しんのすけ08さんが投稿したレストラン スノゥ(福岡/薬院)の口コミ詳細

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レストラン スノゥ薬院、渡辺通、西鉄平尾/イノベーティブ、フレンチ

1

  • 昼の点数:4.4

    • ¥6,000~¥7,999 / 1人
      • 料理・味 4.4
      • |サービス 4.2
      • |雰囲気 4.0
      • |CP 4.6
      • |酒・ドリンク 3.8
1回目

2025/02 訪問

  • 昼の点数:4.4

    • [ 料理・味4.4
    • | サービス4.2
    • | 雰囲気4.0
    • | CP4.6
    • | 酒・ドリンク3.8
    ¥6,000~¥7,999
    / 1人

地産地消をコンセプトに九州の食材をふんだんに使用した新北欧料理を満喫。

地下鉄薬院駅、渡辺通駅から徒歩5分ほど、日赤通りから路地に入りてくてく歩いていくと現れるマンションの1階にある、2020年開業のフレンチレストラン。

「ゴ・エ・ミヨ」2022で3トックを2023で2トックを、そして2024で再び3トックを獲得。

今回の旅行で最も楽しみにしていたお店の一つで、この日が待ち遠しかった。
こちらのお店は開業当初から行きたくて何度も予約の電話を入れるも、直前(1ヶ月前くらい)だと全く予約が取れなかったお店。
今回は、満を持して予約開始日の0時にアクセスしなんとか予約が取れました。

シェフに確認すると、ランチは6ヶ月先でも予約が入っててオンラインの予約開始日の3ヶ月前の1日でも満席になってしまってる日もあるとのこと。
これからますます予約が取れなくりそうな予感しかないですが・・・。

店内は、カウンター席とテープル席がありますが、ワンオペなので大勢はおもてなし出来ないとのことでランチ、ディナーとも2〜3組。

フランスだけでなく、ベルギーやデンマークのレストランで修行された経験もあるシェフの料理は「フレンチのテクニックをベースに新北欧料理(ニューノルディック)の概念で、九州の郷土性を表現する」をコンセプトとし、地元九州の食材をふんだんに使った料理になる。

嬉しいことに、テーブルの引き出しには沢山の種類のカトラリーが入っていて、好きなものを気兼ねなく使ってくださいとのこと。
外から順番にや使い回しなどもなく、カジュアルに楽しく食事ができます。

夜に宴会を予定していたこの日はノンアルコールのデンマーク伝統のドリンク、エルダーフラワーとレモンのドリンクを頂く。
シロップの甘みの後に、爽やかなレモンの酸味と炭酸がやってきて喉越しが心地よい。

〈アミューズ〉
「九州各地の味」
食材の産地に合わせて、九州の地図を模ったガラスプレートに並べている。
このプレートは、お店を構えるにあたりシェフが糸島のガラス工房に赴きオーダーメイドで作ってもらったそうです。

〔長崎県〕
県内で唯一の在来種である対馬地鶏のせせりの炙りを軽く炙ってて、柔らかい肉質て甘味を感じる。
〔長崎県〕
五島列島で水揚げされたキビナゴのマリネに、五島列島産のロマネスクとオレンジカリフラワーを使ったピクルス。
国内でも珍しい亜熱帯性気候のため春野菜の出荷が始まってるそうです。
〔熊本県〕
薄くてサクサクした食感の南関揚げ(乾燥させた油揚げ)の上に、玄界灘産の水イカとイカ墨ソースを乗せピザにしたもの。
普段はお味噌汁の具材に使うものなので、かなり変わった食べ方。
〔佐賀県・福岡県〕
有明産のコノシロ(コハダが成長した魚)を、北欧のニシンのマリネと同じ製法で骨まで柔らかくしている。
添えられた福岡県産のもものすけかぶの食感がアクセントになってる。
〔鹿児島県〕
鹿児島県産のカツオの腹皮(カツオで一番脂が乗った部分)のお刺身。
市場にはあまり出回らない部分だが、一本釣りで鮮度が良かったので生で頂く。

