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昼の点数:4.2
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¥1,000~¥1,999 / 1人
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12年ぶりの里帰り···。一杯の博多ラーメンに、50男が涙する
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2025/05/09 更新
12年ぶりの里帰り···。とは言え、実家はすでに引き払ってしまっているため、とくに行くアテはありません。
それなら、ということで、今年で創業38年となる人気ラーメン店「博多一番」さんを訪問することにしました。
約12年ぶりの訪問···。平日の12時40分頃に到着しましたが、時折外に数名の待ちが出るほどの盛況ぶりです。
味玉・海苔・もやし・明太子の入った「一番ラーメン(980円)」を「カタコテ(後述)」で注文。しかし、ここからが長かった···。
店員さん2人のオペ。せわしなく動いてはいるものの、なかなか注文を捌き切れない様子です。
まあ私自身は、先を急ぐ旅でもなし。ゆっくりと店内を見渡しながら、しばし昔の想い出に浸ることにします。
35年前と変わらない場所に、福岡市の古びたポスター···。
昔はここに、元気な大将がいました。福岡県出身で、38年前に脱サラしてこの店を開いた方です。
当時、相模原市出身の自分にとって、「ラーメン」と言えば、それはもう “しょう油 ” ラーメンのことでした。そこに、 “本場の味 ” をウリにしたとんこつラーメン店が突如、黒船のように現れたのです。
その味の衝撃たるや、いまだに忘れることができません。それからは何度も、家族で足繁く通いました。
外食嫌いの亡き父親も、この店に誘うと喜んで付いて来たっけな···。
「博多一番」は、そんな一家団らんの想い出の場所でもあります。
40分後、ようやくラーメンが到着。早速、ゴマと辛し高菜、おろしニンニクを加えて、いただきます。
味はほぼ昔のまま···。旨みやコクは勿論のこと、とにかく味が格別にうまい!
大人になってから、私も何度か本場・福岡で博多ラーメンを食べましたが、やっぱりここ(博多一番)のとんこつラーメンがいまだにナンバー・ワンです。
なぜだろう。。。
強いて言うなら、すごく香りがいいんですよね。その香りの正体が何なのか、皆目分からないのですが、この店のラーメンの “香り ” に勝る博多ラーメンには、いまだに巡り会えておりません。
帰り際に、見覚えのある店員さんに挨拶。店員さんも12年ぶりの私の顔を覚えていてくださいました(^^)
思わず質問をしてしまいます。
「大将はお元気ですか?」
と···。
首を横に振る店員さん。ああ···。
覚悟はしていたものの、現実を知るとやはりつらいものがあります。
帰りの路線バスの中···。遠い昔の記憶に再びタイムスリップします。
「へぇー、博多には “替え玉 ” っていうシステムがあるんですね!お腹の空き具合を見ながら麺を注文できるなんて、面白いシステムだなぁ···。」
「麺かため・スープコッテリのときは “カタコテ ” と叫ぶんですか?じゃあ自分も今日は “カタコテ ” で!」
当時中学生だった私に、そんな博多のラーメン文化を教えてくれたのも、大将とこのお店です。
色黒の大将の、クシャクシャっとした笑顔。一家団らんの想い出···。
そんなことを考えているうちに、自然と涙が溢れてきました。一杯のラーメンで涙を流したのは、今日が生まれて初めてかも知れません。
前述の通り、大将は1987年、脱サラをしてこのお店を始めました。
「やっぱりね、店をやるからにはトコトン本気で味を追求しなくちゃね。」
そんな大将の言葉が、ふとまた頭をよぎります。
大丈夫!人や時間は流れてゆこうとも、店はそこにあり、味はしっかりと受け継がれていきますから···。
私の出身地・相模原に、最高の “博多ラーメン” と “博多のラーメン文化 ” をもたらしてくれた亡き大将。心から敬意を表し、私の中では今までの最高評価4.2を進呈します。
ありがとうございました。