、黄身の一部がとろ~りと溶けてくる二重構造になっています。
温度管理を一体どれだけうまくやると、このような食感になるのでしょうか。作り手のこだわりや技術力の高さを、毎度想像せずにはいられません。
スープは、高田馬場の名店『渡なべ』の系統を引き継いだ魚介とんこつ(とんこつ・鶏ガラ・昆布・鰹?)です。
他のラーメン店を食べ歩いてから、ふとこの店に戻ると感じるのは、スープの塩分がギリギリまで抑えられているところ。その分、出汁の旨みや素材の味を感じることができます。
(もしかしたら、もう少し塩分を足した方が、パンチが効いて万人ウケするのかも知れません。しかし、そこを敢えてギリギリまで塩味を抑え、出汁や素材とのバランスの折り合いをつけたところも、この店のこだわりなのでしょう。)
味がおいしいのはもちろんですが、すべての素材が調和して、そこに細かい手が加えられて、とても芸術的な一杯に仕上がっています。本当に素晴らしいと思います。
君こそ練馬の誇り!今後ますますの飛躍に期待したいです。