しんのすけ08さんが投稿した草喰 なかひがし(京都/出町柳)の口コミ詳細

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草喰 なかひがし元田中、茶山・京都芸術大学、出町柳/日本料理

1

  • 昼の点数:4.2

    • ¥10,000~¥14,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.1
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.0
      • |酒・ドリンク -
1回目

2024/06 訪問

  • 昼の点数:4.2

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.1
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.0
    • | 酒・ドリンク-
    ¥10,000~¥14,999
    / 1人

四季を感じる様々な食材の料理を堪能。

白川通と今出川通りの交差点から銀閣寺の方へ歩く場所に佇む、1997年開業の日本料理店。 

店主自らが大原の野山や畑に出向き、季節の野草、山菜、野菜を採取した食材を料理として提供することで有名なお店です。
「ゴ・エ・ミヨ」2024年版では4トックを獲得しています。
「ミシュランガイド京都・大阪2024」でも二つ星を獲得しています。

前々から行きたかったものの、なかなか予定が合わせられなかったお店でしたが、予約が取れ心躍らせその日を待ってました。
この日は200回ほどの電話で予約が取れました。

平日の12:00に予約して訪問しました。

新規の場合、前月の1日に電話受付のみの完全予約制ですが、常連さんは店舗で5ヶ月先までの予約が取れるため、食事が始まる前に次回の予約を取るため大忙し(笑)

この日も1階の12席のカウンターは満席状態。
隣の人と肘が当たりそうなほど少し狭目なので、敷居の高い料亭というよりは少し高めの割烹の様。
料理の内容を考えれば当然ですが、お客さんの年齢層はやや高め、そして関西特有のアットホームな雰囲気。


飲み物は、『兎』(冷たい緑茶)を頂きました。

〈八寸〉
六ツ目網の竹籠をに大葉虎杖の葉を敷いて器にしています。
みずの白和えとお浸し、コールラビとコリンキーの寒天固め、根曲がり竹、わらび、琵琶ます寿司、煮青梅の梅肉乗せ、新ごぼうとふきの葉の湯葉巻き、そら豆。
様々な野草、山菜、野菜で表現された八寸。
根曲がり竹もそのままではなく、花山椒を根元に挟み味に変化を出しています。

乾燥させたつくしで春を名残らせ、籠の蓋には紫陽花が添えられカエルに見立てた皮ごと焼いたそら豆などで初夏を表現する世界観を愉しむ。

〈椀物〉
素揚げした加茂茄子が入った白味噌椀。
スライスしたアスパラをさざ波に見立ててます。
優しい味付けのお椀ですが、賀茂茄子の上にちょっぴり添えられた辛子がアクセント。

6月は雨が多い時期も金雨、銀雨で楽しもうと器(椀)に模様が付いているそうです。

〈焼物①〉
鮎の塩焼きとたで酢。
出汁を浸透させた赤玉ねぎを波紋、ヤングコーンを釣り竿に見立てたお皿です。
赤玉ねぎの上にのっているのは、漢方薬にも使われるキハダの実。

鮎は頭から丸かじりできるほどこんがり焼かれてて、酸味と爽やかな辛みのたで酢と相性抜群。
鮎を釣っている様子を表現したちょっとした遊び心が楽しい。

〈合間に炊き上がったご飯を少し頂く〉

〈お凌ぎ〉
鯉の皮の湯引き、鯉の骨の煮凝り、夏大根、冬大根の新芽(かいわれ)、茎ミョウガ、朝風きゅうりもみに、その絞った汁で作ったムース、生姜、赤しそ、実山椒、トマト、山椒の葉。
それらが入った器は緑を中心に色鮮やかに美しく盛られているのですが、混ぜ混ぜして白醤油をかけて頂きます。

三か月間地下水で飼いならし臭みを抜いた鯉を使用しているので、川魚特有の臭みはない。
白醤油の入ったガラスのお皿は、ワイングラスの底をカットして裏返して使っているそうです。

〈炊物〉
四角く底の深い器には、鰹の生節、破竹、虎杖、ふき、モロッコいんげんが出汁に浸ってます。
京都らしい優しい味付けの出汁が楽しめる一品。
器に残った出汁も飲み干してしまいました(笑)

〈焼物②〉
続いて追加のスペシャリテです。
この日はよもぎと山椒と白味噌のソースが添えられた鹿肉を選びました。
四角いお皿がキャンパスのように美しい。
赤が鮮やかな鹿肉のローストは柔らかく、適切に処理されてるため臭みも全くない。

〈食事〉
ある意味こちらのの店のメインともいえる定食ですが、竈で炊いた炊き立ての白米、めざし、お新香、わらび、お味噌汁。
ここまでしっかりと食事をしているのに、目の前に現れたシンプルながら極上の定食に感激。
改めて、日本人であることを認識させられる。

白米をカラスミごはんに変更可能です。

〈水物〉
葛の葉の上にのった器の中には、紅茶のゼリー、よもぎと豆腐で作ったシャーベット、果物(いちご、ブルーベリー、びわ、ココナッツ)が入っており、普段なかなか見ない珍しい組み合わせでですね。
綺麗に盛り付けてあるので勿体ないような気もしますが混ぜて食べて下さいと。
初夏にぴったりの爽やかな味の甘味で締めくくり大満足です。


そう言えば、息子さんが東京で開いてたイタリア料理店を辞め京都に戻って来られてて、岡崎の方に新しいイタリアン出したから食べに行ってねって紹介されました。

今回は予約が間に合わなかったので次回の宿題。

2025/02/18 更新

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