1回
2024/10 訪問
閑静な住宅街で輝き続けるフレンチレストラン
オレンジのクルスティヤン パッションフルーツのシャーベット添え
オレンジのクルスティヤン パッションフルーツのシャーベット添え
オレンジのクルスティヤン パッションフルーツのシャーベット添え
オレンジのクルスティヤン パッションフルーツのシャーベット添え
2025/02/18 更新
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西28丁目駅、円山公園駅から徒歩数分にある、1990年開業のフレンチレストラン。
若手料理人が腕を競う「CHEF-1 グランプリ 2021」で見事優勝した下國シェフが4代目料理長をしていたことで存在を知ったこちらのお店。
以来気になってて訪れたかったものの、中々タイミングが合わず訪問できていなかった。
※すでに下國シェフは退職しています。
「ゴ･エ･ミヨ」で2019は3トック、2020は2トックを獲得。
「ミシュランガイド北海道2017」で1つ星を獲得。
平日の12:00に予約して念願の初訪問です。
前回の札幌訪問でも日程が合わなかったので、今回は予定をやりくりしてなんとか。
お店は、北海道神宮や円山公園近くの閑静な住宅街にありましたが、ひっそりとではなく存在感を放っていました。
１階はフラワーショップ、螺旋階段を登った２階にお店がありました。
お店の中は天井も高く、席間は広めに取られててかなりゆったりと優雅な気分で食事が楽しめます。
そして何よりおひとり様でも楽しめるのが嬉しい。
〈アミューズ〉
「赤ピーマンのムース トマトのクーリ添え」
さすがコートドールのスペシャリテです。
表面は艶々で抵抗感が全くないままスプーンが入るのに形は崩れない絶妙な柔らか食感。
そのまま食べてもクリーミーで味わい深いのですが、トマトの香りと酸味が加わると得も言われぬ美味しさが口の中を占領します。
思わずパンにもつけて食べてしまいました。
これもめっちゃ美味しい（笑）
「蝦夷鹿肉のリエット、十勝マッシュルームのサブレ」
サブレの上に、柔らかくてなるまで煮てほぐした一口サイズの鹿肉と薄くスライスされたマッシュルームと定番。
一口で口の中に入れてしまうせいか、臭みもなく柔らかくて美味しい。
〈冷製オードブル〉
「道産鰤のマリネと和梨のサラダ仕立て ビーツのソースを添えて」
一度スモークされ旨味がぎゅっと閉じ込められた鰤のマリネ。
説明を受けないと分からなかったのですが、上に乗ったしゃきしゃき食感の和梨。
ビーツのソースがたっぷりかかってるせいか、一瞬大根サラダかと思った（笑）
よく噛んでいると、瑞々しさと甘みを感じる。
でも、ビーツのソースの風味と味の方が強い。
〈温製オードブル〉
「昆布森産ムール貝ときゅうりのフラン ライムリーフの香り」
簡単に表現すると、ムール貝ときゅうりの茶碗蒸しかな。
ライムリーフを使っていることで、洋風というよりオリエンタルって感じ。
ほんのりと感じる酸味に濃厚でクリーミーなムール貝の味わいが絶妙で、これは美味しい。
〈肉料理〉
「名寄産ひまわり畑ポークのローストとらカルボナード 南瓜のモンブラン仕立て」
豚肉をビールで煮込んでて、南瓜のモンブラン仕立てになってる方は、ほろほろっとした食感のお肉。
もう一方は、程よい歯応えがあり肉々しい豚肉のローストで噛むほどにお肉の甘みを感じる。
〈メインデザート〉
「オレンジのクルスティヤン パッションフルーツのシャーベット添え」
デザートは4種類から選べますが、名前だけ見てもイメージが追いつかないのを選んでみた。
お花のようなデザートがやってきた（笑）
薄く焼いたキャラメル生地の筒の上にシャーベットが乗っかってる。
このままでは食べられないので横に倒してスプーン崩していきます。
筒の中にはクリームとフルーツがたっぷり入ってて、シャーベットと一緒に食べると強い酸味と甘みが口の中で暴れ回って楽しいです。
〈カフェと小菓子〉
最後にお茶菓子として小さなゼリーとショコラを頂きながら、紅茶を頂き終了です。
ショートのランチコースであるものの完成度はは高く、価格もかなり抑えられており大満足です。
次の宿題は、時間のある時にゆっくりと料理を楽しむです。