〈前菜①〉
「ニューノルディックのガスパチョ」
こちらのスペシャリテで、北欧のノルディック風にアレンジし酸味を効かせたガスパチョ。
酸味のあるガスパチョを真ん中のオリーブオイルのシャーベットと一緒に頂く新感覚の料理。
シェフがデンマークで働いてたレストランで出していた思い出のスペシャリテで、シェフが目の前で仕上げてくださいます。
シェフが修行していたデンマークでは、フレンチと違い料理に多彩な色を使わず緑のものが多いそう。

〈パン〉
九州産の小麦(ミナミノカオリ)を使用した3種類の自家製パンと九州産のバター(高千穂バター)。

「ロデル」
サクサクの生地に中はかなりもっちり
「フッカッチャ」
飴色玉ねぎを混ぜた香ばしいパンで、専用のフレバーバター(焦がしたバター)は、キャラメルっぽいくてとても美味しい。
「ほうれん草のクッペパン」
加水率高めのもちもちで、ほうれん草の香りが豊かで癖になる。

あまりにも美味しすぎて、帰りにパンも買って帰りました。

〈前菜②〉※写真撮り忘れ
「九州産サーモン/すじ青のり新わかめ」
九州電力が養殖している福岡産(豊前市)みらいサーモンを低温調理している。
北欧料理の技法の一つで、生でもなく火が入っている感じもしない独特な食感。
菜の花と新ワカメを付け合わせで、アサリとムール貝で作った出汁に、通常の4.5倍も香りが強い熊本県天草産のすじ青のりを混ぜててバターと共に漂う香りが強目のソース。

光沢がある綺麗なオレンジ色をしてたサーモンは身厚でしっとりとしてて生のようで生ではない不思議食感で、香りが強いソースとの相性がいい。

〈魚料理〉
「玄界灘産のお魚/トビナンブール/春野菜」
ふっくら仕上げたひらめを見た目が生姜のような糸島産の菊芋を使ったクリーミーなソース。
衣とひらめの身のふわふわ感が癖になりそう。

〈肉料理〉
「長崎県諫早産 諫美豚 とズッキーニ」
お米を餌にして育てた豚で、甘みが強い肉質がよく溢れ出る肉汁はサラッとしてて食べやすい。
付け合わせは、ひとつの食材だけを用いて色々な形にする技法で、ズッキーニのピューレ、サラダ、ロースト、ピクルス、クッキーをパウダー状にしたもの、スポンジケーキ。
毎月テーマを変えているそうで、今月はズッキーニ。
お肉は単体でも美味しいんだけど、ズッキーニが色んな形でお肉をサポートしているようで面白い。

〈デザート〉
こちらもお店の名物で少しずつ沢山の種類を召しあがって欲しいと19種類もある。

1段目が、ココアフィナンシェ、ココナッツヌガーティーヌ、九州産の柑橘(佐賀産みかん、熊本産天草オレンジ、宮崎産金柑のコンポート)、マンゴーシャーベット、自家製ガトーショコラ
2段目が、黒蜜風味のシュークリーム、桃のシャーベット、コーヒー風味のミルクセーキ、カカオクッキー、ラズベリーのシャーベット、ホワイトチョコでコーティングした糸島産玄米のポン菓子、自家製カヌレ
3段目が、ブールドネージュクッキー、いちごのムース、ヨーグルトのシャーベット、チョコサブレ、アーモンドサブレ

これが福岡のマダム達の胃袋をぎゅっと捕まえたデザート達か・・・。
最後のデザートだけでも、アフタヌーンティーができちゃいそうです。

初めてのお店だったのでランチからお邪魔しましたが、ランチはデザートがメインのコース、ディナーは料理がメインのコースだそうです。
ランチと比べ予約は取りやすいので、次回は是非ディナーを楽しんでくださいと勧め頂いたので楽しみだと思った次第。

2025/12/07 更新

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