Geric Planktonさんが投稿した鳥よし(宮城/あおば通)の口コミ詳細

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Seeking the Last Meal of My Life

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鳥よし青葉通一番町、あおば通、広瀬通/焼き鳥

1

  • 夜の点数:4.5

      • 料理・味 4.5
      • |サービス 4.0
      • |雰囲気 4.5
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク 4.0
1回目

2016/10 訪問

  • 夜の点数:4.5

    • [ 料理・味4.5
    • | サービス4.0
    • | 雰囲気4.5
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク4.0

【追憶の軌跡】焼鳥店における古刹的存在。

数々の焼鳥を食してきた。
が、巷で有名な店に肩を並べる店に出会えるとは、想像だにできなかった。

大人数で訪れる店ではない。
一人あるいは二人で訪れるのが最善である。
BGMもない店内は、常連客と焼鳥を焼き上げる音が調和する。
「とりあえずセット」というこの店を代表する焼鳥達がラインナップに並ぶ。
注文から串を入れるこだわり。だからこそ肉の鮮度が高く、じっくりと丁寧に焼き上げることで、肉の弾力と旨味、そして肉汁が口の中で溶け合う。絶妙な塩加減がビールを呼び覚ます。
セットに含まれていない焼鳥はもちろんオプションで注文。
その中でも「つくね」は傑作と言ってふさわしい。
さらにニンニクをオリーブオイル漬けにしたホイル焼きは圧巻である。味噌を付けて食せば、オリーブオイルが深く浸透したニンニクを味噌がまろやかに抱擁して食道を突き抜けるのだ。
締めは「じゃが丸」というじゃがいもバターホイル包み焼きが定番だ。
注文から出来上がるまで約40分以上かかるゆえ、最初に注文するのが極意である。
焼鳥の饗宴に酔い痴れ、いよいよ満腹の限界値が訪れようとしても、バターが行き渡ったじゃがいもは、もはやその限界を容易に突き破り、新たな旨味への境地へと誘うのだ。

2023/12/24 更新

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